44 / 895
1-44
しおりを挟む
村人たちが必死の思いで逃げ惑っていた頃――
ラディッシュ、ラミウム、ドロプウォートの三人は、数分前まで自分たちが潜んで場所が「凄惨な狩場」と化している事など露知らず、草木で覆われた小さいトンネルの様な獣道を這いずり、ひたすら奥へ、奥へと、黙々と進んでいた。
そんな前進を続ける三人の前方から、
「あと少しでぇす」
笑顔で振り返ったのはパストリス。
三人を助けたのは、裏切った筈の彼女であった。
「「「…………」」」
裏切られてスグの今、不信感を拭い去る事は出来なかったが、追跡者(村人)達の手が刻一刻と迫る中、彼女に従う以外の選択肢は無く、無言で後に続き、やがてトンネルを抜けた先で三人を待っていたモノ、それは、
(((家ぇ?!)))
らしき物であった。
少し開けた場所に立つ「巨木のウロ」を利用して作られた、ポツンと一軒家。
魔女でも出て来そうな佇まいに、戸惑いを覚える三人であったが、三人の戸惑いを知ってか知らずか笑顔のパストリスは戸口へと導き、
「こちらでぇす」
小窓の付いた木製扉を開け、
「どうぞぉ入って下さぁい」
室内へと促した。
通された室内は意外にも奥行きと高さがあり、狭さは感じず、置かれた家具も整然と並んで清潔感があり、塵や埃も無く、掃除が隅々にまで行き届いている事が分かった。
しかし、
「「「…………」」」
彼女以外の人の気配は全く感じられず、静けさに、三人が無言で視線を交わし合う中、
「お茶を淹れますので、適当に座っていて下さぁい」
パストリスが穏やかな笑みを浮かべ、暖炉を利用した竈に吊るされた鉄瓶に手を伸ばすと、警戒心露わな怪訝な顔したラミウムが、二人の疑問を代弁するように、
「何故にアタシ等を助けたんだい? 裏切り者として、この村に居られなくなる事が分からないほど、馬鹿じゃないだろうさぁね?」
余談許さぬ表情で、
「ワケは聞かせてくれるんだろうねぇ?」
答えを迫ったが、笑顔のパストリスは作業の手を止める事も無く、
「訳も何も、天世様一行と知って「この村を裁いていただける」と思っただけでぇす。それに……」
「それに、何だぁい?」
お茶を注いだコップを持って振り返ると、ニコリと笑い、
「それにボクは、とっくの昔に「裏切り者」なんでぇす」
その笑顔に陰りは無く、むしろ無い事が悲哀を増し胸を衝いたが、顔には出さず、
「はぁ? どう言う意味さぁね?」
「……ラミウム様は、どぅしてボクが村の中じゃなくぅ、村の人達さえ知らない、こんな場所で一人暮らしをしていると思いますぅ?」
「まどろっこしいねぇ! アタシぁ質問に質問で応えられるのが、いっとう好きじゃないんだよ!」
答えを急くラミウムに、パストリスは「彼女らしい」と思い小さく笑い、
「子供の頃、みんなでイタズラしようとした時に、正義を振りかざして反対する「空気の読めない人」っているじゃないですかぁ? ボクの父さんもそんな人でぇしたぁ。「盗賊行為は止めよう」って手を上げてぇ」
変わらぬ笑顔で言ってのけるその表情はやはり何処か悲しげであり、酷い村八分扱いされた事は「箱入り娘」と「お人よし」の二人にも容易に想像でき、
「それで汚染獣ばかりの森に追い出されたんですのぉ!?」
「酷すぎるよ!」
自身の身に起きた事の様に顔をしかめたが、
『人の命を奪う「盗賊行為」と「イタズラ」を一緒くたに笑って言ってんじゃないよ小娘ぇ!』
ラミウムが苛烈に一喝。
「「「!」」」
