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Chapter01 トリップしたら、魔王軍四天王に拾われました。
Episode02 アイスブルーの獣
しおりを挟む『はぁ、はぁ、はぁ・・・!』
気がつくと、私は走っていた。
後ろから迫り来る、追いつかれてはならないものの気配を感じながら、肺が潰れてしまいそうなくらいに荒い呼吸を繰り返していた。
でもしばらくすると、これが夢だと気付くのだ。
だってここは、何もない。
ただ真っ白な空間を、ゴールもなにもない道をひたすら走るだけだったから。
無意味。
その言葉が脳裏をよぎる。
走り続けることは、何の意味もない。
背後から追ってくる何者かにおとなしく身を預けよと、誰かが言う。
こわい。
くるしい。
つらい。
ずっと永遠かもしれない苦しみを味わうのなら、あの声の言うとおり諦めて、足を止めてしまおうか。
背後の気配が、喜びの息を吐き出す。
ああ、これで私は救われる。
もうなにもつらいことなんてない。
苦しいことも、悲しいことも感じない。
――きっと楽しいことも、わからなくなるけれど。でも、それでも。
(いやいやいや。なにを言っちゃってくれてるのかな。)
立ち止まりかけた身体に、慌てて突っ込みを入れる。
なんだか頭が茫っとして、なんとなく流されてしまったけれど。確かにつらくてどうしようもない時もある。だから先程の想いに私の意思は1割あったとしても、全部じゃない。
この真っ白い世界で走り続けることが無意味なら、逃げだ何だと言われようが、別の世界で生きてやればいいだけだ。
こうして追われていることがつらいのなら、諦めてしまうのではなく、別の道で、新たな自分で走ればいい。誰かに「諦めた」と言われようが関係ない。
自分自身を認める事が出来て、更に誇れることができるなら、それは私の正しかった答えだ。
何故こんな夢を見ているのか皆目見当がつかないけれど、私は知っている。
――選択肢は、実はとても多いのだということを。
白い世界が、おおきくたわむ。
その奥に見えた金色の光が、道しるべのようにまぶしく光る。
追っ手は悲しそうに咆哮し、それを背にして走り出した。
今度は全然つらくなどない。
軽くなった足が、光を目指して跳躍する。ほら、もう少しで届く。
その時、白の世界で聞こえた気がした。
今までに聞いたことが無いような、凄惨な呪いの言葉を。
※ ※ ※
「ん…う」
瞼が重い。
身体もとてつもなくだるい。寝返りを打つのも億劫なほどだ。
おそらく徹夜でゲームをしてしまったせいだろう。肩と首なんて異常に凝り固まっているし、目もぱんぱんになっている気がする。
(ああ、起きるのやだ…。ご飯とかいいから、このまま寝てよっかなぁ…)
土曜日はこの化石状態になれるから素敵だ。
もうこのまま寝続けられたらと思ってしまう。
これは私の持論だが、色気より食い気、食い気より眠気である。
しかしさすがに生理現象からは目を背くことは出来ない。
トイレに行くもの面倒だが、ここは身体に鞭を打って立ち上がろう。
「んん……ん、んん?!!」
(あれ?あれ?あれあれ?)
おかしなことに、身体が動かない。
上体を起こそうとベッドに手をついてふん、と力をこめるのに、何故かびくともしない。
これって、まさか例のあれだろうか。
(か、金縛り…!?)
何故、よりにもよってお花畑に旅立ちたいときに。
確か疲れ過ぎていたりすると金縛りにあうことも稀にある、とどこかで耳にしたが、まさか徹夜でゲームをしたくらいで。
カーテンの隙間からか、差し込む柔らかな日光を鬱陶しく想いながら、ゆっくりと目を開ける。
疲れとかではなく、身体にでっかい幽霊が載っていたりしないかな、と心配しての行為だった。いや、いないと思うけどね?!たぶん!
