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佐藤家の子守唄
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「ほう。と、言うとまだ余興はあるんだな? 次がラストチャンスだ! もしつまらなければ……分かるよな?」
親父の発言でなんとか一命はとりとめた。だが問題は次に何をするかだ。
死の淵で必死に頭を回転させる。
すると親父が俺に耳打ちをしてきた。
「拓也! 子守唄いくぞ!」
「!?」
親父の『子守唄』という言葉を聞いて体が震える。
そして恐る恐る確認する。
「子守唄ってあれか? あれをやるのか?」
俺の肩に腕を回しながら親父が答える……が近づかないでほしい!
脇が近い! いや、ワキガ近い!
「そうだ。あれをやる! 佐藤家の子守唄であるあれを! この状況を切り抜けるには俺と拓也、2人の力を合わせなきゃ無理だ! 大丈夫。自分を信じるんだ!」
やっぱり我が家の……佐藤家秘伝の子守唄だった。
俺が『子守唄』と聞いて震えたのには深い理由がある。
そう、あれは俺がまだ幼稚園の年中の時のことだ。
クラスのお遊戯会で歌を歌うことになり、保護者も集まる帰りの会に、あの事件は起きた。
ーー回想ーー
「それじゃあみんなぁ。この歌は知っているかなぁ?」
ニッコリえくぼがトレードマーク。いつも優しい恵子先生がピアノの弾き語りをしてくれた。
「おげんこやまの~ぽんぽこさん~♪
おっぱいのんで~ネンネして~♪
だっこす~て
おんぶす~て
またあすた~♪」
恵子先生の綺麗なピアノの音色と優しくこぶしの効いた歌声で聞かせてくれたのは、あの誰もが知っているキングオブ子守唄の【おげんこやまのぽんぽこさん】だった。
もちろんみんなも知っていたので、
「ぼくしってる~」
「あたしもしってる~」
「あら今回のお遊戯会はげんこつやまのたぬきさんをやるのねぇ」
「うちの子歌うの大好きだから楽しみだわぁ」と嬉しそうに友達がはしゃぎ、保護者のマダム達も和気藹々としていた。
そう。ただ1人俺だけを除いて……。
「けいこせんせい。ぼくのおうちだとそのうた、ちょっとちがうんだけど!」
まだ幼稚園児だ。当然善悪の区別もつかないし、疑問に思った事はすぐに口にしてしまう。
「あら拓也くん。そうなの? どんな感じに違うか先生に教えてくれる?」
恵子先生は園児一人一人にしっかり向き合ってくれる先生だった。
時にパンチラ。時に胸チラ。マイッチングゥーなんて言ったりしながらだ。
この時も俺の言葉にしっかり向き合ってちゃんと聞こうとしてくれた。
それが大事件に繋がるとも知らずに。
「ききたぁい」
「たくやくんの、どうちがうの~?」
お友達も食いついてくる。
みんなの注目を集め、なんだか自分がヒーローになったみたいに感じた俺は得意げに歌い始めた。
「おげんこやまの~ぽんぽこさん~♪
おっぱいのんだらねられない~♪
だっこし~て
〇〇し~て
XXし~て
△△し~て
またあした~♪」
自信たっぷり歌いきり、周りを見る。
その後すぐに友達が
「あはははっ! たくやくんおもしろ~い! 〇〇ってなぁにぃ?」
「ギャハハ! XXってなんだよ~」と聞いたことのない言葉に爆笑した。
嬉しくなった俺は意気揚々と説明を始める。
「パパとママがいつもこのうたをこもりうたでうたってくれるんだぁ! 〇〇もXXもよくわからないけどおとなのうんどうかいのきょうぎだよってパパがいってたぁ!」
次の瞬間、小さな俺の体に戦慄が走る……。
