エロくてニューゲーム

昆布海胆

文字の大きさ
181 / 206

第181話 正義のヒーロー!

しおりを挟む
明が秘密結社PPKの本拠地を目指して爆走している頃、日本中の円盤を破壊して回る1人の正義のヒーローが居た。
赤い服を着て丸い顔に髪の毛が1本も無い頭、茶色いマントを装着し空を飛びながら円盤に強烈な一撃を決める!
たった一撃で円盤は空の彼方へ吹っ飛んでいきそのヒーローは次の円盤が電気を集めている場所まで仲間の車で移動する。
ナンバープレートも付けられていないそのふざけた車は見た目がそのヒーローの顔面であった。
まるでゆっくり・・・おっと失礼ゲフンゲフン、生首にタイヤが装着されたような形で一目でそのヒーローの関係者だと分かる。
その車が突然停車した。
そして、ヒーローは車から降りて道端に横たわっている子供に近寄る。

「どうしたんだい?」
「お腹が空いて動けないの・・・」
「だったら僕の足をお食べ」

そう言ってそのヒーローは足の一部を千切って子供に与えた。
その光景に子供は恐怖したがそのヒーローの足はパンで出来ていたのにその時気付いた。
子供は恐る恐るそのパンを受け取り空腹に耐え切れず口にする・・・

「美味しい・・・」
「良かった元気になったようだね」

そう言ってヒーローは車に戻る。
その車の中ではそのヒーローの仲間と思われる男性1名女性1名、犬が1匹居た。

「ほーら新しい足が焼けたよ~」

丸顔の男性がそのヒーローにそのパンを渡しヒーローは自分の足を付け替える。
それだけでそのヒーローの体力は全開し次なる円盤へ向けて戦う気力を充実させるのであった・・・
そのヒーローの名前は『アシパンマン』足がパンで出来ている正義のヒーローである。
その仲間、パンを焼く専門の『蛇文字さん』アシスタントの女性『旗弧さん』ペットの『地異頭』。
明が本拠地を潰すまでの間彼らは戦い続ける!
それーいけーアシパンマン!



一方その頃、明は敵の本拠地ハリボテ城に辿り着いていた。
そこに待ち受けるのはきぐるみ怪人達!
いま決戦の火蓋が切って落とされる!

「忍法みんなまとめてバク転失敗して首の骨骨折の術!」

明の忍法が炸裂し一斉にきぐるみ怪人達はバク転をする!
だが生身ならいざ知れずきぐるみを着たままの動きにくい体ではバク転は成功せず一斉に失敗して頭部を地面に強打!
きぐるみ怪人達は一斉に戦闘不能となった。

「ふはははははは、まさかここまで勢い良く怪人達を一斉に倒すとは思わなかったぞ!」
「そうだ、この怪人達との戦いで後4話は引っ張る予定だったのになんて事をしてくれるんだ!」

出てきたのは女騎士から聞いていた特長と一致する二人であった。
緑の体に怪獣みたいな姿・・・G
赤い体毛に包まれた雪男・・・M
そう、こいつらが秘密結社PPK『ポンポッキ』の最高幹部の二人、ガチョピンとメックであった。

「お前らも喰らえ!みんなまとめてバク転失敗して首の骨骨折の術!」

明の忍法が炸裂する!
だがガチョピンは鮮やかなバク転をその姿のまま決めて無事に着地!
メックに至ってはバク転を失敗して地面に頭をぶつけるのだがまるで何事も無かったかの様に普通に立ち上がる・・・

「一筋縄ではいかないか・・・」
「この技のガチョピン!」
「この力のメック!」
「「我等を倒せるものなら倒してみよ!」」

明はその身体能力を生かして一気にまず一匹を仕留めようと攻撃を仕掛ける!
だがガチョピンは軽やかに体を動かし明の攻撃はかすりもせず避けられる。
しかも避けたついでに攻撃した部位にガチョピンの顔ハンコを押される始末。

「くっこいつ強い!?」

慌ててターゲットをメックに変更した明は連撃をメックに浴びせるが全くのけずりすらしないメック。
そして、攻撃を受けながらメックは握り締めた拳を振るう!
明はこのパンチを受け止めて関節技に移行しようと考えたが一瞬嫌な汗が出てそのパンチをかわした。
するとそのパンチから数メートル離れていた所にある壁が抉れて破壊されたのだ?!

「なっ?!」

これには明も恐怖した。
速度はそれ程でもなかったパンチで数メートル離れた場所の壁を破壊するなんてパンチの威力が高過ぎて空気が衝撃を吸収しきれずそのまま伝達したとしか思えないのである。
メックの攻撃を避けた明の後ろには既にガチョピンが回り込んでいた。

「隙アリ!」

ガチョピンの突きが明の背中に当たる!
が次の瞬間ガチョピンの付いた明は氷の彫刻となる!

「忍法変わり身の術!」

最近覚えたお気に入りの技でガチョピンの攻撃を回避した明だったがその時に気付いた。
氷の明に突きを入れたガチョピンも氷の彫刻になっていたのだ!?
そして、鈍い痛みと共に明は横に吹き飛ばされる。

「忍法変わり身の術追いかけ追撃の術!」

そこには明の横腹に突きを入れたガチョピンが立っていた。
更に吹き飛ばされた先にはメックがラリアットをしようと構えていた!
明は地面に土魔法を放ちメックの手前でメックを飛び越えるようにジャンプ台を作り出した!
そして、それに乗ってメックを飛び越えた明に遥か彼方から飛んできた円盤が後ろからぶつかり明はその円盤と共に数メートル転がるのであった。

「この拳のあとはまさか・・・アシパンマン!?」

ガチョピンが何か言っていたが遠くまで吹き飛ばされた明の耳には届かなかった・・・
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

処理中です...