45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ

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外伝 リュークとエリザヴェータ

ダンジョンについて

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 意外な事?に勇者さまとイディオさんは、ダンジョンへ入ってからは率先して魔物と戦っています。

 聖女さまは直接戦闘にかかわらないと思っていたのですが、勇者さまは聖女さまにも戦闘を求め、それに応えるかのように聖女さまは魔法で魔物を仕留めています。

 聖女って回復や補助魔法を用いて補佐をする立場だと思っていました。
 そしてビーチェさんはイディオさんに魔物との戦い方を教えてもらっています。
 どうやらイディオさんは武器が無くても魔物と戦う術を心得ているようで、ビーチェさんはイディオさんを参考に戦っているようです。

 そして僕とレーツェルさんは・・・・放置されています。
 しかしそこはレーツェルさん。
 僕に的確な指示を出し、後方から的確な魔法を使用し、支援から攻撃、はたや防御までそつなくこなしています。
 僕はと言えば変則的な攻撃をしているので、単独の戦闘において実力を発揮できていたのが、レーツェルさんが後ろで支援してくれるととても戦いやすい事に驚きました。
 そしてレーツェルさんは他のメンバーも見ているようで、何か支援するのかと思ったのですが、

「今の所私が何か手助けをする必要はないわね。」
 だそうです。
「ではどうします?このまま2人ずつで戦う事になりそうですが、いいのかどうか僕にはわからないので。」
「暫くこのまま勇者とイディオの戦い方を見ておきましょう。」
 今はまだダンジョンに入ったばかり。
 ダンジョンって、入り口付近に出現する魔物は弱く、下へ向かえば向かう程強い魔物が出現します。

 一説によればダンジョン下層から魔力が湧きだし、強い個体は濃い魔力が必要で、結果的に強い個体はダンジョンの上層では生きられないので下にいる、という話です。
 しかしダンジョンの最下層へは誰も到達していないらしいので、未だ仮説らしいです。

 僕にはそこまで行く魅力を感じられません。
 それに今は成り行きでこうしてダンジョンへ来ましたが、現在僕は商人として、また荷物運びとしてそれなりに実績を得、今後これでお金を得ようと本気で考えていましたから、ダンジョンの事は元々眼中になかったので殆ど知らないのです。
 こんな事なら調べておくんだった!
「レーツェルさんはダンジョンって詳しいんですか?」
 宮廷魔術師・・・・見習いらしいけれど、既に見習いではないのでは?
 何かありそうだけれど。
 だからもしかして?と思って聞いてみたけれど、
「私はずっと宮廷魔術師を目指して勉強していたから知識だけはあるけれど、ダンジョンに入ったのは初めてね。」
 知識だけでも凄い!
「あの、もし差支えが無ければ時間のある時でいいので、ダンジョンについて色々教えてもらえませんか?」
「あら?もしかしてリュークもダンジョンって初めて?」
「実は初めてなんです。」
「分かったわ。ではまず・・・・」

 こうして僕はレーツェルさんの時間が空いている時に、ダンジョンについて色々と教えてもらえる事になりました。
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