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「俺たちが勝ったんだ。さぁ、約束通りトゥルントゥルンスライムを解放しろ口十姉妹!」
「負けちゃいましたわ……。これじゃあもう綺麗でいられないじゃないッ!」
「もう終わりですわねお姉さん……。綺麗じゃない私達なんて誰も必要としてくれないですわ」
額に手を当てがっくりと肩を落とす姉、恭子。
その肩をさする美香の目からは涙が零れ落ちていた。
そこまで美にこだわるのはなぜなんだ? 女性ってそういうものなのか?
まぁ、だが勝負は勝負。女性の涙を見るのは胸が痛んだが、約束通りトゥルントゥルンスライムを、解放してもらわなければならない。
すると、
「バカモン!!!」
親父が声を張り上げた。
「綺麗でいられない? 必要とされない? んなわけあるかボケィ! お前さん達が美しいのはトゥルントゥルンスライムの脱毛ローションの力だけじゃないじゃろ。食べたいものを我慢して、朝はヘルシーにスムージーを飲んでるんじゃないのか?」
「モロヘイヤとセロリのスムージーを飲んでるわ……」
親父の問いに恭子が答える。
「それにクロスフィットトレーナーを雇って、厳しいトレーニングをしているんじゃないのか?」
「MAYAさんを雇っているわ……」
今度は美香が答えた。
「綺麗になりたいっていうその気持ちが大事なんじゃよ。それに直向きに努力してきたんじゃ。お前さん達は誰がなんと言おうと綺麗じゃよ」
親父がポンポンと2人の肩を優しく叩く。
口十姉妹の2人は涙で顔がクシャクシャになっていた。
「もしまた何かあったら、ここへ来なさい。ワシがいつでも話を聞いてやる」
口十姉妹の涙が落ち着くと、親父が2人に名刺のようなものを渡した。
そこには『オカマバー・タケ子と玉無し族の部屋』と書かれていた。
いや、店出してたんかいッ!
ネーミングセンスッ!
「あの……、タケ子さん!」
口十姉妹が仲間になりたそうに親父を見ている。
てか、早速タケ子て呼んどるし!
「そうか……。なら、ついてきなさい。拓也、リッキー、2人ともいいじゃろ?」
「うーん、まぁいいけど」
「親父さんの判断に任せるっすー!」
「「ありがとうございます!」」
姉妹仲良く手を繋ぎながら、嬉しそうにしている姿を見ると、なんだか悪い人達には見えない。
とまぁ、こうして口十姉妹が俺たちの仲間に加わった。
その後、約束通りトゥルントゥルンスライムを解放した口十姉妹は、所持していた大量の『脱毛ローション』を俺たちにくれた。
無事、依頼をこなした俺たちは、町長の家へと向かったのだった。
『カランカラン』
リッキーが町長の家のベルを鳴らす。
「あのー、美女のおっぱいは見たくありませんか?」
「見たい! 揉みたい! 舐めまわしたい!」
リッキーの呼び掛けに秒で扉が開くと、あのイかれた町長が姿を現した。
この食いつきっぷり……。
相変わらずクソ外道だな、こいつ。
「っと、なんだ拓也さん達じゃないですか。も、もしかして、ゴージャス姉妹をやっつけたんですか!?」
町長の横からマドンナなし子ちゃんが姿を見せた。
「そうなんですが、実は……」
俺は、これまでの経緯を町長となし子ちゃんに丁寧に説明した。
「おっぱい」
「「「「「「えっ!?」」」」」」
それはあまりにも唐突な一言だった。
説明を受け終わった後の町長のその一言に、その場にいた、俺・親父・リッキー・なし子ちゃん・口十姉妹の6人は素っ頓狂な声を出してしまった。
思えば説明の最中も終始、口十姉妹2人のパイのオツに釘付けだったな……。
だが、本当の悲劇はここからだった。
「ミュージック、カモンッ!」
町長の合図に、どこからか聞いたことのある音楽が流れてくる。
……これは、スマホアプリTokTikの人気曲【ホットケーキ食べたい】の音楽じゃないか!
って、またこれを歌うのかよ……。
町長がリズムに合わせて軽快にダンスを踊る。
「おっぱいが食べたい♪ おっぱいが食べたい♪ 老若男女年齢問わずッ♪
おっぱいが食べたい♪ おっぱいが食べたい♪ 口十姉妹の爆乳最高ッ♪
はぁー、スッキリしたぁ。それにしても本当にナイスパイオツですなぁ。男の夢や希望、その他お金じゃ買えない大切なものが詰まってますな」
やっぱ、コイツ本当にヤバイな……。歌詞ちょっと変えてきてるし。
ってか親父と同じこと言ってる!