あの天使のような笑顔を見せてくれる、マイッチングゥー恵子先生がまるで般若のような恐ろしい顔で俺を睨んでいたのだ。
あまりの恐ろしさに周りの親に助けを求めようと顔をあげるが、全ての保護者が俺を般若のような顔で睨んでいた。
そして察する。この歌がとんでもない歌だということを……。
不幸なことはさらに続いた。こんな時に限ってうちの親は迎えに遅れてきたのだ。
「はぁはぁ。遅くなりました! 拓也。遅くなってごめんな」
親父は大きな手で俺の頭を撫でながら遅れてきたことを優しく謝ってくれた。
だが本当に謝ってほしいのは、この恐ろしい子守唄を俺に教えたことだった。
「佐藤さん。すみませんがこちらにきてもらえますか?」
そう恵子先生に呼び出された親父は別室で1時間くらい何か話をしていた。
そして教室から出てきた親父の頭はフサフサのミディアムヘアーから現在のトレードマークである、バーコードヘアーに変わっていたのだ。
「パパ。かみのけ……どうしたの?」と俺が聞くと
「あぁこれか? 最近暑いからなぁ! だから少しイメチェンでもしようと思ってな」と答えて俺の頭を親父の大きな手が再び優しく撫でた。
いつも不安な気持ちを吹き飛ばしてくれる親父の大きな手が俺は大好きだった。
だけど季節は雪が降り積もるほど真冬だった……。
当時は気付かなかったが、今思うと親父のバーコードヘアーは俺の起こした事件への禊だった。
生き恥を晒しながら今までずっとずっと償い続けていた。
後日、緊急保護者会が開かれたらしく、俺はその後幼稚園行事に参加することはなかったし、一緒に遊んでくれる友達はいなくなった。
何よりも辛かったのが卒園まで大好きだった恵子先生が俺を般若のような顔で睨み続けたことだった。
そしてそれ以来キングオブ子守唄である【おげんこやまのぽんぽこさん】を歌うことはなく、大きなトラウマとなった……。
ーー現在ーー
「まだかぁ!! いいかげんにしろぉ!! 殺されたいのか?」
大きな魔王の怒鳴り声でふと我に返る。
昔の事を思い出している場合ではない! 今はこのピンチをなんとかして切り抜けないといけないんだ! とは意気込んだものの体が震える……。
「い、今すぐやります! それでは聞いてください。【おげんこやまのぽんぽこさん】佐藤家バージョン! ミュージックスタートッ」
『シャジャエしゃん』の時同様、親父の合図でぽんぽこさんお馴染みのイントロが流れる。
「俺が歌うから拓也は歌に合わせて合いの手を入れなさい。俺に身を任せるだけでいい! 父さんに全て任せなさい! 絶対に上手くいく」
そういって親父が震える俺の【ティムティム】を撫でてくれた。
あの時頭を撫でてくれたように優しく。
そう、優しく。
親父よ、どうか俺の数少ない綺麗な思い出まで汚さないでおくれ……。
俺は親父の手をはたき落とし
「わ、分かった……」と答える。
イントロの間に最終打ち合わせを済ませた。
そして命を賭けた、佐藤家の子守唄が始まる。絶対にトラウマを克服してやる!
「おげんこやまの~たぬきさん~(あっよいしょ)
おっぱいのんだらねられない~(あっどっこい)
だっこし~て(はい)
バックし~て(ほい)
騎乗位し~て(あい)
正常位し~て(ささ)
またあ~したぁ(またあ~したぁ)」
……………………なんとか歌えた……しっかり体位のところも親父と擬似セッ〇スができた!
俺……乗り越えたよ。恵子先生! これでまた優しく笑ってくれるかな?
「はぁはぁ。よくやったな拓也。完璧だったぞ」
親父との息もピッタリだった。これで死ぬならもう仕方ないのかもしれない。
さぁ魔王よ、佐藤家の子守唄はどうだ!
