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第一章 【始まり】
第6話【落着】
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玖炉「大貴!」
倒れこんでいる大貴の元に近づく。
ハーリィ「マスター、まだです」
玖炉「まだ?……って?」
ハーリィ「まだ奴を倒していません、少しですが、気配を感じます。」
玖炉「え」
ハーリィ「私達ユニットには宝具というものがあります、それを使わず敗北するというのはよほど馬鹿じゃなければしません」
玖炉『馬、馬鹿……』
ハイデ「そのとーりっと」
グラウンドから屋上へと容易く飛び上がり現れた。
玖炉「ここ……5階だぞ……」
ハイデはハーリィを指差し
ハイデ「お前、ランクなんだ?Bランク以上ということは確実だ」
ハーリィ「…………」
ハイデ「答えない……か、ならそのままなにも言わず……死ね」
ハイデの持つ斧の形が変形してゆく、
やがてそれは赤い炎を帯びて
ハイデ「これが俺の宝具、赤熱の斧よ、いくぜ!!」
斧を一振りするとハーリィの元へ炎の斬撃が飛んで行くそれを華麗にひらりとかわす
玖炉「ハーリィ!」
ハーリィ「大丈夫です、私がいる限り…マスターには、絶対に指一本も触れさせません」
真剣な眼差しの彼女を見て、ぽか、と心が暖かくなった。
ハイデ「ごちゃごちゃ話てんじゃねぇよ!」
斧を振り回し辺りに炎の斬撃が飛び交う
ハーリィ「はぁっ!」
玖炉の前に立ち、炎の斬新を槍で切り、跳ね返す。
ハーリィ「もう終わりにしましょう」
ハイデ「黙れ!!勝敗を決めるのは、俺だぁぁ!!!」
ハイデがハーリィに向かって突っ込んでくる。
ハーリィ「せぁっ!!」
ハイデの斧を紙一重でかわし、そのまま槍をハイデの腹に突き刺す。
ハイデ「ぐっ……そうか……お前が黒い稲妻の…………」
ハイデの体は結晶のように固まり、やがて砕け散った。
ハーリィ「ターゲット排除完了しました。」
玖炉「これで大貴が!」
ハーリィ「はい、目を覚ますと思います」
大貴「…………ぁ……あれ?玖炉?と、なんだその美人さんは」
大貴が辺りを見回してみると、コンクリートが砕けた跡やひのこが確認できた。
大貴「な、なにがあったんだよ……俺は……【alive】を起動して……それから……なんだ、思い出せねぇ」
ハーリィ「貴方のユニットにコントロールされていたのです」
大貴「へぇ……玖炉、これお前のユニット?」
玖炉「これとか言わないでよ、ハーリィはちゃんとした人間だよ」
ハーリィ『…マスター』
大貴「えっと、ハーリィって言うんですね」
ハーリィ「はい」
大貴「えーっと…その、助けてくれてありがとうございます。」
ハーリィ「はい、マスターのお友達が無事でよかったです」
倒れこんでいる大貴の元に近づく。
ハーリィ「マスター、まだです」
玖炉「まだ?……って?」
ハーリィ「まだ奴を倒していません、少しですが、気配を感じます。」
玖炉「え」
ハーリィ「私達ユニットには宝具というものがあります、それを使わず敗北するというのはよほど馬鹿じゃなければしません」
玖炉『馬、馬鹿……』
ハイデ「そのとーりっと」
グラウンドから屋上へと容易く飛び上がり現れた。
玖炉「ここ……5階だぞ……」
ハイデはハーリィを指差し
ハイデ「お前、ランクなんだ?Bランク以上ということは確実だ」
ハーリィ「…………」
ハイデ「答えない……か、ならそのままなにも言わず……死ね」
ハイデの持つ斧の形が変形してゆく、
やがてそれは赤い炎を帯びて
ハイデ「これが俺の宝具、赤熱の斧よ、いくぜ!!」
斧を一振りするとハーリィの元へ炎の斬撃が飛んで行くそれを華麗にひらりとかわす
玖炉「ハーリィ!」
ハーリィ「大丈夫です、私がいる限り…マスターには、絶対に指一本も触れさせません」
真剣な眼差しの彼女を見て、ぽか、と心が暖かくなった。
ハイデ「ごちゃごちゃ話てんじゃねぇよ!」
斧を振り回し辺りに炎の斬撃が飛び交う
ハーリィ「はぁっ!」
玖炉の前に立ち、炎の斬新を槍で切り、跳ね返す。
ハーリィ「もう終わりにしましょう」
ハイデ「黙れ!!勝敗を決めるのは、俺だぁぁ!!!」
ハイデがハーリィに向かって突っ込んでくる。
ハーリィ「せぁっ!!」
ハイデの斧を紙一重でかわし、そのまま槍をハイデの腹に突き刺す。
ハイデ「ぐっ……そうか……お前が黒い稲妻の…………」
ハイデの体は結晶のように固まり、やがて砕け散った。
ハーリィ「ターゲット排除完了しました。」
玖炉「これで大貴が!」
ハーリィ「はい、目を覚ますと思います」
大貴「…………ぁ……あれ?玖炉?と、なんだその美人さんは」
大貴が辺りを見回してみると、コンクリートが砕けた跡やひのこが確認できた。
大貴「な、なにがあったんだよ……俺は……【alive】を起動して……それから……なんだ、思い出せねぇ」
ハーリィ「貴方のユニットにコントロールされていたのです」
大貴「へぇ……玖炉、これお前のユニット?」
玖炉「これとか言わないでよ、ハーリィはちゃんとした人間だよ」
ハーリィ『…マスター』
大貴「えっと、ハーリィって言うんですね」
ハーリィ「はい」
大貴「えーっと…その、助けてくれてありがとうございます。」
ハーリィ「はい、マスターのお友達が無事でよかったです」
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