【VTuber】猫乃わん太 through Unmemory World Online【ぬいぐるみ系】

mituha

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第一章 アンメモへようこそ!

第6話 花見イベント3

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「避けてー、からの、伐採!っと」
サクラッキーが攻撃してくる手?を避けて、枝を落とす。
攻撃手段がなくなったところに手斧で一撃。
昼から延々と狩っているため、倒し方がパターン化してきた。

◯[わん太無双だねー]
❤〚わん太くん、かっこいい〛
◎[倒すごとに桜吹雪みたいで、花見としてもなかなか良いね]

リスナー達も飽きずに見ている。
はじまりの街での花見イベントの予習なのか、同接数も増えてきているみたいだ。

「ところで、こんだけ倒しても全然レベルが上がらないんだけど、イベントモンスターで経験値ないの?」
そう、もう3桁は倒していると思うが、レベルアップのメッセージもなく、レベル1のままだ。

◯[アンメモあるあるw]
◆[アンメモは魔物《モンスター》を倒して取得したMPメモリーポイントを使用してレベルを上げるので、勝手にレベルが上がることはない]
▽[MPはお金代わりやスキル使用する時にも使うので全部レベルに突っ込むのも駄目だよ]

「えー、どうりであがらないと思ったわん。じゃぁ、一旦休憩するかな」
倒すのをやめて丘の上の安全地帯《セーフティエリア》まで戻る。
サクラッキー達は山からは一定の距離までしか離れないようで、安全地帯《セーフティエリア》は関係なく近寄ってはこないようだ。

少し大きな石に腰掛け、インベントリの中身を確認する。
かなりの量がある。未鑑定の木材や枝があったから、名前を付けておいた。
「ドロップアイテムがめちゃくちゃいっぱいあるわん。
桜の木材が200超えで、桜の枝とかは500からある。
後、スキルチケット?とかいうのも3枚あるね」

◯[スキルチケット!]
◆[それは、魔物《モンスター》やアイテムに名前付けた時にもらえるやつだけど、すぐに使うなよ]

「え、使っちゃ駄目なの?」

◆[レアアイテムなのもあるけど、アンメモのスキルは多ければいいってものじゃない]
◆[スキルの配置にはMPの最大値を消費するから、取りすぎるとスキルの発動用のMPがなくなって詰むことになる]

「そうなんだ、とりあえず使うのは保留にしておくよ」

◆[それがいい。おっと、そろそろこっちでもイベントが始まりそうだ]
▽[既に森の近くにスタンバってる]

リスナーのプレイヤー勢も花見イベント開始っぽい。
「ボクの方も連続ログイン時間制限があるから一旦ログアウトしようかな。
それでは、みんなイベント頑張ってねー、ではではまたねー」

❤〚またねー〛
◎[がんばるよー]
◯[ばいばいわーん]


―― 本日の配信は終了しました……






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