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外伝 リュークとエリザヴェータ
屋根裏部屋も一杯
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ロニーさんが色々買い付けをして、僕がそれを収納。
準備が終わったので、商館へ向かう事に。
「王都ですか!気を付けて下さいね!最近姫さまが魔物に襲われていますし。」
アニョーゼさんがそう教えてくれましたが・・・・当事者の1人だとは言えない。
「はい、知っています・・・・あ、ロニーさんが来ました。」
ロニーさんが僕に気が付き、こちらへ来ます。
「やあリューク君すまないね、遅くなったよ。アニョーゼさん、これが依頼だよ。リューク君をお供にアフェール経由で王都へ行く事になってね。確認してくれないか?」
「はいロニー様、少々お待ち下さいね・・・・」
アニョーゼさんが何かしています。
そして・・・・
「はい、手続き完了です。道中お気をつけて!」
「ではアニョーゼさん、色々ありがとうございました。」
「いえいえこれも仕事ですから。ではロニー様もお気をつけて・・・・」
「ああ、命あっての何とかだからね、では!」
こうして僕はロニーさんと出掛ける事になったのだけれど・・・・
今回はロニーさんが用意した馬車で向かう事に。
自分のお店で所有している馬車みたい。
そして馬車でアフェールへ移動中・・・・
乗合馬車と違い、ノンストップ。
なんとその日のうちにアフェールに。
「専用の馬車って速いんですね。」
「まあ時に急ぐ必要もあるからね。この馬車は本来重い荷物を運ぶんだが、今はリューク君がいるから、荷物がない分早く移動ができるんだよ。」
「流石ですね・・・・ですがもう夜も遅いですね、どうされるんですか?」
「あ、あれ?そう言えば僕はここアフェールに店があるって言ってなかったっけ?」
「あ、そういえばそうでした・・・・」
「まあ、リューク君が寝る場所はちゃんとあるから、安心したまえ、ハハハハハ!」
よくわからないけれど、嬉しそうなロニーさん。
そのすいません、笑いのツボが何なのか僕には理解できませんした・・・・
【アフェールのロニー商会】
僕は初めて見たけれど、中々に大きな建物。
そして、変に豪華ではないけれどしっかり繁盛しているのが見て取れる、立派な建物。
「まあ、あまり派手なのは好きじゃないんだけどね、商人としてあまりみすぼらしい店では話にならないんだよ。なのでまあ、そこそこ金をかけて建てたんだよ。」
そう言いつ案内されたのだけれど、ロニーさんは店員?に挨拶もそこそこ、僕を店の奥へと誘います。
「すまないが荷物の出し入れを頼むよ。」
僕はキュールでロニーさんから預かった荷物を出します。
そして次に机が横にあって、机の上に置いてある荷物を入れるように言われます。
「すまないね、これを王都へ届けねばならないのだよ。」
そう言って幾つかの箱を僕に見せて・・・・
何やら色々ありますが、全て入れます。
「すまないね、出発は明日の朝。夕方には王都へ着くはずだからね、まあゆっくり休んでいってほしいんだが・・・・今は客間しか空いていない。すまないがそこで寝てくれ。」
「え?客間ですか?いいんですか?」
「ああ、そのすまないが、最近人手不足でね、空いていた部屋は丁稚を雇ったので、丁稚達にあてがっているんだよ。」
うーん、ロニーさんの口癖かな?しきりに『すまないね』を連発しているんだ。
僕に謝る必要はないのにね?
「あ、別に屋根裏部屋でもよかったのですが・・・・」
「いや、屋根裏部屋も一杯なのだよ。まあそういう訳で、客間で頼むよ。」
いいのでしょうか・・・・
準備が終わったので、商館へ向かう事に。
「王都ですか!気を付けて下さいね!最近姫さまが魔物に襲われていますし。」
アニョーゼさんがそう教えてくれましたが・・・・当事者の1人だとは言えない。
「はい、知っています・・・・あ、ロニーさんが来ました。」
ロニーさんが僕に気が付き、こちらへ来ます。
「やあリューク君すまないね、遅くなったよ。アニョーゼさん、これが依頼だよ。リューク君をお供にアフェール経由で王都へ行く事になってね。確認してくれないか?」
「はいロニー様、少々お待ち下さいね・・・・」
アニョーゼさんが何かしています。
そして・・・・
「はい、手続き完了です。道中お気をつけて!」
「ではアニョーゼさん、色々ありがとうございました。」
「いえいえこれも仕事ですから。ではロニー様もお気をつけて・・・・」
「ああ、命あっての何とかだからね、では!」
こうして僕はロニーさんと出掛ける事になったのだけれど・・・・
今回はロニーさんが用意した馬車で向かう事に。
自分のお店で所有している馬車みたい。
そして馬車でアフェールへ移動中・・・・
乗合馬車と違い、ノンストップ。
なんとその日のうちにアフェールに。
「専用の馬車って速いんですね。」
「まあ時に急ぐ必要もあるからね。この馬車は本来重い荷物を運ぶんだが、今はリューク君がいるから、荷物がない分早く移動ができるんだよ。」
「流石ですね・・・・ですがもう夜も遅いですね、どうされるんですか?」
「あ、あれ?そう言えば僕はここアフェールに店があるって言ってなかったっけ?」
「あ、そういえばそうでした・・・・」
「まあ、リューク君が寝る場所はちゃんとあるから、安心したまえ、ハハハハハ!」
よくわからないけれど、嬉しそうなロニーさん。
そのすいません、笑いのツボが何なのか僕には理解できませんした・・・・
【アフェールのロニー商会】
僕は初めて見たけれど、中々に大きな建物。
そして、変に豪華ではないけれどしっかり繁盛しているのが見て取れる、立派な建物。
「まあ、あまり派手なのは好きじゃないんだけどね、商人としてあまりみすぼらしい店では話にならないんだよ。なのでまあ、そこそこ金をかけて建てたんだよ。」
そう言いつ案内されたのだけれど、ロニーさんは店員?に挨拶もそこそこ、僕を店の奥へと誘います。
「すまないが荷物の出し入れを頼むよ。」
僕はキュールでロニーさんから預かった荷物を出します。
そして次に机が横にあって、机の上に置いてある荷物を入れるように言われます。
「すまないね、これを王都へ届けねばならないのだよ。」
そう言って幾つかの箱を僕に見せて・・・・
何やら色々ありますが、全て入れます。
「すまないね、出発は明日の朝。夕方には王都へ着くはずだからね、まあゆっくり休んでいってほしいんだが・・・・今は客間しか空いていない。すまないがそこで寝てくれ。」
「え?客間ですか?いいんですか?」
「ああ、そのすまないが、最近人手不足でね、空いていた部屋は丁稚を雇ったので、丁稚達にあてがっているんだよ。」
うーん、ロニーさんの口癖かな?しきりに『すまないね』を連発しているんだ。
僕に謝る必要はないのにね?
「あ、別に屋根裏部屋でもよかったのですが・・・・」
「いや、屋根裏部屋も一杯なのだよ。まあそういう訳で、客間で頼むよ。」
いいのでしょうか・・・・
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