パストリスの悲しみを隠した作り笑顔が一瞬固まると、険しい表情が穏やかな微笑みへと一転、
「アンタの父親は、立派な決断をしたんだよ」
「「…………」」
ラディッシュとドロプウォートも思いを改め、優しく微笑み頷いたが、
「そぅでしょうか?」
素気無く踵(きびす)を返すパストリス。陰りのある笑みを以って、
「そもそもどうしてこの村がぁ、盗賊行為なんて暮らしていると思っているんでぇす?」
「…………」
問い詰める様な眼差しに思い当たる節があるのか、押し黙るラミウム。
しかし話が見えないラディッシュとドロプウォートは首を傾げ、
「どう言う事?」
「どう言う意味ですの?」
するとパストリスが、愛らしい彼女に到底似つかわしくない「不敵な笑み」を口元に浮かべ、
「流石は天世様でぇすね。ボクの……いえ、ボク達の正体にも気付いているんでぇすよねぇ?」
「…………」
「「正体?」」
仄暗く染まり行く少女の声と、うつむき加減で黙する姿に、二人が固唾を呑んで答えを待つと、ラミウムが、後ろめたさを感じさせる様な囁き声で、
「妖人(あやかしびと)……」
呟くと、パストリスは闇を纏った満面の笑顔で、
「正解でぇす!」
民族衣装の帽子を取って見せ、露になったのは、ネコの様な「ケモ耳」。
途端にドロプウォートが恐怖とも、怒りともつかない叫びで、
『汚染人(おせんびと)ォオォッ!!!』
パストリスを睨みつけたまま大きく飛びのき剣の柄に手を掛け、今にも斬り掛からんと気迫を以って身構えた。
「え?! ナニ!? ドロプさぁん、何、どう言う事ぉ!!!?」
訳が分からないラディッシュ。只々狼狽していると、
「下がってください、ラディ! 危険ですわぁ!」
焦りを多分に含んだ叫びで離れるように促し、
「彼女は地世のチカラに汚染された、汚染人なのですわァ!」
「えぇ?! 汚ぇ染!? あっ、いやっ、でもぉ!」
一度は裏切られたとは言え、危機を救ってくれた事も事実であり、しかし「汚染された人間」と聞かされ、頭の整理が追い付かずパニックに陥っていると、パストリスが現状にそぐわぬ穏やかな笑顔でニコリと笑い、
「ラディッシュさんが「召喚された勇者」と言う話は、本当なんでぇすね」
「え?」
「この世界では、ドロプウォートさんの様な反応が普通なんでぇすよ」
「そんな……」
(確かに僕たちを騙してはいたけど……でも助けてもくれたし……)
パストリスに対して、どんな態度を取るのが正解なのか答えを探しあぐねていると、
「ラディ! 汚染された動植物たちがどうなっていたか散々目にしましたでしょ!」
「!」
思い出されるのは闘技場に始まり現在までの、いつ命を落としてもおかしくなかった地世絡みの事件の数々。
そんな中、パストリスは変わらぬ仄暗い笑顔で、
「分かりますかぁラミウム様ぁ? 中世で「この様な扱い」を受けるボクたち妖人が、生きる為に、他人から奪う以外の選択肢があったと思いますかぁ?」
「…………」
答えないラミウム。
むしろ、答える事が出来ないのか。
彼女たちが抱えて来たであろう「差別」と言う苦悩の数々は、地球の記憶を消されたラディッシュにも容易に想像する事はでき、短絡的に村人たちの行いを責める事が出来なくなってしまい、
(ラミィ……)
黙する横顔を見つめていると、惑う姿に業を煮やしたドロプウォートが、
「ラディ! お早くワタクシの背にお隠れないさァい!」
剣を鞘から抜きかけた刹那、
(やっぱり、こんなのは間違ってるよぉ!)
