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第六章
6-33
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いつもと変わらぬ日常の村――
農家は畑に、酪農家は家畜の世話に、村の中では職人たちが各々の仕事に精を出し、家では家事に育児にと、村人たちは当たり前の日常を送り、ラディッシュ達勇者組もインディカや兵士たちと鍛錬に励み、サロワートは彼女を慕って集まって来た就学前の幼子たちに本の読み聞かせをしていると、
カァカァンカァーン! カァカァンカァーン!
村の関所の上にある「監視小屋の半鐘」が、特徴的な音色でけたたましく鳴り響いた。
それは汚染獣、もしくは合成獣の接近を知らせる急報であり、程なく、
『合成獣の群れが出たぞぉーーーーッ!』
関所の伝達人たちが、気勢を上げて村内を走り回った。
村の外で作業していた村人たちは一斉に、血相を変えて村内へ駆け戻り、非戦闘員の村人たちは堅牢な集会所へ、戦闘訓練を受けた村人たちは兵士たちと共に武器を手に、そしてラディッシュも、
『行こう!』
仲間たちと共に、半鐘が鳴り止まぬ南門を目指して走り出した。
駆け付けた南門では、駐屯する兵士たちが既に完全武装して臨戦態勢を取っていて、ラディッシュ達勇者組や、鍛錬に参加していたインディカ、兵士たち、村人たちが到着するや否や、
『ごっ、合成獣の群れが接近中ですっ!』
『とんでもない数ですっ!』
『真っ直ぐ、此方に向かって来てますっ!』
只ならぬ様子でまくし立て、
(なんで「合成獣の大群」がこの村にぃ?!)
疑問に思うラディッシュ達。
急激な発展を遂げているとは言え、ここはエルブ国の「南の端の村」。
交易の重要拠点な訳でもなく、軍事的重要拠点な訳でもなく、合成獣が大挙して押し寄せる理由が無く、
(何が目的なんだろ……?!)
意図を測りかねていると、
『いったい、どぅなってるのよぉ!』
子供たちに読み聞かせをしていたサロワートが、キレ気味の声を上げやって来た。
すかさず、
『こっちが訊きたいさぁ!』
ニプルウォートが買い言葉の口調で返しつつ、責める様なアイコンタクトで、
(アンタは何か知らないのかぁい!)
しかしサロワートも眼で、
(知らないわよ!)
強気で返し、
(使っえないさねぇ!)
(何ですっってぇ!)
視線の空中戦に、
(内輪モメしている場合ですのぉ!)
ドロプウォートも参戦。
(でぇすでぇす!)
(ほぉんにぃ呆れんすなぁ~)
パストリスとカドウィードも同意していると、
『僕たちが打って出ます! これ以上、村に近づかせるのは危険なので!』
ラディッシュが声を上げ、彼の気勢に呼応する様に兵士、村人たちは、
「分かりました!」
「お願いします!」
「背は我々が死守します!」
共に出陣する覚悟を見せた。
その時、
『『『『『『『『『『!?』』』』』』』』』』
戦いを前にした全員が、驚いた。
思いも寄らぬ光景を目の当たりにし。
人狼や、ミノタウロス、ケンタウロスに加え、サイクロプスまで取り揃えた合成獣の大群が突如行軍を止め、その場で、人のように片膝ついて跪いたのである。
「「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」」
呆気に取られる中、合成獣の大群の奥から、
((((((((((!))))))))))
姿を現す一人のローブ姿の人物。
頭の天辺から黒ローブに身を包んで素顔まで隠す格好から、
≪地世の導師≫
誰もが推測するその人物は、跪く合成獣の群れの先頭に立つなり足を止め、
『お迎えに上がりましたぁ「サロワート様」ぁ!』
深々と頭を下げ、
『『『『『『『『『『ッ!』』』』』』』』』』
一斉に、彼女に集まる驚愕の視線。
その瞬間、彼女は悟った。
(ココまでって訳ね……)
温かく、穏やかであった魔法の時間が、終わりを告げた事に。
その一方でラディッシュは、
(このままだとサロワートさんが連れて行かれちゃう!)
