44 / 104
過去との対話_有栖_7
有栖_7-3
しおりを挟む
『私』はホテルを出たあと、タクシーを呼んで帰宅した。ユースティティア就職後は一人暮らしをしていたので、『私』を迎えに来てくれる人も心配してくれる人もいない。家に帰ると着ていた服が不快だったので脱ぎ捨てて、部屋着に着替えてベッドの上で蹲った。
ホテルでの証拠探しも産婦人科に行くことも実行しなかった。
当時の『私』は未熟だった。
産婦人科に行き、そこから警察に通報され、事態が大きくなったらどうする?
事の発端は『私』が同僚の女性隊員を守ろうとしたことだ。彼女は自身を追い詰めるんじゃないか?
悪いのは我孫子で他の隊員に罪はない。迷惑をかけるのではないか?
そんなことを考え、結論の出せない『私』はショックとパニックになり、なにもせずに帰宅した。
そして、『私』は一ヶ月の休職をユースティティアに連絡したのだった。
ホテルでの証拠探しも産婦人科に行くことも実行しなかった。
当時の『私』は未熟だった。
産婦人科に行き、そこから警察に通報され、事態が大きくなったらどうする?
事の発端は『私』が同僚の女性隊員を守ろうとしたことだ。彼女は自身を追い詰めるんじゃないか?
悪いのは我孫子で他の隊員に罪はない。迷惑をかけるのではないか?
そんなことを考え、結論の出せない『私』はショックとパニックになり、なにもせずに帰宅した。
そして、『私』は一ヶ月の休職をユースティティアに連絡したのだった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
4
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる