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エピローグ
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『ニュース速報です。本日、世界で数々の功績を残したアース・バウンド博士が死亡したと発表されました。現在公開された情報では死因は自殺で――』
「あれ? アマツカさん?」
「お仕事、お疲れ様。アース博士の死体は?」
「あぁ、お知り合いでしたよね。こちらです」
監察医が一つの死体の前へと彼を案内する。
「私は外にいますので何かありましたら、声をかけてください」
気を使ったのか、監察医は部屋から出て行った。
男は目の前の死体を確認する。血の気はないが、そこには見覚えのある女性がいた。
「協力するなら利用してやったのに……まぁ、遅かれ早かれ殺していたから手間は省けたか」
男は静かに笑う。
「貴女の発明は有用に使わせてもらいますよ」
死体に背を向け、アマツカは歩き出す。
「さぁ、楽しい時間の始まりだ」
「あれ? アマツカさん?」
「お仕事、お疲れ様。アース博士の死体は?」
「あぁ、お知り合いでしたよね。こちらです」
監察医が一つの死体の前へと彼を案内する。
「私は外にいますので何かありましたら、声をかけてください」
気を使ったのか、監察医は部屋から出て行った。
男は目の前の死体を確認する。血の気はないが、そこには見覚えのある女性がいた。
「協力するなら利用してやったのに……まぁ、遅かれ早かれ殺していたから手間は省けたか」
男は静かに笑う。
「貴女の発明は有用に使わせてもらいますよ」
死体に背を向け、アマツカは歩き出す。
「さぁ、楽しい時間の始まりだ」
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