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番外編
年末(4)
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ハーリィが拗ねて部屋に戻ってしまったところで…。
玖炉「もうすぐ11時40分だ…ねぇキリカ、ハーリィどうしよう…」
キリカ「あ、それなら簡単よ」
こそこそとキリカは玖炉の耳に案を唱えた。
ハーリィ「…私なんてどうせ何やっても下手なんです…ダメなんですっ」
と、ハーリィは個室で呟きながら顔を埋めて寝ていた。
その時、コンコン、とドアを叩く音が聞こえた。
ハーリィ「……はい」
玖炉「あ、ハーリィ」
ドア越しに玖炉はハーリィに話しかける。
ハーリィ「玖炉…なんでしょうか?」
玖炉「あのさ…除夜の鐘……ハーリィと一緒に行きたいな…なんて…」
ハーリィ「……!!」
その言葉を聞いた瞬間、ハーリィは勢いよく顔を上げ、顔を真っ赤にして起き上がった。その音がキリカの耳に届いたとき
キリカ『好きな人のお願いは…断れないわよねぇ?』
すぐさまドアを開け、玖炉のもとに向かった。
ハーリィ「はい…いきましょう…玖炉…」
下を向いて表情は確認できなかったが、ハーリィの耳がとても赤いのが確認できた。
玖炉「ありがとう、ハーリィ」
名前を呼ばれると、びくっと反応するハーリィ
キリカ「あらあら…顔を赤くしちゃってまぁ……」
ハーリィの耳元で呟く。
ハーリィ「っキリカ!」
キリカ「ふふふ、さ、いきましょ」
そして人気がない道路を歩く、二人は夜空を見ながらはしゃいでいる。
ハーリィ「見てください、キリカ、夜空です、星が綺麗です!」
キリカ「ふふ…それくらい見ればわかるわよ」
玖炉は一歩下がりながら歩き、眺める。
玖炉「この時期の空は綺麗だからね、運が良ければ流れ星が見れるかもよ」
キリカ「見たいの?マスター?」
玖炉「え、僕?まぁ、見たい…かな?」
キリカは、そう、と呟くと手にルーの光弓を持つ。
キリカ「流れ星のような光の矢なら打てますけど?」
玖炉「結構です。」
玖炉「もうすぐ11時40分だ…ねぇキリカ、ハーリィどうしよう…」
キリカ「あ、それなら簡単よ」
こそこそとキリカは玖炉の耳に案を唱えた。
ハーリィ「…私なんてどうせ何やっても下手なんです…ダメなんですっ」
と、ハーリィは個室で呟きながら顔を埋めて寝ていた。
その時、コンコン、とドアを叩く音が聞こえた。
ハーリィ「……はい」
玖炉「あ、ハーリィ」
ドア越しに玖炉はハーリィに話しかける。
ハーリィ「玖炉…なんでしょうか?」
玖炉「あのさ…除夜の鐘……ハーリィと一緒に行きたいな…なんて…」
ハーリィ「……!!」
その言葉を聞いた瞬間、ハーリィは勢いよく顔を上げ、顔を真っ赤にして起き上がった。その音がキリカの耳に届いたとき
キリカ『好きな人のお願いは…断れないわよねぇ?』
すぐさまドアを開け、玖炉のもとに向かった。
ハーリィ「はい…いきましょう…玖炉…」
下を向いて表情は確認できなかったが、ハーリィの耳がとても赤いのが確認できた。
玖炉「ありがとう、ハーリィ」
名前を呼ばれると、びくっと反応するハーリィ
キリカ「あらあら…顔を赤くしちゃってまぁ……」
ハーリィの耳元で呟く。
ハーリィ「っキリカ!」
キリカ「ふふふ、さ、いきましょ」
そして人気がない道路を歩く、二人は夜空を見ながらはしゃいでいる。
ハーリィ「見てください、キリカ、夜空です、星が綺麗です!」
キリカ「ふふ…それくらい見ればわかるわよ」
玖炉は一歩下がりながら歩き、眺める。
玖炉「この時期の空は綺麗だからね、運が良ければ流れ星が見れるかもよ」
キリカ「見たいの?マスター?」
玖炉「え、僕?まぁ、見たい…かな?」
キリカは、そう、と呟くと手にルーの光弓を持つ。
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玖炉「結構です。」
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