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第四章
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憤怒の表情でハクサンを睨み、
「どちらか一人を「見殺せぇ」とでも言うのですのォ」
見下ろしたが、彼は動じた様子も見せず、猛る彼女を平静に見据えたまま、
「そもそもが「この世界」において、双子とかの存在がイレギュラーなんだよ?」
「何を訳の分からぬ事を言っていますのォ」
余談許さぬ怒りの表情に、彼はヤレヤレ笑いを浮かべながら、
「この世界における双子や、三つ子とかは、一つの命を基に分割して成長した、天世にとって言わば「想定外の存在」なんだよ?」
胸倉を掴む彼女の手を、変わらぬ半笑いで解きながら、
「だから天世から言わせてもらえば、二つが一つに戻って、本来の「あるべき形」に回帰しただけで、」
『だとしてもぉ、ハクさァん!』
悲痛な声を上げたのはラディッシュ。
「理屈はそうかも知れない……かも知れないけどさ、ハクさぁん……二人が二人として中世で生きて来たのは、紛れもない事実なんだよ……」
彼のように割り切る事は出来なかった。
「「「「「…………」」」」」
それはドロプウォート達も同じ。
当然である。
最期の時を迎えつつある二つの命は「人生を送った」と言うには、あまりに幼かったから。
しかし、
『良いの? 早く決めないと、問答してる間に二人とも本当に死んじゃうけど?』
惑う事なく、平然と決断を迫るハクサン。
その「あっけらかん」とした物言いに、
((((((ッ!))))))
腹は立ったが、どれほど腹を立てようとも、それは八つ当たりに等しく、悲しき現実は何ら変わらない。
半分になりつつある二人の命を一つにしなければ、幼き命が二つとも消えてしまう現実が。
(二人とも死なせる訳にはいきませんのですわ……その先、どれほど恨まれようとっ!)
ドロプウォートは腹を括り、ハクサンに何か言おうとしたが、
『僕に言わせて』
ラディッシュがそれを制し、自分も責任を負うと言わんばかりの「決意の眼差し」で以て、
「ハクさんは、出来るの……」
すると彼は普通レベルのイケメン風スマイルで前髪をたなびかせ、
「勿(モチ)の論(モン)さぁ♪ 何たってぇぼくぁ「序列一位」の、」
『ハクさァアァん!』
軽口を諭すように制す、うつむき加減のラディッシュ。
その姿は悲し気で、悔し気でもあったが、制された彼は、それでもヤレヤレ笑いを崩さず、短いため息を吐くと、
「分かったよぉ」
ノリが悪いと言わんばかりの素振りで、
「ならぁ「タープきゅん」は、ぼくと代わろうかぁ~?」
ツッコミ期待の軽口を叩いたが、
「…………」
幼き命の選別にも等しい行為を前に、険しい表情のターナップは彼の冗談を交えた言動を無視する様に、キーメとスプライツに手をかざしたまま、
「オメェの天技が発動するギリギリまで、俺が天法を掛け続ける」
天法の輝きで包み込んだまま、
「その方が、成功率は上がんだろぉ……」
「ん? まぁねぇ」
ハクサンは「ツッコミが無かった事」に不満を滲ませつつ、
「でもまぁ、ぼくぁヤルからには失敗なんて万に一つ、」
『イイカラ、早クヤレぇ!』
ターナップは術を発動したまま彼を睨み、
「万の一つも許さねぇ!」
睨まれた彼は、
(いきり立ったからって、うまくいく訳じゃないのにさぁ)
辟易顔して、
「ハイハイ、分かりましたぁ」
不満たらたら了解し、未だ目覚めぬ二人の足下に立って、キーメとスプライツそれぞれに右手と左手をかざすと、
≪我がチカラァ、天世のチカラを以て我は行使す!≫
その身を白き輝きで包み、更に小さな二つの体をも包み込んだ。
同時に、治療の天技を解除するターナップ。
「「「「「「…………」」」」」」
後は、事の成り行きを、複雑な思いを抱えたまま見守るしかないラディッシュ達。
本音を言えば、二人を二人のまま、ありのまま助けたかった。
しかしそれは叶わぬ事。
そんな仲間たちの心痛を、彼はどう受け止めているのかハクサンは、
≪回帰ぃ!≫
ほどほどに気合いの籠もった声を上げ、自身の右手と左手を徐々に近づけた。
その手の動きに合わせて徐々に近づく、意識を失ったまま白き輝きに包まれ横たえるキーメとスプライツ。
やがて右手と左手が重なるに合わせ、二人の体も白き輝きの中で一つに重なり、姿が二重にダブって見え始め、
「「「「「「…………」」」」」」
ラディッシュ達が無事を祈るような思いで見守る中、天技を発動中のハクサンは心の中で、
(へぇ~この二人は単なるイレギュラーじゃなかったんだぁ。カルニヴァの門に居た「脳筋八子」とは違う、そりゃ生き残る訳だぁ♪)
人知れず感嘆し、
(思わぬ収穫ぅ♪)
ほくそ笑むと、
(そうなると、むざむざと元老院のじぃじぃ達に教えてやるのは勿体無いかなぁ~?)
