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本編
597 ごめんな、俺のアイテムボックス満杯なんだ
「──なんだと! アイテムボックスが満杯だって!?」
翌日、クロイツを出発する時間となり、勇者が俺に怒声を浴びせる。
荷台に乗せられた大量の荷物を前にして、俺は言ってやったんだ。
「すまん、俺のアイテムボックスって意外としょぼいんだわ」
正直に言えば、箱にまとめれば荷物なんかいくらでも持てる。
同じものは一つのスロットに全て管理される性質上。
それを上手く用いれば、無限大なのが俺のインベントリ。
しかしながら、勇者の荷物持ちなんかに絶対になってやるものか。
ちゃっちい仕返しだが、敵対する気は毛頭ないので仕方ない。
「もー、元罪人のくせに! なんなの!」
勇者の後ろからそうやって息巻く聖女。
なんとでも言え。
再召喚によって俺は罪人じゃなくなったからな!
俺も勇者たちもクロイツ所属ということで、関係なし。
「つーか、そもそも俺を当たり前の様に荷物持ちにする気だったみたいだけどさ」
面と向かって勇者に言う。
「敵視されながら顎で使われることを許容できる人間なんてこの世にいないだろ」
「使命を前にして、そうやって理屈を捏ねる場合じゃないぞ、アキノトウジ」
「使命も何も、俺はスキルを持ってないからな、この先の戦いについていけん」
「自分で言ってて恥ずかしくないのか!」
確かに俺だってそう思う。
だが、
「恥ずかしいも何も、何かあった際に切り捨てられるのは俺だろう?」
だったら初めからついて行かずに見守りに徹したい。
俺は勇者の帰ってくる場所という感じでいたい。
多分お前らのカルマが俺に回帰してる気がするし。
「ユウトくんはそんなことしません! 誰であろうと守り抜きます!」
「どうだかなあ……そこの剣聖は俺のことを邪魔だと思っているはずだけど……?」
スレンダー黒髪ポニーテール美少女の剣聖に目を向けると、彼女は言った。
「己に嘘はつかんと決めたらからはっきり言うが、弱いのはいらん」
「サヨ!」
「サヨちゃん!」
「でしょ? だからさ、やっぱり俺ここで待ってて良いですか?」
みなまで言われるとそれなりに心に来るが、これは仕方がない。
この先の戦いについていけないから、置いてきたされる立場なのだ。
「勇者、俺の屍を超えて……先に進んでくれ……」
「がんばっ、ですぞ~」
骨も俺の意見を汲み取って、ノってくれる。
ムードぶち壊す奴がいると、話がはずむね。
面と向かって会話するのは嫌いだが、そう言うのは嫌いじゃないよ。
「ずっと気になっていたが、何だこのスケルトンは!」
「そうです! 聖女の力で浄化しちゃいますよ!」
「回復魔法は効きませんぞ~、私の骨密度が増すだけですぞ~」
増すんだ……?
聖女の浄化の力的なものを受ければ、成仏しそうだけど。
こいつは骨でありながら、スケルトンという魔物ではない。
そういうことだな……どういうことだろ……。
「今のところ俺の従魔みたいなところだから、大目に見てくれ」
「……スケルトンを従魔に? やはり、従魔系のスキルなの?」
「賢者の問いかけに答えるが、そんなもの持ってないぞ」
行きずりで勝手に仲間になったと言っておけば良いのだろうか。
いや、こいつが勝手に付きまとって来るだけだな……。
用意周到に従魔の証である赤いスカーフも骨に巻きつけている。
ちなみに、スカーフの巻きどころは日によって気分で変えてるそうだ。
今日は右肋骨の上から3本目……ってどうでも良いか。
「ロック鳥や強いスライムを持っていると情報に上がっている!」
「それデプリの嘘。俺を探させるために嘘ついたんじゃない?」
「なに……」
アドラーによってデプリの真相について色々と聞いている勇者は黙る。
嘘だと言われて、マジでそうだったのかという疑惑の思いがあるから。
ちなみに、後ろ暗いことを隠していただけで、あんまり嘘はついてないんだけどな!
