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呆気にとられる四大夫妻と、エルブの兵たち。
そんな彼らを前に、
『私はァ逃げたりしませんでぇすわァ!』
大見得切ったのはドロプウォート。
ラディッシュから託された日本刀をその手に、
「私は四大貴族オエナンサ家が一子ドロプウォートォ! 国の危機に背を向けぇ逃げたりなど致しませんでぇすわァアァ!」
『『『『『『『『『『ッ!!!』』』』』』』』』』
絶対を前に下がりかけた兵たちの士気は否応なく高まり、すかさず総師団長アスパーは、
『賢者隊による天法一斉攻撃開始ぃいぃーーーーーーッ!』
剣を振りかざすと、それを合図に、後陣で騎士、兵士たちに守られ詠唱を続けていた白ローブの一団が錫杖を一斉に振り鳴らし、空へと高々突き上げた。
「仲間に当てるでないぞォーーーッ!」
賢者隊に聞こえる筈も無い総師団長アスパーの雄叫びは、前線で共に戦う騎士、兵たちに対する鼓舞。
彼の魂の叫びと共に、天から白き炎で燃え盛る黒狼目掛け、無数の火球が雨の様に降り注いだ。
黒炎に阻まれた矢とは違い、次々躯体に着弾して爆発炎上、外れた火球も足元で激しく炸裂し、幾つもの火柱と砂煙を激しく巻き上げた。
その様を、人狼、サイクロプス達と未だ死闘を演じながら目にした各所の騎士、兵士たちは、懸命に武器を振るいながらも、
「「「「「「「「「「うおぉぉおぉおぉぉぉおぉーーーーーーッ!」」」」」」」」」」
既に勝利したかのような叫びを上げ、総師団長アスパーは疲労の色が濃厚な兵たちを更に鼓舞する様に、
『後は「でくの坊(サイクロプス)」どもだけだァーーーーーー!』
残るは「余裕で勝てる相手ダケ」であるかのように誇張した声を上げ、疲労困憊の兵たちも、それが誇張であると理解しつつ、己を奮い立たせようと、
「「「「「「「「「「オォーーーーーーーーーッ!」」」」」」」」」」
喊声を上げた。
しかし、もぅもぅと立ち込める爆煙と砂塵、燃え盛る白き火柱の中から、
≪ガァルアァラァ! ったく、ぎゃあぎゃあとぉウルセェんだよォ!≫
「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」
苛立ちの声が上がり、歓喜に沸いていた兵たちがハッとしたのも束の間、
ボォファァアァァァアアァァァ!
火柱の中から青白きブレスが周囲に吐き撒かれ、
「「「「「「「「「「うわぁあぁぁぁっぁあぁぁ!」」」」」」」」」」
再び多くの騎士、兵士が燃やされると、黒狼パトリニアは全身に纏わる白と赤の炎を、纏う黒き炎で焼き尽くし、
≪ガァルゥア! 甘く見てんじゃねぇぞォ!≫
無傷の姿を露わにした。
「そ、そんな……」
ピークを超えた疲労と、数え切れないほどの仲間の死、そして倒しても倒しても終わりの見えない戦いに、
「ば、バケモノ……」
上がった筈の士気は、一瞬にして勢いを失い、
「クソォ! 負けるものかぁ!」
口先で叫んで剣を振りかざしてみても、折れた心は誤魔化せない。
屈強な人狼とサイクロプスたちを前に、闇雲に剣を振るう騎士、兵士たちは、次第に餌食と化していった。
戦いは黒狼パトリニアが王手、チェックメイト。
棒立ちに等しく、ただ身構えるだけの騎士、兵たちを悠然と薙ぎ払いながら、
≪ガルゥァ。親共々終わりだなぁ先祖返りぃ≫
ゆったり歩みを進め、さしもの両親も焦りの色を隠せずにいると、
『私たちは! まだ負けた訳ではありませんわァ!』
ドロプウォートが気勢を纏った声を張り上げ、
≪天世より授かりし恩恵を以て、我が眼前の敵を打ち滅ぼさぁん!≫
その身を白銀の輝きに包み、気合の入った表情で剣を構えた。
すると、
『よく言ったドロプゥ!!!』
悲愴感漂う戦場に響き渡る、聞き覚えのある女性の声。
「「「「「「「「「「ッ!」」」」」」」」」」
ドロプウォートが、両親が、アスパーが、全てのエルブの兵が絶望の中で、希望の光を見つけた笑顔で振り返り、
≪ガルァ!≫
黒狼パトリニアが咄嗟に大きく飛び退くと同時、
ボォドガァアァァァアァァァァッ!
