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第四話 一章
第五節
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「―ッ!!??」
「なんだァ!?全然大したことないなァ?」
「アンタ、これまで相対してきた連中を思い出しなさいよ」
手応えを感じないようであった大和にそう返した晴菜。『旧支配者』、『巨神』、『時極の魔女』、これまで数多の強力な【星】や【銘付き】と相対してきた彼等にとってこの程度の敵は物の数でも無かったのだ。
「す、【星】ッ!?護衛に【星】なんていたのか!!?」
「そもそも護衛なんて……聞いていないッ!」
「しかも、コイツ等…もしかして」
想定外の助っ人に黒服たちも狼狽した様子を見せた。
「緊急事態だ!緊急事態ッ!アレだ!例のアレを出せ!!」
「わ、わかったッ!!」
仲間に言われ一人の黒服は何かの小型装置を取り出す。
リモコン型のそれのスイッチを押すとさらに約数十名の黒服が姿を現した。
「大和、コレって…」
「ああ、【天使】が使っていた道具。そいつに似ているな…」
一般人を移動させたりする【天使】の道具。それと非常に酷似していた。
「さらにだァ!」
次いでズボンに巻かれたベルトのバックルを一斉に押した黒服。するとベルトが増幅増殖し、彼等の全身を包み込む。
あっという間に数十体のベルトづくめの異形の群体が出来上がった。
「―ッ!?」
「んで、こっちは【星具】か…纏った連中の気配が強くなって行って事は、単純な基礎能力向上って具合かな?勘だけど……」
「叩きのめせッ!!」
一斉に殺到する元黒服の異形の集団。大和の分析と直感は当たっていたようで先に比べると明らかに速く力も強い。
だがそれでも大和達の敵では無かった。軽くいなし躱し反撃の打撃を撃ち込む。十二分の余力を持って対応する。
あっという間にベルトの塊で山が出来た。
「な、なんだよこの男の強さ……」
「は、半端ねぇ…」
「コイツは一体……ッ」
その大和の余りの強さに倒れながら呻く黒服達。
「つ、強い……」
少女も思わずそう漏らした。
「わ、わかったぞ!コイツ等『創世神』そのツートップの一人『龍王』だ!!以前の『時極の魔女』騒動の際に活躍していたッ!」
「『龍王』ッ!?じゃあその後ろに控えるおっかなそうな女は『爆炎』かァ!?」
「「おっかなそう」って何よッ!?「おっかなそう」って!?」
とそこで黒服達は大和の正体に気づいたようであった。そんな晴菜の言葉を無視する程にザワっと動揺している
とそこで…。
ピィ―!!ピピィー!!
遠くから聞こえる警笛の音。どうやら治安維持をする『アトランティス』の警備メンバーがこっちに向かって来ているようだ。
「ちぃ!騒ぎ過ぎたかッ!」
「一度退くぞ!」
憎らし気に呟いた黒服。舌打ち混じりに機器を取り出すとスイッチを押す。
すると足元に影の様な黒い丸が生まれ、黒服たちは吸い込まれるようにしてその中へと消えた。
「退いたか…」
黒丸と共に気配も遠くへと離れていくのを感じそう判断した大和。少女の方を見る。
「良かったな、連中退いたみたいだぜ」
「え、ええ……それより強かったんですね…」
「ああ大した自慢じゃあないけどな…」
これで連中も大和達が付いているという事で無理に手を出し難くなったに違いない。来るにしても次は考えてだろう。
そこで警笛の音がすぐそこまで迫る。
「そいじゃあ、とりあえず警備の人に保護してもらうか。心配せずとも俺も付き合ってやるからよ」
「はあ…コレでバカンスも終りね……まあ仕方が無いか……」
警備に会ったら事情聴取等色々されるだろう。バカンスはご破算だが、他のメンバーは楽しめているから問題は無かった。
「さっき誘いに来たエイプリルだけにゃあ謝らないと…」