むしろ俺の方が嘘をついているのだが、そんなことは知らん。
「ふん、本当に何もできん雑魚に成り下がったということだな」
「そうそう、本当に何もできない雑魚の中の雑魚だよ。マジで」
「自分で言うとかダサ」
「そうだよダサいよ。こんなダサい奴を連れて行くのって……ねえ?」
背水の陣というか、もう怖いものはないな。
ダサくて結構。
元の世界でも俺は自分の境遇を受け入れとったんじゃー!
かかってこいよ、勇者。
何を言われてもノーダメージだぞ、失うものないし。
惜しむ様なスキルなんてもってねーし。
弱者最強。
「……カルマがヤバい理由、何となく見えて来ましたぞ~」
黙れ骨。
骨は無視して話を続ける。
「とにかくお互いが協力し合える様な仲ではないから、この先不安だぞ」
「同じ世界、同じ国で育った同郷のよしみで不問にできないのか?」
「そうです。そっちの方が大人なんですから、折れてください」
「だったら俺の方が年上なんだから、言うこと聞いてもらえない?」
「ふん、なぜ雑魚の言うことを聞かねばならんのだ」
「ま、そうなるだろうな」
話がこじれにこじれることは重々承知だった。
そもそも、アドラーから脅されてるからついて行かない方針は取れない。
故に交渉しようかな、なんて思ってわざわざこんなことを言い出した。
「とりあえず、不要なものを適当に捨てて、アイテムボックスに空きを作る。その残った容量にお前らの荷物を入れてやるから、その代わり俺は戦闘なし、そしてアイテムボックスの使用料をお前たちに請求する。これでどうだ?」
「か、金取るんですか!? セコい!」
「いやいや、妥協案っスよ聖女さん。俺だってね、いつまでも仲違いなんてしてるつもりもないですし、さっさとやること終わらせて自由になりたいんですよ」
「だったら普通に協力してくれれば良いじゃん! なんなの?」
「散々キモいとか、ダサいとか、雑魚とか言われて怒らない奴います? 協力する奴います?」
言ったのは事実だから、彼らは黙っていた。
「そう言うのを一切合切忘れて協力する方法って、ビジネスライクしかないでしょ」
「……一理、あるわね」
「ヨシノちゃん!? ダメだよ、こんなまるでダメな大人の言うこと聞いちゃ!」
「そんなこと言ったっていつまでたっても先に進まないでしょー?」
この言い争いに飽き飽きしていたのか、賢者が言う。
「私たちが必要なのは物資を持てる人で、この人はお金を支払えば、過去に王国から追放された因縁を忘れて受け持ってくれるって言ってんだから、そうするしかないじゃない」
「でも、なんかヤダよ!」
「クイックだっけ? スキルを持った手袋だって持ってるみたいだから、戦闘に参加しなくても支援はできるはずよ。また荷物持ちを探すのも面倒だから、これで良いじゃない」
「話が早いな賢者。今なら荷物の量は度外視して、1日あたりのレンタル料に支援スキルと骨付きサービスで受け持とう」
「いくら?」
「1日金貨10枚」
「──法外な値段過ぎるじゃないか! 仲間相手にふっかけるなよ!」
「勇者、俺は自分の財産を捨ててお前たちの荷物を持つんだ。そのくらい大目に見てくれ……」
「そ、それなら仕方ないが……さすがに高過ぎるよな、みんな?」
「うん! ユウトくんの言う通りだよ! ぼったくりだよ!」
「モノの価値はあまりわからんが、喧嘩を売るなら買うぞ?」
「サヨ、物騒なこと言わないの。さすがに高いから割引してもらえない?」
「経費はアドラー様に請求すれば良いんじゃない? 勇者だからいけるよ」
アドラーは初期費用プラス、旅費や攻略費用は全て持つと言っていたしな!
