リュークとエリザヴェータ、身分違いも関係ない!

よっしぃ

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旅立ち――――15歳になったので出発する

第7話 全身が痛い

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 痛い・・・・

 全身が痛い・・・・

 何が起こったのか思い出せない・・・・

 気が付くと全身が痛く、何かで視界が奪われていて何も見えない。
 何とか腕は動かせそうなので、身体に覆いかぶさってる何かを押しのけよとすると、一寸柔らかい。
 顔に当たっている部分がずれたので見ると・・・・ごめん、誰か女の子の胸だった。

 一緒に来た3人は皆同じような服を着ていたから・・・・誰かな?
「その、ごめん・・・・」
 辛うじて声が出たんだけど、うーん動いてくれない。
 気を失っているのかな?
 そして僕のお腹が生暖かい・・・・
 何とか上体だけは起こす事ができたので、誰なのか顔を見ようとしたんだけど・・・・あれ?無い?
 そして僕のおなかは真っ赤。血の臭いも凄い・・・・

 一瞬にして吐き気が。
 ゲーゲー吐いてると、
「いてえ・・・・いてえよ・・・・腕が・・・・」
 うわ・・・・ヴェニアミンが腕を押さえて呻いている・・・・というか右腕が、肘より先がないよ・・・・
「ゲホッゲホッ」
 その向こうには血を吐きながら何とか起き上がるアルミノ。
 誰か僕の後ろに居る。
「リューク?目が見えないの・・・・どうなっているの?」
 声からしてユッテだ。
 ユッテの顔に木片が刺さりまくっている。
 僕の身体にも刺さっているけれど、たぶんユッケの目にも刺さっているよ。
 そして女の子がもう一人いない。
 何処に居る?

 探してみると、一緒に馬車に乗っていた冒険者の人が地べたを転がっている。
 うわ!お腹から何か出ている。

 そして、何か脚っぽいのとか腕っぽいのが散乱しています。
 これがよく孤児院で聞いた地獄って所なのかな?
 兎に角血だらけ、呻き声も彼方此方聞こえます。
 何とか起き上がろうと手を床に付いた時、右の掌に何か触れたような気がしたんだけど、見ると馬車の残骸だけ。
 気のせいかな。何とか馬車の残骸から降りると、冒険者の人達がよく分からないけれど魔物と戦っている。
「そっち行ったぞ弓での援護を!」
「そんな余裕ないわ!」
 冒険者の罵声も聞こえる。
 地面に降り立つと、女の子が倒れているのが見えます。
 
 何となく体は上を向いてるように見えるけれど、頭が・・・・顔が反対になっている?腕とかも変な方向に曲がっているし。

 あ、普通の、たまたま僕達と一緒の馬車に乗っていた人達のうち、動ける人が何か叫びながら何処かへ走っていくのが見えました。
 冒険者の人が止めようとしたけれど、遅かったのか魔物が襲っているのが見えちゃいました。
 あ、倒れた。
 もう何が何だか分からない。
 どうしたらいい?何ができる?

 そう思っていると、目の前に大きな魔物が。
 何やらこん棒みたいな大きな武器を僕に向かって振り下ろしてくる。

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