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第七十二話 暴走
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――――シュバッ! ドスッ!
エリーの射った弓が的のど真ん中に的中した。
スレイプニルが八本の足で駆ける音が響く中、鮮やかな金髪をなびかせるエリーの姿は見惚れるほど美しい。
「――――っ」
アリサが臍を噛む。ここまでエリーは四枚の的全てに弓を的中させている。
全部で五ヵ所に的が設置されているので残すところ後一枚だ。
「おいおい、このままだと罰ゲームを受けるのって俺たちのどっちかじゃないか……」
アリサに話しかけると、アリサは俺をキッと睨みつけた。
「うるさいわねっ! わたしは全部当てるんだから罰ゲームを受けるのはあんたよ!」
いつも以上に口調が強い。
アリサは自信があるのだろうか?
……いや、恐らく逆だろう。
エリーがここまでの弓の腕前だと知っていたら勝負を挑まなかったに違いない。
「さあ、残り一本決めますわよ!」
エリーは的の方向をスッと見据えて矢を放つ。
――――シュバッ! カッ!
最後の矢は的の端をかすめて弾き飛ばされてしまった。
「くぅ~。悔しいですの! ……でも四本的中ですわ、まずまずですわね」
エリーはスレイプニルを止めて地面に降り立つと、俺とアリサの方に向かってドヤ顔を見せつけた。
「満足するのは五本全部的中させてからにしなさいよね! わたしが本当の見本ってやつを見せてあげるわ」
アリサはそう言って意気揚々とスレイプニルに跨ると、係員の合図も待たずに流鏑馬のコース内に走り出してしまった。
「えいっ、やぁ!!」
アリサは力いっぱいに掛け声を上げて弓を引き絞って放った。
――――ヒョロ~。ポテッ!
しかし矢はほとんど前に飛ばずに地面へと落下してしまう。
続けざまに二本目の矢を二番目の的へと放ったが、一本目同様に地面に力なく落ちるだけであった。
「――なんでよ! ……思ったよりまずいわね」
アリサはこれで二連続失敗。
もう既にエリーに負けることは確定している。
この後仮に俺が四本以上的を射ることができればアリサの罰ゲームということになる。
「罰ゲームの言い出しっぺは負けるっていうのは本当なのかもな~」
俺がアリサにヤジを飛ばすとアリサは悔しそうな顔をして睨み返してきた。
「み、見てなさいよっ! これからは全部当てるんだから!」
やり取りしているうちにもアリサは三個目の的に差し掛かる。
そこでアリサは今までとは違う行動をとった。
「弓なんて要らないのよ――――私には!!」
なんとアリサは弓を投げ捨てて、矢を直接手に持って的に向かって投げつけた。
「なにやってんだよアリサっ! 手で投げて的に刺さるわけないだろ!」
「刺さらない? ……それはどうかしらね」
アリサは口の端をチラッと上げてフフっと笑みを浮かべる。そして馬上で両手を矢の方に向けて掛け声を上げた。
「――シルフ!! 風でコントロールするほうが私には向いてるわ!」
アリサは手で投げた矢に向かって強風を送りつけると、矢は勢いよく飛んでいき的の中心に綺麗に突き刺さった。
「やったわ! ――この調子よ」
アリサは小さくガッツポーズを見せる。
そしてその勢いのままアリサは第四の的、第五の的にもシルフを使って矢を命中させるのであった。
流鏑馬のコースを走り終えたアリサは少し息を切らしながらスレイプニルから降りてくると、俺の方にカツカツと詰め寄ってきた。
「いいこと! あんたは三本以上当てちゃダメなんだからね! 私が罰ゲームを受けるなんてことは天地がひっくり返っても許せないことなんだから遠慮しなさいよ!」