「あと、お金が足りなくなっても稼ぐ方法なんていくらでもある」
まともに話が進みそうな賢者に、俺はアイデアを告げる。
勇者はギルドに勇者パーティーとして登録。
そこで依頼を受けながら、人助けをしながら旅をする。
そして稼いだお金を俺に渡し、後でアドラーに請求。
「あなたが直接クロイツ王に請求してほしいんだけど」
「ダメ。俺はお前らと取引してるんだから、譲れない」
お金をもらったら全て丸く収まる。
これが大人の解決策だ。
やっぱ人生は金だよ、金。
勇者だって、国のサポートがないと勇者活動できない。
それには金がかかっていて、無償ではない。
「アキノトウジ……お前はろくな人生を送れないと思うぞ……」
まったく、誰のせいだと思ってんだ。
協力するんだから、プラマイゼロだろうに。
「とにかく契約成立でいい? そしたら俺、アイテムボックス空けてくるよ!」
「……ま、最初は手持ちで払って、あとは狩った魔物売ればいいわね」
ってことで、初期投資費用の白金貨1枚いただきました。
これでわたくしアキノトウジは10日間頑張らせていただきます。
これによって俺は勇者と敵対関係ではなくなる。
すなわち、その刃が俺に向くことはないな。
さらにアドラーは後々勇者から費用の請求を受けることになる。
ザマアザマア!
「冒険者ギルドにお前らパーティーの登録とか、俺がやっといてあげる」
「いやアキノトウジ、別にそこまでしてもらわなくても良いんだが……」
「雑用なら任せてくれ! 金もらってるからサービスサービス!」
「ユウトくん、あいつがやりたいって言ってるならやらせとけば良いじゃん!」
「まあ、協力してもらえることで話がまとまったなら俺は別にいいけど……」
すぐにギルドにクイック疾走して、パーティー登録した。
パーティーネームは勇者一行(笑)。
=====
トウジなりの仕返しは、ちゃんとご準備していますので。
鬱展開にはできるだけならない様にしていますので。
ご 安 心 く だ さ い 。
翌日、クロイツを出発する時間となり、勇者が俺に怒声を浴びせる。
荷台に乗せられた大量の荷物を前にして、俺は言ってやったんだ。
「すまん、俺のアイテムボックスって意外としょぼいんだわ」
正直に言えば、箱にまとめれば荷物なんかいくらでも持てる。
同じものは一つのスロットに全て管理される性質上。
それを上手く用いれば、無限大なのが俺のインベントリ。
しかしながら、勇者の荷物持ちなんかに絶対になってやるものか。
ちゃっちい仕返しだが、敵対する気は毛頭ないので仕方ない。
「もー、元罪人のくせに! なんなの!」
勇者の後ろからそうやって息巻く聖女。
なんとでも言え。
再召喚によって俺は罪人じゃなくなったからな!
俺も勇者たちもクロイツ所属ということで、関係なし。
「つーか、そもそも俺を当たり前の様に荷物持ちにする気だったみたいだけどさ」
面と向かって勇者に言う。
「敵視されながら顎で使われることを許容できる人間なんてこの世にいないだろ」
「使命を前にして、そうやって理屈を捏ねる場合じゃないぞ、アキノトウジ」
「使命も何も、俺はスキルを持ってないからな、この先の戦いについていけん」
「自分で言ってて恥ずかしくないのか!」
確かに俺だってそう思う。
だが、
「恥ずかしいも何も、何かあった際に切り捨てられるのは俺だろう?」
だったら初めからついて行かずに見守りに徹したい。
俺は勇者の帰ってくる場所という感じでいたい。
多分お前らのカルマが俺に回帰してる気がするし。
「ユウトくんはそんなことしません! 誰であろうと守り抜きます!」
「どうだかなあ……そこの剣聖は俺のことを邪魔だと思っているはずだけど……?」
スレンダー黒髪ポニーテール美少女の剣聖に目を向けると、彼女は言った。
「己に嘘はつかんと決めたらからはっきり言うが、弱いのはいらん」
「サヨ!」
「サヨちゃん!」
「でしょ? だからさ、やっぱり俺ここで待ってて良いですか?」
みなまで言われるとそれなりに心に来るが、これは仕方がない。
この先の戦いについていけないから、置いてきたされる立場なのだ。
「勇者、俺の屍を超えて……先に進んでくれ……」
「がんばっ、ですぞ~」
骨も俺の意見を汲み取って、ノってくれる。
ムードぶち壊す奴がいると、話がはずむね。
面と向かって会話するのは嫌いだが、そう言うのは嫌いじゃないよ。
「ずっと気になっていたが、何だこのスケルトンは!」
「そうです! 聖女の力で浄化しちゃいますよ!」
「回復魔法は効きませんぞ~、私の骨密度が増すだけですぞ~」
増すんだ……?
