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1章 春
7話
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「その“犀川の会”ってのはやめないか」
「ダメだ。チーム名というのは分かりやすいほうがいい」
「チームというのは、何か共通の目的があって作るものだと思う。僕たちはただ集まって、将棋を指して、お酒を飲んでいるだけじゃないか」
チーム“犀川”は“犀川の会”に形を変えて、僕たちはときどきこうやって集まりを続けている。
僕はテーブルに置かれているポータブル将棋盤にちらりと目を向けた。永井は棒銀、由紀は矢倉囲いで受けながら、永井の隙を突いていくという形だった。
永井はほとんどの対局で守りを固めることはしなかった。本人いわく「攻めは最大の防御」ということだったが、単に性格の問題な気がした。
「ただ集まって、将棋を指して、お酒を飲むという共通の目的があるだろ」
永井は無造作に切りそろえられたパーマ頭を揺らし、パチリと音を響かせた。棒銀で攻めるため、歩を前に進めたのだ。やはり今日も、守りを固めず攻め一辺倒でいくようだ。僕が反論をしようとすると、
「わたしは“犀川の会”楽しくて好きやなあ」と由紀が笑って自陣の金をそっと動かす。
彼女の慈愛に満ちた聖母のような微笑みをみて、僕と永井は言い合いをやめた。
「六藤はなに飲む?おれらはもう頼んだからよ」
永井がテーブル脇にある呼び出しボタンを押す。お待たせしました、と店員がやってくるので、ジンジャーハイボールを一つ、と僕は店員に伝えた。
ほどなくして、三人が注文した酒がテーブルの上に出そろう。
「とりあえず乾杯だね」と僕が言うと、
「なにに乾杯?」と由紀が言う。
「えー“犀川の会”もこうして三年目に突入し、我々も三年生となりました。学生生活もあと二年、学生最後の思い出になにか面白いことをやってみたいとは思っておりますが、やはり季節の移り変わりとは早―」
「乾杯」
僕と由紀がグラスを合わせると、長々しい口上を述べようとした永井がわざとらしくのけぞる。
ジンジャーハイボールを口に流し込むと、炭酸のシュワっとした感触が舌を刺激して気持ちが良い。
僕らはしばらく、永井がとっている授業で教授が延々と授業内容から脱線した話をつづけたことや、由紀のアルバイト先で飲みものを運んでいた後輩が転んでお客さんに思いっきりジュースをかけてしまったことなど、たわいもない話をしていた。対局はその間も続いたが、結果は予想どおり由紀の勝利で終わった。「待った」を十回もかけたのに、あっけない最後だった。
「そうだ、大切なことを忘れていた」
対局が終わると、永井が突然額に手を当てて、なにか思い悩むような様子を見せる
「どうしたの?」大切なことを忘れていたと言う永井を、由紀が心配そうに見つめる。どうせ大したことじゃないだろうに、と僕は思う。
「六藤が恋をした」
「え!お相手はだれなん?」両手を口にあてた由紀は僕のほうを見てほんとに?という顔をする。僕は手を顔の前で振り、ちがう、という意味のジェスチャーをする。
「恋なんてしてないし、親しくもない」
永井には先日、十文字書店で一緒にレジに入っている時に、少しだけ心美の話をしていたのだ。僕は永井に話したことを後悔する。
「いいや、“犀川の会”で嘘をつくのは禁止だと決まっている」
「そんな規則はじめて聞いたよ。改正を要求する」
「ダメだ、この国の憲法とおなじで変えるのが面倒なんだ」
「もう、どっちなん?」
「本当にちがうんだ。永井には、最近知り合った女の子が人形みたいに綺麗な子だったって話しただけだよ」
「ほら、それはもう恋じゃないか」
「どこで出会ったん?」
「橋の下。ほら、十文字書店の向かいにあるだろ?」僕はテーブルに絵を描くように、ここが十文字書店で、ここが橋、というように由紀に説明をする。由紀はうんうん、と頷いて聞き終わると、「それで、六藤くんは一目ぼれしたんやね」と言った。
「由紀までそんなことを言うのか」
「だって、六藤くんが女の子のことを綺麗って言うの聞いたことないもん」
「それは・・・」言葉につまる。
由紀は注文した梅酒を飲みながら、なあに?という表情をしている。僕は、何もいわずにうつむいた。
由紀のことが好きだからだった。
出会ったその日から、柔らかな物言いと暖かな光をまとう彼女に僕は心を奪われていた。好きな女の子の前で、ほかの子を綺麗だなんて言うことはできない。
僕は誤解されるのはいけないと思い、心美と出会ったときのこと、書店での会話を彼らになるべく詳しく説明した。。
「そうなんやねえ、花川静香さんの・・・」
「女の子が朝早くに橋の下で寝ているなんて、驚くな」説明を聞いて、二人はようやく納得したようだった。
「寝ていたんじゃなくて、なにかを聞いているように見えたんだけど」
「なにを聞いていたんだよ」
「それはわからないけど、こう、耳や腕を地面にぴったりくっつけてさ」
僕は再現しようとテーブルに耳や腕をくっつけて突っ伏す。
「六藤くん、なにか聞こえる?」
「母なる大地の呼吸か?いや、神の訓示か」由紀と永井は、机に突っ伏しながら真面目に考える僕をみて笑う。
「バカにしてくる友人たちの声が聞こえるよ」
僕は姿勢をなおし、ふーっとため息をつく。
「そうだ、由紀はどうなんだよ。濱田さんとはまだ続いているのか?」永井が今度は由紀に話を振ると、彼女は申し訳なさそうに俯き、
「・・・二人には言わなきゃ、て思ってたんやけどね。一か月くらい前に、濱田さんと別れることになってん」と小さな声で言う。
俯きながら答える由紀の頬がほんのり赤くなっているのは、彼女が飲む梅酒のせいだろうか。
「ええ!?」と僕と永井は同時に声をあげた。
由紀には彼氏がいた。
なんとそれは、学生自治会長の濱田だった。
将棋大会の後日、由紀の強さに興味を持ったのかどうなのか、濱田は由紀に声をかけた。
その後濱田は先進医療を学ぶため、東京の大学院に進学していた。
物腰がやわらかくいつも穏やかな由紀は人気が高く、男子の間ではひそかに狙っている者も多かった。いつも偉そうにしている濱田のどこを好きなのか、僕は由紀に聞くことができていなかった。
「けっこう長いから、そのまま続いていくのかと思っていたよ」と永井が言う。
「濱田さん、大学院に進むのに東京に行ったやん?最初はよく連絡取りあってたんやけど、そのうちあんまり連絡くれなくなってね。おかしいなーって思ってたら先輩、浮気しちゃってて・・・」
「そうなんだ・・・。園宮、大丈夫?」
濱田のことは特別なんとも思っていなかったが、この案件で僕は濱田のことが嫌いになった。あんなに偉そうにしていたのに、浮気なんて。
「うん、いまは大丈夫!濱田さんの押しが強くて付き合って、ここまで来たから・・・浮気されてたって知ったときはさすがに落ち込んだけどね」
「由紀は小学校のころから、断るのが苦手だったからなあ」
「うん、そやねえ」
小・中学校と一緒だったこともあり、永井と由紀のあいだにはときどき彼らが小さいころの話や関係性がでてくることがある。僕はその頃の彼らを知らないので、ただ相槌を打つだけである。
「まあ、それなら二人とも今は恋人なしってことだな。ちなみにおれも今彼女はいないぞ。絶賛募集中だ」腕を組んで背筋を伸ばし、永井は堂々と答える。
「堂々と言うことじゃないとはおもうけど」
