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センパ~イ
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「神田先輩、木嶋さんて友達ですか?」
「颯のこと?友達っつーか、親友だな」
「なんか、昨日声かけられて、無理矢理友達にさせられました、どーゆー人なんですか?」
「悪いヤツではない、えーと、、、」
「ゲイなのは聞きました、ってゆうか、最初は間違えられましたけど」
「間違えられた~?」
「駅前のファストフードの奥の席の話知ってました?俺知らなくて、木嶋さんが教えてくれたんですけど」
「あー、一人で座ってるヤツは誘いを待ってるって話か」
「そう、それです、もうビックリしましたよ」
「そっか、まあ、アイツで良かったな、強引では無かったろ」
「ああ、そうですね」
「俺は小学校から一緒だけど、手は出されてないし、普通に友達してるよ、准も仲良くしてやってよ」
「先輩が言うなら、普通にいい人なんでしょうね、わっかりました、友達になりましょう、てゆうか、もうなってるけど」
「文系だからって訳じゃないけど、話しても楽しいし、いいと思うよ」
「確かに話は上手いですね、俺いろいろ喋っちゃったし、年とか学部とか」
スマホが鳴る。
「噂をすれば、ランチのお誘いです、先輩一緒にどうですか?」
「あー、俺今日は約束あって、、、すまん」
「まあ、ランチくらいならいっか、、、」
「木嶋さん」
「だから颯でいいって、、、」
「神田先輩誘ったんですけど、約束があったみたいで、、、」
「ああ、彼女出来たみたいだから、それだろ」
「彼女ー、いいなぁ~俺も彼女欲しい」
「今までは?いたの?」
「いませんよ、好きになった子もいないし、告られたことも無いですっ」
「好きな子もいないのに彼女は欲しいんだ」
「おかしいですか?」
「いや、気になる子はいないの?」
「うーん、、、今はいないですねー、高校の時はいたけど、告るほどではなかったから」
「へー」
「颯先輩は?好きな人とか、気になる人はいないんですか?」
「うーん、、、ちょっとだけ気になる人はいるかな」
「誰ですか?」
「内緒、、、お前すぐ言いそうだから」
准だよ、なんて言えるわけないだろ。
そんなこと言ったら、即友達解消される。
今はこの距離でいい、会って話せて、これが無くなったら、、、嫌だな。
「颯のこと?友達っつーか、親友だな」
「なんか、昨日声かけられて、無理矢理友達にさせられました、どーゆー人なんですか?」
「悪いヤツではない、えーと、、、」
「ゲイなのは聞きました、ってゆうか、最初は間違えられましたけど」
「間違えられた~?」
「駅前のファストフードの奥の席の話知ってました?俺知らなくて、木嶋さんが教えてくれたんですけど」
「あー、一人で座ってるヤツは誘いを待ってるって話か」
「そう、それです、もうビックリしましたよ」
「そっか、まあ、アイツで良かったな、強引では無かったろ」
「ああ、そうですね」
「俺は小学校から一緒だけど、手は出されてないし、普通に友達してるよ、准も仲良くしてやってよ」
「先輩が言うなら、普通にいい人なんでしょうね、わっかりました、友達になりましょう、てゆうか、もうなってるけど」
「文系だからって訳じゃないけど、話しても楽しいし、いいと思うよ」
「確かに話は上手いですね、俺いろいろ喋っちゃったし、年とか学部とか」
スマホが鳴る。
「噂をすれば、ランチのお誘いです、先輩一緒にどうですか?」
「あー、俺今日は約束あって、、、すまん」
「まあ、ランチくらいならいっか、、、」
「木嶋さん」
「だから颯でいいって、、、」
「神田先輩誘ったんですけど、約束があったみたいで、、、」
「ああ、彼女出来たみたいだから、それだろ」
「彼女ー、いいなぁ~俺も彼女欲しい」
「今までは?いたの?」
「いませんよ、好きになった子もいないし、告られたことも無いですっ」
「好きな子もいないのに彼女は欲しいんだ」
「おかしいですか?」
「いや、気になる子はいないの?」
「うーん、、、今はいないですねー、高校の時はいたけど、告るほどではなかったから」
「へー」
「颯先輩は?好きな人とか、気になる人はいないんですか?」
「うーん、、、ちょっとだけ気になる人はいるかな」
「誰ですか?」
「内緒、、、お前すぐ言いそうだから」
准だよ、なんて言えるわけないだろ。
そんなこと言ったら、即友達解消される。
今はこの距離でいい、会って話せて、これが無くなったら、、、嫌だな。
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