何を思っての判断か「回帰の天技」を発動しながら声には出さず、
≪我がチカラァ、天世のチカラを以て我は拒む≫
(ラディの弱点になりそうだから、わざと失敗しようと思ったけど♪)
器用にも、もう一つの天技の発動準備に入り、
≪隔絶≫
術を発動。
(気が変わったから、助けてあげるよぉん♪)
カドウィードを生まれ変わらせた時と同様に、天世の監視から逃れる為、部屋ごと空間から切り離して隠し、
(ぼくぉ役に立ってねぇん♪)
高難度の天技を発動中に、更なる高難度の天技を、密かに発動させる曲芸を実行したハクサン。
序列一位の肩書は伊達でないのを窺わせたが、事の成り行きを不安げに見守るラディッシュ達には「その様な事が行われていた事実」など知る由も無く、
((((((無事に……))))))
元気な姿で無事に意識を取り戻してくれる事のみを、ただひたすらに願っていた。
そして言うまでもなく、彼ら、彼女らの動向を密かに窺っていた天世の元老院は、監視不能の急報に上を下への大騒ぎ。
特に「ハクサンの動向」に強い懸念を抱き、監視の強化を進めていたさ中に起きた、二度目の消失。
強大なチカラに加え「百人の天世人の序列一位のみ」が有する数々のギフト(特典)を持った「何をしでかすか分からない相手」に、いきなり姿をくらまされては慌てふためくのも当然であり、いきなり真っ暗闇に突き落とされたかの如くに右往左往して、戦々恐々。
その姿を、
「…………」
物陰からそっと窺うは、スパイダマグ。
一枚布で隠した素顔の口元が不敵に歪んだ。
見下す者達の狼狽ぶりを、さも愉快そうに嘲笑うかのように。
「どちらか一人を「見殺せぇ」とでも言うのですのォ」
見下ろしたが、彼は動じた様子も見せず、猛る彼女を平静に見据えたまま、
「そもそもが「この世界」において、双子とかの存在がイレギュラーなんだよ?」
「何を訳の分からぬ事を言っていますのォ」
余談許さぬ怒りの表情に、彼はヤレヤレ笑いを浮かべながら、
「この世界における双子や、三つ子とかは、一つの命を基に分割して成長した、天世にとって言わば「想定外の存在」なんだよ?」
胸倉を掴む彼女の手を、変わらぬ半笑いで解きながら、
「だから天世から言わせてもらえば、二つが一つに戻って、本来の「あるべき形」に回帰しただけで、」
『だとしてもぉ、ハクさァん!』
悲痛な声を上げたのはラディッシュ。
「理屈はそうかも知れない……かも知れないけどさ、ハクさぁん……二人が二人として中世で生きて来たのは、紛れもない事実なんだよ……」
彼のように割り切る事は出来なかった。
「「「「「…………」」」」」
それはドロプウォート達も同じ。
当然である。
最期の時を迎えつつある二つの命は「人生を送った」と言うには、あまりに幼かったから。
しかし、
『良いの? 早く決めないと、問答してる間に二人とも本当に死んじゃうけど?』
惑う事なく、平然と決断を迫るハクサン。
その「あっけらかん」とした物言いに、
((((((ッ!))))))
腹は立ったが、どれほど腹を立てようとも、それは八つ当たりに等しく、悲しき現実は何ら変わらない。
半分になりつつある二人の命を一つにしなければ、幼き命が二つとも消えてしまう現実が。
(二人とも死なせる訳にはいきませんのですわ……その先、どれほど恨まれようとっ!)