村人たちへの説明を後回し、即座に彼女に「行く必要は無い」と告げようとしたが、
『ハーハッハッハ♪』
(!?)
サロワートが満面の笑顔で高笑い。
唖然とする村の人々を押し退(の)けながら、
「出迎え御苦労さまぁ♪ 必要な情報は十分に得られたわぁ♪」
地世の一団に向かって歩き始め、
『まっ、待ってサロワートさん!』
思わず叫ぶラディッシュ。
しかし歩き始めた彼女は「彼の二の句」を遮る様に、
『ナニさ?! 身分を偽り騙していたのに、まだ気付かないの? とんだ「勇者さん」だわぁ♪』
小馬鹿にした笑みで振り返り、
「お人好しも、大概にした方が良いわょ♪」
「「「「「「「…………」」」」」」」
何も言えない勇者組。
彼女の行為はラディッシュと自分たちの立場を守る為の物であり、彼女が選んだ、彼女の「覚悟の選択」であると分かるから。
ここでもし異を唱えれば、勇者一行が彼女を「地世の七草」と知った上で「村に招き入れた」と知られる事となり、世間の信頼は瓦解、
(サロワートさんの「決意の気遣い」が無駄になる……)
ラディッシュ達は血を吐く思いで立ち尽くした。
するとインディカが、裏事情を知っているが故に、彼女に淡い想いを抱いたが為に、小声ながらも語気強く、
(タープの兄貴ィ! イイんスかぁコレでぇ!! こんな結末で本当にイイんスかぁ!!!)
不満を露わにしたが、
(うっせぇ黙ってろ!)
(!)
冷たく言い放ったターナップの顔は自身の無力さに激怒し、歪んでいた。
(兄貴……)
そんな顔を見せられては、流石の彼も続ける言葉を失うと、地世の導師の下に辿り着いたサロワートは、腹立ちを堪えた表情で皮肉たっぷり、
(なぁにがぁ「サロワート様」よぉ、白々っしいわねぇ!)
ローブの下が誰であるか分かっている物言いをすると、地世の導師は「フッ」と小さく笑い、
(ハン! オメェが言えた義理かよぉ?!)
彼女の皮肉を安い挑発とでも言いたげに嘲笑い、
(オメェが「結果の分かり切った実験」から帰ぇって来ねぇからぁ、こんな三文芝居をさせられてんだろぅがぁ。イイ迷惑だぜぇ、まったくよぉ。まぁ、それ以外にもチィとばっか事情ってヤツもあってなぁ、)
(ミスカンサスッ!)
(あぁ?)
(アンタみたいな「ガサツ」を選んでよこしたのは、フリンジね!)
(御明察ぅ~♪)
(アタシに大勢の前で恥をかかせて、あのムッツリッ! 帰ったらぶっ飛ばしてやるわ!)
鼻息荒く、
『帰るわよォ!』
森の奥へ向かって歩き始めると、嘶(いなな)きもせず一斉に立ち上がる合成獣たち。
彼女の動きに付き従い移動を再開。
大群が森の奥へと行軍する中、ミスカンサスと呼ばれた地世の導師は彼女の胸元のペンダントに目を留め、
(ほぅ?!)
嫌味たらしくほくそ笑み、
「久々の「光の世界」はどうだったよぉ?」
「…………」
「眩しさに当てられて戻りたくでもなったかぁ? まぁ「闇の住人」になった俺らにぁ、」
『黙りなさァい!』
「あん?」
「アンタそれ以上、口を開いたらこの場で殺すわよ」
「おぉおぉ怖い怖い♪」
おどける彼、そして合成獣の大群を伴い、彼女は一人、森の闇に姿を消して行った。
「「「「「「「…………」」」」」」」
何も出来ず、ただ立ち尽くす、縁を持った仲間たちをその場に残して。
農家は畑に、酪農家は家畜の世話に、村の中では職人たちが各々の仕事に精を出し、家では家事に育児にと、村人たちは当たり前の日常を送り、ラディッシュ達勇者組もインディカや兵士たちと鍛錬に励み、サロワートは彼女を慕って集まって来た就学前の幼子たちに本の読み聞かせをしていると、
カァカァンカァーン! カァカァンカァーン!
