白桃

Hazuki

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キス魔誕生?

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「秋人のクラスすごかったな、俺のクラスはバスケ部三人いたのに負けたよ」
「クラスでご褒美用意したから、みんな頑張ってました」
「ご褒美?」
「あー、えっとぉ」
「そんなにすごいものなのか?」
「いや、僕の、、、キスです、、、」
「、、、?」
「一位だったらほっぺにチュー、がご褒美で、、、」
「俺には?バスケでMVP取った、得点王」
「大知先輩ならいいですよ、ご褒美」
「やったー、頑張った甲斐があった」
「いいって言うまで目をつぶってて下さいね」
椅子に座っている大知先輩の肩に手を置いて、少し考えて、、、思いきって唇の端っこにキスをした。
「もういいですよ、、、」
「秋人、、、頬というよりクチビ」
「頬っぺたですっ、ちょっとズレてしまっただけですっ」
「ご褒美ありがと、嬉しいよ」
頭をクシャってされた。


翌朝のんびり風呂に浸かっていると、山本さんが来た。
いつもの光景になりつつある。
山本さんは清掃中の札をかけておいてくれるので、ゆっくり入っていられる。
「球技大会どうだった?」
「僕のクラスは各競技でも、総合でも一位でした」
「わあ~、すごいね~、小山くんは?何に出たの?」
「僕はマスコットで、みんなを応援してました」
「小山くんが頑張って応援したから、みんなも頑張れたんでしょ、えらいね」
頭をナデナデしてくれる。
「えへへ、みんなにご褒美もあげたんだよ」
「ふーん、どんなご褒美?」
「あ、それは、、、ほっぺにチューです」
「それは素敵なご褒美だね、それで全部一位か~、納得」
「そ、そーですかねー」
「私は、、、頑張ってますか?」
「山本さんはすごい頑張ってますよ、寮生活すごく快適です」
「私にもご褒美くれませんか?」
なんか、大型犬がお座りして、クゥ~ンって目を潤ませてないてるみたいな顔、、、。
「では、頑張ってる山本さんにもご褒美を、、、目をつぶってくださいね」
なんだっけ、、、ゴールデンレトリバーだ、そんなかんじ、、、。
僕は、山本さんの、唇に、キス、した。
山本さんは真っ赤になって
「え、え、え?ほっぺじゃ、、、」
「あ、、、嫌だったよね、ごめんね」
「イヤ、嫌じゃない、逆に嬉しいから」
「良かった、、、いつもありがとうの気持ちもこめたら、つい、、、」
「こちらこそありがとう、休みの日は手伝ってくれてるし」
「みんな喜んでくれるから、キスしたくなっちゃって」
キス魔、爆誕?降臨?





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