「……ぷははははっ!! 実に興味深く、愉快な歌じゃ! 今のはセッ〇スの体位の歌だろう? この世界には『対面座位』という体位しか存在しない。『バック・騎乗位・正常位』これらは本当に興味深いのぉ! 気に入った。そっちのエルフ! 我が隣に来い」
やった。やったんだ! 俺と親父、親子の絆で九死に一生を得たんだ!
俺はこの時ほど、佐藤家の子守唄に感謝したことはない。
そしてもし子供が産まれたら絶対にこの歌を歌ってあげよう。そう心に誓った。
「ほう。近くでみると可愛い顔をしているなぁ。臭さもなれたらなんとも癖になってきたし、何よりエルフは良い声で喘ぐからのぉ! どうだ余の女にならないか? 余の性剣は大きくて太いぞぉ」
魔王が本当に本当にいやらしい顔で親父の股をまさぐった。
てか魔王の【ティムティム】がエクスカリバーって……もう少し例えあったでしょー!! ホントないわぁー。
聖剣だよ!? 聖剣……あれ!? 性剣?
「ブ、ブヒィ~」
魔王の指で喘ぐ親父……。
その姿を見て俺の中で何かが弾けた。
親父の処女は絶対に俺が守る!
キュイーーーーン!
耳鳴りがする。
額が熱い。
するとリッキーが、
「た、た、拓也さん! ひ、ひ、額に!」と狼狽えていた。
体に力がみなぎってくる。
今なら魔王とだって戦えるかもしれない。
そんな根拠のない自信が湧いてきた。
「リッキー。もう、でぇじょうぶだ! オラ、こんなにワクワクすんの初めてだぞー。今なら魔王とだって戦える。それで……額がどうしたんだ?」
「ひ、ひ、額に『ゲイ』の文字が浮かび上がっています!」
なぁに驚いてんだリッキーよぉ。
『ゲイ』の文字が浮かび上がってるってそりゃ俺、ゲイの息子なんだからそういうことだってあるだろうが……。
ゲイーーーーーーーーーーーー!?
みなぎる力の代償に俺は額に『ゲイ』の文字を宿らせた。
親父の発言でなんとか一命はとりとめた。だが問題は次に何をするかだ。
死の淵で必死に頭を回転させる。
すると親父が俺に耳打ちをしてきた。
「拓也! 子守唄いくぞ!」
「!?」
親父の『子守唄』という言葉を聞いて体が震える。
そして恐る恐る確認する。
「子守唄ってあれか? あれをやるのか?」
俺の肩に腕を回しながら親父が答える……が近づかないでほしい!
脇が近い! いや、ワキガ近い!
「そうだ。あれをやる! 佐藤家の子守唄であるあれを! この状況を切り抜けるには俺と拓也、2人の力を合わせなきゃ無理だ! 大丈夫。自分を信じるんだ!」
やっぱり我が家の……佐藤家秘伝の子守唄だった。
俺が『子守唄』と聞いて震えたのには深い理由がある。
そう、あれは俺がまだ幼稚園の年中の時のことだ。
クラスのお遊戯会で歌を歌うことになり、保護者も集まる帰りの会に、あの事件は起きた。
ーー回想ーー
「それじゃあみんなぁ。この歌は知っているかなぁ?」
ニッコリえくぼがトレードマーク。いつも優しい恵子先生がピアノの弾き語りをしてくれた。
「おげんこやまの~ぽんぽこさん~♪
おっぱいのんで~ネンネして~♪
だっこす~て
おんぶす~て
またあすた~♪」
恵子先生の綺麗なピアノの音色と優しくこぶしの効いた歌声で聞かせてくれたのは、あの誰もが知っているキングオブ子守唄の【おげんこやまのぽんぽこさん】だった。
もちろんみんなも知っていたので、
「ぼくしってる~」
「あたしもしってる~」
「あら今回のお遊戯会はげんこつやまのたぬきさんをやるのねぇ」
「うちの子歌うの大好きだから楽しみだわぁ」と嬉しそうに友達がはしゃぎ、保護者のマダム達も和気藹々としていた。
