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65話 やるではないか
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「ええい。下からの攻撃が鬱陶しいわ!」
レッドドラゴンは下から来る攻撃を、風圧で吹き飛ばす。シルビアはその隙を見て風魔法で攻撃をする。攻撃は翼の膜に当たり破ける。
「くっ。このままで落ちるな」
レッドドラゴンは下り始めて、僕たちも下りる。その間シルビアは風魔法で攻撃をする。レッドドラゴンは地面に着地したと同時に、口からブレスを吐く。ベラたちは集まって魔法で防御する。僕たちはレッドドラゴンの後ろに着地して、シルビアを下ろす。
「ようやく翼がボロボロになったか。次はどうっすかぁ」
「口の中を攻撃をするんじゃないのか?」
「それは隙を見てやる。その間どうするかだよ」
「アイツの背中に取りついて攻撃するしかないだろ」
「それしかねぇか。ならシルビアに任せるわ、僕はベラの所に行く」
「任せろ。時間稼ぎぐらいは出来るだろ」
シルビアと別れて、僕は風魔法で攻撃しながらベラの所に行く。
「ふん。弱い魔法など当たっても効かんわ!」
「なら吹き飛ばさなくてもいいだろ。それとも当たるといてぇのか?」
「痛覚が無いと言ってはおらんからな。痛いものは痛い」
「やっぱりいてぇのか。まぁこっちに集中してくれるなら、何だって良いんだがな!」
「なに? 貴様! また上って来たか!!」
「今度は鱗に攻撃させてもらうぞ!」
自分は剣で鱗に攻撃をする。だが傷1つ付かなかった。
「硬いな!?」
「ふん。たかがその程度の剣で傷が付くと思ったか?」
「ならもう1本でどうだ」
自分は空間からもう1本剣を取り出して、二刀流にして鱗に素早く連続で斬る。
「無駄無駄。逆に貴様の剣が折れるわ、息切れも起こすだろ」
「大丈夫だ。替えはいくらでもある。それに持久戦には自身がある。雪山で散々持久戦を強いられてきたからなっ!」
自分は何度も同じ鱗に攻撃をする。
「レッドドラゴンが動かない間に、僕の火耐性を強化してくれ」
「今やってますが。このまま重ね掛けをしても大丈夫でしょうか?」
「やってみねぇと分からねぇだろ。自分の力を信じてみたらどうだ?」
「そうします。では重ね掛けを始めます」
ベラは火耐性の重ね掛けを始めて、ベラが出来る範囲で強化を繰り返す。
「―――終わりました。効果は1回限りです。かすっても1回数えられると思います」
「完全に避けろって事だな。んじゃ行きますか」
「その前にシルビアを何とかしない駄目だろ」
「・・・もしかしてあのままか?」
「あのままだよ。レッドドラゴンはかなり余裕みたいだよ」
「強者の余裕か。こっちからも攻撃するぞ」
僕は風魔法で風の刃を出して、レッドドラゴンに攻撃をする。レッドドラゴンは少し翼を動かして避ける。
「やっと攻撃をして来たか。退屈だったぞ」
「おいおいウチのシルビアが攻撃をしていたと思うが」
「笑止。傷を付けられぬ攻撃を攻撃とは言わぬわ」
「はああああああああっ!!」
シルビアは力強く2本の剣を鱗に叩きつける。その衝撃で2本の剣は折れると同時に、レッドドラゴンは何か違和感を感じている。
「・・・貴様。我の鱗に傷を付けたな」
「はぁ・・・はぁ・・・。あぁ付けてやったぞ・・・!」
「貴様・・・! やるではないか。鱗に傷が付くのは久しぶりだ。しかも人間に傷付けられるのは初めてだ。誇るが良いぞ」
「そう・・・か・・・」
「む? かなり疲れておるな。貴様はここで終わりのようだな」
僕はすぐにシルビアの所まで行く。移動中にシルビアはバランスを崩し、レッドドラゴンの背中から落ちる。僕は落ちるシルビアを受け止める。
「お前スゲェーわ。1枚だけだが鱗に傷を付けるなんてな」
「自分も驚いてる・・・。悪いが休ませてくれ、疲れた」
「休め休め。後は僕たちがやる」
シルビアを安全な場所に連れて行って、シルビアを寝かせる。
