252 / 896
第四章
4-26
しおりを挟む
ラディッシュまでもが驚きの声を上げた事に、女子三人は意外そうに、
「ラディが「カデュフィーユ」殿を存じていると思いませんでしたわぁ」
「まぁ、有名っちゃあぁ有名だしねぇ~」
「そうだな、ですわねぇ」
有名人と知らなかったターナップとパストリスまでも、彼の博識に感心し、
「流石はラディの兄貴ぃ♪」
「でぇすでぇすねぇ♪」
集まる尊敬の視線に、
「え?! あっ、う、うん! まぁ、そぅなんだぁよ! あははは」
ラディッシュは照れた様に笑って見せたが、その心の内では、
(いっ、今さら言えないよ……ウィード(カドウィード)さんと、名前を聞き間違えて驚いたなんてぇ!)
冷や汗をかいていた。
しかし、仲間たちは既に気付いていた。
彼が聞き間違いで、驚いたであろう事に。
引きつり笑顔から全てを悟っていたものの、間違いを指摘された時の「彼の羞恥」を思い、あえて生温かい眼差しで見守っていたのである。
ところがそこに、一人だけ我慢できなかった人物が。
当然の如く、ハクサンである。
彼は何かに思い至るとラディッシュに気付かれないよう密かにニヤリと笑い、真顔に戻してから、過剰とも思えるオーバーリアクションで、
『なぁ~んとぉ! キーメちゃんとスプライツちゃんは、アルブル国の「王様の子息令嬢」だったのかぁ~い! いやぁ~ビックリだよねぇ、ラディ!』
(えぇッ!? 王族ぅ!!!?)
内心ギョッとしたが、知ったかぶりをしてしまったが為に、今さら驚愕を顔に出す訳にもいかず、
「ほっ、ホントだよねぇ! ビックリしたよぉ~!」
話と調子を合わせが、仲間たちの笑いを必死に堪える様子に、
(ん? あれ? この国って「アルブル」の王様って確か……)
キーメとスプライツと、変わらぬ歳の「幼王」であったのを思い出し、
(ッ!!!)
からかわれたと気付くや、勘違いも最初からバレていたと知り、恥は二重三重の上塗りに。
噴出する様に湧き上がる「言葉に出来ない程の羞恥」に耳まで真っ赤に、
『はっ、ハクさァ&%$“*+#&%”%#&ぁぁぁああぁぁん!!!』
誤魔化しを多分に含んだ憤慨を彼にぶつけたが、当の本人はケラケラ笑いながら、
「いやぁ~必死に誤魔化すものだから、つい、からかいたくなっちゃってぇさ♪」
反省する素振りも見せず、
「カデュフィーユはアルブル国三大騎士団の実質一位の騎士団、カデュフィーユ騎士団の団長で、名実ともに、この国の騎士の総大将だよぉ♪」
驚きの事実ではあったが、とんだ赤っ恥を掻かされた後の「今のラディッシュ」にとっては霞んで思えてしまう事実であり、
「まっ、まったくぅ、ハクサンのイタズラにも、困ったモンだよぉ」
羞恥の赤面顔でブツブツ文句を言いながら、生温かく見守る仲間たちを前に、封書を開封して手紙を読んだ。
すると内容を知らないキーメとスプライツは、既に素性を明かしたにもかかわらず懐いた笑顔でラディッシュにまとわり、
「「パパ♪ なにがかいてあるなぉ♪」」
親しみを込めた笑顔で見上げたが、
「「?」」
そこには、手紙の内容に顔色を急変させた彼の顔が。
異変を察したドロプウォートが歩み寄り、
「ラディ? どうかいたしまして?」
不安げに見上げる幼子二人に寄り添うように、ラディッシュが手にする手紙に、そっと視線を落とし、
「…………」
「「ママ?」」
不穏な空気に息を呑む二人。
内容を知った親しい人間にその様な反応をされては、不安は募る一方で、
「「ママ……」」
未だ黙読中の彼女にしがみ付くと、彼女は二人にバッと抱き付き、思いの丈をぶつけるように、
『私達は家族ですわァ!』
「「?!」」
鬼気迫る懇願に二人が慄きを隠せない中、ラディッシュから手紙を受け取ったパストリス達も内容に目を通すなり、
「「「「「ッ!」」」」」
愕然とした驚きを見せ、仲間たちから悲愴を感じ取った幼子二人は、
「なんなんぉ……」
「なんなんのぉ……」
後退る様にドロプウォートの両腕から離れ、かける言葉さえ見い出せない様子の彼女の悲し気な表情に、