似た者同士!!!
「シリコンよ」
「ほへっ?」
さらっと発言した恭子に対して、町長が情けない声を出し疑問符で返す。
いや、このくだりももうやった!!!
「夢や希望、お金じゃ買えない大切なものなんかじゃなくて、お金で買える150ccのシリコンが入っているのよ!」
「私は100ccですわ……」
そう言った、2人の姿はなんだか少し寂しそうだった。
なんか前と展開ちゃうやんけ!!!
「どうせ偽物……。私達の美は偽物よ」
「違うッ!!!」
妹の美香が悲しそうに言うと、凄い勢いで町長が立ち上がった。
その姿を見て親父が俺に向かってウインクをする。
リッキーも笑顔だ。
「あなた達の美は偽物なんかじゃない! その胸に詰まっているものはシリコンかもしれないが、私はその胸を見たい! 揉みたい! 舐めまわしたい! こんな気持ちにさせるのはあなた達が美に対して真っ直ぐ努力してきたからだ。だから胸を張っていい。ハト胸になったっていい。私に思う存分ハーレムさせてくれないか?」
そう熱く語る町長の股間も熱く硬くなっていた。
「「町長さん……」」
口十姉妹が妻になりたそうに町長を見ている。
「お母さん……て、呼んでもいいかな?」
ここでまさかのなし子ちゃん。
なし子ちゃんも目に涙を溜めながら喜んでいる。
「なし子ちゃんがよければ……お母さんって呼んでほしいな」
そう答えた美香も涙を溜めている。
「お……母さん。なんか照れちゃうな。こういうの久しぶりで……」
もう全員号泣だった。
肩を抱き合って、泣き笑い合うNEW町長ファミリー。
それを見た、俺たち佐藤ファミリー&リッキーも泣き笑い合った。
そして俺は世界が平和でありますようにと願った。
その後、手に入れた脱毛ローションで家族の初共同作業、『なし子ちゃんの全身脱毛&親父の部分脱毛』が執り行われた。
「あっ……いや……そこは……恥ずかしい……よ」
「ぶ、ブヒィー! そ……そこは、恥ずかしいブヒィー!」
全身脱毛が行われているのだから、当然カーテンで俺に見えないようにと配慮されていた。
カーテンの奥から、なし子ちゃんの艶めいた声と親父のクソみたいな喘ぎ声が聞こえてくる。
エロいのか気持ち悪いのか、もう感情がおかしくなりそうだった。
『シャー』
カーテンを開ける音がした。
「どう……かな。拓也くん、似合ってる?」
結論から言わせてもらう。
もうめっさ可愛い。似合ってるなんてもんじゃない!
毛・あり子状態のなし子ちゃんももちろん可愛かったけど、毛がない今の方がパーツの良さが際立っていて、凄く可愛かった。
本当に良いものは素材の味を活かさなければいけないんだなと思った。
なし子ちゃんはこれで正真正銘、毛・なし子になった。
「すっごく可愛いよ。とても似合ってる」
俺となし子ちゃんが照れて顔を下に向けていると、みんなが「ヒューヒュー」とか「お似合いだぞ」とか言って、冷やかした。
だが、この究極ラブコメライフを破壊したのは、やはり親父だった。
「どじゃ。ワシも可愛いか?」
姿を現した親父は綺麗さっぱりムダ毛が処理されていて、その部分がトゥルントゥルンに美肌になっていた。
いや……必要な毛まで処理されていた……。
なんとトレードマークのバーコードヘアーまでトゥルントゥルンにされてしまっていたんだ。
「親父ぃぃぃぃぃ!!!」
★
現時点での親父の見た目や特徴
髪型・トゥルントゥルンのテカテカ頭←NEW
顔・超とびきりの美少女でエルフ特有の尖った耳をしている。←NEW
胸・Aカップに黒い豆乳首。←NEW
肌・ツヤツヤのスッベスベ。←NEW
お尻・少しう○こがついている。←NEW
体臭・鼻を刺すような酸っぱい匂いに吐き気を催すような激しい加齢臭。
口臭・う○この匂い。
声・おっさん特有の低くて鈍い声。
後書き
第ニ章
『トゥルントゥルン脱毛編』
これにて無事完結致しました。
次話より第三章が開幕です。
可愛くなっていく親父を見逃さないでくださいませ。
どうぞ今後もお付き合い頂けましたら嬉しく思います。
また少しでも面白いと感じた方は、親父のアナールにブチ込むと思って、感想をポチッとぶち込んでください。
親父が喘ぎます。
「負けちゃいましたわ……。これじゃあもう綺麗でいられないじゃないッ!」
「もう終わりですわねお姉さん……。綺麗じゃない私達なんて誰も必要としてくれないですわ」
額に手を当てがっくりと肩を落とす姉、恭子。
その肩をさする美香の目からは涙が零れ落ちていた。
そこまで美にこだわるのはなぜなんだ? 女性ってそういうものなのか?
