生死の実感

Gyumki

文字の大きさ
30 / 121
鈴香

4.

しおりを挟む
「あーらら。清楚なアナウンサーが、精液飲んで乳首触られて潮吹きするなんて、ド変態ね。」
 アンが言葉責めをしてくる中、別の男が私のスカートとパンツを脱がせる。
「うお、ぐっちょりだ。」
 私の膣を拡げながら呟く。
「み…見ないで…。…え、ちょ…」
 司会の男は私のパンツを受け取り、オークションを始める。
「そんなこと気にしてる暇ないよ。」
「え…ちょっと…そんなとこ…ああああっ!!」
 男は私の膣に口を近づけ、クリトリスに吸い付く。そのまま膣内に舌を入れてくる。クンニは知っていたが、当然経験がない。ザラザラした舌の感覚、生暖かさがこんなに刺激があると思っていなかった。羞恥心と快感と罪悪感が混濁し、思考がまとまらない。
「は…っあっ。ああっ…んあああっ!!」
 アンは乳首に吸い付きながら左手で私の右乳首をこねくる。
「おいおい。どんどん溢れてくるが気持ちいいのか?」
「ち…ちがう…勝手に…」
「それにしても邪魔だなぁ。」
 そう言いながら私の膣を舐めていた男は、私の陰毛を摘みながら右手でポケットからなにか取り出す。アンの頭に隠れてよく見えないが、何か察しはついた。
「え…ちょっと…」
 抵抗もできないまま、ジョリっという音が聞こえる。
「意外と毛が濃ゆいな。毎日オナニーする程だから性欲も強いからか。」
「や…やめ…剃らないで…。」
「ビショビショのヌルヌルだからローションもなく剃れるぜ。エッチしか考えられなくなるんだから、気持ちいいようにしとかないとな。」
「だめぇ…。」
 大事な所を見られるだけでなく、更に顕に剥き出しにされる羞恥心がさらに膣を濡らす。陰毛を剃ることすら許してしまう今の状態が、体が支配されていることの実感を強める。
「よし。これで舐めやすくなった。ほら、中もよーく見えるぜ。」
「ああっ……」
 男は膣を拡げ、カメラを近づける。会場に点在するスクリーンに、無毛になった膣が中身まで映し出され、会場はざわめく。
「やめて…だめ…。」
 自分でも初めて見る膣は、ヨダレのように愛液を垂らし、穴をひくつかせていた。ナニを欲しがっているのだろうか。
「おい、この状態なんて言うか知ってるか。」
「し…知らない…」
「へえ…。おい、四つん這いになれ。」
 男の命令通り、体が勝手に動き、四つん這いになる。お尻を差し出すような姿勢に羞恥心を感じるが、体は言うことを聞かない。何をされるか不安でたまらないが、後ろを向くことも出来ない。すると突然、
「ああっ!!」
 お尻を叩かれる。
「本当は知ってるんだろ?アナウンサーは語彙が豊富だからなぁ。毎日オナニーして乳首で潮吹く変態は知ってるだろ?」
 男はお尻を叩きながら言う。
「い、いいます…。パイパンです…。」
「最初から言えばいいんだよ。」
 最後に男は強めにおしりを叩いてきた。体の自由が戻り、腰が砕けてうつ伏せに倒れる。ベチャッという音が聞こえる。おしり叩きで漏らしたようだ。
「じゃあ嘘ついた罰な。中出しされるまでイケない体になれ。」
「え…。ちょっと…。」
 男は私の体制を仰向けに変え、乳首に吸い付く。
「あああっ!!」
 そして左手を膣内に侵入させる。オナニーでは届かない膣の奥まで指が当たる。ゴツゴツした男の指が感じたことの無い刺激を伝える。
「うっ…あぁ…んんっ…もう…ダメっ…!」
 込み上げてくるものを感じる。オナニーなら指の動きが激しくなり、腰が浮き、快感が爆発している。しかし、男の指の動きは激しくなるがいつまでも快感が弾けない。気持ち良さが昂るばかりで留まるところをしらない。
「ダメっ…イクの…に…あっ!やだぁぁあ!!」
「言ったろ。中出しされるまでイケないんだよ。」
 男たちが群がってくる。手にはローターや電マを握っている。乳首やクリトリスに当てられ、かつてない刺激を受ける。
「あ゛あっ!やだぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!」
 すぐにでもイケそうなのにイケない。イク直前の快感の昂りが続き、普通よりも感じる。終わりのないもどかしさが快感を高める。
「さあ、どうだ?中出しして欲しいんじゃないか?」
「そ…そんなこと…されたくないぃああああっ!!」
「そうか。乳首の感度は元に戻れ。もう1回四つん這いになれ。」
 男は四つん這いになった私のお尻を触り始める。
「もう何されてもイキそうだろ。性感帯開発に1番いいんだ。」
 男はおしりを撫でる。確かにいつもより感じる。これだけでもイキそうだ。
「くふぅ…はぁ…あ…ああっ!!」
 お尻を叩かれる。さっきの刺激とは比べ物にならない。お尻を叩かれてもイケそうな自分の体が嫌になる。
 プライドもズタズタだったが、処女喪失や中出しを認める訳には行かない。最後にできる抵抗だった。しかし、調教師たちは性感帯開発をすすめ、逃げ場を無くしていく。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

BODY SWAP

廣瀬純七
大衆娯楽
ある日突然に体が入れ替わった純と拓也の話

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...