「おいおい、俺に手を抜けって言うのか? ……残念だけどアリサ、俺は勝負事には手を抜けない男でな」
「ぐぬぬ……なにかっこつけてんのよ……。ひどい男ねあんたは」
アリサがここまで狼狽しているのは珍しい。
もっと面白おかしくからかいたいところではあるが、ここは遊園地のアトラクションなので悠長にはしてられない。
順番待ちを少しでも減らそうと奮闘する係の人が、俺に早く流鏑馬を始めるように指示を出してきてしまった。
「さて、五個の的を全部射抜いてアリサにどんなハレンチなことをお願いしてやろうかな」
俺は意地悪くそんなことを言ってスレイプニルに跨った。
「なっ!? 何よハレンチなことって!? ちょっと待ちなさいよ!!」
アリサは顔を真っ赤にして俺のほうに歩み寄るが係の人に止められる。
「ちょっとお客さん、早くしてくれないと困りますよ~」
俺とアリサのやり取りにウンザリしているであろう係員がか細い声で言う。
「うちのアリサがすみません、さっさとやってきますので許してください」
「ちょっとユート!? あんた覚えてなさいよ~」
俺はアリサの怒りの声を無視してコースに向かった。
「くくっ、本当にアリサにハレンチなお願いをするのも有りかもしれないな」
俺は思わずゲスな笑い声をあげてしまった。
実を言うと俺は小さいころに弓道を習っていたので、流鏑馬にも結構自信があったりするのだ。
俺は馬を走らせ弓を構える。
一番怖いのは一射目だ。
一射目で昔の感覚を取り戻せるかどうかで結果が変わる。
パカラパカラとスレイプニルの足音がする。
足が八本の馬に乗るっていうのは不思議な感覚だ。
スレイプニルに乗っていると、まるで二頭の馬で並走しているかのような錯覚に陥る。
一つ目の的が見えてきた。
俺は一呼吸して神経を研ぎ澄ます。
そして的と俺との距離が最も近くなる瞬間、即ち矢を放つときがやって来た。
直線距離にしておおよそ三メートルあるかないくらい。
距離だけ見るとそこまで遠くないのだが、駿足で駆ける馬に乗っているとこれが実に遠く感じる。
「――ここだっ!!」
俺は予め引き絞っていた弓を解き放つと、見事矢は的のど真ん中に突き刺さった。
「やりぃ! この調子で残りもいけそうだ!」
俺が二本目の矢を弓にセットしようとしたその時――
「た、助けてくれ!! フェニックスが……フェニックスが暴走している!!」
流鏑馬体験アトラクションの順番待ちの列から悲鳴が上がった。
空を見上げると、体長が五メートルはある巨大な真っ赤に燃える鳥が、列を目掛けて炎を吐きながら飛んできている。
「アリサ! エリー! 大丈夫か!」
俺は馬を止めて真っ先に二人のことを呼んだ。
「わたしたちは大丈夫よ。それよりもあの鳥……フェニックスを止めないとまずそうね」
アリサとエリーは無事だったようで、俺の元に走ってきた。
「しかし何だって暴走なんてしてるんだ!? フェニックスの召喚者はどうなってるんだ!?」
「それはわからないですの。召喚者を見つけて止めたいところ……ですが召喚者の居場所は不明。となると、直接あの鳥を止めるしかないですわね」
「わかった。ちょうど今は都合よく駿足のスレイプニルがいるし弓もある。俺が矢でフェニックスを射抜いてくるぜ!」
「ちょっと本気で言ってますの? ……的とフェニックスでは訳が違うんですのよ?」
エリーは心配そうに馬上の俺を見上げて言った。
「安心しろ、俺は今まで数々の冒険をこなしてきた上級冒険者だぜ?」
「あんまり無茶はしないでよね。難しそうだったらみんなと合流してから……」
アリサもエリーと同様に不安そうな顔をして言った。
……俺ってそんなに頼りなさそうなのかな。ちょっとここいらで見返してやるか!
