597 / 755
召喚から15年が経った
第591話 魔族の角
しおりを挟む
僕が目の前の女性にぐりぐりと、そう、こめかみ付近を親指でやったんだけど、その後なんだか少し色っぽい?艶やかな声でううんとか言って、暫くしたらそこから角がにょき?っと生えてきてね。
これが角?
「順平殿、駄目だ!」
「オイヴィ何が?と言うか何この角。結構すべすべなんだけど。」
「うう・・・・もうお嫁に行けない・・・・」
いつの間にかオイヴィが拘束を解いてました。大丈夫?
それと何やらまたやらかした感がひしひしとしますね。
「なあオイヴィ、まさかと思うけど・・・・」
「そのまさかだ。止めようとしたが手遅れ。獣人にとって尻尾と耳が異性にとっての求婚に関する重大な事柄と同じように、魔族も然り、だ。」
「その、つまりこの角は・・・・?」
「隠していたのだろう。普段は邪魔だからな。だが魔族は真の力を発揮する時や、異性と交わる場合は角を出す。そうする事で己の力を最大限発揮できるからだ。だが燃費が悪い。だから普段は隠す。」
いまいちわからない。
「それはまあどうでもいいんだけど、男が女の角を触ると何かあるんだね?」
「普通女は角を男には絶対触らせない。例外は求婚時だ。若しくは男が女を力技で屈服させ娶る時だな。場合によっては性奴隷的になる。」
「じゃあ今回は?」
「屈服及び奴隷扱いになろう。」
・・・・ええ?見知らぬ女性に?それはないよ?ああ、でも何で僕を父の仇って言ったんだ?で、目の前の女性は完全に諦めの表情。
「ええと、言葉は分かるよね。」
「ああ・・・・わかる・・・・」
「僕、君の事知らないんだよね。まあ初対面だよね?だけどなんで僕を父の仇と言ったのかな?」
「う・・・・其方は父を殺したのだろう?父の傍に従っていて逃げ延びた奴があたいに言ったんだ。黒髪で黒目。のっぺらな顔の奴に消去された、と。」
「ええと消去?」
「そうだ。消滅させたと言っていたようだ。そいつは影に潜り込んでいたから助かったと言っていた。あたい悔しい。しかも父の仇に大事な角を撫でられるとは・・・・さあ好きにしろ。」
いや好きにしろと言われて地面に寝っ転がってもね。
万が一抱くにしてもベッドの上だね。
「順平殿、どうするのだ?恐らくこの女性の勘違いだと思うが。」
「うんそれは思った。多分僕じゃなく章君だよね。確か魔王を消滅させたって聞いたけど。確か【魂の消滅】ってバイエンス氏が言ってたな。」
「ひいい!魂の消滅!やはりそれでは父は二度と復活できないという事なのか。」
「さあ、魔王にそんなよくわからい方法で仕留めた章君はあくまで同郷と言うだけで、僕じゃないんだ。」
「では・・・・父はもうこの世にいない?」
「魂が消滅したのなら、存在そのものが消えたかも。」
「存在そのものが?恐ろしいな。で、其方順平と申すか。あたいをどうするのだ?あたいは油断したとは言え隠していた角を無理やり元に戻された挙句になで回された。この身体は既に其方の物だ。」
物って・・・・
「なあオイヴィ、どうしたら?」
「いやなら開放するしかなかろう。だがそれをすればこの女性にとって死よりも酷い扱いになると思ってくれ。」
「そうなのかい?」
「まさか角を撫でまわし、何もしないまま開放と言うのか?それはあたいを女として受け入れられぬ、という事か。何たる屈辱。しかもあたいはそれを受け入れねばならぬ。其方残酷だな。」
「ちょっと待って。じゃあ今の君にとって最善は何だい?」
「最善?このままあたいを犯せばそれでいい。そのまま其の方の子を孕めばそれが最善だ。」
意味不明。
「あのさ、僕君達の事全く分からないんだ。だからそれはいったん保留してくれないかい。」
「何だ折角あたいの角に触れたのにお手付きしないのか。わかった。ではあたいの事をもっと知ってから抱くというのだな。ごく稀にそのような変わった男もいると聞く。好きにすればいいさ。」
「まあそれは僕の知識が追いついてからで。それよりつまり君は魔王の娘なのかい?」
「そうだ。わが父は・・・・魔王だったようだ。」
「じゃあ、君は魔大陸は詳しい?」
「それは詳しいぞ?あたいは一寸前まで魔大陸に住んでいたからな。何だ魔大陸に向かうのか?」
「ああ、魔大陸を調べたくてね。」
「わかった。では案内しよう。」
「じゃあ頼むよ。」
「頼まれたが・・・・本当にあたいに子種を仕込まなくていいのかい?」
「それは今はいい。それも含め僕が学ぶ時間を貰いたいな。」
「わかった。ではついてくるがいい。」
あ、行っちゃった。で、あの女性、名前なんて言うんだ?