「んじゃ再開するか」
僕がそう言うと火球が飛んでくる。僕はすぐに避けてレッドドラゴンに近づく。後ろからベラたちの攻撃が来て、レッドドラゴンの動きを邪魔をする。レッドドラゴンの腹の所に入ったら、腹を連続で思いっきり殴る。
「―――くっ、意外と力があるではないか」
「鍛えてるからなっ!」
何度もレッドドラゴンの腹を殴り続けると、レッドドラゴンは飛び出す。だが翼がボロボロになっているおかげでか、高くまで飛べないようだ。
「この攻撃で終わらせてやろう」
レッドドラゴンは口を大きく開けてブレスを吐く。僕はジャンプしてブレスに直撃する。
「「タクヤ!?」」
「いえ大丈夫です。耐えられます」
レッドドラゴンはブレスを吐くのを止める。僕は右手に風の玉を作り、すぐにレッドドラゴンの口の中に投げつける。
「!?」
「おせぇんだよ!!」
風の玉はレッドドラゴンの口の中に入り、そのまま口を閉じる。
「あ~ぁ閉じちゃったな。口を開けていれば吐き出せたって言うのによぉ!」
次の瞬間、レッドドラゴンの頬が膨らむ。頬はすぐに元に戻ったが、口元から血が流れる。
「弾けちゃったか。これじゃあ口の中は血だらけだろうし、舌からも血が出てるだろうな。で、どうするまだやるか? そのまま放置する死ぬかもな」
レッドドラゴンは首を横に振ってから、静かに地面に着地する。
「僕たちの勝ちで良いな。アディシア。すぐにレッドドラゴンの口の中を治してくれ!」
ベラはすぐにレッドドラゴンの所に行って、口の中を治す。
「我の負けだな。まさか口を狙って来るとはなぁ・・・。鱗はついでだったか」
「あぁ。とりあえず僕たちが勝ったんだ。約束は果たしてくれよ」
「分かっておる。だが明日にしてほしい。我は疲れたしこの状態ではまともに飛べん」
「翼の膜がボロボロだもんね。それもアディシアに治してもらったら?」
「頼めるか?」
「はい。明日で良いのなら」
「構わん。今日も楽しかったぞ」
「こっちは必死だったんだがなぁ・・・。じゃあ僕たちは休憩場に行くわ」
僕はシルビアの所に行って抱き上げて、僕たちは休憩所に行く。
レッドドラゴンは下から来る攻撃を、風圧で吹き飛ばす。シルビアはその隙を見て風魔法で攻撃をする。攻撃は翼の膜に当たり破ける。
「くっ。このままで落ちるな」
レッドドラゴンは下り始めて、僕たちも下りる。その間シルビアは風魔法で攻撃をする。レッドドラゴンは地面に着地したと同時に、口からブレスを吐く。ベラたちは集まって魔法で防御する。僕たちはレッドドラゴンの後ろに着地して、シルビアを下ろす。
「ようやく翼がボロボロになったか。次はどうっすかぁ」
「口の中を攻撃をするんじゃないのか?」
「それは隙を見てやる。その間どうするかだよ」
「アイツの背中に取りついて攻撃するしかないだろ」
「それしかねぇか。ならシルビアに任せるわ、僕はベラの所に行く」
「任せろ。時間稼ぎぐらいは出来るだろ」
シルビアと別れて、僕は風魔法で攻撃しながらベラの所に行く。
「ふん。弱い魔法など当たっても効かんわ!」
「なら吹き飛ばさなくてもいいだろ。それとも当たるといてぇのか?」
「痛覚が無いと言ってはおらんからな。痛いものは痛い」
「やっぱりいてぇのか。まぁこっちに集中してくれるなら、何だって良いんだがな!」
「なに? 貴様! また上って来たか!!」
「今度は鱗に攻撃させてもらうぞ!」
自分は剣で鱗に攻撃をする。だが傷1つ付かなかった。
「硬いな!?」
「ふん。たかがその程度の剣で傷が付くと思ったか?」
「ならもう1本でどうだ」
自分は空間からもう1本剣を取り出して、二刀流にして鱗に素早く連続で斬る。
「無駄無駄。逆に貴様の剣が折れるわ、息切れも起こすだろ」
「大丈夫だ。替えはいくらでもある。それに持久戦には自身がある。雪山で散々持久戦を強いられてきたからなっ!」
自分は何度も同じ鱗に攻撃をする。
「レッドドラゴンが動かない間に、僕の火耐性を強化してくれ」
「今やってますが。このまま重ね掛けをしても大丈夫でしょうか?」
