異世界あるある 転生物語  たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?

よっしぃ

文字の大きさ
128 / 262
クランとしての試練

第127話 道が出来たので・そして久しぶりのサービス?

しおりを挟む
 あれから1週間、何とか道が出来た。
 最初はまっすぐに道の元となる基準を引けず苦労したが、途中からもっと簡単・・・・とは言わないが、予めヤーナが自身のわんこフェンリルに指示を出し、俺とヤーナがいる場所から、俺が道を作る方向に移動してもらい、それをヤーナが確認後、俺が道の基準をヤーナのわんこ目掛けて放つ、と言うやり方に変えた。
 俺はヤーナのわんこ目掛けて【土】スキルを展開すればいいわけだ。
 ヤーナのわんこは俺の【土】スキルが放たれたのを確認したら、そのまま地面に潜ってもらえば危険はない。ないよな?

 この1週間の間、単にクツーゴ領に道を通したんじゃないぞ?
 元リーバクーヨと元ギーコア、こちらに至る道も引いた。
 正確には道の基準を引いたのだが。

 この後土魔法を使える人達が色々やってくれた。

 道の拡幅と言っていいのか?
 俺がやったのはあくまで目印みたいなもん。
 つまりせいぜい両手を広げた幅の道だったんだよな。
 それと馬車がすれ違っても余裕な幅に、そして両端には側溝のようなものを設けてくれた。

 まあ用水路として活用するのと、片側は排水の流れとして使うのか?

 あとはあれだ、道を引いた事により住居部分をどこに設置するのか、後は共用施設を建てたり・・・・まあこれはあくまで仮だが、最初から場所だけは決めておこうと。
 俺の知らない間に誰かが決めてくれたようだ。

 そして農地。
 避難した元領民の殆どは農民だ。
 それに食べ物が無いとどうにもならないから、育てないとな。
 幸い?な事に、元々逃げる準備はしていたから、野菜の種や球根は持ち出せたようで、避難先で細々と育てていたらしい。だから植える土地さえあれば数年で今まで通りの収穫が見込めるはず。
 但し俺に農地としての土地に何かしてほしいらしい。

 そして今俺は、最後の仕上げ?を行う所なんだ。

「ねえクーン、本当にここでやっちゃうの?」
「いいだろここで!最高じゃないか!」
「そうかしら?」
「むしろここしかない?」
「仕方ないわね。誰もいないわよね?」
「大丈夫、誰もいないさ。」
「クーンもわかってるじゃないの。あ、でも臭わないかしら?」

 俺とヤーナは目星をつけた場所で、早速開始した。

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・

「ぎゃああ!やっぱり臭いがするじゃないの!」
「すまんヤーナ。」

 数時間後、出てきた其れの臭いが凄すぎて悶絶するヤーナ。

 因みにクランの拠点より浅く掘った。
 え?
 え?何のお話だって?
 温泉に決まっているじゃないか!それとも何か違う何かがあり得るのか?

 以前にも、温泉を掘り当てた時に触れたと思うが、イメージとして硫黄の臭いだ。

 正確には硫化水素なのだが、何故かこの世界でも硫黄と言われている。

 そして俺はこの地に温泉施設を設けた。
 素晴らしい!見晴らしがいいのだよ。
 勿論男女別と、家族風呂を設けた。
 混浴したい奴らは家族風呂ってな。

 しかし何故王都の源泉より浅く湧出したのだろう。
 もしかして魔境には活火山でもあるのか?

 で、成分が安定したのか、俺が仮で作った湯船に満たされた源泉。
 温度は少し熱いのだが、湯の逃げ道、通り道?そういうのを工夫すれば適温になる。
 うん、感覚的には王都より数度熱いな。
 やはり魔境は活火山があるのかと思う。許されるなら一度調べたいな。

 さて、温泉が湧けばする事は一つ。湯につかるのだ!

「さてヤーナ、どうする?」
「うぅ、この臭い苦手なのよね。だけど王都の温泉、入るとお肌がすべっすべになって肌に張りも出てくるから・・・・勿論入るわよ!女は度胸!見ないでよ?」
 一応男女別に脱衣所を設けているが、まだ湯は一つしか入っていない。
「いいけど俺も入るんだぞ?」
「い、今更よ!どうせまた湯は白濁しているのでしょ?だったら見えないからいいわ!」
 濁り湯って言って!