まぁ、だが勝負は勝負。女性の涙を見るのは胸が痛んだが、約束通りトゥルントゥルンスライムを、解放してもらわなければならない。
すると、
「バカモン!!!」
親父が声を張り上げた。
「綺麗でいられない? 必要とされない? んなわけあるかボケィ! お前さん達が美しいのはトゥルントゥルンスライムの脱毛ローションの力だけじゃないじゃろ。食べたいものを我慢して、朝はヘルシーにスムージーを飲んでるんじゃないのか?」
「モロヘイヤとセロリのスムージーを飲んでるわ……」
親父の問いに恭子が答える。
「それにクロスフィットトレーナーを雇って、厳しいトレーニングをしているんじゃないのか?」
「MAYAさんを雇っているわ……」
今度は美香が答えた。
「綺麗になりたいっていうその気持ちが大事なんじゃよ。それに直向きに努力してきたんじゃ。お前さん達は誰がなんと言おうと綺麗じゃよ」
親父がポンポンと2人の肩を優しく叩く。
口十姉妹の2人は涙で顔がクシャクシャになっていた。
「もしまた何かあったら、ここへ来なさい。ワシがいつでも話を聞いてやる」
口十姉妹の涙が落ち着くと、親父が2人に名刺のようなものを渡した。
そこには『オカマバー・タケ子と玉無し族の部屋』と書かれていた。
いや、店出してたんかいッ!
ネーミングセンスッ!
「あの……、タケ子さん!」
口十姉妹が仲間になりたそうに親父を見ている。
てか、早速タケ子て呼んどるし!
「そうか……。なら、ついてきなさい。拓也、リッキー、2人ともいいじゃろ?」
「うーん、まぁいいけど」
「親父さんの判断に任せるっすー!」
「「ありがとうございます!」」
姉妹仲良く手を繋ぎながら、嬉しそうにしている姿を見ると、なんだか悪い人達には見えない。
とまぁ、こうして口十姉妹が俺たちの仲間に加わった。
その後、約束通りトゥルントゥルンスライムを解放した口十姉妹は、所持していた大量の『脱毛ローション』を俺たちにくれた。
無事、依頼をこなした俺たちは、町長の家へと向かったのだった。
『カランカラン』
リッキーが町長の家のベルを鳴らす。
「あのー、美女のおっぱいは見たくありませんか?」
「見たい! 揉みたい! 舐めまわしたい!」
リッキーの呼び掛けに秒で扉が開くと、あのイかれた町長が姿を現した。
この食いつきっぷり……。
相変わらずクソ外道だな、こいつ。
「っと、なんだ拓也さん達じゃないですか。も、もしかして、ゴージャス姉妹をやっつけたんですか!?」
町長の横からマドンナなし子ちゃんが姿を見せた。
「そうなんですが、実は……」
俺は、これまでの経緯を町長となし子ちゃんに丁寧に説明した。
「おっぱい」
「「「「「「えっ!?」」」」」」
それはあまりにも唐突な一言だった。
説明を受け終わった後の町長のその一言に、その場にいた、俺・親父・リッキー・なし子ちゃん・口十姉妹の6人は素っ頓狂な声を出してしまった。
思えば説明の最中も終始、口十姉妹2人のパイのオツに釘付けだったな……。
だが、本当の悲劇はここからだった。
「ミュージック、カモンッ!」
町長の合図に、どこからか聞いたことのある音楽が流れてくる。
……これは、スマホアプリTokTikの人気曲【ホットケーキ食べたい】の音楽じゃないか!
って、またこれを歌うのかよ……。
町長がリズムに合わせて軽快にダンスを踊る。
「おっぱいが食べたい♪ おっぱいが食べたい♪ 老若男女年齢問わずッ♪
おっぱいが食べたい♪ おっぱいが食べたい♪ 口十姉妹の爆乳最高ッ♪
はぁー、スッキリしたぁ。それにしても本当にナイスパイオツですなぁ。男の夢や希望、その他お金じゃ買えない大切なものが詰まってますな」
やっぱ、コイツ本当にヤバイな……。歌詞ちょっと変えてきてるし。
ってか親父と同じこと言ってる!
似た者同士!!!