しかし。
私の横たわる身体を覆い隠すようにして、何かがいる。
私の頬を掠るその誰かの耳は柔らかく、それが動くたびにさらさらと透明な音を立てて毛並が流れていく。その色はまるで美しい水のようで、自然のそれのように錯覚しそうになる。
まつげは乙女もうらやむ長さで、目を瞑っていても麗しいんだろうなと解る顔付きだ。
そう、そして極めつけは、今寝返りで私の顔をひっ叩いた肉球付きのでっかい手だ。
「――って誰だよ?!」
やっとのことで声を上げられた私は、火事場の馬鹿力で何とか上体だけ起こしたが、身体のほとんどは目の前のコレに圧し掛かられて身動きできる状態じゃない。
それはうるさそうに柔らかな毛に包まれた三角形の耳をくるくると躍らせて、それでも眠り続けますと、羽毛枕に鼻先を埋めた。
というかそれ、私のなんですけど。肩こりもお前が原因か。
「っていうか、なに、何ナノこれは…!」
どう考えても動物園のホッキョクグマサイズだ。
しかし目の前のこれは熊とは全然異なるアイスブルーの毛を纏ったしなやかな肢体を持っていた。その肢体と長い鼻口部と耳は、額に三本の鋭い角がなければ実家のわんこを彷彿とさせたが、きっとこれはわんこに近しい何かだ。
長い尾は私の反応を耳にして楽しんでいることが明らかで、ゆらゆらと揺れている。
(お、起きてるじゃん!)
しかし昨日のルシオのように、気軽に突っ込みを入れられるほど度胸はなかった。だってほら、気持ちよく寝ていた私の顔に肉球パンチしてくれたおてては、私の頭より大きい。猫と違い、常に外に晒される爪も、もちろんでかい。
この際包み隠すことなどなにもない。
「めっちゃこわいっす…っ!!」
心拍数が上がっているのに気付いたのは、実は今だったりする。
起き抜けに肉球パンチ食らったと思ったら、特大肉食獣が上に乗っかっていたのである。しかも、めちゃくちゃお花摘みたい時に。
勇気を振り絞り、間近にあった大きな頭に手を添えて、力いっぱい揺さぶってみる。それでもゆっくりとしか動かないのは、重量があるからだ。
「ねぇ、ちょっと!誰だか知らないけど、どいてよ!」
「……あふ。」
返事は欠伸である。
ちらりと開いた目からは、美しいコバルトブルーが覗いたが、すぐに面白くなさそうに顔を逸らされてしまう。
しかしここであきらめるわけにはいかないのである。
何せ乙女のプライドが掛かっているからだ。
恐ろしいという想いも若干置いてきぼりにして、自由の利く手で今度は胴体をぽんぽん叩いて訴えてみる。
ふわふわの毛に一瞬埋もれて寝てみたい、と思ったのは内緒だ。
「ねえ、君も魔族かなんかなんでしょ?それなら言葉もわかるよね?」
「…………」
「ねぇえええ頼むよぅ、ホントに、真面目に、お願い……っ!!」
ほぼ涙目で拝み倒す。上半身しか使えないので気持ちです。
身体に圧し掛かられていたら、余計に危ないのはご理解いただきたい。
それは前足を優雅に組んで、そこに顎を載せるようにして再び見せたコバルトブルーの瞳に私を映した。
まるで「さて、どうしましょうかね?」とインテリ眼鏡男子に弄ばれているような錯覚までしてしまいそうだ。あ、しっぽが揺れていますよ。
そんな態度を見ていたら、もう我慢もできない。
私は容赦なく手足を動かして、それの身体をビシビシ叩いた。
しかし、それは笑うかのように三日月に目を細めたかと思うと、冷ややかに息を吐いてそっぽを向く。
「くぅ……お、お花を摘ませろぉー!!」
きぃー、とついに言いたくなかった言葉を放つ。
するとそれは、「え、マジか。」と少しの間を開け、目を瞬かせたかと思うと、のろのろとその身を起こして、改めて空いているスペースにくるんと蹲ってしまった。
「最初からどいてよね、意地悪だな!!」
「……はふん。」
その溜息と嘲笑を混ぜたような代物を吐き出さないでほしい。
いろいろ文句を述べてやりたいが、それどころではない。慌ててベッドから飛び降りて、目的の場所へ足を向け――
「……………………………」
時よ、止まれ。
私に考える時間と勇気を与えたまえ。
あのキングサイズのベッドを収納してもなお有り余るスペースの部屋には、裸足でもドキリとすることはないカーペット。石壁にはドラゴン模様のタペストリーが飾られ、やはり大きい窓を覆う重厚なカーテンは、金の紐を引っ張ると開くようになっている。
続き部屋は客間となっていて、ソファやテーブルが設置されている。
(ええと、ええと。まだ夢の中ってこと?)