「「!」」
二人は幼児とは思えない俊敏さで、パストリスが手にする「本当の父親の手紙」をむしり取り、中を読むなり、
『『ッ!!!』』
今までラディッシュ達に見せた事の無い、沈痛な驚愕を見せた。
そこに書かれていたのは『手紙を届けるお使い』の真実。
「お使い」と言うのは名目で、本当の目的は「勇者ラディッシュ一行」に対するキーメとスプライツの保護依頼であった。
彼はアルブル国宰相アルブリソに、命を狙われていた。
国の未来を信じて幼王アルブルを支え、それ故に、国を私物化しようとするアルブリソと事あるごとに対立し、意見の衝突も一度や二度ではなかったが、それでも無事で来れたのは、彼の「騎士としての戦闘力」もさる事ながら、国民や騎士たちからの圧倒的支持があったが故。
政(まつりごと)を執るにアイドルは必要不可欠であり、国民に無理難題を押し付けながらも求心力を維持する為にも迂闊な手出しが出来なかったのである。
しかし昨今、事態はカデュフィーユの目の届かぬ所で謎の急転をきたしたらしく、命の危機を日々感じるようになった彼は、誰が味方か分からぬ現状と化していく中、キーメとスプライツを守る為に一縷の可能性に掛け、アルブル入国を目前にしていたラディッシュ達の下に向かわせたと綴られていた。
手紙には、愛する我が子たちと離れ離れにならなければならない苦しい胸の内も、切々と綴られ、しかも括りには、
≪二人が勇者様の下へ辿り着いた時、私は既に、この世に居ないかも知れませぬ≫
衝撃を受けるキーメとスプライツ。
手紙を手に、愕然とした表情で後退り、
「「そんな……」」
目に浮かぶのは、送り出してくれたカデュフィーユの、いつもと変わらず、憂いを全く感じさせない、太陽の様に明るく温かな笑顔。
二人の心の状態を案じたラディッシュが、
「キーメ、」
声を掛けるが先か二人は王都のある方角へ駆け出し、
「「「「「「「ッ!」」」」」」」
止める間もなく一瞬にして姿を消し、普通の幼子ではない事を薄々感じていた「隠密を旨とするニプル」が、
「気配まで消えやがったさァ!」
思わず感嘆を漏らすと食い気味に、
『追いますわよォ!』
ドロプウォートが鬼気迫る声を上げて走り出し、緊張を纏ったラディッシュたちも彼女の後に続いた。
「ラディが「カデュフィーユ」殿を存じていると思いませんでしたわぁ」
「まぁ、有名っちゃあぁ有名だしねぇ~」
「そうだな、ですわねぇ」
有名人と知らなかったターナップとパストリスまでも、彼の博識に感心し、
「流石はラディの兄貴ぃ♪」
「でぇすでぇすねぇ♪」
集まる尊敬の視線に、
「え?! あっ、う、うん! まぁ、そぅなんだぁよ! あははは」
ラディッシュは照れた様に笑って見せたが、その心の内では、
(いっ、今さら言えないよ……ウィード(カドウィード)さんと、名前を聞き間違えて驚いたなんてぇ!)
冷や汗をかいていた。
しかし、仲間たちは既に気付いていた。
彼が聞き間違いで、驚いたであろう事に。
引きつり笑顔から全てを悟っていたものの、間違いを指摘された時の「彼の羞恥」を思い、あえて生温かい眼差しで見守っていたのである。
ところがそこに、一人だけ我慢できなかった人物が。
当然の如く、ハクサンである。
彼は何かに思い至るとラディッシュに気付かれないよう密かにニヤリと笑い、真顔に戻してから、過剰とも思えるオーバーリアクションで、
『なぁ~んとぉ! キーメちゃんとスプライツちゃんは、アルブル国の「王様の子息令嬢」だったのかぁ~い! いやぁ~ビックリだよねぇ、ラディ!』
(えぇッ!? 王族ぅ!!!?)
内心ギョッとしたが、知ったかぶりをしてしまったが為に、今さら驚愕を顔に出す訳にもいかず、
「ほっ、ホントだよねぇ! ビックリしたよぉ~!」
話と調子を合わせが、仲間たちの笑いを必死に堪える様子に、
(ん? あれ? この国って「アルブル」の王様って確か……)
キーメとスプライツと、変わらぬ歳の「幼王」であったのを思い出し、
(ッ!!!)