これが角?
「順平殿、駄目だ!」
「オイヴィ何が?と言うか何この角。結構すべすべなんだけど。」
「うう・・・・もうお嫁に行けない・・・・」
いつの間にかオイヴィが拘束を解いてました。大丈夫?
それと何やらまたやらかした感がひしひしとしますね。
「なあオイヴィ、まさかと思うけど・・・・」
「そのまさかだ。止めようとしたが手遅れ。獣人にとって尻尾と耳が異性にとっての求婚に関する重大な事柄と同じように、魔族も然り、だ。」
「その、つまりこの角は・・・・?」
「隠していたのだろう。普段は邪魔だからな。だが魔族は真の力を発揮する時や、異性と交わる場合は角を出す。そうする事で己の力を最大限発揮できるからだ。だが燃費が悪い。だから普段は隠す。」
いまいちわからない。
「それはまあどうでもいいんだけど、男が女の角を触ると何かあるんだね?」
「普通女は角を男には絶対触らせない。例外は求婚時だ。若しくは男が女を力技で屈服させ娶る時だな。場合によっては性奴隷的になる。」
「じゃあ今回は?」
「屈服及び奴隷扱いになろう。」
・・・・ええ?見知らぬ女性に?それはないよ?ああ、でも何で僕を父の仇って言ったんだ?で、目の前の女性は完全に諦めの表情。
「ええと、言葉は分かるよね。」
「ああ・・・・わかる・・・・」
「僕、君の事知らないんだよね。まあ初対面だよね?だけどなんで僕を父の仇と言ったのかな?」
「う・・・・其方は父を殺したのだろう?父の傍に従っていて逃げ延びた奴があたいに言ったんだ。黒髪で黒目。のっぺらな顔の奴に消去された、と。」
「ええと消去?」
「そうだ。消滅させたと言っていたようだ。そいつは影に潜り込んでいたから助かったと言っていた。あたい悔しい。しかも父の仇に大事な角を撫でられるとは・・・・さあ好きにしろ。」
いや好きにしろと言われて地面に寝っ転がってもね。
万が一抱くにしてもベッドの上だね。
「順平殿、どうするのだ?恐らくこの女性の勘違いだと思うが。」
「うんそれは思った。多分僕じゃなく章君だよね。確か魔王を消滅させたって聞いたけど。確か【魂の消滅】ってバイエンス氏が言ってたな。」
「ひいい!魂の消滅!やはりそれでは父は二度と復活できないという事なのか。」
「さあ、魔王にそんなよくわからい方法で仕留めた章君はあくまで同郷と言うだけで、僕じゃないんだ。」
「では・・・・父はもうこの世にいない?」
「魂が消滅したのなら、存在そのものが消えたかも。」
「存在そのものが?恐ろしいな。で、其方順平と申すか。あたいをどうするのだ?あたいは油断したとは言え隠していた角を無理やり元に戻された挙句になで回された。この身体は既に其方の物だ。」
物って・・・・
「なあオイヴィ、どうしたら?」
「いやなら開放するしかなかろう。だがそれをすればこの女性にとって死よりも酷い扱いになると思ってくれ。」
「そうなのかい?」
「まさか角を撫でまわし、何もしないまま開放と言うのか?それはあたいを女として受け入れられぬ、という事か。何たる屈辱。しかもあたいはそれを受け入れねばならぬ。其方残酷だな。」
「ちょっと待って。じゃあ今の君にとって最善は何だい?」
「最善?このままあたいを犯せばそれでいい。そのまま其の方の子を孕めばそれが最善だ。」
意味不明。
「あのさ、僕君達の事全く分からないんだ。だからそれはいったん保留してくれないかい。」
「何だ折角あたいの角に触れたのにお手付きしないのか。わかった。ではあたいの事をもっと知ってから抱くというのだな。ごく稀にそのような変わった男もいると聞く。好きにすればいいさ。」
「まあそれは僕の知識が追いついてからで。それよりつまり君は魔王の娘なのかい?」
「そうだ。わが父は・・・・魔王だったようだ。」
「じゃあ、君は魔大陸は詳しい?」
「それは詳しいぞ?あたいは一寸前まで魔大陸に住んでいたからな。何だ魔大陸に向かうのか?」
「ああ、魔大陸を調べたくてね。」
「わかった。では案内しよう。」
「じゃあ頼むよ。」
「頼まれたが・・・・本当にあたいに子種を仕込まなくていいのかい?」
「それは今はいい。それも含め僕が学ぶ時間を貰いたいな。」
「わかった。ではついてくるがいい。」
あ、行っちゃった。で、あの女性、名前なんて言うんだ?
