劇団のナンバーワンの付き人になった俺

Hazuki

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遥久さんの家

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遥久さんの家は近くの3LDKのマンションだった。
さすがナンバーワン、最近はテレビのドラマやCMにも出てるし、ほんとスター。
「ここが衣装部屋で、寝室に書斎、、、と言っても机しかないから、ここを片付ければいいでしょ、机は寝室かリビングに置けばいいし」
「え、でも、、、」
「毎日通うのも大変だし、交通費もかかるし、ここに住んでしまえば家賃もかからないよ、どう?」
「遥久さん、一人でゆっくりしたい時もあるんじゃないですか?俺がいたら邪魔じゃないですか?」
「そんな時は寝室に籠ればいいし、伽耶(カヤ)くんは邪魔じゃないよ」
「でも、、、」
「それに付き人は身の回りのこと色々しなきゃだから、いつでも一緒にいるものだよ」
「そうなんですか、、、」
よし、あとひと押し。
「通う時間も勿体ないし、お願い、ここに住んでください」
「遥久さん、頭あげてください、分かりました、お世話になります」
「ホント?じゃあ、来週引っ越ししよう、業者に頼んでおくね、家電はあるから処分していいかな?机も移動させなきゃ、、、」
「あ、机はそのままで、遥久さんの家ですし、いつでも使ってください」
「そんなに使ってないから、伽耶くんも使ってね」
「そうなんですか」
「税金の申告の書類作ったり、調べものするくらいかな」
「それ、俺やりますから教えてください」
「助かる、実は事務仕事って苦手で」
「経済学部だったので、任せてください」
「それじゃ、、、来週の木曜日はどうかな?」
「大丈夫です」
「引っ越し業者に頼んでおくね」
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