「シリコンよ」
「ほへっ?」
さらっと発言した恭子に対して、町長が情けない声を出し疑問符で返す。
いや、このくだりももうやった!!!
「夢や希望、お金じゃ買えない大切なものなんかじゃなくて、お金で買える150ccのシリコンが入っているのよ!」
「私は100ccですわ……」
そう言った、2人の姿はなんだか少し寂しそうだった。
なんか前と展開ちゃうやんけ!!!
「どうせ偽物……。私達の美は偽物よ」
「違うッ!!!」
妹の美香が悲しそうに言うと、凄い勢いで町長が立ち上がった。
その姿を見て親父が俺に向かってウインクをする。
リッキーも笑顔だ。
「あなた達の美は偽物なんかじゃない! その胸に詰まっているものはシリコンかもしれないが、私はその胸を見たい! 揉みたい! 舐めまわしたい! こんな気持ちにさせるのはあなた達が美に対して真っ直ぐ努力してきたからだ。だから胸を張っていい。ハト胸になったっていい。私に思う存分ハーレムさせてくれないか?」
そう熱く語る町長の股間も熱く硬くなっていた。
「「町長さん……」」
口十姉妹が妻になりたそうに町長を見ている。
「お母さん……て、呼んでもいいかな?」
ここでまさかのなし子ちゃん。
なし子ちゃんも目に涙を溜めながら喜んでいる。
「なし子ちゃんがよければ……お母さんって呼んでほしいな」
そう答えた美香も涙を溜めている。
「お……母さん。なんか照れちゃうな。こういうの久しぶりで……」
もう全員号泣だった。
肩を抱き合って、泣き笑い合うNEW町長ファミリー。
それを見た、俺たち佐藤ファミリー&リッキーも泣き笑い合った。
そして俺は世界が平和でありますようにと願った。
その後、手に入れた脱毛ローションで家族の初共同作業、『なし子ちゃんの全身脱毛&親父の部分脱毛』が執り行われた。
「あっ……いや……そこは……恥ずかしい……よ」
「ぶ、ブヒィー! そ……そこは、恥ずかしいブヒィー!」
全身脱毛が行われているのだから、当然カーテンで俺に見えないようにと配慮されていた。
カーテンの奥から、なし子ちゃんの艶めいた声と親父のクソみたいな喘ぎ声が聞こえてくる。
エロいのか気持ち悪いのか、もう感情がおかしくなりそうだった。
『シャー』
カーテンを開ける音がした。
「どう……かな。拓也くん、似合ってる?」
結論から言わせてもらう。
もうめっさ可愛い。似合ってるなんてもんじゃない!
毛・あり子状態のなし子ちゃんももちろん可愛かったけど、毛がない今の方がパーツの良さが際立っていて、凄く可愛かった。
本当に良いものは素材の味を活かさなければいけないんだなと思った。
なし子ちゃんはこれで正真正銘、毛・なし子になった。
「すっごく可愛いよ。とても似合ってる」
俺となし子ちゃんが照れて顔を下に向けていると、みんなが「ヒューヒュー」とか「お似合いだぞ」とか言って、冷やかした。
だが、この究極ラブコメライフを破壊したのは、やはり親父だった。
「どじゃ。ワシも可愛いか?」
姿を現した親父は綺麗さっぱりムダ毛が処理されていて、その部分がトゥルントゥルンに美肌になっていた。
いや……必要な毛まで処理されていた……。
なんとトレードマークのバーコードヘアーまでトゥルントゥルンにされてしまっていたんだ。
「親父ぃぃぃぃぃ!!!」
★
現時点での親父の見た目や特徴
髪型・トゥルントゥルンのテカテカ頭←NEW
顔・超とびきりの美少女でエルフ特有の尖った耳をしている。←NEW
胸・Aカップに黒い豆乳首。←NEW
肌・ツヤツヤのスッベスベ。←NEW
お尻・少しう○こがついている。←NEW
体臭・鼻を刺すような酸っぱい匂いに吐き気を催すような激しい加齢臭。
口臭・う○この匂い。
声・おっさん特有の低くて鈍い声。
後書き
第ニ章
『トゥルントゥルン脱毛編』
これにて無事完結致しました。
次話より第三章が開幕です。
可愛くなっていく親父を見逃さないでくださいませ。
どうぞ今後もお付き合い頂けましたら嬉しく思います。
また少しでも面白いと感じた方は、親父のアナールにブチ込むと思って、感想をポチッとぶち込んでください。
親父が喘ぎます。
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今後も全力でふざけていきますので、お時間ありましたら、またお付き合いくださいませm(._.)m