「まだおれらは二十歳そこそこだ、これからだぜ、青春は!」
「永井、青春はちょっと暑苦しいよ」ぼそっと永井に言うと、由紀が笑った。
「ダメだ。チーム名というのは分かりやすいほうがいい」
「チームというのは、何か共通の目的があって作るものだと思う。僕たちはただ集まって、将棋を指して、お酒を飲んでいるだけじゃないか」
チーム“犀川”は“犀川の会”に形を変えて、僕たちはときどきこうやって集まりを続けている。
僕はテーブルに置かれているポータブル将棋盤にちらりと目を向けた。永井は棒銀、由紀は矢倉囲いで受けながら、永井の隙を突いていくという形だった。
永井はほとんどの対局で守りを固めることはしなかった。本人いわく「攻めは最大の防御」ということだったが、単に性格の問題な気がした。
「ただ集まって、将棋を指して、お酒を飲むという共通の目的があるだろ」
永井は無造作に切りそろえられたパーマ頭を揺らし、パチリと音を響かせた。棒銀で攻めるため、歩を前に進めたのだ。やはり今日も、守りを固めず攻め一辺倒でいくようだ。僕が反論をしようとすると、
「わたしは“犀川の会”楽しくて好きやなあ」と由紀が笑って自陣の金をそっと動かす。
彼女の慈愛に満ちた聖母のような微笑みをみて、僕と永井は言い合いをやめた。
「六藤はなに飲む?おれらはもう頼んだからよ」
永井がテーブル脇にある呼び出しボタンを押す。お待たせしました、と店員がやってくるので、ジンジャーハイボールを一つ、と僕は店員に伝えた。
ほどなくして、三人が注文した酒がテーブルの上に出そろう。
「とりあえず乾杯だね」と僕が言うと、
「なにに乾杯?」と由紀が言う。
「えー“犀川の会”もこうして三年目に突入し、我々も三年生となりました。学生生活もあと二年、学生最後の思い出になにか面白いことをやってみたいとは思っておりますが、やはり季節の移り変わりとは早―」
「乾杯」
僕と由紀がグラスを合わせると、長々しい口上を述べようとした永井がわざとらしくのけぞる。
ジンジャーハイボールを口に流し込むと、炭酸のシュワっとした感触が舌を刺激して気持ちが良い。
僕らはしばらく、永井がとっている授業で教授が延々と授業内容から脱線した話をつづけたことや、由紀のアルバイト先で飲みものを運んでいた後輩が転んでお客さんに思いっきりジュースをかけてしまったことなど、たわいもない話をしていた。対局はその間も続いたが、結果は予想どおり由紀の勝利で終わった。「待った」を十回もかけたのに、あっけない最後だった。
「そうだ、大切なことを忘れていた」
対局が終わると、永井が突然額に手を当てて、なにか思い悩むような様子を見せる
「どうしたの?」大切なことを忘れていたと言う永井を、由紀が心配そうに見つめる。どうせ大したことじゃないだろうに、と僕は思う。
「六藤が恋をした」
「え!お相手はだれなん?」両手を口にあてた由紀は僕のほうを見てほんとに?という顔をする。僕は手を顔の前で振り、ちがう、という意味のジェスチャーをする。
「恋なんてしてないし、親しくもない」
永井には先日、十文字書店で一緒にレジに入っている時に、少しだけ心美の話をしていたのだ。僕は永井に話したことを後悔する。
「いいや、“犀川の会”で嘘をつくのは禁止だと決まっている」
「そんな規則はじめて聞いたよ。改正を要求する」
「ダメだ、この国の憲法とおなじで変えるのが面倒なんだ」
「もう、どっちなん?」
「本当にちがうんだ。永井には、最近知り合った女の子が人形みたいに綺麗な子だったって話しただけだよ」
「ほら、それはもう恋じゃないか」
「どこで出会ったん?」