村の関所の上にある「監視小屋の半鐘」が、特徴的な音色でけたたましく鳴り響いた。
それは汚染獣、もしくは合成獣の接近を知らせる急報であり、程なく、
『合成獣の群れが出たぞぉーーーーッ!』
関所の伝達人たちが、気勢を上げて村内を走り回った。
村の外で作業していた村人たちは一斉に、血相を変えて村内へ駆け戻り、非戦闘員の村人たちは堅牢な集会所へ、戦闘訓練を受けた村人たちは兵士たちと共に武器を手に、そしてラディッシュも、
『行こう!』
仲間たちと共に、半鐘が鳴り止まぬ南門を目指して走り出した。
駆け付けた南門では、駐屯する兵士たちが既に完全武装して臨戦態勢を取っていて、ラディッシュ達勇者組や、鍛錬に参加していたインディカ、兵士たち、村人たちが到着するや否や、
『ごっ、合成獣の群れが接近中ですっ!』
『とんでもない数ですっ!』
『真っ直ぐ、此方に向かって来てますっ!』
只ならぬ様子でまくし立て、
(なんで「合成獣の大群」がこの村にぃ?!)
疑問に思うラディッシュ達。
急激な発展を遂げているとは言え、ここはエルブ国の「南の端の村」。
交易の重要拠点な訳でもなく、軍事的重要拠点な訳でもなく、合成獣が大挙して押し寄せる理由が無く、
(何が目的なんだろ……?!)
意図を測りかねていると、
『いったい、どぅなってるのよぉ!』
子供たちに読み聞かせをしていたサロワートが、キレ気味の声を上げやって来た。
すかさず、
『こっちが訊きたいさぁ!』
ニプルウォートが買い言葉の口調で返しつつ、責める様なアイコンタクトで、
(アンタは何か知らないのかぁい!)
しかしサロワートも眼で、
(知らないわよ!)
強気で返し、
(使っえないさねぇ!)
(何ですっってぇ!)
視線の空中戦に、
(内輪モメしている場合ですのぉ!)
ドロプウォートも参戦。
(でぇすでぇす!)
(ほぉんにぃ呆れんすなぁ~)
パストリスとカドウィードも同意していると、
『僕たちが打って出ます! これ以上、村に近づかせるのは危険なので!』
ラディッシュが声を上げ、彼の気勢に呼応する様に兵士、村人たちは、
「分かりました!」
「お願いします!」
「背は我々が死守します!」
共に出陣する覚悟を見せた。
その時、
『『『『『『『『『『!?』』』』』』』』』』
戦いを前にした全員が、驚いた。
思いも寄らぬ光景を目の当たりにし。
人狼や、ミノタウロス、ケンタウロスに加え、サイクロプスまで取り揃えた合成獣の大群が突如行軍を止め、その場で、人のように片膝ついて跪いたのである。
「「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」」
呆気に取られる中、合成獣の大群の奥から、
((((((((((!))))))))))
姿を現す一人のローブ姿の人物。
頭の天辺から黒ローブに身を包んで素顔まで隠す格好から、
≪地世の導師≫
誰もが推測するその人物は、跪く合成獣の群れの先頭に立つなり足を止め、
『お迎えに上がりましたぁ「サロワート様」ぁ!』
深々と頭を下げ、
『『『『『『『『『『ッ!』』』』』』』』』』
一斉に、彼女に集まる驚愕の視線。
その瞬間、彼女は悟った。
(ココまでって訳ね……)
温かく、穏やかであった魔法の時間が、終わりを告げた事に。
その一方でラディッシュは、
(このままだとサロワートさんが連れて行かれちゃう!)
