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クランとしての試練
第107話 遭遇
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わんこ部隊に先行してもらい、天馬部隊が空から急行。
もし相手が逃げても地面と上空からの監視だ。そう簡単には逃れられないはず。
但し相手を確認できれば、の話。
人を騙って、罪を擦り付ける様に嫌がらせをしている連中だ。
しかも現場を直接見ていないからはっきりと言えないが、実際【一騎当千】のメンバーによる嫌がらせなのは明らかなようだ。
これに関しては既に確認済みなんだとか。後は現場を押さえるのみらしい。
そして俺とヤーナが魔力全開で天馬を急がせる。
気が付けばわんこ部隊を追い抜いたようだ。
追い抜く時にヤーナに念話があったらしい。
そのまま驀進。
目指す位置は街道を辿れば分かる上に、ほぼ一直線なのだとか。
そうしているうちに目指す街が見えた。
で、何やら住民らしき人と複数の人が対峙している。
よく見れば住民の前に兵士がいて、兵士の目の前にいる数人の冒険者が言い争っているようだ。
「クーンどうするの?」
そう言えばどうするか具体的な決め事をしていなかったと、今更ながら気が付いた。
何せ急いで出てきたからな。
「少し離れた場所で降りて、あの面子を囲うように近づこう。」
どうやら相当ヒートアップしているようで、俺達の事には気が付いていないようだ。
正確には一部住民が気付いていたらしいが、目の前の揉め事でそれどころではなかったらしい。
そのお陰で【一騎当千】と思われる不届き者に気が付かれないまま、直ぐ近くまで接近できた。
そしてわんこ部隊が到着するのを待つのみ。
しかしあいつ等何を持っているんだ?
何だか臭いのだが。
「あれ魔物の死体よ。それも意図的にと思うけれど、内臓がはみ出ているように見えるし、血が辺り一面に滴っているわね。」
ヤーナが俺の近くに来ていた。
俺達は住民の中にあえて紛れ込んだ。
天ちゃん達は少し離れた場所で待機中だ。
何かあれば天ちゃん達には動いてもらうからな。
で、俺とヤーナは早速聞き込み。
あ、ギルド職員も何やら近くの住民に聞いているようだ。
「あれ?またなのよ、いやよねえ。クラン【以一当千】って名乗っていたけれど、本当かしら?あんな酷い事をするのにわざわざクラン名を名乗るかしら?」
「あれは違うよねお姉さん。だって僕聞いたんだけど、【以一当千】って全員10代だって。目の前のおじさん達、20後半ぐらいでしょ?」
「あらまあ僕、お姉さんって・・・・うれしい事を言ってくれるわね・・・・ってあら、僕って何処に住んでいるの?」
おっとこれはまずい。
「あ、おしっこしたくなったから街に戻るね!」
俺は逃げた。
そしてギルド職員が俺に気が付いて1人ついてくる。
「やあ君、何処に行くんだい?」
「ああ、聞き込みしていたらバレそうになったから場所を移動。それよりこの街の冒険者ギルドに顔を出さなくていいのか?」
「それは問題ない。ほら目の前の数人は冒険者ギルドの職員だ。」
居るんだったら介入しろよ!
「街の外は基本介入できないんだよねえ。」
だそうだ。
そしてニールスにい達も到着したようで、俺達より少し離れた場所で待機している。
じゃあ早速不届き者にどういう事か聞いてみようか。
俺はヤーナと共に揉めているおっさん共の所に向かった。
すると俺達に気が付いたのか、
「何だクソガキ!俺達【以一当千】とやりあうのか、ああ?」
何を言っているのだ?
「あんた達、クランを偽称するとどうなるか知っているのか?」
「あん?そんなの知らねえなあ?」
「ここに王都から急行した冒険者ギルドの職員が3名います。貴方達のカードを確認すれば済む事なので確認させて下さい。それとこの周辺は私達のクランメンバーが完全に包囲しているので、大人しく従って下さい。」
すると何やら数人が慌てた様子。
『おい、このガキの言う事はどうやら本当らしいぞ。30名程に囲まれている。』
『問題ありません。陰伏して地脈に乗ってしまえば、捕まる事はありませんから心配なく。』
聞こえているんだよ。残念だけどそれは無理だな。
「まあそう言う事であれば・・・・ほら受け取れえ!」
数人が一斉に魔物の死体を宙に放り投げた!
その瞬間贓物や血が周囲に巻き散らかされた。
うげ!臭いしきたねえ!だがそんな陽動に俺が引っかかるとでも?
「引っかかっているわよ、クーンの肩に内臓が。」
ヤーナの指摘で振り向くと、俺はある意味引っかかっていたらしい。臭い!そしてこんな引っ掛かりは嫌だ!
だが逃げの一手は無駄だ。
俺は逃げた連中の前方を【土】で壁を作り遮った。
「ちっ!仕方がない。皆私の手を。姿を現し、全員を地脈へ!」
するとどうやら従魔が地面から顔を出した様子。
【あれはミドガルズオルムだな。】
なにそれ?
