777 / 901
外伝 リュークとエリザヴェータ
戻らないと
しおりを挟む
僕が王都でロニーさんと共に行動し各地を行ったり来たりしつつ、王都へ戻ればエリザヴェータさまと共に魔法の勉強。
そんな生活が半年程過ぎ、すっかり王都生活に慣れてしまいました。
その頃になると、僕が活動してきた冒険者ギルドや商人ギルドでの貢献度が評価され、特に冒険者ギルドでは僕のランクが・・・・よくは知りません・・・・一番低かったのが、今や中堅相当と評価され商人ギルドでも信用度が上がり、より難しい依頼、高収入を得られる任務を任される事が多くなってきました。
そんなある日、僕は遠征から久しぶりに王都へ戻り、そのままエリザヴェータさまがいる城へ向かいました。
その時何やら揉めている人を見かけましたが、何だろう?立派な装備をした男性冒険者と思われる2人組と、それとは真っ向から対立しているように見える騎士らしき人々。
なんだろう。
そんな事は今関係ないし、急いでエリザヴェータさまが待っている城内へ行かなければ!
・・・・
・・・
・・
・
エリザヴェータさまと久しぶりに会いました。
「リュークさん!」
「エリザヴェータさま!」
最近は、エリザヴェータさまのお部屋でこうして会う事が多くなり、お互いも好きあっているのを隠す必要もない?けれど、こうしてお部屋で抱き合ったりしています。
「リュークさん!」
そうやって僕を見上げるエリザヴェータさま。
僕はその目に吸い寄せられ・・・・
「もう我慢できません!」
そう言われ、僕の唇はエリザヴェータさまの唇に触れてしまいました。
あ・・・・これが口づけ?
もうどうしたらいいのか・・・・その、先ずエリザヴェータさまの顔が近すぎて、更に言えばとても素敵な匂いがしていますし、それに何と言ってもエリザヴェータさまとの接吻!
もう僕は考える事を放棄してしまいました。
僕も男です。
これが何を意味するのか流石に分かります。
一度距離を取り、
「エリザヴェータさま!」
今度は僕からしてしまいました。
しかしその、あまりにも勢いがあり過ぎて・・・・
ガチン!
「あ、慌てすぎよリュークさん。」
その、歯と歯がガチンってぶつかってしまいました。
「その、僕よくわからなくて・・・・」
「い、いいのよそんな事はどうでもいいし。でもねその私はね、近いうちにまた戻らないといけないのよ。」
何が?と思ったのですが、どうやらスキルを得る為にセアリアス帝国へ戻ったエリザヴェータさまですが、元々隣の国へ留学していたので残りの期間を学ぶべく再び留学するのだとか。
「そ、それは・・・・」
「1年もすれば留学も終わるので、その後は・・・・」
僕は再びエリザヴェータさまに抱き着かれ、接吻しました。
そんな生活が半年程過ぎ、すっかり王都生活に慣れてしまいました。
その頃になると、僕が活動してきた冒険者ギルドや商人ギルドでの貢献度が評価され、特に冒険者ギルドでは僕のランクが・・・・よくは知りません・・・・一番低かったのが、今や中堅相当と評価され商人ギルドでも信用度が上がり、より難しい依頼、高収入を得られる任務を任される事が多くなってきました。
そんなある日、僕は遠征から久しぶりに王都へ戻り、そのままエリザヴェータさまがいる城へ向かいました。
その時何やら揉めている人を見かけましたが、何だろう?立派な装備をした男性冒険者と思われる2人組と、それとは真っ向から対立しているように見える騎士らしき人々。
なんだろう。
そんな事は今関係ないし、急いでエリザヴェータさまが待っている城内へ行かなければ!
・・・・
・・・
・・
・
エリザヴェータさまと久しぶりに会いました。
「リュークさん!」
「エリザヴェータさま!」
最近は、エリザヴェータさまのお部屋でこうして会う事が多くなり、お互いも好きあっているのを隠す必要もない?けれど、こうしてお部屋で抱き合ったりしています。
「リュークさん!」
そうやって僕を見上げるエリザヴェータさま。
僕はその目に吸い寄せられ・・・・
「もう我慢できません!」
そう言われ、僕の唇はエリザヴェータさまの唇に触れてしまいました。
あ・・・・これが口づけ?
もうどうしたらいいのか・・・・その、先ずエリザヴェータさまの顔が近すぎて、更に言えばとても素敵な匂いがしていますし、それに何と言ってもエリザヴェータさまとの接吻!
もう僕は考える事を放棄してしまいました。
僕も男です。
これが何を意味するのか流石に分かります。
一度距離を取り、
「エリザヴェータさま!」
今度は僕からしてしまいました。
しかしその、あまりにも勢いがあり過ぎて・・・・
ガチン!
「あ、慌てすぎよリュークさん。」
その、歯と歯がガチンってぶつかってしまいました。
「その、僕よくわからなくて・・・・」
「い、いいのよそんな事はどうでもいいし。でもねその私はね、近いうちにまた戻らないといけないのよ。」
何が?と思ったのですが、どうやらスキルを得る為にセアリアス帝国へ戻ったエリザヴェータさまですが、元々隣の国へ留学していたので残りの期間を学ぶべく再び留学するのだとか。
「そ、それは・・・・」
「1年もすれば留学も終わるので、その後は・・・・」
僕は再びエリザヴェータさまに抱き着かれ、接吻しました。
応援ありがとうございます!
1
お気に入りに追加
3,916
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる