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召喚から15年が経った
第549話 まずは獣人に教える段取りを
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エレケが泉達から読み書き計算を教えてもらう事に。
ただエレケ一人だけでは・・・・
なので模擬学校?
獣人特区からエレケに選抜してもらい、一クラス20人程度で6クラスを全て獣人の構成で一度試しに運営してみる事に。
これは泉達が人に、しかも何もわからない獣人に読み書き計算を理解してもらうように実際に学んでもらうという事を行い、問題を洗い出しどう教えたらいいかを泉達が学ぶという側面も持つんです。
教えながら教科書を作成する感じかな。
こちらで一方的に教科書を作成してもいいけれど、ここは日本とは違うので、この世界に適した教え方が必要なうえに、教え方も恐らく違ってきます。
そしてこれとは別に、子供にも教えて行かないといけません。
更には教員を養成しないといけませんが、これらを一度にする必要があり、結果僕の考えでは獣人にまず教えてみて・・・・その教えるのを知識のある人々にも一緒に学んでもらい・・・・こちらは教員候補ですが・・・・
先ずは1年。
ただ小学校レベルの学習とはいえ、1年で詰め込むのは厳しいので2年ほどでと考えています。
これらを試してみてから、もし日本並みの学校にするのであれば読み書き計算以外にも教える必要があるのですが、この世界にも高等教育の場があります。
その辺の兼ね合いもあるので難しい部分はありますが、僕が目指すのは領民全てに読み書き計算。
いずれはグビッシュ王国中の国民全てが読み書き計算、です。
国民全員が字を読め計算ができると困る人もいるでしょうが、そんなのはきっと腹黒い、後ろめたい事柄でしょうからそう言った事案も洗い出し是正していかないと。
こう思うと当初は妻達のやりたい事をしてもらおう、とある意味軽い気持ちで実行しようとしていたのを反省しないといけません。
人々の生活を変えてしまうのですから。
人によっては生き方も変わるでしょう。
「順平さん?」
「ああ泉、すまないね。何だか君達が考えていたのとは違って事が大きくなってしまったみたいで。」
「いいのですわ。どのみち私達はこの世界で順平さんと共に生きる事を選択しましたから、であればもっと生きやすい環境に、生活しやすくしたいじゃないですか。」
泉は僕の考えがわかるのかそんな事を言ってくれます。
「いいのかい?もしかしたら日本に戻る方法があるのかもしれない。僕がそれを調べたら・・・・」
「いいえ!今更ですわ!日本に戻れば順平さんは非難されましょうし、私達も順平さんと離れ離れにならないといけません。もはや私達は順平さん無しでは生きていようと思いませんわ。」
嬉しいんだけどある意味危険な考え。
「・・・・泉、気持ちは嬉しいけれど、もし万が一僕が突然死んでしまっても、後追い自殺とかやめてね。」
「子供の事もありますからそれはしませんが・・・・生きる目的が一つ消えてしまいますわね。できればお互いおじいさんおばあさんになるまで生きていたいですわ。そうですわね・・・・ひ孫まで見たいですわ?」
うーん・・・・ひ孫かあ。今の年齢で行くと孫が早くて50歳にならないと厳しいだろうから・・・・
あれ?70歳ぐらいでひ孫?
ただエレケ一人だけでは・・・・
なので模擬学校?
獣人特区からエレケに選抜してもらい、一クラス20人程度で6クラスを全て獣人の構成で一度試しに運営してみる事に。
これは泉達が人に、しかも何もわからない獣人に読み書き計算を理解してもらうように実際に学んでもらうという事を行い、問題を洗い出しどう教えたらいいかを泉達が学ぶという側面も持つんです。
教えながら教科書を作成する感じかな。
こちらで一方的に教科書を作成してもいいけれど、ここは日本とは違うので、この世界に適した教え方が必要なうえに、教え方も恐らく違ってきます。
そしてこれとは別に、子供にも教えて行かないといけません。
更には教員を養成しないといけませんが、これらを一度にする必要があり、結果僕の考えでは獣人にまず教えてみて・・・・その教えるのを知識のある人々にも一緒に学んでもらい・・・・こちらは教員候補ですが・・・・
先ずは1年。
ただ小学校レベルの学習とはいえ、1年で詰め込むのは厳しいので2年ほどでと考えています。
これらを試してみてから、もし日本並みの学校にするのであれば読み書き計算以外にも教える必要があるのですが、この世界にも高等教育の場があります。
その辺の兼ね合いもあるので難しい部分はありますが、僕が目指すのは領民全てに読み書き計算。
いずれはグビッシュ王国中の国民全てが読み書き計算、です。
国民全員が字を読め計算ができると困る人もいるでしょうが、そんなのはきっと腹黒い、後ろめたい事柄でしょうからそう言った事案も洗い出し是正していかないと。
こう思うと当初は妻達のやりたい事をしてもらおう、とある意味軽い気持ちで実行しようとしていたのを反省しないといけません。
人々の生活を変えてしまうのですから。
人によっては生き方も変わるでしょう。
「順平さん?」
「ああ泉、すまないね。何だか君達が考えていたのとは違って事が大きくなってしまったみたいで。」
「いいのですわ。どのみち私達はこの世界で順平さんと共に生きる事を選択しましたから、であればもっと生きやすい環境に、生活しやすくしたいじゃないですか。」
泉は僕の考えがわかるのかそんな事を言ってくれます。
「いいのかい?もしかしたら日本に戻る方法があるのかもしれない。僕がそれを調べたら・・・・」
「いいえ!今更ですわ!日本に戻れば順平さんは非難されましょうし、私達も順平さんと離れ離れにならないといけません。もはや私達は順平さん無しでは生きていようと思いませんわ。」
嬉しいんだけどある意味危険な考え。
「・・・・泉、気持ちは嬉しいけれど、もし万が一僕が突然死んでしまっても、後追い自殺とかやめてね。」
「子供の事もありますからそれはしませんが・・・・生きる目的が一つ消えてしまいますわね。できればお互いおじいさんおばあさんになるまで生きていたいですわ。そうですわね・・・・ひ孫まで見たいですわ?」
うーん・・・・ひ孫かあ。今の年齢で行くと孫が早くて50歳にならないと厳しいだろうから・・・・
あれ?70歳ぐらいでひ孫?
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