【わからんか。ヨルムンガンドと言えばわかるか?まあ蛇の魔物に近いが、奴は我より地脈を行くのが上手い。地脈に乗る前に我が防ぐか?】
そうしてくれ。
すると一斉にわんこ部隊が、アイツらの周囲に出現した。
「うわ拙いぞフェンリルだ!」
もし相手が逃げても地面と上空からの監視だ。そう簡単には逃れられないはず。
但し相手を確認できれば、の話。
人を騙って、罪を擦り付ける様に嫌がらせをしている連中だ。
しかも現場を直接見ていないからはっきりと言えないが、実際【一騎当千】のメンバーによる嫌がらせなのは明らかなようだ。
これに関しては既に確認済みなんだとか。後は現場を押さえるのみらしい。
そして俺とヤーナが魔力全開で天馬を急がせる。
気が付けばわんこ部隊を追い抜いたようだ。
追い抜く時にヤーナに念話があったらしい。
そのまま驀進。
目指す位置は街道を辿れば分かる上に、ほぼ一直線なのだとか。
そうしているうちに目指す街が見えた。
で、何やら住民らしき人と複数の人が対峙している。
よく見れば住民の前に兵士がいて、兵士の目の前にいる数人の冒険者が言い争っているようだ。
「クーンどうするの?」
そう言えばどうするか具体的な決め事をしていなかったと、今更ながら気が付いた。
何せ急いで出てきたからな。
「少し離れた場所で降りて、あの面子を囲うように近づこう。」
どうやら相当ヒートアップしているようで、俺達の事には気が付いていないようだ。
正確には一部住民が気付いていたらしいが、目の前の揉め事でそれどころではなかったらしい。
そのお陰で【一騎当千】と思われる不届き者に気が付かれないまま、直ぐ近くまで接近できた。
そしてわんこ部隊が到着するのを待つのみ。
しかしあいつ等何を持っているんだ?
何だか臭いのだが。
「あれ魔物の死体よ。それも意図的にと思うけれど、内臓がはみ出ているように見えるし、血が辺り一面に滴っているわね。」
ヤーナが俺の近くに来ていた。
俺達は住民の中にあえて紛れ込んだ。
天ちゃん達は少し離れた場所で待機中だ。
何かあれば天ちゃん達には動いてもらうからな。
で、俺とヤーナは早速聞き込み。
あ、ギルド職員も何やら近くの住民に聞いているようだ。
「あれ?またなのよ、いやよねえ。クラン【以一当千】って名乗っていたけれど、本当かしら?あんな酷い事をするのにわざわざクラン名を名乗るかしら?」
「あれは違うよねお姉さん。だって僕聞いたんだけど、【以一当千】って全員10代だって。目の前のおじさん達、20後半ぐらいでしょ?」
「あらまあ僕、お姉さんって・・・・うれしい事を言ってくれるわね・・・・ってあら、僕って何処に住んでいるの?」
おっとこれはまずい。
「あ、おしっこしたくなったから街に戻るね!」
俺は逃げた。
そしてギルド職員が俺に気が付いて1人ついてくる。
「やあ君、何処に行くんだい?」
「ああ、聞き込みしていたらバレそうになったから場所を移動。それよりこの街の冒険者ギルドに顔を出さなくていいのか?」
「それは問題ない。ほら目の前の数人は冒険者ギルドの職員だ。」
居るんだったら介入しろよ!
「街の外は基本介入できないんだよねえ。」
だそうだ。
そしてニールスにい達も到着したようで、俺達より少し離れた場所で待機している。
じゃあ早速不届き者にどういう事か聞いてみようか。
俺はヤーナと共に揉めているおっさん共の所に向かった。
すると俺達に気が付いたのか、
「何だクソガキ!俺達【以一当千】とやりあうのか、ああ?」
何を言っているのだ?
「あんた達、クランを偽称するとどうなるか知っているのか?」
「あん?そんなの知らねえなあ?」
「ここに王都から急行した冒険者ギルドの職員が3名います。貴方達のカードを確認すれば済む事なので確認させて下さい。それとこの周辺は私達のクランメンバーが完全に包囲しているので、大人しく従って下さい。」
すると何やら数人が慌てた様子。
『おい、このガキの言う事はどうやら本当らしいぞ。30名程に囲まれている。』
『問題ありません。陰伏して地脈に乗ってしまえば、捕まる事はありませんから心配なく。』
聞こえているんだよ。残念だけどそれは無理だな。
「まあそう言う事であれば・・・・ほら受け取れえ!」
数人が一斉に魔物の死体を宙に放り投げた!
その瞬間贓物や血が周囲に巻き散らかされた。
うげ!臭いしきたねえ!だがそんな陽動に俺が引っかかるとでも?
「引っかかっているわよ、クーンの肩に内臓が。」
ヤーナの指摘で振り向くと、俺はある意味引っかかっていたらしい。臭い!そしてこんな引っ掛かりは嫌だ!
だが逃げの一手は無駄だ。
俺は逃げた連中の前方を【土】で壁を作り遮った。
「ちっ!仕方がない。皆私の手を。姿を現し、全員を地脈へ!」
するとどうやら従魔が地面から顔を出した様子。
【あれはミドガルズオルムだな。】
なにそれ?
【わからんか。ヨルムンガンドと言えばわかるか?まあ蛇の魔物に近いが、奴は我より地脈を行くのが上手い。地脈に乗る前に我が防ぐか?】
そうしてくれ。
すると一斉にわんこ部隊が、アイツらの周囲に出現した。
「うわ拙いぞフェンリルだ!」
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