1
あなたにおすすめの小説
転移特典としてゲットしたチートな箱庭で現代技術アリのスローライフをしていたら訳アリの女性たちが迷い込んできました。
山椒
ファンタジー
そのコンビニにいた人たち全員が異世界転移された。
異世界転移する前に神に世界を救うために呼んだと言われ特典のようなものを決めるように言われた。
その中の一人であるフリーターの優斗は異世界に行くのは納得しても世界を救う気などなくまったりと過ごすつもりだった。
攻撃、防御、速度、魔法、特殊の五項目に割り振るためのポイントは一億ポイントあったが、特殊に八割割り振り、魔法に二割割り振ったことでチートな箱庭をゲットする。
そのチートな箱庭は優斗が思った通りにできるチートな箱庭だった。
前の世界でやっている番組が見れるテレビが出せたり、両親に電話できるスマホを出せたりなど異世界にいることを嘲笑っているようであった。
そんなチートな箱庭でまったりと過ごしていれば迷い込んでくる女性たちがいた。
偽物の聖女が現れたせいで追放された本物の聖女やら国を乗っ取られて追放されたサキュバスの王女など。
チートな箱庭で作った現代技術たちを前に、女性たちは現代技術にどっぷりとはまっていく。
木を叩いただけでレベルアップ⁉︎生まれついての豪運さんの豪快無敵な冒険譚!
神崎あら
ファンタジー
運動も勉強も特に秀でていないがめっちゃ運が良い、ただそれだけのオルクスは15歳になり冒険者としてクエストに挑む。
そこで彼は予想だにしない出来事に遭遇する。
これは初期ステータスを運だけに全振りしたオルクスの豪運冒険譚である。
世界一簡単にレベルアップ ~魔物を倒すだけでレベルが上がる能力を得た俺は、弱小の魔物を倒しまくって異世界でハーレム作る事にしました~
きよらかなこころ
ファンタジー
シンゴはある日、事故で死んだ。
どうやら、神の手違いで間違って死んでしまったシンゴは異世界に転生することになる。
転生する際にオマケに『魔物を倒すだけでレベルが上がる』能力を貰ったシンゴ。
弱小の魔物を倒してレベルを上げ、異世界でハーレムを作る事を企むのだった。
充実した人生の送り方 ~妹よ、俺は今異世界に居ます~
中畑 道
ファンタジー
「充実した人生を送ってください。私が創造した剣と魔法の世界で」
唯一の肉親だった妹の葬儀を終えた帰り道、不慮の事故で命を落とした世良登希雄は異世界の創造神に召喚される。弟子である第一女神の願いを叶えるために。
人類未開の地、魔獣の大森林最奥地で異世界の常識や習慣、魔法やスキル、身の守り方や戦い方を学んだトキオ セラは、女神から遣わされた御供のコタローと街へ向かう。
目的は一つ。充実した人生を送ること。
無尽蔵の魔力で世界を救います~現実世界からやって来た俺は神より魔力が多いらしい~
甲賀流
ファンタジー
なんの特徴もない高校生の高橋 春陽はある時、異世界への繋がるダンジョンに迷い込んだ。なんだ……空気中に星屑みたいなのがキラキラしてるけど?これが全て魔力だって?
そしてダンジョンを突破した先には広大な異世界があり、この世界全ての魔力を行使して神や魔族に挑んでいく。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
召喚失敗から始まる異世界生活
思惟岳
ファンタジー
庭付き一戸建て住宅ごと召喚されたせいで、召喚に失敗。いったん、天界に転送されたジュンは、これからどうしたいかと神に問われた。
「なろう」さまにも、以前、投稿させていただいたお話です。
ペンネームもタイトルも違うし、かなり書き直したので、別のお話のようなものですけれど。
完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-
ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。
断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。
彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。
通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。
お惣菜お安いですよ?いかがです?
物語はまったり、のんびりと進みます。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる