白薔薇のお兄さん

ふしきの

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頭ふわふわとカッチカチ

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 自分の家の前で高校生がラブぃキスなんて悪夢でしかない。と、小学生の主人公は思ったりするもので、ましてやその人が、とても整った顔をしてはいますが、脳はパッパラパーだったりするのである。
 女の子がビックリしてあわてて逃げていってからやっと口にしたことは、
「昨日と違うひとだね」
 って言葉の濁りだったわけで。
「そう、女子って全部可愛く見えちゃうから誰が誰だか解らないや」とりあえず、チョコレート貰った女子に返すお手軽なキスなどをとか言い出してくる。
「聞いてねえし」
「稽古帰り? 昇段したの」
「ち、違わないけど……僕、辞めるし」
「なんでよ、中学生」
「茶帯なんかハズイだけじゃん、それに、体育の授業は柔道だし……」
「型とかかっけえのにな」
「だから、そういうのだせええ、っての」
 自分でいっておきながら、何でこうもイラつくのだろ。
 そう、このお兄さんが最近、自分の目の前にちらつくからだと、後々から寝付きながら気がつくのであった。
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