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ふしきの

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愛しか書けない

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あわれなでき損ないのこの私を
世間がどうみてもいっこうに構わない
卑下も非礼もまったく動じない

私に見えるのは「書き続けなさい」のことばと
「君は愛を知った、それが愛ですよ、だから大丈夫です」
というふたしかな言葉のみ


言葉とは確実に下品で下等で不誠実で不義理で不摂生だ


なのにそこに、愛があるという
愛が見えていないのは私だけなのだ


かりそめでもものを書くなら愛を溢れるように
努力を応援するように
「伝えること」
それは、伝えなきゃいけないと思っている。
私は文学者ではない。
できたら大衆紙のように
みえみえの愛を、分かりやすく書きたい。

「愛はそこにある。私にでもわかるのだから」と。
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