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クーン・カウペル
第4話 王都ロッベモント
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ロッベモント王国の王都は、国の名前と同じロッベモントだ。
俺達は約1ヶ月かけてこの地にやってきた。
道中20名ほどの行方不明者を出したが、
「半数以上が辿り着いたのだ、多い方だろう。」
そう道案内の大人の人が言っていた。
おいおい。たかがスキルを調べてもらうだけなのになんでここまで命がけなんだ?
俺は以前親父にそう聞いた事がある。
「何を言ってやがる。スキルがないと自分の能力が発揮できないんだぞ?」
そんな事を言われていた気がするが、スキルが無くても戦えるし、現に俺は弓の扱いはそれなりだし、色んな道具だって自分で言うのも何だが結構いい出来のが作れたりする。
何だろうなこの違和感は。スキルって何だろう。
だから王都へ到着した時、俺はそう思ってしまった。
スキルについてもっと色々考えてみたかったが、そんな時間はない。
「順番だ、都市に入るぞ。お前等こんなでかい都市は初めてだろう?はぐれるなよ?そしてこのまま教会へ向かう。いやここでは大聖堂というのだったな。この国唯一【スキルの祝福】をしてくれる所だ。」
どうもスキルというのは、教会で祝福というのをしてもらわないといけないらしい。
意味が分からん。何で教会?
・・・・
・・・
・・
・
俺達は迷う事なく大聖堂に到着した。
そして・・・・結構人が多い。
100人以上が並んでいるな。
俺達のような貧乏人、農民か?そんな身なりの奴らもいれば、小ざっぱりしている連中もいるし、時に身なりがとんでもなくいい奴等を見かける事もある。
所謂貴族らしい。
初めて見た。
いや、クツーゴ男爵やその子供は見た事があるが、あれらは身なりもちょっといいだけだったからな。目の前を通り過ぎていく貴族らしい連中の姿とは大違いだ。
まあ一生関わる事は無いのだろうが、10歳になれば貴族だろうが農民だろうが全員此処でスキルの祝福?を受ける事になるらしいから、こういう事もあるのだろう。
うわ!今俺は何か見てはいけないものを見た気がする。
どうも貴族?いやあれは貴族の中でも相当高位の女の子だぞ?が泣いて出てくる所を見てしまった。
何故だ?もしかしてスキルの数が少なかったのか?
俺がそんな事を考えながら周囲を見ていると、いつの間にか俺達も建物の中に入る順番が来たようだ、と言うより進んだというべきか。
そして順次入っていく。
暫くすると順次奥に向かうが、さらに1時間程してやっと俺達の番になった。
じっと見ていると歓喜の声を上げている奴等もいるし、呆然としている奴等もいる。
分かりやすいな。スキルの数でああなるんだろう。
ああそうそう、俺達はきっちり予定通りにこの王都にやってきたんだ。
どうやらここでは受付の日が指定されていたらしく、大人の案内人はきっちり俺達を届けてくれたらしい。
どうやらこのスキルの祝福?は数ヶ月に一度行うようだ。
なのでこうして沢山の子供が集まっているんだな。
同じ日に行うのは何か意味があるのだろうか?
もしかして特定の日でないとスキルが授からない、いや分からないのか?
まあ考えても仕方がない。
さてクツーゴ男爵領からやってきた俺達の番のようだ。
俺の2つ目の前の奴は、運がいいのか7つだった。
そして俺の前の奴は4つで項垂れている。
平均5?と聞いていたから4ならましだろう?
だから俺はどんまい!と心の中で思っていたのだが、この後俺の番になり俺はまさかの展開になるとは流石に予想すらしていなかった。どういう事かと言えば・・・・
俺達は約1ヶ月かけてこの地にやってきた。
道中20名ほどの行方不明者を出したが、
「半数以上が辿り着いたのだ、多い方だろう。」
そう道案内の大人の人が言っていた。
おいおい。たかがスキルを調べてもらうだけなのになんでここまで命がけなんだ?
俺は以前親父にそう聞いた事がある。
「何を言ってやがる。スキルがないと自分の能力が発揮できないんだぞ?」
そんな事を言われていた気がするが、スキルが無くても戦えるし、現に俺は弓の扱いはそれなりだし、色んな道具だって自分で言うのも何だが結構いい出来のが作れたりする。
何だろうなこの違和感は。スキルって何だろう。
だから王都へ到着した時、俺はそう思ってしまった。
スキルについてもっと色々考えてみたかったが、そんな時間はない。
「順番だ、都市に入るぞ。お前等こんなでかい都市は初めてだろう?はぐれるなよ?そしてこのまま教会へ向かう。いやここでは大聖堂というのだったな。この国唯一【スキルの祝福】をしてくれる所だ。」
どうもスキルというのは、教会で祝福というのをしてもらわないといけないらしい。
意味が分からん。何で教会?
・・・・
・・・
・・
・
俺達は迷う事なく大聖堂に到着した。
そして・・・・結構人が多い。
100人以上が並んでいるな。
俺達のような貧乏人、農民か?そんな身なりの奴らもいれば、小ざっぱりしている連中もいるし、時に身なりがとんでもなくいい奴等を見かける事もある。
所謂貴族らしい。
初めて見た。
いや、クツーゴ男爵やその子供は見た事があるが、あれらは身なりもちょっといいだけだったからな。目の前を通り過ぎていく貴族らしい連中の姿とは大違いだ。
まあ一生関わる事は無いのだろうが、10歳になれば貴族だろうが農民だろうが全員此処でスキルの祝福?を受ける事になるらしいから、こういう事もあるのだろう。
うわ!今俺は何か見てはいけないものを見た気がする。
どうも貴族?いやあれは貴族の中でも相当高位の女の子だぞ?が泣いて出てくる所を見てしまった。
何故だ?もしかしてスキルの数が少なかったのか?
俺がそんな事を考えながら周囲を見ていると、いつの間にか俺達も建物の中に入る順番が来たようだ、と言うより進んだというべきか。
そして順次入っていく。
暫くすると順次奥に向かうが、さらに1時間程してやっと俺達の番になった。
じっと見ていると歓喜の声を上げている奴等もいるし、呆然としている奴等もいる。
分かりやすいな。スキルの数でああなるんだろう。
ああそうそう、俺達はきっちり予定通りにこの王都にやってきたんだ。
どうやらここでは受付の日が指定されていたらしく、大人の案内人はきっちり俺達を届けてくれたらしい。
どうやらこのスキルの祝福?は数ヶ月に一度行うようだ。
なのでこうして沢山の子供が集まっているんだな。
同じ日に行うのは何か意味があるのだろうか?
もしかして特定の日でないとスキルが授からない、いや分からないのか?
まあ考えても仕方がない。
さてクツーゴ男爵領からやってきた俺達の番のようだ。
俺の2つ目の前の奴は、運がいいのか7つだった。
そして俺の前の奴は4つで項垂れている。
平均5?と聞いていたから4ならましだろう?
だから俺はどんまい!と心の中で思っていたのだが、この後俺の番になり俺はまさかの展開になるとは流石に予想すらしていなかった。どういう事かと言えば・・・・
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