いくらなんでも、夢に浸り過ぎだ。
普通とっくに目覚めているのではないのか。
いや、いやいやいや。とにもかくにも、それどころじゃない。
私は乙女のプライドもかなぐり捨てて、部屋の外を通ったやっぱり怖い羊メイドの女性を捉まえて、無事にお花畑に向かったのだった。
危ない。本当に乙女の危機だった。
城の廊下を身体をすぼめながら歩く。
正確な時刻は解らないが、太陽が輝く時間帯であるにも関わらず、廊下には気休め程度の明かりしか届かないようで、足音の響く廊下はやっぱり怖かった。
「なんで夜じゃないのにビクビクしなきゃいけないんだよぉ…。夢のくせに。」
ピタリ、と足を止める。
そう。会社から帰って、弟が置いて行ったと思われるゲームをプレイしてから、きっと何かがおかしくなっているんだ。
そのゲームをフルコンプリートして、気が付いたら魔王軍が誇る四天王のひとり、雷竜ルシオの城に横たわっていた。凶暴だと思われた彼は、意外なやさしさを見せて、私に宿を与えてくれた。
(夢の中で寝ちゃえば、目が覚めると思ったのに。)
確かに、そんな規則などはない。
けれど寝てしまって今の状況であるなら、唯一の帰り道としては、また「寝る事」だと関連付けるのはあながち間違っていないと思ったのだ。
自身の手を広げて、昨夜のルシオのぬくもりを思い出した。
夢から覚めたいと思う気持ちと、寂しいと思う気持ちがない交ぜになって、部屋に戻ろうと言う気も湧いてこない。
(変なヤツもいたし。)
あのアイスブルーの生物が何者なのか、既に察しはついているのだけれど。
いきなりの出会いと図々しさに、仲良くなれるとは思えない。
再び溜息を吐いて、ふと窓の外へ目をやった。
そういえば昨夜は外を見る事が出来なかったのだっけ。
足が自然と窓へと誘われ、窓枠をちょっと押すと簡単に開いた。
どうやら庭園の真上だったようで、窓に身体を滑り込ませるとバルコニーの柵に身を乗り出した。
「うわぁ…!なにあれっ」
先程の沈んだ気持ちが吹き飛ぶくらいの、壮絶映像だ。
このバルコニーの下には見たこともない花々が咲く庭園があり、更に奥には猛々しい魔族の方々が出入りする詰所のような家屋があったり、馬のような生き物の世話をする厩舎があった。
そして更に遠くを見るようにすると、不思議なことに気付く。
この城を中心に、淡いブルーの透明な膜のようなものが広がっていて、それが太陽の光を半減させているようだ。また驚くべきは、膜の外は私が昨日予測した通りの雷がビターンビターン降りしきる荒れ地が広がっていたことだ。
(変なの。雷なんて自分みたいなものだし、こんな膜で守る必要ってあるのかな?)
