公爵夫人マーシェのお悩み

maruko

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離婚裁判を起こす前に(マッケンロウ王国)

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 大陸の西側に位置するマッケンロウ王国は条件付きの一夫多妻制の国である。
 この国の婚約、婚姻に関しての法律は平民用、貴族用、王族用と3つに別れていて平民用以外は細部までしっかり作られていた。
 過去の過ちや問題点をその都度精査考慮して作られた法律は建国500年あまりの間にギチギチに固められ、特に貴族には少し窮屈な法律になっている。

 例えば婚約に関して、平民は婚約期間を設ける必要は無いとされているが、貴族、王族は1ヶ月以上の婚約期間がなければ、その後婚姻しても無効とされるという厳しいものだった。
 しかも、婚約誓約書を貴族院に届けて承認を得てからの1ヶ月であるから、口約束などは以ての外であった。

 結婚に関しては尚一層細かい。

 婚約期間を経て婚姻したあと2年間子供が出来なかった場合のみ第二夫人を娶る事が可能であり、これは女当主にも当て嵌められるため、内容が厳しくなっており、其々の閨の回数まで報告義務を課せられていた。因みに閨の回数の報告義務は第二夫人との婚約期間を貴族院に申請した場合にのみ当てはめられる、それは娶ったあとも適用される。
 勿論虚偽の報告等、違反した場合直ちに第二夫人は離縁とされ、第二夫人に重きを置かないようにと本妻を守る法律になっていた。

 おそらく元々は一夫一妻制の国であったが後継者問題などもあり、一部を改定したものと思われる。

 第二夫人にも婚約機関は存在する、この場合は最低1年とされている。そしてその婚約期間に第二夫人予定の者に子供ができた場合、その子供は全て庶子とされ後継者からは外されるという法律も存在していた。





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