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テイム
第40話 森へ
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俺は目の前の少年、マース君と共に森へ向かう事になった。
王都から少し離れた草原で、人によっては平原と言っているらしいが、いつもそこで薬草採取をしているのだが、最近よく見かけるテイマーの少年が声をかけてきたのだ。
聞けば俺と同じ11歳。
テイムのスキルだけしか得られなかった一つスキル持ちで、誰もパーティーに加えてくれなかったらしい。
ただ最近怪しげな商人に紹介され、どこぞの冒険者達とパーティーを組む事が出来て、森でテイムをしていたようだ。だが金を得てもその冒険者達が殆ど使ってしまい、マース君の手元には雀の涙程の金しか残らなかったとか。
そしてそれも最初の1週間のみ、その後その冒険者達は冒険者としての活動を何もせず、昼間から酒を飲み女の所へ行ったりして遊んでいるそうな。
そして怪しげな商人から催促が来るも、一人で森に行くのは死にに行くようなもの。
進退窮まった、そんな時に俺を見かけ声を掛けたそうな。
まあ試しに一日。
そんな軽いノリで引き受けたんだが・・・・
・・・・
・・・
・・
・
草原から森に入る。
しかし何もいない。拍子抜けだ。
本当だったら草原と森の境目付近にはそれなりに魔物が居るそうで、森の中に入る前には、必ずと言っていいほど何かしらの魔物に遭遇するそうな。
だがそれが無い。
「その、クーンさん、最近森の様子が変だと聞いているんです。」
「変って具体的には?」
確かに俺が聞いていた森と違うな。
本当だったら一戦交え、森の中に入るかどうか決める所だったんだ。
俺の力で対応できる魔物なのかどうか。
森に入る前だと何とか逃げる事もできるが、森の中に入った場合、迷う可能性がある。
「一寸待った。一度出よう。」
俺はマース君にそう言い、森を出た。
「どうしますか?」
心配そうにしているが、すまん本当の理由は小便がしたかったんだ。
森の中だとふいに襲われる可能性があるが、平原だと周囲を見渡す事が出来るので、敵がいるかどうか直ぐにわかる。
俺はちょうどいい岩を見つけ、そこでしてしまう。
「マース君も今のうちにしておくんだ。」
彼も小便を済ませた。
一応言っておくが、俺にはそう言った趣味はない。
だが彼は男だった、とそれだけは言っておこう。
このままパーティーにマース君を加えた場合・・・・まだパーティーを組んでいないのだが・・・・あの2人の少女とパーティーを組んだ場合、マース君が実は女の子でした、ではシャレにならんからな、確認させてもらった。
で、その心配がなくなったので再び森に入る。
「マース君がテイムできる条件や種類は?」
一応確認しておかないと、テイムできると思っていた相手が出来ないとかあるかもだし、そうなった場合は対応が変わってくるから大事だ。
「その、わからないんです。弱っている、若しくは拘束している状態で、対象の頭に触れる事が出来ればテイムできるかどうかはわかります。」
結局絶対無理な場合を除き、やってみないとわからないのか。
そんな言葉を交わしながら進む事約1時間、魔物はおろか小動物すら見かけない。おかしい。
「マース君戻ろう。森の様子がおかしい。」
「はい、通常であれば30分もしないうちに何かに遭遇するはずなのですが、あまりにも森が静かです。」
鳥のさえずりすら聞こえないのは不自然だ。
俺とマース君は着た道のりを引き返そうとしたのだが、
ガサッ!
俺は咄嗟にマース君を突き飛ばした。
「危ない!」
俺は何かにぶつかった。
王都から少し離れた草原で、人によっては平原と言っているらしいが、いつもそこで薬草採取をしているのだが、最近よく見かけるテイマーの少年が声をかけてきたのだ。
聞けば俺と同じ11歳。
テイムのスキルだけしか得られなかった一つスキル持ちで、誰もパーティーに加えてくれなかったらしい。
ただ最近怪しげな商人に紹介され、どこぞの冒険者達とパーティーを組む事が出来て、森でテイムをしていたようだ。だが金を得てもその冒険者達が殆ど使ってしまい、マース君の手元には雀の涙程の金しか残らなかったとか。
そしてそれも最初の1週間のみ、その後その冒険者達は冒険者としての活動を何もせず、昼間から酒を飲み女の所へ行ったりして遊んでいるそうな。
そして怪しげな商人から催促が来るも、一人で森に行くのは死にに行くようなもの。
進退窮まった、そんな時に俺を見かけ声を掛けたそうな。
まあ試しに一日。
そんな軽いノリで引き受けたんだが・・・・
・・・・
・・・
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草原から森に入る。
しかし何もいない。拍子抜けだ。
本当だったら草原と森の境目付近にはそれなりに魔物が居るそうで、森の中に入る前には、必ずと言っていいほど何かしらの魔物に遭遇するそうな。
だがそれが無い。
「その、クーンさん、最近森の様子が変だと聞いているんです。」
「変って具体的には?」
確かに俺が聞いていた森と違うな。
本当だったら一戦交え、森の中に入るかどうか決める所だったんだ。
俺の力で対応できる魔物なのかどうか。
森に入る前だと何とか逃げる事もできるが、森の中に入った場合、迷う可能性がある。
「一寸待った。一度出よう。」
俺はマース君にそう言い、森を出た。
「どうしますか?」
心配そうにしているが、すまん本当の理由は小便がしたかったんだ。
森の中だとふいに襲われる可能性があるが、平原だと周囲を見渡す事が出来るので、敵がいるかどうか直ぐにわかる。
俺はちょうどいい岩を見つけ、そこでしてしまう。
「マース君も今のうちにしておくんだ。」
彼も小便を済ませた。
一応言っておくが、俺にはそう言った趣味はない。
だが彼は男だった、とそれだけは言っておこう。
このままパーティーにマース君を加えた場合・・・・まだパーティーを組んでいないのだが・・・・あの2人の少女とパーティーを組んだ場合、マース君が実は女の子でした、ではシャレにならんからな、確認させてもらった。
で、その心配がなくなったので再び森に入る。
「マース君がテイムできる条件や種類は?」
一応確認しておかないと、テイムできると思っていた相手が出来ないとかあるかもだし、そうなった場合は対応が変わってくるから大事だ。
「その、わからないんです。弱っている、若しくは拘束している状態で、対象の頭に触れる事が出来ればテイムできるかどうかはわかります。」
結局絶対無理な場合を除き、やってみないとわからないのか。
そんな言葉を交わしながら進む事約1時間、魔物はおろか小動物すら見かけない。おかしい。
「マース君戻ろう。森の様子がおかしい。」
「はい、通常であれば30分もしないうちに何かに遭遇するはずなのですが、あまりにも森が静かです。」
鳥のさえずりすら聞こえないのは不自然だ。
俺とマース君は着た道のりを引き返そうとしたのだが、
ガサッ!
俺は咄嗟にマース君を突き飛ばした。
「危ない!」
俺は何かにぶつかった。
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