「いや、今にも被害者が出そうなこの状況で合流する時間は勿体ない。安心しろ! すぐ片付けて戻ってくるから!」
俺は矢を背中に構え、スレイプニルの手綱を持ってフェニックスの元へと向かった。
エリーの射った弓が的のど真ん中に的中した。
スレイプニルが八本の足で駆ける音が響く中、鮮やかな金髪をなびかせるエリーの姿は見惚れるほど美しい。
「――――っ」
アリサが臍を噛む。ここまでエリーは四枚の的全てに弓を的中させている。
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「おいおい、このままだと罰ゲームを受けるのって俺たちのどっちかじゃないか……」
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「うるさいわねっ! わたしは全部当てるんだから罰ゲームを受けるのはあんたよ!」
いつも以上に口調が強い。
アリサは自信があるのだろうか?
……いや、恐らく逆だろう。
エリーがここまでの弓の腕前だと知っていたら勝負を挑まなかったに違いない。
「さあ、残り一本決めますわよ!」
エリーは的の方向をスッと見据えて矢を放つ。
――――シュバッ! カッ!
最後の矢は的の端をかすめて弾き飛ばされてしまった。
「くぅ~。悔しいですの! ……でも四本的中ですわ、まずまずですわね」
エリーはスレイプニルを止めて地面に降り立つと、俺とアリサの方に向かってドヤ顔を見せつけた。
「満足するのは五本全部的中させてからにしなさいよね! わたしが本当の見本ってやつを見せてあげるわ」
アリサはそう言って意気揚々とスレイプニルに跨ると、係員の合図も待たずに流鏑馬のコース内に走り出してしまった。
「えいっ、やぁ!!」
アリサは力いっぱいに掛け声を上げて弓を引き絞って放った。
――――ヒョロ~。ポテッ!
しかし矢はほとんど前に飛ばずに地面へと落下してしまう。
続けざまに二本目の矢を二番目の的へと放ったが、一本目同様に地面に力なく落ちるだけであった。
「――なんでよ! ……思ったよりまずいわね」
アリサはこれで二連続失敗。
もう既にエリーに負けることは確定している。
この後仮に俺が四本以上的を射ることができればアリサの罰ゲームということになる。
「罰ゲームの言い出しっぺは負けるっていうのは本当なのかもな~」
俺がアリサにヤジを飛ばすとアリサは悔しそうな顔をして睨み返してきた。
「み、見てなさいよっ! これからは全部当てるんだから!」
やり取りしているうちにもアリサは三個目の的に差し掛かる。
そこでアリサは今までとは違う行動をとった。
「弓なんて要らないのよ――――私には!!」
なんとアリサは弓を投げ捨てて、矢を直接手に持って的に向かって投げつけた。
「なにやってんだよアリサっ! 手で投げて的に刺さるわけないだろ!」
「刺さらない? ……それはどうかしらね」
アリサは口の端をチラッと上げてフフっと笑みを浮かべる。そして馬上で両手を矢の方に向けて掛け声を上げた。
「――シルフ!! 風でコントロールするほうが私には向いてるわ!」
アリサは手で投げた矢に向かって強風を送りつけると、矢は勢いよく飛んでいき的の中心に綺麗に突き刺さった。
「やったわ! ――この調子よ」
アリサは小さくガッツポーズを見せる。
そしてその勢いのままアリサは第四の的、第五の的にもシルフを使って矢を命中させるのであった。
流鏑馬のコースを走り終えたアリサは少し息を切らしながらスレイプニルから降りてくると、俺の方にカツカツと詰め寄ってきた。
「いいこと! あんたは三本以上当てちゃダメなんだからね! 私が罰ゲームを受けるなんてことは天地がひっくり返っても許せないことなんだから遠慮しなさいよ!」
「おいおい、俺に手を抜けって言うのか? ……残念だけどアリサ、俺は勝負事には手を抜けない男でな」
「ぐぬぬ……なにかっこつけてんのよ……。ひどい男ねあんたは」
アリサがここまで狼狽しているのは珍しい。
もっと面白おかしくからかいたいところではあるが、ここは遊園地のアトラクションなので悠長にはしてられない。
順番待ちを少しでも減らそうと奮闘する係の人が、俺に早く流鏑馬を始めるように指示を出してきてしまった。
「さて、五個の的を全部射抜いてアリサにどんなハレンチなことをお願いしてやろうかな」
俺は意地悪くそんなことを言ってスレイプニルに跨った。
「なっ!? 何よハレンチなことって!? ちょっと待ちなさいよ!!」
アリサは顔を真っ赤にして俺のほうに歩み寄るが係の人に止められる。
「ちょっとお客さん、早くしてくれないと困りますよ~」
俺とアリサのやり取りにウンザリしているであろう係員がか細い声で言う。
「うちのアリサがすみません、さっさとやってきますので許してください」
「ちょっとユート!? あんた覚えてなさいよ~」
俺はアリサの怒りの声を無視してコースに向かった。
「くくっ、本当にアリサにハレンチなお願いをするのも有りかもしれないな」
俺は思わずゲスな笑い声をあげてしまった。
実を言うと俺は小さいころに弓道を習っていたので、流鏑馬にも結構自信があったりするのだ。
俺は馬を走らせ弓を構える。
一番怖いのは一射目だ。
一射目で昔の感覚を取り戻せるかどうかで結果が変わる。
パカラパカラとスレイプニルの足音がする。
足が八本の馬に乗るっていうのは不思議な感覚だ。
スレイプニルに乗っていると、まるで二頭の馬で並走しているかのような錯覚に陥る。
一つ目の的が見えてきた。
俺は一呼吸して神経を研ぎ澄ます。
そして的と俺との距離が最も近くなる瞬間、即ち矢を放つときがやって来た。
直線距離にしておおよそ三メートルあるかないくらい。
距離だけ見るとそこまで遠くないのだが、駿足で駆ける馬に乗っているとこれが実に遠く感じる。
「――ここだっ!!」
俺は予め引き絞っていた弓を解き放つと、見事矢は的のど真ん中に突き刺さった。
「やりぃ! この調子で残りもいけそうだ!」
俺が二本目の矢を弓にセットしようとしたその時――
「た、助けてくれ!! フェニックスが……フェニックスが暴走している!!」
流鏑馬体験アトラクションの順番待ちの列から悲鳴が上がった。
空を見上げると、体長が五メートルはある巨大な真っ赤に燃える鳥が、列を目掛けて炎を吐きながら飛んできている。
「アリサ! エリー! 大丈夫か!」
俺は馬を止めて真っ先に二人のことを呼んだ。
「わたしたちは大丈夫よ。それよりもあの鳥……フェニックスを止めないとまずそうね」
アリサとエリーは無事だったようで、俺の元に走ってきた。
「しかし何だって暴走なんてしてるんだ!? フェニックスの召喚者はどうなってるんだ!?」
「それはわからないですの。召喚者を見つけて止めたいところ……ですが召喚者の居場所は不明。となると、直接あの鳥を止めるしかないですわね」
「わかった。ちょうど今は都合よく駿足のスレイプニルがいるし弓もある。俺が矢でフェニックスを射抜いてくるぜ!」
「ちょっと本気で言ってますの? ……的とフェニックスでは訳が違うんですのよ?」
エリーは心配そうに馬上の俺を見上げて言った。
「安心しろ、俺は今まで数々の冒険をこなしてきた上級冒険者だぜ?」
「あんまり無茶はしないでよね。難しそうだったらみんなと合流してから……」
アリサもエリーと同様に不安そうな顔をして言った。
……俺ってそんなに頼りなさそうなのかな。ちょっとここいらで見返してやるか!
「いや、今にも被害者が出そうなこの状況で合流する時間は勿体ない。安心しろ! すぐ片付けて戻ってくるから!」
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