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第91話 ルナ誕生の悲話
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「21年前、私のところに一人の妊婦がやって来た。彼女は旦那が冬になると山に居る母親の元へ帰るのだが子供の居る体では山越えは辛いと言うことで私のところへ来たのだ。」
そう遠い目をして話したイノーは突然表情を変え…
「私は歓喜した!生まれた瞬間の脳が手に入るのだからな!」
まるで悪魔の様な表情を浮かべ叫んだ。
「えっ、でも…私は…」
「まぁ話は最後まで聞け娘よ、そして出産の日だ。知ってるか?赤子は生まれる時に頭から生まれてくるのだよ」
「ま…まさか…」
「そう、生まれてすぐではなく生まれてる最中にギロチンの様に首を切断したのだよ」
イノーは震えながら語る。
高揚してるのか顔の赤らみが増している。
「しかし、母親は更に力み続けた。すると驚くことにもう一人産まれてきた。赤子は双子だったのだよ!」
「それじゃあそれが…」
「そう、お前だよルナ」
今まで20年積み上げてきた物が崩れるような音がルナの脳内に響き彼女は膝をついて座り込んだ。
既に足元は首を切断された住民の血が流れてきておりルナの下半身は血で染まる。
「か、母さんは!母さんはどうしたの?!」
「あぁ?あの女か?クックックッ…落ち着いたところを見て生まれたばかりの生首を持って見せて死産だと伝えたら発狂してな、あんまり煩いんでそのまま首を切断してやったよ」
「っ?!」
「記憶にないのは無理もない、お前は埋まれてから数日は母親の血液を飲んで成長したんだぞ」
「そ…そんな…」
「クククク、素晴らしい。人間の絶望の顔とは本当に甘美なモノだよ」
そう言うとイノーの体が黒く変色し頭から角のような物が生えてくる。
その姿はまさしく鬼であった。
そう遠い目をして話したイノーは突然表情を変え…
「私は歓喜した!生まれた瞬間の脳が手に入るのだからな!」
まるで悪魔の様な表情を浮かべ叫んだ。
「えっ、でも…私は…」
「まぁ話は最後まで聞け娘よ、そして出産の日だ。知ってるか?赤子は生まれる時に頭から生まれてくるのだよ」
「ま…まさか…」
「そう、生まれてすぐではなく生まれてる最中にギロチンの様に首を切断したのだよ」
イノーは震えながら語る。
高揚してるのか顔の赤らみが増している。
「しかし、母親は更に力み続けた。すると驚くことにもう一人産まれてきた。赤子は双子だったのだよ!」
「それじゃあそれが…」
「そう、お前だよルナ」
今まで20年積み上げてきた物が崩れるような音がルナの脳内に響き彼女は膝をついて座り込んだ。
既に足元は首を切断された住民の血が流れてきておりルナの下半身は血で染まる。
「か、母さんは!母さんはどうしたの?!」
「あぁ?あの女か?クックックッ…落ち着いたところを見て生まれたばかりの生首を持って見せて死産だと伝えたら発狂してな、あんまり煩いんでそのまま首を切断してやったよ」
「っ?!」
「記憶にないのは無理もない、お前は埋まれてから数日は母親の血液を飲んで成長したんだぞ」
「そ…そんな…」
「クククク、素晴らしい。人間の絶望の顔とは本当に甘美なモノだよ」
そう言うとイノーの体が黒く変色し頭から角のような物が生えてくる。
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