「くっ!一番湯は譲れん!」
「勝負よ!」

 よくわからんが一番湯をかけて勝負となった。
 しかし残念だがヤーナよ、女よりも男の方が素早く服を脱げるのだよ。
 俺はマッパ・・・で服を脱ぎ・・・・タオルやらバスタオルはあらかじめ用意してあるんだぞ?タオルから手に湯舟のある場所に突入したが・・・・
「きゃああ!何でもう入ってきているのよ!見ないでよ!」
 どうやらヤーナも急いで脱いできたらしい。しかも・・・・バスタオルを持ってはいるが、隠さずに入ってきたようだ。
「何で素っ裸なんだよ!」
「やっぱり見たな!」
 そう言いつつ2人は湯舟にダイレクトボムを試みる。

 バッシャ―――――ン!!!!
 ドボ―――――――ン!!!!

 2人して何をやっているんだか、掛け湯すらせずに入ったものだから・・・・

「きゃああ!熱いわよ!!!!」
「あっちいいいい!!!!だが耐える!!!」

 推定45℃。

 恐らく地上に湧出した時は50℃近かったものと思われる。
 それを何とか湯の通り道を設けて冷ましていくのだが、冷まし足りなかったようだ。

「ウィ、ウィンディーネ、冷まして!」

 あ、ヤーナ、こんな所で召喚すんなよ!と言うか隠せ!胸が見えているんだよ!
 何せ熱すぎてまともに浸かれず俺とヤーナは立っているんだ。

「スケベ!察しなさいよ!」
 ヤーナはそう言って背を向けるが・・・・尻丸出し。
 いかん、最近のヤーナは妙に女性らしくなって・・・・

「少し冷やしてよ。」
【分かりました。】
 暫くすると適温になった。
 俺もヤーナも肩までつかる。
 いかん、あんなのを見せられたから、色々と俺の身体が反応しちまった。

 なんだかんだで俺にくっつくヤーナ。
「いい湯ねクーン。」
「すまんなヤーナ。適温になった。」
「そのうち冷水も設けなさいよ。」
「そうするよ。しかし・・・・ここにも精霊を?」
「そうね、もう少しきちんと施設を建てたらここに宿りたいっていう精霊は多いかもしれないわ。王都より精霊が多いもの。流石は魔境に隣接している領地ね。」
「そうなのか?俺には精霊を感じる能力が無いからなあ。」

 なんだかんだで俺とヤーナは一番湯を満喫した。
 但し・・・・
「先に出なさいよ!」
「ヤーナこそ出ろよ!俺はもう少し入っていたいんだ!」
「何よ!そんなに私の肌が見たいわけ?」
「いやさっきそれなりに見たぞ?」
 あ、地雷を踏んだ。
「クーンのスケベ!」
 俺はこの後どうなったのか覚えていない。
 気が付けば脱衣所で寝かされていたからだ。





しおりを挟む
感想 14

あなたにおすすめの小説

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~

しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」 病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?! 女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。 そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!? そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?! しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。 異世界転生の王道を行く最強無双劇!!! ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!! 小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!

最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~

華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』 たったこの一言から、すべてが始まった。 ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。 そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。 それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。 ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。 スキルとは祝福か、呪いか…… ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!! 主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。 ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。 ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。 しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。 一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。 途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。 その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。 そして、世界存亡の危機。 全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した…… ※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。

侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】

のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。 そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。 幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、 “とっておき”のチートで人生を再起動。 剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。 そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。 これは、理想を形にするために動き出した少年の、 少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。 【なろう掲載】

異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します

桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~

深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】 異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!

最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした

服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜 大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。  目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!  そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。  まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!  魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!

えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~

たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始! 2024/2/21小説本編完結! 旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です ※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。 ※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。 生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。  伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。 勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。  代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。 リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。  ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。  タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。  タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。  そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。  なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。 レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。 いつか彼は血をも超えていくーー。  さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。  一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。 彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。 コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ! ・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持 ・12/28 ハイファンランキング 3位

【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。

ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。 剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。 しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。 休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう… そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。 ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。 その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。 それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく…… ※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。 ホットランキング最高位2位でした。 カクヨムにも別シナリオで掲載。

処理中です...