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ペンは剣より強くてもやっぱり剣が良い
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「前置きはこのくらいにしてそろそろ始めるっスか。このペースだと隊長にどやされる。」
「待ってください!ルートさんが『黒』ってのは分かったんですけど、どんな『変換方式』なんですか?あと隊長も!『赤』しか見てないと思うんですけど。」
そこまで聞いたルートさんは突然ニヤッと笑い、
「んっふっふー!じゃあシノには追加問題です!俺の『変換方式』はなんでしょーか!!分かったら隊長の方式もヒントあげる♡」
んじゃあスタート!!
と元気よく開始のゴングを鳴らされた。
…ちょっと可愛いなんて思ってないんだからね!!
とにかく始まってしまったものは仕方ない。
ルートさんが用意してくれたペンを幾つかポケットに詰め込んでいたら、
「…ルートさん?気配が消えた…?」
視界の範囲には居ないし、振り返っても居ない。何処かに隠れた?見渡す限り、隠れられそうなものは無い。
だとするとこれがルートさんの『変換方式』か。ふむ。まっったく分からん。
「隠蔽系なのかな…?あとは瞬間移動?地上に居ないなら…上!!!」
ざっと上方をグルっと見渡す。
…今何か視界の端に居たような気がする!
「おっと、バレちゃった。早かったっスね。」
え、嘘あんなに高いところに??
天井に掴まっているルートさんを見つけた。
地上から天井まで10メートルぐらいある。
一瞬で飛んだ?いや、恐らく高速移動系か。
隠蔽系の線は消えたってことで仮説を立てる。
「すみませんね!すべきことは1つ、上手く避けてくださいよ!」
覚えたばかりの魔力集約を行い、そのままペンをルートさんに向けて投げる!!
ヒュンッッッ
凄い!!投げた本人が言うのもアレだけど
本当に私が投げたやつかな??
ダーツの矢の様に一直線にルートさんの元へ
ペンが向かう。
「…おかしい。素人が投げたにしては軌道が真っ直ぐ過ぎる。少しはブレたりするはず…っスけどね!」
向かってきたペンをルートさんは難なく短剣で弾く。あのくらいのスピードじゃ弾かれて当然か。
「なら本数増やすしかないですね。手数見せてもらおうじゃないですか!」
よく分からないけど、私が放ったペンは狙い通りの方向に行くようだ。ならば
「とりあえずこれでどーですか!」
片手に3本ずつ、両手で一気にペンを投げる。
計6本のペンはやはり真っ直ぐに天井のルートさんの元へ。
「こいつぁ一気に防ぐのはちょっとキツいッスね…!次の『座標』へ行くっきゃないか!」
そう言うと瞬きの間にルートさんの姿が視界から消えた。…何処に行った??
高速移動系だとしたらこの空間の何処かにはいるはず!
上下左右グルっと見回す。
んんっ!早すぎ!!パンピーにはキツイですよ!…居た!!
今度はさっきと真反対の方向の地上に立っていた。移動速度どうなってるんだ?天井から床、それも対角線となると中々の距離があるのに一瞬で。
「やられっぱなしってのも性にあわないんで、ちょっとは仕返しさせてもらいますよっと!」
「おおっと!こっちにはペンしか無いのに!!」
言うが早いかルークさんはこちらにテニスボール状のものを投げてきた。
私も剣とかで弾きたかった。せめて今はバットでもいい。
「ペンは剣よりも強しって言うけど物理じゃないよね!!」
「待ってください!ルートさんが『黒』ってのは分かったんですけど、どんな『変換方式』なんですか?あと隊長も!『赤』しか見てないと思うんですけど。」
そこまで聞いたルートさんは突然ニヤッと笑い、
「んっふっふー!じゃあシノには追加問題です!俺の『変換方式』はなんでしょーか!!分かったら隊長の方式もヒントあげる♡」
んじゃあスタート!!
と元気よく開始のゴングを鳴らされた。
…ちょっと可愛いなんて思ってないんだからね!!
とにかく始まってしまったものは仕方ない。
ルートさんが用意してくれたペンを幾つかポケットに詰め込んでいたら、
「…ルートさん?気配が消えた…?」
視界の範囲には居ないし、振り返っても居ない。何処かに隠れた?見渡す限り、隠れられそうなものは無い。
だとするとこれがルートさんの『変換方式』か。ふむ。まっったく分からん。
「隠蔽系なのかな…?あとは瞬間移動?地上に居ないなら…上!!!」
ざっと上方をグルっと見渡す。
…今何か視界の端に居たような気がする!
「おっと、バレちゃった。早かったっスね。」
え、嘘あんなに高いところに??
天井に掴まっているルートさんを見つけた。
地上から天井まで10メートルぐらいある。
一瞬で飛んだ?いや、恐らく高速移動系か。
隠蔽系の線は消えたってことで仮説を立てる。
「すみませんね!すべきことは1つ、上手く避けてくださいよ!」
覚えたばかりの魔力集約を行い、そのままペンをルートさんに向けて投げる!!
ヒュンッッッ
凄い!!投げた本人が言うのもアレだけど
本当に私が投げたやつかな??
ダーツの矢の様に一直線にルートさんの元へ
ペンが向かう。
「…おかしい。素人が投げたにしては軌道が真っ直ぐ過ぎる。少しはブレたりするはず…っスけどね!」
向かってきたペンをルートさんは難なく短剣で弾く。あのくらいのスピードじゃ弾かれて当然か。
「なら本数増やすしかないですね。手数見せてもらおうじゃないですか!」
よく分からないけど、私が放ったペンは狙い通りの方向に行くようだ。ならば
「とりあえずこれでどーですか!」
片手に3本ずつ、両手で一気にペンを投げる。
計6本のペンはやはり真っ直ぐに天井のルートさんの元へ。
「こいつぁ一気に防ぐのはちょっとキツいッスね…!次の『座標』へ行くっきゃないか!」
そう言うと瞬きの間にルートさんの姿が視界から消えた。…何処に行った??
高速移動系だとしたらこの空間の何処かにはいるはず!
上下左右グルっと見回す。
んんっ!早すぎ!!パンピーにはキツイですよ!…居た!!
今度はさっきと真反対の方向の地上に立っていた。移動速度どうなってるんだ?天井から床、それも対角線となると中々の距離があるのに一瞬で。
「やられっぱなしってのも性にあわないんで、ちょっとは仕返しさせてもらいますよっと!」
「おおっと!こっちにはペンしか無いのに!!」
言うが早いかルークさんはこちらにテニスボール状のものを投げてきた。
私も剣とかで弾きたかった。せめて今はバットでもいい。
「ペンは剣よりも強しって言うけど物理じゃないよね!!」
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