聖女の浄化の力的なものを受ければ、成仏しそうだけど。
こいつは骨でありながら、スケルトンという魔物ではない。
そういうことだな……どういうことだろ……。
「今のところ俺の従魔みたいなところだから、大目に見てくれ」
「……スケルトンを従魔に? やはり、従魔系のスキルなの?」
「賢者の問いかけに答えるが、そんなもの持ってないぞ」
行きずりで勝手に仲間になったと言っておけば良いのだろうか。
いや、こいつが勝手に付きまとって来るだけだな……。
用意周到に従魔の証である赤いスカーフも骨に巻きつけている。
ちなみに、スカーフの巻きどころは日によって気分で変えてるそうだ。
今日は右肋骨の上から3本目……ってどうでも良いか。
「ロック鳥や強いスライムを持っていると情報に上がっている!」
「それデプリの嘘。俺を探させるために嘘ついたんじゃない?」
「なに……」
アドラーによってデプリの真相について色々と聞いている勇者は黙る。
嘘だと言われて、マジでそうだったのかという疑惑の思いがあるから。
ちなみに、後ろ暗いことを隠していただけで、あんまり嘘はついてないんだけどな!
むしろ俺の方が嘘をついているのだが、そんなことは知らん。
「ふん、本当に何もできん雑魚に成り下がったということだな」
「そうそう、本当に何もできない雑魚の中の雑魚だよ。マジで」
「自分で言うとかダサ」
「そうだよダサいよ。こんなダサい奴を連れて行くのって……ねえ?」
背水の陣というか、もう怖いものはないな。
ダサくて結構。
元の世界でも俺は自分の境遇を受け入れとったんじゃー!
かかってこいよ、勇者。
何を言われてもノーダメージだぞ、失うものないし。
惜しむ様なスキルなんてもってねーし。
弱者最強。
「……カルマがヤバい理由、何となく見えて来ましたぞ~」
黙れ骨。
骨は無視して話を続ける。
「とにかくお互いが協力し合える様な仲ではないから、この先不安だぞ」
「同じ世界、同じ国で育った同郷のよしみで不問にできないのか?」
「そうです。そっちの方が大人なんですから、折れてください」
「だったら俺の方が年上なんだから、言うこと聞いてもらえない?」
「ふん、なぜ雑魚の言うことを聞かねばならんのだ」
「ま、そうなるだろうな」
話がこじれにこじれることは重々承知だった。
そもそも、アドラーから脅されてるからついて行かない方針は取れない。
故に交渉しようかな、なんて思ってわざわざこんなことを言い出した。
「とりあえず、不要なものを適当に捨てて、アイテムボックスに空きを作る。その残った容量にお前らの荷物を入れてやるから、その代わり俺は戦闘なし、そしてアイテムボックスの使用料をお前たちに請求する。これでどうだ?」
「か、金取るんですか!? セコい!」
「いやいや、妥協案っスよ聖女さん。俺だってね、いつまでも仲違いなんてしてるつもりもないですし、さっさとやること終わらせて自由になりたいんですよ」
「だったら普通に協力してくれれば良いじゃん! なんなの?」
「散々キモいとか、ダサいとか、雑魚とか言われて怒らない奴います? 協力する奴います?」
言ったのは事実だから、彼らは黙っていた。
「そう言うのを一切合切忘れて協力する方法って、ビジネスライクしかないでしょ」
「……一理、あるわね」
「ヨシノちゃん!? ダメだよ、こんなまるでダメな大人の言うこと聞いちゃ!」
「そんなこと言ったっていつまでたっても先に進まないでしょー?」
この言い争いに飽き飽きしていたのか、賢者が言う。