ラディッシュは少ない勇気を絞り出し、
「ドロプさんは今までパストリスさんみたいな人(妖人)と会って直接話をした事があるの?!」
「何を言っているのです! 会っていなくとも、今まで遭遇した汚染獣たちを見ていれば分かりますわぁ! 現に彼女たちは人を騙し、財を奪い、あまつさえ命まで奪い! 噂通りの危険因子以外の何物でもありませんわァ!」
「何者」ではなく「何物」とまで言い放ち、敵対心露わにパストリスを睨み、
「なッ!?」
驚愕した表情で言葉を失った。
ラディッシュが、睨みを遮る様に立ちはだかったのである。
あたかも、身を挺して守るように。
ラディッシュ、ラミウム、ドロプウォートの三人は、数分前まで自分たちが潜んで場所が「凄惨な狩場」と化している事など露知らず、草木で覆われた小さいトンネルの様な獣道を這いずり、ひたすら奥へ、奥へと、黙々と進んでいた。
そんな前進を続ける三人の前方から、
「あと少しでぇす」
笑顔で振り返ったのはパストリス。
三人を助けたのは、裏切った筈の彼女であった。
「「「…………」」」
裏切られてスグの今、不信感を拭い去る事は出来なかったが、追跡者(村人)達の手が刻一刻と迫る中、彼女に従う以外の選択肢は無く、無言で後に続き、やがてトンネルを抜けた先で三人を待っていたモノ、それは、
(((家ぇ?!)))
らしき物であった。
少し開けた場所に立つ「巨木のウロ」を利用して作られた、ポツンと一軒家。
魔女でも出て来そうな佇まいに、戸惑いを覚える三人であったが、三人の戸惑いを知ってか知らずか笑顔のパストリスは戸口へと導き、
「こちらでぇす」
小窓の付いた木製扉を開け、
「どうぞぉ入って下さぁい」
室内へと促した。
通された室内は意外にも奥行きと高さがあり、狭さは感じず、置かれた家具も整然と並んで清潔感があり、塵や埃も無く、掃除が隅々にまで行き届いている事が分かった。
しかし、
「「「…………」」」
彼女以外の人の気配は全く感じられず、静けさに、三人が無言で視線を交わし合う中、
「お茶を淹れますので、適当に座っていて下さぁい」
パストリスが穏やかな笑みを浮かべ、暖炉を利用した竈に吊るされた鉄瓶に手を伸ばすと、警戒心露わな怪訝な顔したラミウムが、二人の疑問を代弁するように、
「何故にアタシ等を助けたんだい? 裏切り者として、この村に居られなくなる事が分からないほど、馬鹿じゃないだろうさぁね?」
余談許さぬ表情で、
「ワケは聞かせてくれるんだろうねぇ?」
答えを迫ったが、笑顔のパストリスは作業の手を止める事も無く、
「訳も何も、天世様一行と知って「この村を裁いていただける」と思っただけでぇす。それに……」
「それに、何だぁい?」
お茶を注いだコップを持って振り返ると、ニコリと笑い、
「それにボクは、とっくの昔に「裏切り者」なんでぇす」
その笑顔に陰りは無く、むしろ無い事が悲哀を増し胸を衝いたが、顔には出さず、
「はぁ? どう言う意味さぁね?」
「……ラミウム様は、どぅしてボクが村の中じゃなくぅ、村の人達さえ知らない、こんな場所で一人暮らしをしていると思いますぅ?」
「まどろっこしいねぇ! アタシぁ質問に質問で応えられるのが、いっとう好きじゃないんだよ!」
答えを急くラミウムに、パストリスは「彼女らしい」と思い小さく笑い、
「子供の頃、みんなでイタズラしようとした時に、正義を振りかざして反対する「空気の読めない人」っているじゃないですかぁ? ボクの父さんもそんな人でぇしたぁ。「盗賊行為は止めよう」って手を上げてぇ」
変わらぬ笑顔で言ってのけるその表情はやはり何処か悲しげであり、酷い村八分扱いされた事は「箱入り娘」と「お人よし」の二人にも容易に想像でき、