そう言った瞬間…。
「………………………」
裾を掴まれた感触を感じた大和。見ると少女が俯き握りしめている。
何かを訴えかける目。それを見て大和は…。
「と、言いたいところだけどよぅ……こっちも折角のバカンスをお釈迦にするのは嫌だな…そういう訳で逃げるんだよォ!」
少女を連れてその場から逃亡することを決めた。
「えッ、えッ!?」
「公には何か頼り難い背景があるんだろ?だったら良いじゃあねぇか逃げようぜ!」
警護の人に事情を話し匿ってもらえばいい筈なのに、しないという事は何か事情があるのだろう。それがあの黒服連中の所為か少女の都合かそれはまだわからない。
戸惑う少女を引っ張り駆け出した大和。
晴菜はそんな大和に軽く溜息を吐きつつ、後を追いかけた。
「あ、そういや自己紹介がまだだったな…俺は呉成・大和。んで、車椅子に乗っているのが早乙女・晴菜。こう言っちゃあなんだがどちらも【星】だ…お嬢ちゃんは?」
「セラ……セラ・ジュピターと言います」
「なんか…どこかで聞いた事のあるような、無いような…イヤ駄目だなウン。セラか良い名じゃねぇか!」
「そう思ってます?」
「思っているよちゃんと!…」
「……ふふッ…」
漏れ出かけた言葉に戒めつつ笑みを浮かべた大和。
そんな大和の茶目っ気ある対応に少女、セラは薄すらながら初めて微笑みを浮かべのであった。
「という事があって、少々行動を共にすることになったんだよ」
「…よ、よろしくお願いします。セラ・ジュピターと申します」
その後、エイプリル達と合流した大和達。
事の流れを聞きエイプリル達は流石に驚いたような表情を見せる。
それ故、直ぐに大和に尋ねた。
「えっと…師匠」
「どしたよエイプリル?」
「師匠がセラ…さんとどのように知り合ったかは理解りました」
「そりゃ良かった」
「ですが本当に二度ぶつかったというだけなのですか?それだけで助太刀を?」
「ああ、そうだけれど?」
「…えっと、うぃ……そうですか……」
何とも言えない表情のエイプリル。
それへの助け船の様に次は睦美だ。
「おい馬鹿二号、今回ここに来た目的はわかっています?」
「当然、戦いで負った傷の療養だぜ」
「理解ってますね、でしたら……」
「何故そんなことをってか?……やりたくなったからだ!理屈や合理なんてない!」
もうすでに晴菜には言った事だが、改めて大和は言う。
「………ですが…」
「逆に目の前で困っている知り合いがいて、自分は助けれる力を持っているのに…「少々問題があるから無理です」って断るのか?」
「―ッ、それは…」
「悪いが俺ァ、そいつは自分で自分が許せなくなる。だからこそ俺は助ける。困っているセラをな…」
とても単純それ故とても強い理由。
「なァに「協力しろ」とか「手伝え」じゃなく。チョイと都合でオレはバタバタするとただ一声かけておいただけだぜ。兎に角にもだ、俺は困っているセラを手伝ってやろうと思う」
だが、だからこそ大和だと思う。何故なら晴菜もエイプリルも、ここに居る全員が多かれ少なかれこういう大和のお節介焼きに救われてきたからだ。
「師匠…わ、私も師匠のお手伝いをさせて下さいッ!!」
大和の想いを聞いて協力を快諾したエイプリル。晴菜はモチロンであるが、門司やミコ、エルマの他のメンバーも笑みを浮かべたという事はそういう事なんだろう。
「……全く…」
仲間のお人好しさに軽くボヤいた睦美。だがその表情に嫌悪の表情はない。その理由を聞けば彼女も同じだからだった。
「…と言いつつもこのバカンスを諦めるつもりは一切ないぜ俺ァ。折角のこの機会、骨の髄まで楽しみながら連中を返り討ちにしてやるつもりだ」
「合間に少々刺激的な催しをするみたいなことか?成程…その方が俺達らしい」
「だろぅ?」
頷く門司にそう返す大和。
とそこで、ウィルソンがやって来た。