「橋の下。ほら、十文字書店の向かいにあるだろ?」僕はテーブルに絵を描くように、ここが十文字書店で、ここが橋、というように由紀に説明をする。由紀はうんうん、と頷いて聞き終わると、「それで、六藤くんは一目ぼれしたんやね」と言った。
「由紀までそんなことを言うのか」
「だって、六藤くんが女の子のことを綺麗って言うの聞いたことないもん」
「それは・・・」言葉につまる。
由紀は注文した梅酒を飲みながら、なあに?という表情をしている。僕は、何もいわずにうつむいた。
由紀のことが好きだからだった。
出会ったその日から、柔らかな物言いと暖かな光をまとう彼女に僕は心を奪われていた。好きな女の子の前で、ほかの子を綺麗だなんて言うことはできない。
僕は誤解されるのはいけないと思い、心美と出会ったときのこと、書店での会話を彼らになるべく詳しく説明した。。
「そうなんやねえ、花川静香さんの・・・」
「女の子が朝早くに橋の下で寝ているなんて、驚くな」説明を聞いて、二人はようやく納得したようだった。
「寝ていたんじゃなくて、なにかを聞いているように見えたんだけど」
「なにを聞いていたんだよ」
「それはわからないけど、こう、耳や腕を地面にぴったりくっつけてさ」
僕は再現しようとテーブルに耳や腕をくっつけて突っ伏す。
「六藤くん、なにか聞こえる?」
「母なる大地の呼吸か?いや、神の訓示か」由紀と永井は、机に突っ伏しながら真面目に考える僕をみて笑う。
「バカにしてくる友人たちの声が聞こえるよ」
僕は姿勢をなおし、ふーっとため息をつく。
「そうだ、由紀はどうなんだよ。濱田さんとはまだ続いているのか?」永井が今度は由紀に話を振ると、彼女は申し訳なさそうに俯き、
「・・・二人には言わなきゃ、て思ってたんやけどね。一か月くらい前に、濱田さんと別れることになってん」と小さな声で言う。
俯きながら答える由紀の頬がほんのり赤くなっているのは、彼女が飲む梅酒のせいだろうか。
「ええ!?」と僕と永井は同時に声をあげた。
由紀には彼氏がいた。
なんとそれは、学生自治会長の濱田だった。
将棋大会の後日、由紀の強さに興味を持ったのかどうなのか、濱田は由紀に声をかけた。
その後濱田は先進医療を学ぶため、東京の大学院に進学していた。
物腰がやわらかくいつも穏やかな由紀は人気が高く、男子の間ではひそかに狙っている者も多かった。いつも偉そうにしている濱田のどこを好きなのか、僕は由紀に聞くことができていなかった。
「けっこう長いから、そのまま続いていくのかと思っていたよ」と永井が言う。
「濱田さん、大学院に進むのに東京に行ったやん?最初はよく連絡取りあってたんやけど、そのうちあんまり連絡くれなくなってね。おかしいなーって思ってたら先輩、浮気しちゃってて・・・」
「そうなんだ・・・。園宮、大丈夫?」
濱田のことは特別なんとも思っていなかったが、この案件で僕は濱田のことが嫌いになった。あんなに偉そうにしていたのに、浮気なんて。
「うん、いまは大丈夫!濱田さんの押しが強くて付き合って、ここまで来たから・・・浮気されてたって知ったときはさすがに落ち込んだけどね」
「由紀は小学校のころから、断るのが苦手だったからなあ」
「うん、そやねえ」
小・中学校と一緒だったこともあり、永井と由紀のあいだにはときどき彼らが小さいころの話や関係性がでてくることがある。僕はその頃の彼らを知らないので、ただ相槌を打つだけである。
「まあ、それなら二人とも今は恋人なしってことだな。ちなみにおれも今彼女はいないぞ。絶賛募集中だ」腕を組んで背筋を伸ばし、永井は堂々と答える。
「堂々と言うことじゃないとはおもうけど」
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