立っていた地面が爆裂したかの様な大炸裂。
激しい土煙が舞い上がる中、強烈な白き輝きを放つ一つの塊が。
黒狼パトリニアは、その光を腹立たし気に睨み、
≪ガルラァ! ったく、ついに来やがったカァ!≫
咆哮すると、
『いい加減におしぃなぁやパトリニアァアァ!』
説教する様な声が上がり、土煙を右手一閃で消し飛ばして姿を現したのは、白き輝きにその身を包むラミウム。
立つ事さえままならなかった筈の彼女が、明王の如き憤怒の形相で荒ぶり、黒狼の前に凛然と立ちはだかったのである。
威風堂々たるその雄姿に、
「ラミウム様だ……」
消沈していた戦場は、にわかにザワつき始め、
『『『『『『『『『『うおぉーーー! ラミウム様だぁあぁぁぁぁあぁあぁぁ!』』』』』』』』』』
瞬く間に爆発的な大歓声に。
戦意を取り戻した騎士、兵士たちは、
「「「「「「「「「「正義は我らにありィーーーッ!」」」」」」」」」」
残る人狼とサイクロプス達を相手に、炎の灯った両目で立ち向かって行った。
そんな彼らを前に、
『私はァ逃げたりしませんでぇすわァ!』
大見得切ったのはドロプウォート。
ラディッシュから託された日本刀をその手に、
「私は四大貴族オエナンサ家が一子ドロプウォートォ! 国の危機に背を向けぇ逃げたりなど致しませんでぇすわァアァ!」
『『『『『『『『『『ッ!!!』』』』』』』』』』
絶対を前に下がりかけた兵たちの士気は否応なく高まり、すかさず総師団長アスパーは、
『賢者隊による天法一斉攻撃開始ぃいぃーーーーーーッ!』
剣を振りかざすと、それを合図に、後陣で騎士、兵士たちに守られ詠唱を続けていた白ローブの一団が錫杖を一斉に振り鳴らし、空へと高々突き上げた。
「仲間に当てるでないぞォーーーッ!」
賢者隊に聞こえる筈も無い総師団長アスパーの雄叫びは、前線で共に戦う騎士、兵たちに対する鼓舞。
彼の魂の叫びと共に、天から白き炎で燃え盛る黒狼目掛け、無数の火球が雨の様に降り注いだ。
黒炎に阻まれた矢とは違い、次々躯体に着弾して爆発炎上、外れた火球も足元で激しく炸裂し、幾つもの火柱と砂煙を激しく巻き上げた。
その様を、人狼、サイクロプス達と未だ死闘を演じながら目にした各所の騎士、兵士たちは、懸命に武器を振るいながらも、
「「「「「「「「「「うおぉぉおぉおぉぉぉおぉーーーーーーッ!」」」」」」」」」」
既に勝利したかのような叫びを上げ、総師団長アスパーは疲労の色が濃厚な兵たちを更に鼓舞する様に、
『後は「でくの坊(サイクロプス)」どもだけだァーーーーーー!』
残るは「余裕で勝てる相手ダケ」であるかのように誇張した声を上げ、疲労困憊の兵たちも、それが誇張であると理解しつつ、己を奮い立たせようと、
「「「「「「「「「「オォーーーーーーーーーッ!」」」」」」」」」」
喊声を上げた。
しかし、もぅもぅと立ち込める爆煙と砂塵、燃え盛る白き火柱の中から、
≪ガァルアァラァ! ったく、ぎゃあぎゃあとぉウルセェんだよォ!≫
「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」
苛立ちの声が上がり、歓喜に沸いていた兵たちがハッとしたのも束の間、
ボォファァアァァァアアァァァ!
火柱の中から青白きブレスが周囲に吐き撒かれ、
「「「「「「「「「「うわぁあぁぁぁっぁあぁぁ!」」」」」」」」」」
再び多くの騎士、兵士が燃やされると、黒狼パトリニアは全身に纏わる白と赤の炎を、纏う黒き炎で焼き尽くし、
≪ガァルゥア! 甘く見てんじゃねぇぞォ!≫
無傷の姿を露わにした。
「そ、そんな……」
ピークを超えた疲労と、数え切れないほどの仲間の死、そして倒しても倒しても終わりの見えない戦いに、
「ば、バケモノ……」
上がった筈の士気は、一瞬にして勢いを失い、
「クソォ! 負けるものかぁ!」
口先で叫んで剣を振りかざしてみても、折れた心は誤魔化せない。
屈強な人狼とサイクロプスたちを前に、闇雲に剣を振るう騎士、兵士たちは、次第に餌食と化していった。
戦いは黒狼パトリニアが王手、チェックメイト。
棒立ちに等しく、ただ身構えるだけの騎士、兵たちを悠然と薙ぎ払いながら、
≪ガルゥァ。親共々終わりだなぁ先祖返りぃ≫
ゆったり歩みを進め、さしもの両親も焦りの色を隠せずにいると、
『私たちは! まだ負けた訳ではありませんわァ!』
ドロプウォートが気勢を纏った声を張り上げ、
≪天世より授かりし恩恵を以て、我が眼前の敵を打ち滅ぼさぁん!≫
その身を白銀の輝きに包み、気合の入った表情で剣を構えた。
すると、
『よく言ったドロプゥ!!!』
悲愴感漂う戦場に響き渡る、聞き覚えのある女性の声。
「「「「「「「「「「ッ!」」」」」」」」」」
ドロプウォートが、両親が、アスパーが、全てのエルブの兵が絶望の中で、希望の光を見つけた笑顔で振り返り、
≪ガルァ!≫
黒狼パトリニアが咄嗟に大きく飛び退くと同時、
ボォドガァアァァァアァァァァッ!
立っていた地面が爆裂したかの様な大炸裂。
激しい土煙が舞い上がる中、強烈な白き輝きを放つ一つの塊が。
黒狼パトリニアは、その光を腹立たし気に睨み、
≪ガルラァ! ったく、ついに来やがったカァ!≫
咆哮すると、
『いい加減におしぃなぁやパトリニアァアァ!』
説教する様な声が上がり、土煙を右手一閃で消し飛ばして姿を現したのは、白き輝きにその身を包むラミウム。
立つ事さえままならなかった筈の彼女が、明王の如き憤怒の形相で荒ぶり、黒狼の前に凛然と立ちはだかったのである。
威風堂々たるその雄姿に、
「ラミウム様だ……」
消沈していた戦場は、にわかにザワつき始め、
『『『『『『『『『『うおぉーーー! ラミウム様だぁあぁぁぁぁあぁあぁぁ!』』』』』』』』』』
瞬く間に爆発的な大歓声に。
戦意を取り戻した騎士、兵士たちは、
「「「「「「「「「「正義は我らにありィーーーッ!」」」」」」」」」」
残る人狼とサイクロプス達を相手に、炎の灯った両目で立ち向かって行った。
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