人員が増えた理由について不思議に思われない、何か良い口実を考える必要があるなと大和は思考を巡らせることにした。
「なんだァ!?全然大したことないなァ?」
「アンタ、これまで相対してきた連中を思い出しなさいよ」
手応えを感じないようであった大和にそう返した晴菜。『旧支配者』、『巨神』、『時極の魔女』、これまで数多の強力な【星】や【銘付き】と相対してきた彼等にとってこの程度の敵は物の数でも無かったのだ。
「す、【星】ッ!?護衛に【星】なんていたのか!!?」
「そもそも護衛なんて……聞いていないッ!」
「しかも、コイツ等…もしかして」
想定外の助っ人に黒服たちも狼狽した様子を見せた。
「緊急事態だ!緊急事態ッ!アレだ!例のアレを出せ!!」
「わ、わかったッ!!」
仲間に言われ一人の黒服は何かの小型装置を取り出す。
リモコン型のそれのスイッチを押すとさらに約数十名の黒服が姿を現した。
「大和、コレって…」
「ああ、【天使】が使っていた道具。そいつに似ているな…」
一般人を移動させたりする【天使】の道具。それと非常に酷似していた。
「さらにだァ!」
次いでズボンに巻かれたベルトのバックルを一斉に押した黒服。するとベルトが増幅増殖し、彼等の全身を包み込む。
あっという間に数十体のベルトづくめの異形の群体が出来上がった。
「―ッ!?」
「んで、こっちは【星具】か…纏った連中の気配が強くなって行って事は、単純な基礎能力向上って具合かな?勘だけど……」
「叩きのめせッ!!」
一斉に殺到する元黒服の異形の集団。大和の分析と直感は当たっていたようで先に比べると明らかに速く力も強い。
だがそれでも大和達の敵では無かった。軽くいなし躱し反撃の打撃を撃ち込む。十二分の余力を持って対応する。
あっという間にベルトの塊で山が出来た。
「な、なんだよこの男の強さ……」
「は、半端ねぇ…」
「コイツは一体……ッ」
その大和の余りの強さに倒れながら呻く黒服達。
「つ、強い……」
少女も思わずそう漏らした。
「わ、わかったぞ!コイツ等『創世神』そのツートップの一人『龍王』だ!!以前の『時極の魔女』騒動の際に活躍していたッ!」
「『龍王』ッ!?じゃあその後ろに控えるおっかなそうな女は『爆炎』かァ!?」
「「おっかなそう」って何よッ!?「おっかなそう」って!?」
とそこで黒服達は大和の正体に気づいたようであった。そんな晴菜の言葉を無視する程にザワっと動揺している
とそこで…。
ピィ―!!ピピィー!!
遠くから聞こえる警笛の音。どうやら治安維持をする『アトランティス』の警備メンバーがこっちに向かって来ているようだ。
「ちぃ!騒ぎ過ぎたかッ!」
「一度退くぞ!」
憎らし気に呟いた黒服。舌打ち混じりに機器を取り出すとスイッチを押す。
すると足元に影の様な黒い丸が生まれ、黒服たちは吸い込まれるようにしてその中へと消えた。
「退いたか…」
黒丸と共に気配も遠くへと離れていくのを感じそう判断した大和。少女の方を見る。
「良かったな、連中退いたみたいだぜ」
「え、ええ……それより強かったんですね…」
「ああ大した自慢じゃあないけどな…」
これで連中も大和達が付いているという事で無理に手を出し難くなったに違いない。来るにしても次は考えてだろう。
そこで警笛の音がすぐそこまで迫る。
「そいじゃあ、とりあえず警備の人に保護してもらうか。心配せずとも俺も付き合ってやるからよ」
「はあ…コレでバカンスも終りね……まあ仕方が無いか……」
警備に会ったら事情聴取等色々されるだろう。バカンスはご破算だが、他のメンバーは楽しめているから問題は無かった。
「さっき誘いに来たエイプリルだけにゃあ謝らないと…」
そう言った瞬間…。
「………………………」
裾を掴まれた感触を感じた大和。見ると少女が俯き握りしめている。