ドロプウォートは腹を括り、ハクサンに何か言おうとしたが、
『僕に言わせて』
ラディッシュがそれを制し、自分も責任を負うと言わんばかりの「決意の眼差し」で以て、
「ハクさんは、出来るの……」
すると彼は普通レベルのイケメン風スマイルで前髪をたなびかせ、
「勿(モチ)の論(モン)さぁ♪ 何たってぇぼくぁ「序列一位」の、」
『ハクさァアァん!』
軽口を諭すように制す、うつむき加減のラディッシュ。
その姿は悲し気で、悔し気でもあったが、制された彼は、それでもヤレヤレ笑いを崩さず、短いため息を吐くと、
「分かったよぉ」
ノリが悪いと言わんばかりの素振りで、
「ならぁ「タープきゅん」は、ぼくと代わろうかぁ~?」
ツッコミ期待の軽口を叩いたが、
「…………」
幼き命の選別にも等しい行為を前に、険しい表情のターナップは彼の冗談を交えた言動を無視する様に、キーメとスプライツに手をかざしたまま、
「オメェの天技が発動するギリギリまで、俺が天法を掛け続ける」
天法の輝きで包み込んだまま、
「その方が、成功率は上がんだろぉ……」
「ん? まぁねぇ」
ハクサンは「ツッコミが無かった事」に不満を滲ませつつ、
「でもまぁ、ぼくぁヤルからには失敗なんて万に一つ、」
『イイカラ、早クヤレぇ!』
ターナップは術を発動したまま彼を睨み、
「万の一つも許さねぇ!」
睨まれた彼は、
(いきり立ったからって、うまくいく訳じゃないのにさぁ)
辟易顔して、
「ハイハイ、分かりましたぁ」
不満たらたら了解し、未だ目覚めぬ二人の足下に立って、キーメとスプライツそれぞれに右手と左手をかざすと、
≪我がチカラァ、天世のチカラを以て我は行使す!≫
その身を白き輝きで包み、更に小さな二つの体をも包み込んだ。
同時に、治療の天技を解除するターナップ。
「「「「「「…………」」」」」」
後は、事の成り行きを、複雑な思いを抱えたまま見守るしかないラディッシュ達。
本音を言えば、二人を二人のまま、ありのまま助けたかった。
しかしそれは叶わぬ事。
そんな仲間たちの心痛を、彼はどう受け止めているのかハクサンは、
≪回帰ぃ!≫
ほどほどに気合いの籠もった声を上げ、自身の右手と左手を徐々に近づけた。
その手の動きに合わせて徐々に近づく、意識を失ったまま白き輝きに包まれ横たえるキーメとスプライツ。
やがて右手と左手が重なるに合わせ、二人の体も白き輝きの中で一つに重なり、姿が二重にダブって見え始め、
「「「「「「…………」」」」」」
ラディッシュ達が無事を祈るような思いで見守る中、天技を発動中のハクサンは心の中で、
(へぇ~この二人は単なるイレギュラーじゃなかったんだぁ。カルニヴァの門に居た「脳筋八子」とは違う、そりゃ生き残る訳だぁ♪)
人知れず感嘆し、
(思わぬ収穫ぅ♪)
ほくそ笑むと、
(そうなると、むざむざと元老院のじぃじぃ達に教えてやるのは勿体無いかなぁ~?)
何を思っての判断か「回帰の天技」を発動しながら声には出さず、
≪我がチカラァ、天世のチカラを以て我は拒む≫
(ラディの弱点になりそうだから、わざと失敗しようと思ったけど♪)
器用にも、もう一つの天技の発動準備に入り、
≪隔絶≫
術を発動。
(気が変わったから、助けてあげるよぉん♪)
カドウィードを生まれ変わらせた時と同様に、天世の監視から逃れる為、部屋ごと空間から切り離して隠し、
(ぼくぉ役に立ってねぇん♪)
高難度の天技を発動中に、更なる高難度の天技を、密かに発動させる曲芸を実行したハクサン。
序列一位の肩書は伊達でないのを窺わせたが、事の成り行きを不安げに見守るラディッシュ達には「その様な事が行われていた事実」など知る由も無く、
((((((無事に……))))))
元気な姿で無事に意識を取り戻してくれる事のみを、ただひたすらに願っていた。
そして言うまでもなく、彼ら、彼女らの動向を密かに窺っていた天世の元老院は、監視不能の急報に上を下への大騒ぎ。
特に「ハクサンの動向」に強い懸念を抱き、監視の強化を進めていたさ中に起きた、二度目の消失。
強大なチカラに加え「百人の天世人の序列一位のみ」が有する数々のギフト(特典)を持った「何をしでかすか分からない相手」に、いきなり姿をくらまされては慌てふためくのも当然であり、いきなり真っ暗闇に突き落とされたかの如くに右往左往して、戦々恐々。
その姿を、
「…………」
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