「やってみねぇと分からねぇだろ。自分の力を信じてみたらどうだ?」
「そうします。では重ね掛けを始めます」
ベラは火耐性の重ね掛けを始めて、ベラが出来る範囲で強化を繰り返す。
「―――終わりました。効果は1回限りです。かすっても1回数えられると思います」
「完全に避けろって事だな。んじゃ行きますか」
「その前にシルビアを何とかしない駄目だろ」
「・・・もしかしてあのままか?」
「あのままだよ。レッドドラゴンはかなり余裕みたいだよ」
「強者の余裕か。こっちからも攻撃するぞ」
僕は風魔法で風の刃を出して、レッドドラゴンに攻撃をする。レッドドラゴンは少し翼を動かして避ける。
「やっと攻撃をして来たか。退屈だったぞ」
「おいおいウチのシルビアが攻撃をしていたと思うが」
「笑止。傷を付けられぬ攻撃を攻撃とは言わぬわ」
「はああああああああっ!!」
シルビアは力強く2本の剣を鱗に叩きつける。その衝撃で2本の剣は折れると同時に、レッドドラゴンは何か違和感を感じている。
「・・・貴様。我の鱗に傷を付けたな」
「はぁ・・・はぁ・・・。あぁ付けてやったぞ・・・!」
「貴様・・・! やるではないか。鱗に傷が付くのは久しぶりだ。しかも人間に傷付けられるのは初めてだ。誇るが良いぞ」
「そう・・・か・・・」
「む? かなり疲れておるな。貴様はここで終わりのようだな」
僕はすぐにシルビアの所まで行く。移動中にシルビアはバランスを崩し、レッドドラゴンの背中から落ちる。僕は落ちるシルビアを受け止める。
「お前スゲェーわ。1枚だけだが鱗に傷を付けるなんてな」
「自分も驚いてる・・・。悪いが休ませてくれ、疲れた」
「休め休め。後は僕たちがやる」
シルビアを安全な場所に連れて行って、シルビアを寝かせる。
「んじゃ再開するか」
僕がそう言うと火球が飛んでくる。僕はすぐに避けてレッドドラゴンに近づく。後ろからベラたちの攻撃が来て、レッドドラゴンの動きを邪魔をする。レッドドラゴンの腹の所に入ったら、腹を連続で思いっきり殴る。
「―――くっ、意外と力があるではないか」
「鍛えてるからなっ!」
何度もレッドドラゴンの腹を殴り続けると、レッドドラゴンは飛び出す。だが翼がボロボロになっているおかげでか、高くまで飛べないようだ。
「この攻撃で終わらせてやろう」
レッドドラゴンは口を大きく開けてブレスを吐く。僕はジャンプしてブレスに直撃する。
「「タクヤ!?」」
「いえ大丈夫です。耐えられます」
レッドドラゴンはブレスを吐くのを止める。僕は右手に風の玉を作り、すぐにレッドドラゴンの口の中に投げつける。
「!?」
「おせぇんだよ!!」
風の玉はレッドドラゴンの口の中に入り、そのまま口を閉じる。
「あ~ぁ閉じちゃったな。口を開けていれば吐き出せたって言うのによぉ!」
次の瞬間、レッドドラゴンの頬が膨らむ。頬はすぐに元に戻ったが、口元から血が流れる。
「弾けちゃったか。これじゃあ口の中は血だらけだろうし、舌からも血が出てるだろうな。で、どうするまだやるか? そのまま放置する死ぬかもな」
レッドドラゴンは首を横に振ってから、静かに地面に着地する。
「僕たちの勝ちで良いな。アディシア。すぐにレッドドラゴンの口の中を治してくれ!」
ベラはすぐにレッドドラゴンの所に行って、口の中を治す。
「我の負けだな。まさか口を狙って来るとはなぁ・・・。鱗はついでだったか」
「あぁ。とりあえず僕たちが勝ったんだ。約束は果たしてくれよ」
「分かっておる。だが明日にしてほしい。我は疲れたしこの状態ではまともに飛べん」
「翼の膜がボロボロだもんね。それもアディシアに治してもらったら?」
「頼めるか?」
「はい。明日で良いのなら」
「構わん。今日も楽しかったぞ」
「こっちは必死だったんだがなぁ・・・。じゃあ僕たちは休憩場に行くわ」
僕はシルビアの所に行って抱き上げて、僕たちは休憩所に行く。
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