ルシオは雷を司る竜だ。
雷を浴びればダメージどころか回復するし、こんな守護膜を張る意味が解らない。さらに言えば、膜の外は荒れ地だが、対して守られている内側は緑豊かでなんと都心にいるよりも空気がおいしい。
一応ここ、魔族の城なんだけども。
やはり夢の中は、こうだと決めつけられるものはないのかもしれない。
柵から手を離して、そろそろ部屋に戻ろうかと踵を返した時だった。
「っ!?」
距離もない背後に。
音もなく気配もなく、彼女はそこにいた。
感情の読めない、羊特有の横長の瞳は、どういう想いで私を映しているのか。
「な、なんだ、メイドさんかぁ、アハハ。ビックリしたー。」
声を掛けてくれたらいいのに、何の用ですか、と口を開いた。
しかしその言葉は、声にすることができなかった。
彼女の人型を模した身体はぶくぶくと膨れ上がり、身体は建物の階層を一段はゆうに超えた。羊の目を気にしなければ美しい顔立ちだったろうそれは、裂けた口からは醜い牙が不ぞろいに生え、正に悪魔と言わんばかりの凶悪さを具現化していた。
蹄の筈の手は、肉食獣のそれと同じ鋭利な爪が閃いた。
「な、なにこれ……なんなの?!」
どうしよう。足が震えて、動けない。
感じているのは、昨夜のルシオの殺気レベルではない。
冗談でも演技でもない。「ころされる」「くわれる」と本能が叫んでいる。
今にしてようやく、昨夜のルシオは本気で殺気を放っていたわけではないのだと解ったけれど、もう遅い。
(あ、でもここで死んじゃえば、夢から覚めたりとか……)
ガタガタと私の意思を無視して震える身体を奮い立たせながら、彼女を仰ぐ。
羊の頭はその身体に見合うくらいに大きく膨張していた。口を開けば私の頭なんて余裕で丸かじり出来るだろう。
――いや、いやいやいや!!
人生で一度たりとも生命の危機を感じたことがない所為で、ついうっかり心が折れかけてしまったが。
いくら夢でも、あの爪で、あの牙で殺されたら痛いに決まっている。
僅かな勇気を振り絞り、ぎゅっと手を握り締めた。
「……目が覚めるよって教えられても、殺されるなんて絶対いやだ。」
言葉が解るのか、メイドさんだったものの目は赤く血走り、耳を劈く咆哮を上げるのと同時に、その見るのも恐ろしい鋭利な爪を振り上げた。
(ああ、もう……さすがに終わったかも。)
この世界にポーションとか蘇生薬ってあるのかな、などと、いざ危うくなると呑気なことを考えるもののようだ。
風を裂く音にぎゅっと目を瞑った――瞬間。
窓が盛大に割れたかと思うと、ガラスの破片が雨のように降りかかった。
どうして、と思う暇もなく、私がやってきた窓からアイスブルーの獣がバルコニーに飛び込んできたかと思えば、一瞬の狂いもなく私の襟首を銜え込んで、風の勢いのままバルコニーから飛び降りたのだ。
「ひあぁ、ぅぐっ」
3階、いや4階はあろうかという高さから飛び降りるのは、生身の人間には厳しいものがある。
一応それを理解していたのか、彼は庭園の茂みにひょい、と私を放り投げて生きていることを確認すると、すぐさまあの羊の魔族を威嚇する。
「ちょ、ちょっと、なにこれ、どういうこと…?」
だって、ここは魔王の次に強いはずの四天王ルシオの城だ。
なのに何故メイドであった者と、恐らく魔族であるアイスブルーの彼が、魔族同士で対峙しているのか。
それも喧嘩などと生ぬるいものではない。
平和な日本で育った私でもわかる。――誰かが死ぬかもしれないということ。
いくらホッキョクグマ並みに大きいとはいえ、相手はその上を行く巨体だ。
この状況も、彼の考えていることも悟れないけれど、私を守るように唸るアイスブルーの獣を置いて逃げるだなんてできない。
せめてルシオに助けを呼びに行ければと、相手に気付かれないよう立ち上がる。
(つっ…?!)
鋭い痛みが足を駆けていく。
そこに手を添えると、ぬるりと生ぬるい感触が怪我を負ったことを教えてくれた。どうやら木の枝か何かで裂いてしまったのだろう。
これでは本気で走ることもできない。
(どうしよう…!!)
ぎゅっと身体を抱き締めても、震えは止まらない。
――こわい。こわいこわいこわい。
恐怖に思考が覆い尽くされる中、目の前の獣が一歩踏み出す。
起き抜けに私に意地悪をした時と同じように、優雅にその肢体を逸らした。
どちらかともなく発せられた咆哮が、空気を揺るがせた。
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