村人たちへの説明を後回し、即座に彼女に「行く必要は無い」と告げようとしたが、
『ハーハッハッハ♪』
(!?)
サロワートが満面の笑顔で高笑い。
唖然とする村の人々を押し退(の)けながら、
「出迎え御苦労さまぁ♪ 必要な情報は十分に得られたわぁ♪」
地世の一団に向かって歩き始め、
『まっ、待ってサロワートさん!』
思わず叫ぶラディッシュ。
しかし歩き始めた彼女は「彼の二の句」を遮る様に、
『ナニさ?! 身分を偽り騙していたのに、まだ気付かないの? とんだ「勇者さん」だわぁ♪』
小馬鹿にした笑みで振り返り、
「お人好しも、大概にした方が良いわょ♪」
「「「「「「「…………」」」」」」」
何も言えない勇者組。
彼女の行為はラディッシュと自分たちの立場を守る為の物であり、彼女が選んだ、彼女の「覚悟の選択」であると分かるから。
ここでもし異を唱えれば、勇者一行が彼女を「地世の七草」と知った上で「村に招き入れた」と知られる事となり、世間の信頼は瓦解、
(サロワートさんの「決意の気遣い」が無駄になる……)
ラディッシュ達は血を吐く思いで立ち尽くした。
するとインディカが、裏事情を知っているが故に、彼女に淡い想いを抱いたが為に、小声ながらも語気強く、
(タープの兄貴ィ! イイんスかぁコレでぇ!! こんな結末で本当にイイんスかぁ!!!)
不満を露わにしたが、
(うっせぇ黙ってろ!)
(!)
冷たく言い放ったターナップの顔は自身の無力さに激怒し、歪んでいた。
(兄貴……)
そんな顔を見せられては、流石の彼も続ける言葉を失うと、地世の導師の下に辿り着いたサロワートは、腹立ちを堪えた表情で皮肉たっぷり、
(なぁにがぁ「サロワート様」よぉ、白々っしいわねぇ!)
ローブの下が誰であるか分かっている物言いをすると、地世の導師は「フッ」と小さく笑い、
(ハン! オメェが言えた義理かよぉ?!)
彼女の皮肉を安い挑発とでも言いたげに嘲笑い、
(オメェが「結果の分かり切った実験」から帰ぇって来ねぇからぁ、こんな三文芝居をさせられてんだろぅがぁ。イイ迷惑だぜぇ、まったくよぉ。まぁ、それ以外にもチィとばっか事情ってヤツもあってなぁ、)
(ミスカンサスッ!)
(あぁ?)
(アンタみたいな「ガサツ」を選んでよこしたのは、フリンジね!)
(御明察ぅ~♪)
(アタシに大勢の前で恥をかかせて、あのムッツリッ! 帰ったらぶっ飛ばしてやるわ!)
鼻息荒く、
『帰るわよォ!』
森の奥へ向かって歩き始めると、嘶(いなな)きもせず一斉に立ち上がる合成獣たち。
彼女の動きに付き従い移動を再開。
大群が森の奥へと行軍する中、ミスカンサスと呼ばれた地世の導師は彼女の胸元のペンダントに目を留め、
(ほぅ?!)
嫌味たらしくほくそ笑み、
「久々の「光の世界」はどうだったよぉ?」
「…………」
「眩しさに当てられて戻りたくでもなったかぁ? まぁ「闇の住人」になった俺らにぁ、」
『黙りなさァい!』
「あん?」
「アンタそれ以上、口を開いたらこの場で殺すわよ」
「おぉおぉ怖い怖い♪」
おどける彼、そして合成獣の大群を伴い、彼女は一人、森の闇に姿を消して行った。
「「「「「「「…………」」」」」」」
何も出来ず、ただ立ち尽くす、縁を持った仲間たちをその場に残して。
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