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魔王の天敵・勇者と聖騎士
329話 どうやって連絡をしたのか分かりませんが
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ユハニさんが訴えてきてから1週間ほどが経ち、僕は忙しい日々を過ごしています。
ユハニさんが侍女さん達に色々とお達しでいいのかな?をした後、なんと翌日から侍女さんの兄弟が陸続とやってくるので、驚きました。
しかも何故か侍女さんの実家の貴族の当主、つまり侍女さんの父親自らやってくるではありませんか。
え?採用する可能性があるのは侍女さんの兄弟だよね?
そう思っていたのですが、今回身分が一番高かったのは侯爵なようで、どうやら元勇者の森信君・・・・彼にあてがわれていたのは侯爵の娘さん。
そしてその親がやってきた、とまあそういう訳です。
でも手を出したのは僕ではないので、どうしたらいいのか困惑してしまいます。
まあ、せっかくですので一度会ってみる事に。
「突然押し掛け、申し訳ございません。娘から聞き、取り急ぎ参った次第でございます。こちらは我が侯爵家の息子のうち、成人している男子全員でございます。」
5人ほどの男性が後ろに待機しています。
え?何で全員連れてきたの?全員なんて採用しないよ?
「は、はあ。しかし何故全員連れて来たのですか?しかも当主自らやってくるとは。」
するとこの当主、何を言っているのかといった感じで
「いえいえ常山公爵様、こうして息子どもに機会をお与え下さるのです。当主が礼に参らずどうしましょう。しかもこの息子、親の目から見れば皆優秀ですが、そこは常山公爵様の目から見ればどう思われるか分かりませぬ。それにもし長男だからと連れてこず、残りの息子は必要ないと思われれば、いったいどういうつもりで連れてきたんだ!となりますから。無論全員お眼鏡にかなわぬ可能性もございますので、我々といたしましてはより多くの選択肢をご用意した訳でございます。いかに優秀でも、人が足りていれば必要なく、人手の足りない部門への登用もあり得ると思い、こうして全員連れてきたわけでございます。今後他の貴族の子息も、どんどんやってくるでしょう。今後常山公爵領は国一番の領地となる事間違いなしですし、いかに貴族の息子といえど、通常次男以降は行き場がないのですよ。そこへこうした機会があれば。中には全く使えぬ人物もおりましょう。こちらでもある程度判断はするつもりでございますが、ひょっとして実はこちらでは使えぬと思っているようで、こちらでは使い道があるやもしれますので・・・・」
あ、その話が長すぎてもう最後の方は何を言っているのかわからなくなってしまいそうです。
「あ、そのまあそのあたりはユハニ・・・・私の所でこうした事を取りまとめてもらっているのがユハニという人物ですが、一度相談したほうがよさそうですね。私はこう言っては何ですが、誰がどのような所で使えるとかの判断ができませんので、家臣に任す格好になります。」
「存じております。娘からそう聞いております。」
ユハニさんが侍女さん達に色々とお達しでいいのかな?をした後、なんと翌日から侍女さんの兄弟が陸続とやってくるので、驚きました。
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え?採用する可能性があるのは侍女さんの兄弟だよね?
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