「それで汚染獣ばかりの森に追い出されたんですのぉ!?」
「酷すぎるよ!」
自身の身に起きた事の様に顔をしかめたが、
『人の命を奪う「盗賊行為」と「イタズラ」を一緒くたに笑って言ってんじゃないよ小娘ぇ!』
ラミウムが苛烈に一喝。
「「「!」」」
パストリスの悲しみを隠した作り笑顔が一瞬固まると、険しい表情が穏やかな微笑みへと一転、
「アンタの父親は、立派な決断をしたんだよ」
「「…………」」
ラディッシュとドロプウォートも思いを改め、優しく微笑み頷いたが、
「そぅでしょうか?」
素気無く踵(きびす)を返すパストリス。陰りのある笑みを以って、
「そもそもどうしてこの村がぁ、盗賊行為なんて暮らしていると思っているんでぇす?」
「…………」
問い詰める様な眼差しに思い当たる節があるのか、押し黙るラミウム。
しかし話が見えないラディッシュとドロプウォートは首を傾げ、
「どう言う事?」
「どう言う意味ですの?」
するとパストリスが、愛らしい彼女に到底似つかわしくない「不敵な笑み」を口元に浮かべ、
「流石は天世様でぇすね。ボクの……いえ、ボク達の正体にも気付いているんでぇすよねぇ?」
「…………」
「「正体?」」
仄暗く染まり行く少女の声と、うつむき加減で黙する姿に、二人が固唾を呑んで答えを待つと、ラミウムが、後ろめたさを感じさせる様な囁き声で、
「妖人(あやかしびと)……」
呟くと、パストリスは闇を纏った満面の笑顔で、
「正解でぇす!」
民族衣装の帽子を取って見せ、露になったのは、ネコの様な「ケモ耳」。
途端にドロプウォートが恐怖とも、怒りともつかない叫びで、
『汚染人(おせんびと)ォオォッ!!!』
パストリスを睨みつけたまま大きく飛びのき剣の柄に手を掛け、今にも斬り掛からんと気迫を以って身構えた。
「え?! ナニ!? ドロプさぁん、何、どう言う事ぉ!!!?」
訳が分からないラディッシュ。只々狼狽していると、
「下がってください、ラディ! 危険ですわぁ!」
焦りを多分に含んだ叫びで離れるように促し、
「彼女は地世のチカラに汚染された、汚染人なのですわァ!」
「えぇ?! 汚ぇ染!? あっ、いやっ、でもぉ!」
一度は裏切られたとは言え、危機を救ってくれた事も事実であり、しかし「汚染された人間」と聞かされ、頭の整理が追い付かずパニックに陥っていると、パストリスが現状にそぐわぬ穏やかな笑顔でニコリと笑い、
「ラディッシュさんが「召喚された勇者」と言う話は、本当なんでぇすね」
「え?」
「この世界では、ドロプウォートさんの様な反応が普通なんでぇすよ」
「そんな……」
(確かに僕たちを騙してはいたけど……でも助けてもくれたし……)
パストリスに対して、どんな態度を取るのが正解なのか答えを探しあぐねていると、
「ラディ! 汚染された動植物たちがどうなっていたか散々目にしましたでしょ!」
「!」
思い出されるのは闘技場に始まり現在までの、いつ命を落としてもおかしくなかった地世絡みの事件の数々。
そんな中、パストリスは変わらぬ仄暗い笑顔で、
「分かりますかぁラミウム様ぁ? 中世で「この様な扱い」を受けるボクたち妖人が、生きる為に、他人から奪う以外の選択肢があったと思いますかぁ?」
「…………」
答えないラミウム。
むしろ、答える事が出来ないのか。
彼女たちが抱えて来たであろう「差別」と言う苦悩の数々は、地球の記憶を消されたラディッシュにも容易に想像する事はでき、短絡的に村人たちの行いを責める事が出来なくなってしまい、
(ラミィ……)
黙する横顔を見つめていると、惑う姿に業を煮やしたドロプウォートが、
「ラディ! お早くワタクシの背にお隠れないさァい!」
剣を鞘から抜きかけた刹那、
(やっぱり、こんなのは間違ってるよぉ!)