そう。ただ1人俺だけを除いて……。
「けいこせんせい。ぼくのおうちだとそのうた、ちょっとちがうんだけど!」
まだ幼稚園児だ。当然善悪の区別もつかないし、疑問に思った事はすぐに口にしてしまう。
「あら拓也くん。そうなの? どんな感じに違うか先生に教えてくれる?」
恵子先生は園児一人一人にしっかり向き合ってくれる先生だった。
時にパンチラ。時に胸チラ。マイッチングゥーなんて言ったりしながらだ。
この時も俺の言葉にしっかり向き合ってちゃんと聞こうとしてくれた。
それが大事件に繋がるとも知らずに。
「ききたぁい」
「たくやくんの、どうちがうの~?」
お友達も食いついてくる。
みんなの注目を集め、なんだか自分がヒーローになったみたいに感じた俺は得意げに歌い始めた。
「おげんこやまの~ぽんぽこさん~♪
おっぱいのんだらねられない~♪
だっこし~て
〇〇し~て
XXし~て
△△し~て
またあした~♪」
自信たっぷり歌いきり、周りを見る。
その後すぐに友達が
「あはははっ! たくやくんおもしろ~い! 〇〇ってなぁにぃ?」
「ギャハハ! XXってなんだよ~」と聞いたことのない言葉に爆笑した。
嬉しくなった俺は意気揚々と説明を始める。
「パパとママがいつもこのうたをこもりうたでうたってくれるんだぁ! 〇〇もXXもよくわからないけどおとなのうんどうかいのきょうぎだよってパパがいってたぁ!」
次の瞬間、小さな俺の体に戦慄が走る……。
あの天使のような笑顔を見せてくれる、マイッチングゥー恵子先生がまるで般若のような恐ろしい顔で俺を睨んでいたのだ。
あまりの恐ろしさに周りの親に助けを求めようと顔をあげるが、全ての保護者が俺を般若のような顔で睨んでいた。
そして察する。この歌がとんでもない歌だということを……。
不幸なことはさらに続いた。こんな時に限ってうちの親は迎えに遅れてきたのだ。
「はぁはぁ。遅くなりました! 拓也。遅くなってごめんな」
親父は大きな手で俺の頭を撫でながら遅れてきたことを優しく謝ってくれた。
だが本当に謝ってほしいのは、この恐ろしい子守唄を俺に教えたことだった。
「佐藤さん。すみませんがこちらにきてもらえますか?」
そう恵子先生に呼び出された親父は別室で1時間くらい何か話をしていた。
そして教室から出てきた親父の頭はフサフサのミディアムヘアーから現在のトレードマークである、バーコードヘアーに変わっていたのだ。
「パパ。かみのけ……どうしたの?」と俺が聞くと
「あぁこれか? 最近暑いからなぁ! だから少しイメチェンでもしようと思ってな」と答えて俺の頭を親父の大きな手が再び優しく撫でた。
いつも不安な気持ちを吹き飛ばしてくれる親父の大きな手が俺は大好きだった。
だけど季節は雪が降り積もるほど真冬だった……。
当時は気付かなかったが、今思うと親父のバーコードヘアーは俺の起こした事件への禊だった。
生き恥を晒しながら今までずっとずっと償い続けていた。
後日、緊急保護者会が開かれたらしく、俺はその後幼稚園行事に参加することはなかったし、一緒に遊んでくれる友達はいなくなった。
何よりも辛かったのが卒園まで大好きだった恵子先生が俺を般若のような顔で睨み続けたことだった。
そしてそれ以来キングオブ子守唄である【おげんこやまのぽんぽこさん】を歌うことはなく、大きなトラウマとなった……。
ーー現在ーー
「まだかぁ!! いいかげんにしろぉ!! 殺されたいのか?」
大きな魔王の怒鳴り声でふと我に返る。
