エロくてニューゲーム

昆布海胆

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第79話 プロゲーマー現われる!

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「か・・・彼女ですって?!」
 「はい!私と明さんは今一緒に住んでます!もう毎晩ズボズボです!」
 「一緒に住んでて毎晩ズボズボ?!」
 「はい!更に明さんには既に別に婚約者が居ます!」
 「へっ?貴方とは別に婚約者が?」
 「はい!しかも二人!」
 「二人も婚約者が?!」
 「そして、私のライバルも別に1人居ます!」
 「ななななな・・・」
 「更に・・・」

ギリギリギリギリ・・・
明のアイアンクローが志保のこめかみを締め上げる

「ちょっと自粛しようか」
 「ちょっと明様?!一体どういう事ですか?!酒池肉林ですか?!ハーレムですか?!私も加えてもらえますか?!」

ギリギリギリギリ・・・
明のアイアンクローが・・・以下略

 「なんか前にもこんな事があったような~」
 「お・・・おみゃーりゃおぼえてぇいろぉよぉー」

 明が姫子のこめかみを締め上げている間に姫子に押さえられてた不良は逃げ出していた。
とりあえず人だかりが出来てて店の迷惑になると言う事で休憩スペースに移動して少し落ち着いて話をする事にした明だったが・・・

「ちょっと貴方!さっきのは一体どういう・・・」

 姫子が志保の胸倉を掴んで引っ張った時に見えた・・・完全にペッタンコな胸。
 貧乳よりも更に小さくまさに存在しないとさえ言われるレベルのそれはこう言われている・・・
『無乳』
まるで必殺技のようであるwww

 「あ・・・貴方、その胸・・・そうですか、貴方も苦労しているのですね・・・」
 「えっ?私男なんだけど・・・」
 「へっ?」
 「ほらっ」

そう言って志保は現在持っている仮免許証を見せようとしたのだが仮免許証には性別表記欄が無かった。
 仕方なく物陰に隠れてアソコを見せられた姫子・・・

「あ・・・明様、まさかそんな・・・」

あっこれあかんやつや。
 姫子の赤く染まっているが嬉しそうな表情を見て明は思った。
 明の脳内に某大学漫画の巨乳のコスプレイヤーが言った名台詞が浮かび上がっていた。
 『ホモが嫌いな女子なんて存在しません!』

 「で、ですがそれとコレとは話が別です!明様、他にもイイ人が居るのですか?!」
 「あ・・・はい・・・居ます・・・」
 「そ・・・そんな・・・それじゃ・・・私が加わっても問題ないですね?!」
 「お前何言ってるの?!」

 駄目だこいつ早くなんとかしないと・・・



一通り話が落ち着き志保はゲームが途中だったのでそっちに行った。
 明と姫子はベンチに座って話をしていた。
それは明がここ半年で体験したとんでもない内容・・・は話しても絶対に信じてもらえないと考えたのでなんか色々あって4人ほど自分のマンションに居候状態になっている事を正直に話した。

 「えっ?明様引越ししたのですか?」
 「えっ?ずっと前から同じ場所だけど?」
 「えっ?」
 「えっ?」

 二人がお互いの話がおかしいって事で疑問が膨れた時に正面でスト2をプレイしていた志保に一人の男が絡んでいた。
 明はその顔を見て驚いた。
それは某ゲーム雑誌に載っていたある有名人であった。
この日本でただ一人、プロゲーマーとして認められた超有名人!
 雑誌やテレビでも彼の名は見かける事がある。

 「お・・・おい、あの人って・・・」
 「あぁ、間違いない・・・」

 彼の名は『夢原 尚吾』日本でただ一人のプロゲーマーである。

 「また来たんですか夢原さん」
 「あぁ、俺は君に勝って今度こそ君のハートをゲットさせてもらう!」
 「無理ですよ~貴方では私のハートは震えません」
 「ふっ余裕の表情をしていられるのも今の間だけさ」

そう伝え対戦筐体の向こう側へ移動し乱入する夢原。
スト2ことストライキファイター2は対戦格闘ゲームと言うだけあって真の楽しみ方は対人戦にあった。
それぞれ有利不利の相性がある中であっても確実に勝てないのがこのゲームの面白いところである。
 夢原が選んだのは空手をやりながら蕎麦屋の店員を行っていたが店長が給料支払いを先延ばしにしたのでストライキをした「リュウイチ」。
 対して志保が選んだのはヨガの趣味を持ちながら中華料理人をやっていたが働き先がブラック企業で休みが貰えなかった為ストライキを決行した外国人「ダル氏」
そして、この二人の対戦はこの店の常連達のハートを毎度激しく揺さぶっていた!

 「今日も勝たせてもらいますよ」
 「今日こそは俺が勝つ!」

 決戦の火蓋は切って落とされた!

 「ヨガアイス!」

 先手必勝とばかりにラウンド1開始と同時にダル氏の必殺技ヨガアイスが出された!
だが、それを既に読みきっていた夢原は開始と同時に前へ飛んだ!
そこから繰り出される連続攻撃に一気に志保の使うダル氏の体力は減らされる。
バランスファイターのリュウイチと違いトリッキーで相手を近付けない先読み戦闘が必要な志保の使うダル氏の対戦はこの時点で一気に戦況が傾いた。
だがしかし、志保の目には余裕の色がずっと浮かんでいたのであった。
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