ラディッシュは少ない勇気を絞り出し、
「ドロプさんは今までパストリスさんみたいな人(妖人)と会って直接話をした事があるの?!」
「何を言っているのです! 会っていなくとも、今まで遭遇した汚染獣たちを見ていれば分かりますわぁ! 現に彼女たちは人を騙し、財を奪い、あまつさえ命まで奪い! 噂通りの危険因子以外の何物でもありませんわァ!」
「何者」ではなく「何物」とまで言い放ち、敵対心露わにパストリスを睨み、
「なッ!?」
驚愕した表情で言葉を失った。
ラディッシュが、睨みを遮る様に立ちはだかったのである。
あたかも、身を挺して守るように。
1
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
天才魔導医の弟子~転生ナースの戦場カルテ~
けろ
ファンタジー
【完結済み】
仕事に生きたベテランナース、異世界で10歳の少女に!?
過労で倒れた先に待っていたのは、魔法と剣、そして規格外の医療が交差する世界だった――。
救急救命の現場で十数年。ベテラン看護師の天木弓束(あまき ゆづか)は、人手不足と激務に心身をすり減らす毎日を送っていた。仕事に全てを捧げるあまり、プライベートは二の次。周囲からの期待もプレッシャーに感じながら、それでも人の命を救うことだけを使命としていた。
しかし、ある日、謎の少女を救えなかったショックで意識を失い、目覚めた場所は……中世ヨーロッパのような異世界の路地裏!? しかも、姿は10歳の少女に若返っていた。
記憶も曖昧なまま、絶望の淵に立たされた弓束。しかし、彼女が唯一失っていなかったもの――それは、現代日本で培った高度な医療知識と技術だった。
偶然出会った獣人冒険者の重度の骨折を、その知識で的確に応急処置したことで、弓束の運命は大きく動き出す。
彼女の異質な才能を見抜いたのは、誰もがその実力を認めながらも距離を置く、孤高の天才魔導医ギルベルトだった。
「お前、弟子になれ。俺の研究の、良い材料になりそうだ」
強引な天才に拾われた弓束は、魔法が存在するこの世界の「医療」が、自分の知るものとは全く違うことに驚愕する。
「菌?感染症?何の話だ?」
滅菌の概念すらない遅れた世界で、弓束の現代知識はまさにチート級!
しかし、そんな彼女の常識をさらに覆すのが、師ギルベルトの存在だった。彼が操る、生命の根幹『魔力回路』に干渉する神業のような治療魔法。その理論は、弓束が知る医学の歴史を遥かに超越していた。
規格外の弟子と、人外の師匠。
二人の出会いは、やがて異世界の医療を根底から覆し、多くの命を救う奇跡の始まりとなる。
これは、神のいない手術室で命と向き合い続けた一人の看護師が、新たな世界で自らの知識と魔法を武器に、再び「救う」ことの意味を見つけていく物語。
魔法物語 - 倒したモンスターの魔法を習得する加護がチートすぎる件について -
花京院 光
ファンタジー
全ての生命が生まれながらにして持つ魔力。
魔力によって作られる魔法は、日常生活を潤し、モンスターの魔の手から地域を守る。
十五歳の誕生日を迎え、魔術師になる夢を叶えるために、俺は魔法都市を目指して旅に出た。
俺は旅の途中で、「討伐したモンスターの魔法を習得する」という反則的な加護を手に入れた……。
モンスターが巣食う剣と魔法の世界で、チート級の能力に慢心しない主人公が、努力を重ねて魔術師を目指す物語です。
転生したら神だった。どうすんの?
埼玉ポテチ
ファンタジー
転生した先は何と神様、しかも他の神にお前は神じゃ無いと天界から追放されてしまった。僕はこれからどうすれば良いの?
人間界に落とされた神が天界に戻るのかはたまた、地上でスローライフを送るのか?ちょっと変わった異世界ファンタジーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる