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今日は朝から体術を見て、色々と問題点があったのでそれを中心にトレーニングと技術向上、知識の取得と色々と考えて、一ヶ月・三ヶ月・半年・一年と見通しを決めてプランを考えながらパソコンに夜神は打ちこんでいく。
室長提出があるのでいい加減には出来ない。
長谷部室長にそんなもの提出してしまったら、大変な事になる。
無表情で甘味を即刻所望して、早急に買ってこないと、一時間ぐらい説教される。
虎次郎あたりならいいかもしれないが、私は耐えられないので、これでもかっ!と細かく考える
貴重な昼休みを使っても、半分も出来なかったので残りは自室で作業かなぁ~と、考えていると、庵君と虎次郎が一緒に帰ってきた。
「おかえり~庵君。午後は朝、話したとおり剣道場で剣の指導ね。先に行って防具着けといて。私は少し遅れて行くから」
「午後から、また飛ばされるのかぁ~庵青年も大変だね~。死なない程度に頑張れよ!」
七海はニヤニヤして庵を見る。
庵は死にそうな顔になっていた。朝から体術を見ると言われ、技をかけられ、飛ばされ既に泣きそうなのに、午後は剣術で又飛ばされるとか、地獄だ。自分は、生前何か悪い事をしたのだろうか?
「えっ・・・・あっ、はい。道場ですね。行ってきます」
背中に哀愁感満載で項垂れて、部屋を出ていく庵に同情の眼差しを七海は向けていた。
「やーがーみー。あんまりいじめんなよ。本当に拗ねて来なくなるかもしれないからな。程々にしてやれよ」
「分かっているよ。程々でしょう?多分出来ると思うから」
「・・・・・分かってないだろう?嵐山大佐と同じようにしていいのはお前だけだ。昔っから人より身体機能が高かったお前なら、ついてこられるだろうが庵青年はお前と違う。天然と言うか、物知らずと言うか、そのうち室長から係の交代を言われるぞ」
虎次郎の言っている事も理解出来る。このまま続けていれば本当に来なくなるかもしれない。
式部中尉あたりに聞いてみようか?それとも相澤少佐?虎次郎も経験しているけどいまいちだし。
夜神は考え、とりあえず少しだけ手加減する方向にしょう。駄目なら駄目でまた誰かに意見を聞こう。自分でそう納得して虎次郎を見る
「交代にならないように善処する」
「ああ、善処しろ」
七海は夜神の白い瞳をみて、無精ひげを撫でる。
「分かんなくなったら、経験者に聞けばいいんだよ。お前は強いが、時々的外れな事ばかりするからな。他の人間はお前とは違うからな」
「わかっている。そろそろ行くね。アドバイスありがとう」
「行って来い。飛ばすばかりが稽古じゃねえからな」
七海は手をヒラヒラさせて、夜神を送り出すと自分の椅子に座わり、パソコンを開く。溜まりに溜まった報告書をこれから打ち込むのだ
「あ~だり~!何件分の報告書提出しないといけねーんだ!にしても夜神も分かってんのかなぁ~。あいつ天然入ってるからなぁ~。庵青年も本当可哀想だけど、あの教育係に興味を示さなかった夜神が、自分から立候補したんだから何かを感じたんだろうな?意外とあいつの感は良いからな」
感が良いから、軍のトップになれているのも一理あるかもしれない。それ以外の要素ももちろんあるが。
七海は、あぁ~と目の前のパソコンから逃げたくなり天井を見てため息をした。
逃げても、後から自分の首を締めるだけだ。早く終わらせなければ、長谷部室長から小言を聞かされる。それもくどいぐらいに!
七海は再びパソコンを見て、普段からの態度では考えられないぐらいの真剣さで、報告書をまとめていくのであった。
室長提出があるのでいい加減には出来ない。
長谷部室長にそんなもの提出してしまったら、大変な事になる。
無表情で甘味を即刻所望して、早急に買ってこないと、一時間ぐらい説教される。
虎次郎あたりならいいかもしれないが、私は耐えられないので、これでもかっ!と細かく考える
貴重な昼休みを使っても、半分も出来なかったので残りは自室で作業かなぁ~と、考えていると、庵君と虎次郎が一緒に帰ってきた。
「おかえり~庵君。午後は朝、話したとおり剣道場で剣の指導ね。先に行って防具着けといて。私は少し遅れて行くから」
「午後から、また飛ばされるのかぁ~庵青年も大変だね~。死なない程度に頑張れよ!」
七海はニヤニヤして庵を見る。
庵は死にそうな顔になっていた。朝から体術を見ると言われ、技をかけられ、飛ばされ既に泣きそうなのに、午後は剣術で又飛ばされるとか、地獄だ。自分は、生前何か悪い事をしたのだろうか?
「えっ・・・・あっ、はい。道場ですね。行ってきます」
背中に哀愁感満載で項垂れて、部屋を出ていく庵に同情の眼差しを七海は向けていた。
「やーがーみー。あんまりいじめんなよ。本当に拗ねて来なくなるかもしれないからな。程々にしてやれよ」
「分かっているよ。程々でしょう?多分出来ると思うから」
「・・・・・分かってないだろう?嵐山大佐と同じようにしていいのはお前だけだ。昔っから人より身体機能が高かったお前なら、ついてこられるだろうが庵青年はお前と違う。天然と言うか、物知らずと言うか、そのうち室長から係の交代を言われるぞ」
虎次郎の言っている事も理解出来る。このまま続けていれば本当に来なくなるかもしれない。
式部中尉あたりに聞いてみようか?それとも相澤少佐?虎次郎も経験しているけどいまいちだし。
夜神は考え、とりあえず少しだけ手加減する方向にしょう。駄目なら駄目でまた誰かに意見を聞こう。自分でそう納得して虎次郎を見る
「交代にならないように善処する」
「ああ、善処しろ」
七海は夜神の白い瞳をみて、無精ひげを撫でる。
「分かんなくなったら、経験者に聞けばいいんだよ。お前は強いが、時々的外れな事ばかりするからな。他の人間はお前とは違うからな」
「わかっている。そろそろ行くね。アドバイスありがとう」
「行って来い。飛ばすばかりが稽古じゃねえからな」
七海は手をヒラヒラさせて、夜神を送り出すと自分の椅子に座わり、パソコンを開く。溜まりに溜まった報告書をこれから打ち込むのだ
「あ~だり~!何件分の報告書提出しないといけねーんだ!にしても夜神も分かってんのかなぁ~。あいつ天然入ってるからなぁ~。庵青年も本当可哀想だけど、あの教育係に興味を示さなかった夜神が、自分から立候補したんだから何かを感じたんだろうな?意外とあいつの感は良いからな」
感が良いから、軍のトップになれているのも一理あるかもしれない。それ以外の要素ももちろんあるが。
七海は、あぁ~と目の前のパソコンから逃げたくなり天井を見てため息をした。
逃げても、後から自分の首を締めるだけだ。早く終わらせなければ、長谷部室長から小言を聞かされる。それもくどいぐらいに!
七海は再びパソコンを見て、普段からの態度では考えられないぐらいの真剣さで、報告書をまとめていくのであった。
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