邪悪な国から、日本を取り戻せ!

ぴろれおに

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第二章

瑞穂の国

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冨長はアマテラスに近づいて行ってその姿をよく目を凝らした。
その変わり果てた姿に、なんとなく面影が懐かしさがある。
そして、先ほど聞いた名前にも…。

「冨長さん。いえ、お兄ちゃん。覚えてる?」
「ま、まさか…。瑞穂、お前なのか?」
「そうよ。私よ…。お兄ちゃん、探してたわ」

まさか、子供の頃に生き別れた妹に、こんなことで会うことになるとは。
しかも、あられもない姿となった妹を見ることになったことに苦痛を覚えた。

「私…。中国人に売られて売春宿にいたわ。暴力に耐えきれず、脱走しようとして見つかって。捕まった後がもっと地獄だった…」
「言うな…もう、聞きたくない」
「不妊手術をされて、集団で性的な暴行を受けて、挙句に手足を斬られて逃げれなくされて。肉体的にも精神的にも疲弊して動かなくなった私を、中国共産党は、ゴミとともに焼却炉に捨てたの…」
「…。止めてくれ…」
「でもね、同じく多くの人が焼却炉に投げ捨てられてきたわ。火が回る寸前、私はその人たちを土台にして体が通れそうな小さな穴から脱走したの。九死に一生だった…」

冨長は、もう喋らないで欲しいとばかりに、瑞穂を抱きしめた。
涙が滝のように流れ、それは瑞穂の右目からも流れていた。

「お兄ちゃん、会いたかった。そして、仲間になってくれてありがとう」
「瑞穂、ごめんな。こんな何にもしてあげられない兄ちゃんで…」
「仕方ないよ、だって、こんな世の中じゃ。だから、私が変えるの。例え、好みが粉々に砕けようとも…」

アマテラス…
それは、最高神にして太陽の神。
皆を照らし加護を与える存在。
妹は、日本人にとって、そのような存在となっていたんだ。
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