何かを訴えかける目。それを見て大和は…。
「と、言いたいところだけどよぅ……こっちも折角のバカンスをお釈迦にするのは嫌だな…そういう訳で逃げるんだよォ!」
少女を連れてその場から逃亡することを決めた。
「えッ、えッ!?」
「公には何か頼り難い背景があるんだろ?だったら良いじゃあねぇか逃げようぜ!」
警護の人に事情を話し匿ってもらえばいい筈なのに、しないという事は何か事情があるのだろう。それがあの黒服連中の所為か少女の都合かそれはまだわからない。
戸惑う少女を引っ張り駆け出した大和。
晴菜はそんな大和に軽く溜息を吐きつつ、後を追いかけた。
「あ、そういや自己紹介がまだだったな…俺は呉成・大和。んで、車椅子に乗っているのが早乙女・晴菜。こう言っちゃあなんだがどちらも【星】だ…お嬢ちゃんは?」
「セラ……セラ・ジュピターと言います」
「なんか…どこかで聞いた事のあるような、無いような…イヤ駄目だなウン。セラか良い名じゃねぇか!」
「そう思ってます?」
「思っているよちゃんと!…」
「……ふふッ…」
漏れ出かけた言葉に戒めつつ笑みを浮かべた大和。
そんな大和の茶目っ気ある対応に少女、セラは薄すらながら初めて微笑みを浮かべのであった。
「という事があって、少々行動を共にすることになったんだよ」
「…よ、よろしくお願いします。セラ・ジュピターと申します」
その後、エイプリル達と合流した大和達。
事の流れを聞きエイプリル達は流石に驚いたような表情を見せる。
それ故、直ぐに大和に尋ねた。
「えっと…師匠」
「どしたよエイプリル?」
「師匠がセラ…さんとどのように知り合ったかは理解りました」
「そりゃ良かった」
「ですが本当に二度ぶつかったというだけなのですか?それだけで助太刀を?」
「ああ、そうだけれど?」
「…えっと、うぃ……そうですか……」
何とも言えない表情のエイプリル。
それへの助け船の様に次は睦美だ。
「おい馬鹿二号、今回ここに来た目的はわかっています?」
「当然、戦いで負った傷の療養だぜ」
「理解ってますね、でしたら……」
「何故そんなことをってか?……やりたくなったからだ!理屈や合理なんてない!」
もうすでに晴菜には言った事だが、改めて大和は言う。
「………ですが…」
「逆に目の前で困っている知り合いがいて、自分は助けれる力を持っているのに…「少々問題があるから無理です」って断るのか?」
「―ッ、それは…」
「悪いが俺ァ、そいつは自分で自分が許せなくなる。だからこそ俺は助ける。困っているセラをな…」
とても単純それ故とても強い理由。
「なァに「協力しろ」とか「手伝え」じゃなく。チョイと都合でオレはバタバタするとただ一声かけておいただけだぜ。兎に角にもだ、俺は困っているセラを手伝ってやろうと思う」
だが、だからこそ大和だと思う。何故なら晴菜もエイプリルも、ここに居る全員が多かれ少なかれこういう大和のお節介焼きに救われてきたからだ。
「師匠…わ、私も師匠のお手伝いをさせて下さいッ!!」
大和の想いを聞いて協力を快諾したエイプリル。晴菜はモチロンであるが、門司やミコ、エルマの他のメンバーも笑みを浮かべたという事はそういう事なんだろう。
「……全く…」
仲間のお人好しさに軽くボヤいた睦美。だがその表情に嫌悪の表情はない。その理由を聞けば彼女も同じだからだった。
「…と言いつつもこのバカンスを諦めるつもりは一切ないぜ俺ァ。折角のこの機会、骨の髄まで楽しみながら連中を返り討ちにしてやるつもりだ」
「合間に少々刺激的な催しをするみたいなことか?成程…その方が俺達らしい」
「だろぅ?」
頷く門司にそう返す大和。
とそこで、ウィルソンがやって来た。
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