昔の事を思い出している場合ではない! 今はこのピンチをなんとかして切り抜けないといけないんだ! とは意気込んだものの体が震える……。
「い、今すぐやります! それでは聞いてください。【おげんこやまのぽんぽこさん】佐藤家バージョン! ミュージックスタートッ」
『シャジャエしゃん』の時同様、親父の合図でぽんぽこさんお馴染みのイントロが流れる。
「俺が歌うから拓也は歌に合わせて合いの手を入れなさい。俺に身を任せるだけでいい! 父さんに全て任せなさい! 絶対に上手くいく」
そういって親父が震える俺の【ティムティム】を撫でてくれた。
あの時頭を撫でてくれたように優しく。
そう、優しく。
親父よ、どうか俺の数少ない綺麗な思い出まで汚さないでおくれ……。
俺は親父の手をはたき落とし
「わ、分かった……」と答える。
イントロの間に最終打ち合わせを済ませた。
そして命を賭けた、佐藤家の子守唄が始まる。絶対にトラウマを克服してやる!
「おげんこやまの~たぬきさん~(あっよいしょ)
おっぱいのんだらねられない~(あっどっこい)
だっこし~て(はい)
バックし~て(ほい)
騎乗位し~て(あい)
正常位し~て(ささ)
またあ~したぁ(またあ~したぁ)」
……………………なんとか歌えた……しっかり体位のところも親父と擬似セッ〇スができた!
俺……乗り越えたよ。恵子先生! これでまた優しく笑ってくれるかな?
「はぁはぁ。よくやったな拓也。完璧だったぞ」
親父との息もピッタリだった。これで死ぬならもう仕方ないのかもしれない。
さぁ魔王よ、佐藤家の子守唄はどうだ!
「……ぷははははっ!! 実に興味深く、愉快な歌じゃ! 今のはセッ〇スの体位の歌だろう? この世界には『対面座位』という体位しか存在しない。『バック・騎乗位・正常位』これらは本当に興味深いのぉ! 気に入った。そっちのエルフ! 我が隣に来い」
やった。やったんだ! 俺と親父、親子の絆で九死に一生を得たんだ!
俺はこの時ほど、佐藤家の子守唄に感謝したことはない。
そしてもし子供が産まれたら絶対にこの歌を歌ってあげよう。そう心に誓った。
「ほう。近くでみると可愛い顔をしているなぁ。臭さもなれたらなんとも癖になってきたし、何よりエルフは良い声で喘ぐからのぉ! どうだ余の女にならないか? 余の性剣は大きくて太いぞぉ」
魔王が本当に本当にいやらしい顔で親父の股をまさぐった。
てか魔王の【ティムティム】がエクスカリバーって……もう少し例えあったでしょー!! ホントないわぁー。
聖剣だよ!? 聖剣……あれ!? 性剣?
「ブ、ブヒィ~」
魔王の指で喘ぐ親父……。
その姿を見て俺の中で何かが弾けた。
親父の処女は絶対に俺が守る!
キュイーーーーン!
耳鳴りがする。
額が熱い。
するとリッキーが、
「た、た、拓也さん! ひ、ひ、額に!」と狼狽えていた。
体に力がみなぎってくる。
今なら魔王とだって戦えるかもしれない。
そんな根拠のない自信が湧いてきた。
「リッキー。もう、でぇじょうぶだ! オラ、こんなにワクワクすんの初めてだぞー。今なら魔王とだって戦える。それで……額がどうしたんだ?」
「ひ、ひ、額に『ゲイ』の文字が浮かび上がっています!」
なぁに驚いてんだリッキーよぉ。
『ゲイ』の文字が浮かび上がってるってそりゃ俺、ゲイの息子なんだからそういうことだってあるだろうが……。
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