28 / 58
対策
しおりを挟む
「お姉様巫山戯てるの?」
「まさか!」
「⋯⋯」
「こうでも言わないと恥ずかしいの!」
「えっ?⋯⋯えっ?お姉様冗談でしょう」
「冗談言える雰囲気だったかな?」
「チョロQってチョロいって⋯いや私の今の考えが当たってるならほんとにチョロいわよ!」
「きっと当たってる⋯⋯私リスキャリー様の事⋯好きみたい」
「なんに絆されちゃったの?過保護王子だって言ってたじゃない!!」
「過保護は認める。でもそれって彼のせいではないでしょう?」
「出た!!恋は盲目!ほんとにあるんだこんな事」
「マルシェも人の事言えないでしょう、そもそも絶対一目惚れじゃない!」
「⋯⋯」
「⋯⋯」
私達は暫しお互いの顔をジッと見つめ合った。
方やチョロい方や一目惚れ。
恋する乙女は簡単に恋に落ちるのだ。
お互いが恥ずかしくなって段々と顔が真っ赤になってゆく。
「もう!じゃあ今度はお姉様に対策立てなきゃじゃない!」
マルシェは仕方ないなぁという感じで対策を練ってくれると言う!妹よ!!!
「でも正直お手上げって言えばお手上げよね」
上げて下げるの止めてほしい
折角喜んだのに~~~~
「私がライバルに何もしなければいいのよね」
「そうとも限らないわ、そういうのは決まってでっち上げが成立するんだから」
「それもそっか。でもライバルがピンクリボンっていうのも納得行かないなぁ。マリエーヌも敵じゃないし?」
「イヤに自信満々だけどお姉様忘れてない?」
「何を?」
「この異世界、何故か解らないけど魅了があるんでしょう」
「あっ!」
肝心な事を話すのを忘れていたので、私は今日お父様に呼ばれた内容をマルシェにも話した。
「なるほどねぇ~魔道具かぁ。じゃあ何処かに解除できない魅了の魔導具も存在する可能性があるということよね」
「多分?」
「なんで疑問形なのよ!自分でもそう思ったから私に言ったんでしょう」
「そうなんだけどさぁ⋯⋯」
「何?何かあるの?他にも」
「ピンクリボンの行動がちょっとね~」
「?」
首を傾げるマルシェだけど⋯⋯可愛い!
ってそんな場合じゃないけど、私は少しいやかなりピンクリボンの行動が不可解なのだ。
今の時点で彼女はヒロインかヒドインの可能性大なんだけど、だったら魅了を使うのは彼女だ。
もし彼女が魅了の魔導具を持っているなら、もっと上手くやるんじゃないかな?
態々あちこちなぜか知らないけど体当たりしなくてもターゲットに魅了掛ければ済む話なんだよねぇ
私はその考えをマルシェに話してみた。
「そう言われれば⋯⋯そうよね。おかしいわね」
「でしょう」
私達は悩んでしまった。
彼女の不可解な行動のせいでこちらは対策も立てられない。
だから私はマルシェに、閃いた事を話してみた。
それでどうなるかはわからないけれど、これ以上二人で悩んでも埒があかない。
マルシェは渋々頷いてくれた。
夏期休暇前に対策立てないと、私身動き取れないもんね!
即行動あるのみだ!
「まさか!」
「⋯⋯」
「こうでも言わないと恥ずかしいの!」
「えっ?⋯⋯えっ?お姉様冗談でしょう」
「冗談言える雰囲気だったかな?」
「チョロQってチョロいって⋯いや私の今の考えが当たってるならほんとにチョロいわよ!」
「きっと当たってる⋯⋯私リスキャリー様の事⋯好きみたい」
「なんに絆されちゃったの?過保護王子だって言ってたじゃない!!」
「過保護は認める。でもそれって彼のせいではないでしょう?」
「出た!!恋は盲目!ほんとにあるんだこんな事」
「マルシェも人の事言えないでしょう、そもそも絶対一目惚れじゃない!」
「⋯⋯」
「⋯⋯」
私達は暫しお互いの顔をジッと見つめ合った。
方やチョロい方や一目惚れ。
恋する乙女は簡単に恋に落ちるのだ。
お互いが恥ずかしくなって段々と顔が真っ赤になってゆく。
「もう!じゃあ今度はお姉様に対策立てなきゃじゃない!」
マルシェは仕方ないなぁという感じで対策を練ってくれると言う!妹よ!!!
「でも正直お手上げって言えばお手上げよね」
上げて下げるの止めてほしい
折角喜んだのに~~~~
「私がライバルに何もしなければいいのよね」
「そうとも限らないわ、そういうのは決まってでっち上げが成立するんだから」
「それもそっか。でもライバルがピンクリボンっていうのも納得行かないなぁ。マリエーヌも敵じゃないし?」
「イヤに自信満々だけどお姉様忘れてない?」
「何を?」
「この異世界、何故か解らないけど魅了があるんでしょう」
「あっ!」
肝心な事を話すのを忘れていたので、私は今日お父様に呼ばれた内容をマルシェにも話した。
「なるほどねぇ~魔道具かぁ。じゃあ何処かに解除できない魅了の魔導具も存在する可能性があるということよね」
「多分?」
「なんで疑問形なのよ!自分でもそう思ったから私に言ったんでしょう」
「そうなんだけどさぁ⋯⋯」
「何?何かあるの?他にも」
「ピンクリボンの行動がちょっとね~」
「?」
首を傾げるマルシェだけど⋯⋯可愛い!
ってそんな場合じゃないけど、私は少しいやかなりピンクリボンの行動が不可解なのだ。
今の時点で彼女はヒロインかヒドインの可能性大なんだけど、だったら魅了を使うのは彼女だ。
もし彼女が魅了の魔導具を持っているなら、もっと上手くやるんじゃないかな?
態々あちこちなぜか知らないけど体当たりしなくてもターゲットに魅了掛ければ済む話なんだよねぇ
私はその考えをマルシェに話してみた。
「そう言われれば⋯⋯そうよね。おかしいわね」
「でしょう」
私達は悩んでしまった。
彼女の不可解な行動のせいでこちらは対策も立てられない。
だから私はマルシェに、閃いた事を話してみた。
それでどうなるかはわからないけれど、これ以上二人で悩んでも埒があかない。
マルシェは渋々頷いてくれた。
夏期休暇前に対策立てないと、私身動き取れないもんね!
即行動あるのみだ!
257
あなたにおすすめの小説
勝手にサインしろと仰いましたので、廃嫡書類に国璽を押して差し上げました
鷹 綾
恋愛
「確認? 面倒だ。適当にサインして国璽を押しておけ」
そう言ったのは、王太子アレス。
そう言われたのは、公爵令嬢レイナ・アルヴェルト。
外交も財政も軍備も――
すべてを裏で処理してきたのは彼女だった。
けれど功績はすべて王太子のもの。
感謝も敬意も、ただの一度もない。
そして迎えた舞踏会の夜。
「便利だったが、飾りには向かん」
公開婚約破棄。
それならば、とレイナは微笑む。
「では業務も終了でよろしいですね?」
王太子が望んだ通り、
彼女は“確認”をやめた。
保証を外し、責任を返し、
そして最後に――
「ご確認を」と差し出した書類に、
彼は何も読まずに署名した。
国は契約で成り立っている。
確認しない者に、王の資格はない。
働きたくない公爵令嬢と、
責任を理解しなかった王太子。
静かな契約ざまぁ劇、開幕。
---
【完結】貴方の傍に幸せがないのなら
なか
恋愛
「みすぼらしいな……」
戦地に向かった騎士でもある夫––ルーベル。
彼の帰りを待ち続けた私––ナディアだが、帰還した彼が発した言葉はその一言だった。
彼を支えるために、寝る間も惜しんで働き続けた三年。
望むままに支援金を送って、自らの生活さえ切り崩してでも支えてきたのは……また彼に会うためだったのに。
なのに、なのに貴方は……私を遠ざけるだけではなく。
妻帯者でありながら、この王国の姫と逢瀬を交わし、彼女を愛していた。
そこにはもう、私の居場所はない。
なら、それならば。
貴方の傍に幸せがないのなら、私の選択はただ一つだ。
◇◇◇◇◇◇
設定ゆるめです。
よろしければ、読んでくださると嬉しいです。
報われなかった姫君に、弔いの白い薔薇の花束を
さくたろう
恋愛
その国の王妃を決める舞踏会に招かれたロザリー・ベルトレードは、自分が当時の王子、そうして現王アルフォンスの婚約者であり、不遇の死を遂げた姫オフィーリアであったという前世を思い出す。
少しずつ蘇るオフィーリアの記憶に翻弄されながらも、17年前から今世まで続く因縁に、ロザリーは絡め取られていく。一方でアルフォンスもロザリーの存在から目が離せなくなり、やがて二人は再び惹かれ合うようになるが――。
20話です。小説家になろう様でも公開中です。
〖完結〗旦那様が私を殺そうとしました。
藍川みいな
恋愛
私は今、この世でたった一人の愛する旦那様に殺されそうになっている。いや……もう私は殺されるだろう。
どうして、こんなことになってしまったんだろう……。
私はただ、旦那様を愛していただけなのに……。
そして私は旦那様の手で、首を絞められ意識を手放した……
はずだった。
目を覚ますと、何故か15歳の姿に戻っていた。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
全11話で完結になります。
【完結】地味な私と公爵様
ベル
恋愛
ラエル公爵。この学園でこの名を知らない人はいないでしょう。
端正な顔立ちに甘く低い声、時折見せる少年のような笑顔。誰もがその美しさに魅了され、女性なら誰もがラエル様との結婚を夢見てしまう。
そんな方が、平凡...いや、かなり地味で目立たない伯爵令嬢である私の婚約者だなんて一体誰が信じるでしょうか。
...正直私も信じていません。
ラエル様が、私を溺愛しているなんて。
きっと、きっと、夢に違いありません。
お読みいただきありがとうございます。短編のつもりで書き始めましたが、意外と話が増えて長編に変更し、無事完結しました(*´-`)
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
婚約破棄から始まる物語【完】
mako
恋愛
メープル王国王太子であるアレクセイの婚約者である公爵令嬢のステファニーは生まれた時から王太子妃になるべく育てられた淑女の中の淑女。
公爵家の一人娘であるステファニーが生まれた後は子どもができぬまま母親は亡くなってしまう。バーナディン公爵はすぐさま再婚をし新たな母親はルシャードという息子を連れて公爵家に入った。
このルシャードは非常に優秀であり文武両道で背の高い美男子でもあったが妹になったステファニーと関わる事はなかった。
バーナディン公爵家は、今ではメープル王国のエリート一家である。
そんな中王太子より、ステファニーへの婚約破棄が言い渡される事になった。
私の存在
戒月冷音
恋愛
私は、一生懸命生きてきた。
何故か相手にされない親は、放置し姉に顎で使われてきた。
しかし15の時、小学生の事故現場に遭遇した結果、私の生が終わった。
しかし、別の世界で目覚め、前世の知識を元に私は生まれ変わる…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる