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外伝 リュークとエリザヴェータ
誰?このおじさん
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エリザヴェータさまとお別れをしました。
なぜ今?と思わなくもないですし突然の事で驚きましたが、もう魔法をシグネさんから学べばいいんじゃない?と思いましたが王族というのは何やら色々とあるようです。
呆気なく馬車で去っていき、これで僕もエリザヴェータさまが戻ってくるまでお城に来る事はないなあ・・・・そんな事を思っていました。
エリザヴェータさまがいなくなって1週間程経ったある日、突然冒険者ギルドから呼び出しがありました。
こんな事は早々ないのであれ?もしかして知らない間に何かやらかしちゃった?
おかしいなあ。心当たりは・・・・うん、ない。
依頼は今までちゃんとこなしているし、その都度冒険者ギルドを経由して依頼達成の報告もしているし。
ひょっとして商人ギルドと兼用しているのがまずかった?でもそんな訳がないよなあ、とか思って色々考えていたけれど、心当たりがないのには変わりがないので、意を決して確認する事に。
・・・・
・・・
・・
・
【王都の冒険者ギルド】
「リューク殿、奥へどうぞ。」
王都で僕を担当して下さっている受付の女性が応対して下さいました。
何処かの貴族令嬢と聞いていますが、必要最低限の言葉しか話さない女性です。
まあ無駄に色々聞いてこないので僕としては有り難いのですが。
そんな彼女は、僕が付いてくるかどうか確認すらしないまま奥へ移動します。
置いていかれては・・・・何せ王都の冒険者ギルドはかなり広いので、もし遅れてしまえばどの部屋に向かえばいいのかわからなくなってしまいます。
急いで後を付いて行きます。
王都はセアリアス帝国で一番大きな都市なので、冒険者ギルドにやってくる冒険者もかなり多く、当然ながら建物は相当大きく受付の人数も常に10名以上います。
そして受付の隣にはグループが色々打ち合わせができるようなスペースがあり、待ち合わせが出来るような場所も広いです。
そして今回の僕みたいに、受付で話を進めるには色々と問題がありそうな場合、こうして奥にある個室へ案内される事が多いんです。
今まで僕が誰かに呼ばれるのはエリザヴェータさま関連でしたが、彼女は今王都に居ません。
でも・・・・もしかして何かあったのかな?
ちょっと心配になりつつ、歩いていると受付の女性がとあるドアの前に止まったので、僕も止まります。
「こちらで御座います。」
そう言われ僕は部屋の中に入りました。
するとそこには見知らぬ男性がいました。
「おお!君がリューク殿かね!噂はかねがね聞いていたよ!早速だが君を勇者パーティーに加わってほしいとの事で、先ずは直接私が会いに来たのだよ。」
誰?このおじさん。
なぜ今?と思わなくもないですし突然の事で驚きましたが、もう魔法をシグネさんから学べばいいんじゃない?と思いましたが王族というのは何やら色々とあるようです。
呆気なく馬車で去っていき、これで僕もエリザヴェータさまが戻ってくるまでお城に来る事はないなあ・・・・そんな事を思っていました。
エリザヴェータさまがいなくなって1週間程経ったある日、突然冒険者ギルドから呼び出しがありました。
こんな事は早々ないのであれ?もしかして知らない間に何かやらかしちゃった?
おかしいなあ。心当たりは・・・・うん、ない。
依頼は今までちゃんとこなしているし、その都度冒険者ギルドを経由して依頼達成の報告もしているし。
ひょっとして商人ギルドと兼用しているのがまずかった?でもそんな訳がないよなあ、とか思って色々考えていたけれど、心当たりがないのには変わりがないので、意を決して確認する事に。
・・・・
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【王都の冒険者ギルド】
「リューク殿、奥へどうぞ。」
王都で僕を担当して下さっている受付の女性が応対して下さいました。
何処かの貴族令嬢と聞いていますが、必要最低限の言葉しか話さない女性です。
まあ無駄に色々聞いてこないので僕としては有り難いのですが。
そんな彼女は、僕が付いてくるかどうか確認すらしないまま奥へ移動します。
置いていかれては・・・・何せ王都の冒険者ギルドはかなり広いので、もし遅れてしまえばどの部屋に向かえばいいのかわからなくなってしまいます。
急いで後を付いて行きます。
王都はセアリアス帝国で一番大きな都市なので、冒険者ギルドにやってくる冒険者もかなり多く、当然ながら建物は相当大きく受付の人数も常に10名以上います。
そして受付の隣にはグループが色々打ち合わせができるようなスペースがあり、待ち合わせが出来るような場所も広いです。
そして今回の僕みたいに、受付で話を進めるには色々と問題がありそうな場合、こうして奥にある個室へ案内される事が多いんです。
今まで僕が誰かに呼ばれるのはエリザヴェータさま関連でしたが、彼女は今王都に居ません。
でも・・・・もしかして何かあったのかな?
ちょっと心配になりつつ、歩いていると受付の女性がとあるドアの前に止まったので、僕も止まります。
「こちらで御座います。」
そう言われ僕は部屋の中に入りました。
するとそこには見知らぬ男性がいました。
「おお!君がリューク殿かね!噂はかねがね聞いていたよ!早速だが君を勇者パーティーに加わってほしいとの事で、先ずは直接私が会いに来たのだよ。」
誰?このおじさん。
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