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3話目 ギル
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「う、う~~ん……」
ここ……どこだ?てか僕何してたんだっけ……
あ、そうそう、雪の中で寝て死のうとして……でも生きてるなこれ。ふかふかのベットだし。
もちもちの抱き枕……抱き枕?!?!
「わああああ?!?!」
「うぅ……うるさい……寝かせてくれぇ」
「あ、ご、ごめんなさい……え、ここどこ?!」
抱き枕だと思ってたものはマッチョの胸筋だった。このマッチョかっこいい……て違う違う。
僕は雪の中で、なぜ今イケメンマッチョと添い寝してたんだ?もしかしなくても助けてくれたんだよな、これ。あーーーーまた迷惑かけてしまった。僕なんて死ぬ時も他人に迷惑かけんのかよ救えねぇ。
「ああ、起きたか。どうだ体調は。どっか痛いとことか無いか?」
「あ、うぅ、すみません。大丈夫です。ご迷惑をおかけしました。すぐ出ていきますんで……」
「行くあてなんてあるのか?」
「な、ないけど……」
「ならここに居ればいいじゃないか。寝室はここしかないが、1人増えるぐらいなら十分な広さだ。」
「いや、迷惑でしょう?この世界のこと分からないし、あ、異世界から来たんですけど、その異世界でも使い物にならなかった……」
「ん?今異世界と言ったか?……ああ、なるほど。尚更ここにいて欲しいな。」
あれ、僕緊張して要らんこと言った気がする。
しかもめっちゃ食い下がってくるしなんなんだこのマッチョ。こんなデブ要らんだろ。あれか、昔はぽっちゃりの方が健康的でモテてたからこっちもそうなのか?
「食費も生活費もこちらで持つから。君はここでゆっくり休んでもらって構わない。こう見えても鍛冶屋でなかなか稼いでるのでな。金は余ってる。」
……いいのかな、これ。お決まり展開すぎて怪しい。でも行くあてもないしな。
「分かりました。すみませんがしばらくお世話になります。よろしくお願いします。」
「ああ、よろしくな。俺はギルだ。君の名前は?」
「春です。」
「ハル。いい名前だな。」
えーんな事言われたことないぞ???なんなら名前のせいで「ハム!ハムが喋った!!!」とかいじめられたし。
「お世辞なんかいらないです。」
「いや本心だ。温かそうな、優しげな君にピッタリだな。」
「////……なんですかそれ。」
こうして、僕はギルの家に居候させてもらうことになった。
「ここにあるものは自由に使ってくれ。夕方になると大雪になるから、買い物は昼に行くといい。なんかあったら街にある鍛冶屋に来てくれ。」と言って仕事に出かけてしまった。
と言っても前の世界と使い勝手が違うようで、水の出し方も火の使い方も分からず困ってしまった。これじゃあ何も食べられないな……いや、食べなくていいじゃんか。しっかりお腹に蓄えてんだから。なんなら過食症治すチャンスじゃん!!!
ということで、食べたい欲を抑えるため、掃除を始めた。と言ってもやはり掃除機らしいものは動かし方が分からないのでほうきで床をはくぐらいだけど。ベットも毛玉取ったり、棚の誇りを払ったりなどなどするとあら不思議。
「凄い……僕こんな掃除得意だったんだな……」
家中ピカピカになった。掃除押し付けられた小学生時代が役に立つとは。うう、心傷に染みる……。窓の外を見るとまだ日が高い。
「…早く帰ってこないかな。…なんてね!はは、会ったばかりの人に会いたいっておかしすぎだよな、はは…」
「会いたいなんて嬉しいな。早めに上がって正解だった。」
「……え?」
後ろを振り向くと、ギルがニヤニヤしながらこちらを見ていた。
ここ……どこだ?てか僕何してたんだっけ……
あ、そうそう、雪の中で寝て死のうとして……でも生きてるなこれ。ふかふかのベットだし。
もちもちの抱き枕……抱き枕?!?!
「わああああ?!?!」
「うぅ……うるさい……寝かせてくれぇ」
「あ、ご、ごめんなさい……え、ここどこ?!」
抱き枕だと思ってたものはマッチョの胸筋だった。このマッチョかっこいい……て違う違う。
僕は雪の中で、なぜ今イケメンマッチョと添い寝してたんだ?もしかしなくても助けてくれたんだよな、これ。あーーーーまた迷惑かけてしまった。僕なんて死ぬ時も他人に迷惑かけんのかよ救えねぇ。
「ああ、起きたか。どうだ体調は。どっか痛いとことか無いか?」
「あ、うぅ、すみません。大丈夫です。ご迷惑をおかけしました。すぐ出ていきますんで……」
「行くあてなんてあるのか?」
「な、ないけど……」
「ならここに居ればいいじゃないか。寝室はここしかないが、1人増えるぐらいなら十分な広さだ。」
「いや、迷惑でしょう?この世界のこと分からないし、あ、異世界から来たんですけど、その異世界でも使い物にならなかった……」
「ん?今異世界と言ったか?……ああ、なるほど。尚更ここにいて欲しいな。」
あれ、僕緊張して要らんこと言った気がする。
しかもめっちゃ食い下がってくるしなんなんだこのマッチョ。こんなデブ要らんだろ。あれか、昔はぽっちゃりの方が健康的でモテてたからこっちもそうなのか?
「食費も生活費もこちらで持つから。君はここでゆっくり休んでもらって構わない。こう見えても鍛冶屋でなかなか稼いでるのでな。金は余ってる。」
……いいのかな、これ。お決まり展開すぎて怪しい。でも行くあてもないしな。
「分かりました。すみませんがしばらくお世話になります。よろしくお願いします。」
「ああ、よろしくな。俺はギルだ。君の名前は?」
「春です。」
「ハル。いい名前だな。」
えーんな事言われたことないぞ???なんなら名前のせいで「ハム!ハムが喋った!!!」とかいじめられたし。
「お世辞なんかいらないです。」
「いや本心だ。温かそうな、優しげな君にピッタリだな。」
「////……なんですかそれ。」
こうして、僕はギルの家に居候させてもらうことになった。
「ここにあるものは自由に使ってくれ。夕方になると大雪になるから、買い物は昼に行くといい。なんかあったら街にある鍛冶屋に来てくれ。」と言って仕事に出かけてしまった。
と言っても前の世界と使い勝手が違うようで、水の出し方も火の使い方も分からず困ってしまった。これじゃあ何も食べられないな……いや、食べなくていいじゃんか。しっかりお腹に蓄えてんだから。なんなら過食症治すチャンスじゃん!!!
ということで、食べたい欲を抑えるため、掃除を始めた。と言ってもやはり掃除機らしいものは動かし方が分からないのでほうきで床をはくぐらいだけど。ベットも毛玉取ったり、棚の誇りを払ったりなどなどするとあら不思議。
「凄い……僕こんな掃除得意だったんだな……」
家中ピカピカになった。掃除押し付けられた小学生時代が役に立つとは。うう、心傷に染みる……。窓の外を見るとまだ日が高い。
「…早く帰ってこないかな。…なんてね!はは、会ったばかりの人に会いたいっておかしすぎだよな、はは…」
「会いたいなんて嬉しいな。早めに上がって正解だった。」
「……え?」
後ろを振り向くと、ギルがニヤニヤしながらこちらを見ていた。
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