「私たちが必要なのは物資を持てる人で、この人はお金を支払えば、過去に王国から追放された因縁を忘れて受け持ってくれるって言ってんだから、そうするしかないじゃない」
「でも、なんかヤダよ!」
「クイックだっけ? スキルを持った手袋だって持ってるみたいだから、戦闘に参加しなくても支援はできるはずよ。また荷物持ちを探すのも面倒だから、これで良いじゃない」
「話が早いな賢者。今なら荷物の量は度外視して、1日あたりのレンタル料に支援スキルと骨付きサービスで受け持とう」
「いくら?」
「1日金貨10枚」
「──法外な値段過ぎるじゃないか! 仲間相手にふっかけるなよ!」
「勇者、俺は自分の財産を捨ててお前たちの荷物を持つんだ。そのくらい大目に見てくれ……」
「そ、それなら仕方ないが……さすがに高過ぎるよな、みんな?」
「うん! ユウトくんの言う通りだよ! ぼったくりだよ!」
「モノの価値はあまりわからんが、喧嘩を売るなら買うぞ?」
「サヨ、物騒なこと言わないの。さすがに高いから割引してもらえない?」
「経費はアドラー様に請求すれば良いんじゃない? 勇者だからいけるよ」
アドラーは初期費用プラス、旅費や攻略費用は全て持つと言っていたしな!
「あと、お金が足りなくなっても稼ぐ方法なんていくらでもある」
まともに話が進みそうな賢者に、俺はアイデアを告げる。
勇者はギルドに勇者パーティーとして登録。
そこで依頼を受けながら、人助けをしながら旅をする。
そして稼いだお金を俺に渡し、後でアドラーに請求。
「あなたが直接クロイツ王に請求してほしいんだけど」
「ダメ。俺はお前らと取引してるんだから、譲れない」
お金をもらったら全て丸く収まる。
これが大人の解決策だ。
やっぱ人生は金だよ、金。
勇者だって、国のサポートがないと勇者活動できない。
それには金がかかっていて、無償ではない。
「アキノトウジ……お前はろくな人生を送れないと思うぞ……」
まったく、誰のせいだと思ってんだ。
協力するんだから、プラマイゼロだろうに。
「とにかく契約成立でいい? そしたら俺、アイテムボックス空けてくるよ!」
「……ま、最初は手持ちで払って、あとは狩った魔物売ればいいわね」
ってことで、初期投資費用の白金貨1枚いただきました。
これでわたくしアキノトウジは10日間頑張らせていただきます。
これによって俺は勇者と敵対関係ではなくなる。
すなわち、その刃が俺に向くことはないな。
さらにアドラーは後々勇者から費用の請求を受けることになる。
ザマアザマア!
「冒険者ギルドにお前らパーティーの登録とか、俺がやっといてあげる」
「いやアキノトウジ、別にそこまでしてもらわなくても良いんだが……」
「雑用なら任せてくれ! 金もらってるからサービスサービス!」
「ユウトくん、あいつがやりたいって言ってるならやらせとけば良いじゃん!」
「まあ、協力してもらえることで話がまとまったなら俺は別にいいけど……」
すぐにギルドにクイック疾走して、パーティー登録した。
パーティーネームは勇者一行(笑)。
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トウジなりの仕返しは、ちゃんとご準備していますので。
鬱展開にはできるだけならない様にしていますので。
ご 安 心 く だ さ い 。
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