からかわれたと気付くや、勘違いも最初からバレていたと知り、恥は二重三重の上塗りに。
噴出する様に湧き上がる「言葉に出来ない程の羞恥」に耳まで真っ赤に、
『はっ、ハクさァ&%$“*+#&%”%#&ぁぁぁああぁぁん!!!』
誤魔化しを多分に含んだ憤慨を彼にぶつけたが、当の本人はケラケラ笑いながら、
「いやぁ~必死に誤魔化すものだから、つい、からかいたくなっちゃってぇさ♪」
反省する素振りも見せず、
「カデュフィーユはアルブル国三大騎士団の実質一位の騎士団、カデュフィーユ騎士団の団長で、名実ともに、この国の騎士の総大将だよぉ♪」
驚きの事実ではあったが、とんだ赤っ恥を掻かされた後の「今のラディッシュ」にとっては霞んで思えてしまう事実であり、
「まっ、まったくぅ、ハクサンのイタズラにも、困ったモンだよぉ」
羞恥の赤面顔でブツブツ文句を言いながら、生温かく見守る仲間たちを前に、封書を開封して手紙を読んだ。
すると内容を知らないキーメとスプライツは、既に素性を明かしたにもかかわらず懐いた笑顔でラディッシュにまとわり、
「「パパ♪ なにがかいてあるなぉ♪」」
親しみを込めた笑顔で見上げたが、
「「?」」
そこには、手紙の内容に顔色を急変させた彼の顔が。
異変を察したドロプウォートが歩み寄り、
「ラディ? どうかいたしまして?」
不安げに見上げる幼子二人に寄り添うように、ラディッシュが手にする手紙に、そっと視線を落とし、
「…………」
「「ママ?」」
不穏な空気に息を呑む二人。
内容を知った親しい人間にその様な反応をされては、不安は募る一方で、
「「ママ……」」
未だ黙読中の彼女にしがみ付くと、彼女は二人にバッと抱き付き、思いの丈をぶつけるように、
『私達は家族ですわァ!』
「「?!」」
鬼気迫る懇願に二人が慄きを隠せない中、ラディッシュから手紙を受け取ったパストリス達も内容に目を通すなり、
「「「「「ッ!」」」」」
愕然とした驚きを見せ、仲間たちから悲愴を感じ取った幼子二人は、
「なんなんぉ……」
「なんなんのぉ……」
後退る様にドロプウォートの両腕から離れ、かける言葉さえ見い出せない様子の彼女の悲し気な表情に、
「「!」」
二人は幼児とは思えない俊敏さで、パストリスが手にする「本当の父親の手紙」をむしり取り、中を読むなり、
『『ッ!!!』』
今までラディッシュ達に見せた事の無い、沈痛な驚愕を見せた。
そこに書かれていたのは『手紙を届けるお使い』の真実。
「お使い」と言うのは名目で、本当の目的は「勇者ラディッシュ一行」に対するキーメとスプライツの保護依頼であった。
彼はアルブル国宰相アルブリソに、命を狙われていた。
国の未来を信じて幼王アルブルを支え、それ故に、国を私物化しようとするアルブリソと事あるごとに対立し、意見の衝突も一度や二度ではなかったが、それでも無事で来れたのは、彼の「騎士としての戦闘力」もさる事ながら、国民や騎士たちからの圧倒的支持があったが故。
政(まつりごと)を執るにアイドルは必要不可欠であり、国民に無理難題を押し付けながらも求心力を維持する為にも迂闊な手出しが出来なかったのである。
しかし昨今、事態はカデュフィーユの目の届かぬ所で謎の急転をきたしたらしく、命の危機を日々感じるようになった彼は、誰が味方か分からぬ現状と化していく中、キーメとスプライツを守る為に一縷の可能性に掛け、アルブル入国を目前にしていたラディッシュ達の下に向かわせたと綴られていた。
手紙には、愛する我が子たちと離れ離れにならなければならない苦しい胸の内も、切々と綴られ、しかも括りには、
≪二人が勇者様の下へ辿り着いた時、私は既に、この世に居ないかも知れませぬ≫
衝撃を受けるキーメとスプライツ。
手紙を手に、愕然とした表情で後退り、
「「そんな……」」
目に浮かぶのは、送り出してくれたカデュフィーユの、いつもと変わらず、憂いを全く感じさせない、太陽の様に明るく温かな笑顔。
二人の心の状態を案じたラディッシュが、
「キーメ、」
声を掛けるが先か二人は王都のある方角へ駆け出し、
「「「「「「「ッ!」」」」」」」
止める間もなく一瞬にして姿を消し、普通の幼子ではない事を薄々感じていた「隠密を旨とするニプル」が、
「気配まで消えやがったさァ!」
思わず感嘆を漏らすと食い気味に、
『追いますわよォ!』
ドロプウォートが鬼気迫る声を上げて走り出し、緊張を纏ったラディッシュたちも彼女の後に続いた。
0
あなたにおすすめの小説
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる