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10巻
10-1
第一章 王の励まし、そして機転
「……ぅ、ぅう……」
照りつける太陽の光によって目を覚まし、まず周りを見てここはどこだという疑問が浮かんだ。
次に、目覚める直前までの記憶が鮮明に蘇る。
「確か……自爆か……」
深淵樹海の守護者アビスの一人、自暴のディスペラによる最後の自爆攻撃を受けた俺――秋野冬至は、見知らぬ土地で目を覚ました。
黒い波動のようなものが彼女を中心に広がって、襲い来る直前にスライムキングのサモンモンスター、キングさんが俺たちの壁になってくれたことを思い出す。
それでもかなりの衝撃で、そこから先の記憶はない。
こうして目覚めたということは、生き残ったってことなのだろうか。
「ッ!」
ハッとして、すぐに上体を起こす。
「イグニール! ジュノー! ゴレオ! キングさん!」
一緒にいたみんなの返事はなく、俺の声だけが寂しくこだましていた。
「ヤ、ヤバい! みんな、みんなはどこだ⁉」
最悪の状況が脳裏を過り、真っ青になりながら慌てて立ち上がる。
――バシュ!
「うひっ⁉」
足元に水弾が飛んできて、地面に穴を空けた。
「プルァ」
聞き覚えのある声、水弾の飛んできた方向に目を向けると、びっしり生えた巨大な樹木の上に、王冠をつけた小さなスライムが鎮座していた。
「キ、キングさん? あの王冠は……キングさん?」
「プル」
小さなキングさんは、頷くと樹木を滑り台のようにして軽やかに着地し、水弾を飛ばした位置を見ろと指し示す。
「あ、文字が書いてある……なになに……?」
慌てるな、主よ。
他の者の安否はグループ機能を確認しろ、アホめ。
「……し、辛辣ぅ」
しかし焦燥感に苛まれていた心は、一気に落ち着きを取り戻していた。
キングさんがいる、という安心感。グループ機能を確認すると、ゴレオもジュノーもイグニールも生き残っていた。
こういった心細い時にいつも側にいてくれたポチは、再召喚まで十二時間。
俺を庇って犠牲になってしまったことが悔やまれる。
「慣れないな、この感覚」
サモンモンスターだから二十四時間待てば復活するのだけど、仲間を失ってしまった悲しみと自分の不甲斐なさが押し寄せる。
「それにしても不味いな」
全員生存しているが、深淵樹海は森全域が大迷宮であり危険な魔物もいるのだ。
バラバラになっている今、イグニールとジュノーが襲われる可能性があった。
「早くみんなと合流しないと……って、再召喚まで十二時間?」
ポチの再召喚までの時間を思い出して、首を傾げる。
目覚めるまでにかなりの時間が経っているということだった。
「もしかしてキングさん、その間ずっと守っていてくれたんですか?」
「プルァ」
バシュバシュ、と水弾が地面に達筆な文字を書く。
主よ、今の状況を説明する。
一度図鑑に戻せ、意思の疎通が面倒だ。
「あっはい」
さっそく図鑑に戻して、キングさんの項目を開き説明を聞くことにした。
《我らが分断されてしまったのは、我のミスである》
「ミス?」
《あの攻撃は、即死を防ぐ指輪の力を通り越して我らを消滅させる危険があった》
話を聞くに、ディスペラの自爆は魔力を暴走させたもの。
一瞬の爆発ではなく、範囲内の敵を消し去るために一定時間持続するタイプらしい。確かに即死対策の装備は、削り系の攻撃には弱い。
攻撃の性質を瞬時に判断し、キングさんは自分の体を大きく広げたそうだ。
《主たちを包み込み、爆発の衝撃を使って空中へ離脱した》
急を要する事態だった上、それぞれの立ち位置がバラバラだったため、離脱方向の制御が間に合わず離れ離れになってしまった。
《申し訳ないな、主よ》
「いや、あの一瞬でそれだけのことをやってのけたことに驚きだよ……」
十分過ぎるくらいだと思う。
《イグニールは前衛のゴレオがいれば、この森で十分やっていけるだろう》
「なるほどね」
それを計算した上で飛ばしているのだから、キングさんは最強過ぎるんだ。
《我は至近距離でダメージを受けて気絶していた主のお守りだ》
「あっ、ありがとうございます」
キングさんバリアがあっても、至近距離で攻撃を受けた俺は気絶してしまったらしい。
イグニールたちは軽傷で、空中からの落下ダメージに関しては包んでいたキングさんボディが衝撃をゼロにできるそうだ。
何それすごい……。
「それよりキングさんは大丈夫だったの? 至近距離で壁になったのに?」
《初撃は我の体で吸収できた。その後の継続ダメージも特殊能力で無力化できる》
「あ、そっか。キングさんの能力は攻撃を受けた後の無敵効果だもんな」
故に、衝撃に便乗して遠くに離脱することが可能なのだ。
即席でそれを思いつくキングさんは、本当にすごい。やっぱりいてくれると心強くて助かるなあ……。
「それに引き換え……俺は……」
現状に、少し落ち込む。
《深く考えるな》
「そう言われても、やっぱり情けないよ」
強くなりたいと思って、結局これだ。
根本的に強くなるってことに向いてないのかもしれない、リアルの俺はネトゲと違って。
《主よ、何事も経験だ。次に何かが起きた際は、万事上手くいくように心しておけ》
「うん……」
《もっとも、如何に心掛けようとも不測の事態は必ず起こる》
だからこそ不測の事態だ、とキングさんは言う。
《全てを予測できる者など、この世には一人もいないのだ》
そんな感じでスライムキングにフォローされる二十九歳フリーターだった。
でも、すごくありがたい言葉である。不測の事態に対処するためには、とにかく経験を積んで強くなるしかないのだ。
《主よ、一度図鑑に戻ってしまった故に、イグニールたちのもとに我の分体はいない》
「了解。つねにグループとマップの機能で確認しておけってことね?」
無事に合流するまでは、視界の端に出しっぱなしにしておこう。
《さらに主よ、朗報だ。落ち込んでいる暇はないぞ》
「ん? 朗報?」
《付近に同属の気配を大量に感じ取った。そこへ向かうぞ》
同属の気配……それはつまりスライムキングが棲息しているということだろうか。
しかも大量に。朗報ってことは、キングさんは等級上昇をご所望だと。
「……行こう、キングさん!」
《うむ、我の予想が正しければ、そこは――スライムの楽園である》
◇ ◇ ◇
グリフィーを召喚し、キングさんの案内に従って急いで向かうと、樹海の中にぽっかりと丸く窪んだ地形に辿り着いた。
東西南北から窪みに向かって水が流れ込んで湖となっており、中央に小島が浮かんでいる。
そして流れ込んだ水は、北東・北西・西南・東南に流れ出ていく。何とも不思議な構造の湖には……。
「ピキピキ~!」
「ピ~キッ!」
「プルン」
「プルルッ!」
普通のスライムから、金銀・白金色のカチカチした質感のスライム。
羽が生えたスライムにマーブル色のスライム、ティアラを載せた女王っぽいスライムなど、多種多様なスライムたちが大量に棲息していた。
「う、うおおおおおお……?」
何だかすごい光景に思わず声が出る。
キングさんの同属の気配が大量にする、という言葉はまさしくその通りだった。
《主よ、川の流れを見ろ》
開きっぱなしにしていたキングさんのページに言葉が浮かぶ。
「え? はい」
言われるがままに川を見ると、たくさんのゴミが湖に流れ込んでいるようだった。
流れ込んだゴミをスライムが吸い取って、綺麗な水にして排出。
さながら、地形を利用したスライム式ろ過装置といったところである。
《おそらくダンジョンコアの食べ残し、もしくはこの大迷宮で死亡した者の残骸がここに集められて処理されているのだろう》
「なるほど……」
どんな仕組みになっているのかわからないが、ドロップアイテムも一緒に流れてきていた。
それはスライムに吸収されずに残っているので、キングさんの予想はおそらく当たっている。
《そら、主の求める金だぞ?》
「いや、それはわかってるんですけど……」
金に目が眩んであのスライムだらけの中に行く気にはなれなかった。
スライムが水場ではとんでもない力を持つことはキングさんで知っているからね。
王冠を頭に載せたスライムはまだ見えないものの、ティアラを載せた種類はいる。
おそらくスライムクイーンという種類で、キングさんと対をなすタイプじゃないかな?
《日和るな、我がいる》
キングさんは図鑑の中から言葉を続ける。
《今までの経験上シルバー、ゴールド、プラチナからは多額のケテルが手に入る》
つまりは、それをキングさんの等級上昇用の資金にしろってことだった。
《我の等級を上昇させる時が来たのだ、主よ》
「でも、肝心のスライムキングの姿が見えないんですけど……?」
等級に必要なのは、スライムキングのサモンカードなのだ。
《奴らははぐれ以外、どこかに籠っているはずだ》
さらにクイーンの形成する集団は、危機的状況になれば小さなスライムが合体してスライムキングになるそうで、コレクトを召喚していれば問題なくカードは集まるらしい。
「一応聞くけど、同属ですよ……?」
《ふん、狩り尽くしたとて問題なかろうて》
無慈悲にコボルトを狩りまくっていたポチと同じように、キングさんはやる気満々だった。
《ふはっ、気配でわかるぞ? 我のことを窺っておるキングの存在よ》
「そうなんですか? 確かにこれだけいれば、スライムキングも多そう」
《否、種としてのキングではなくこの楽園の王のことだ。その王を屠り、この楽園を我のものとしてやろう、ふははは! ほら、さっさと行け!》
「は、はひっ!」
何とも他所のハーレムを奪うライオンのような思考だった。
まさに王そのものだな、キングさんは。
「グリフィー、行こう」
「グルッ」
グリフィーに指示を出して湖の上空へ飛び立つと、急に現れた俺たちにスライムたちの視線が集中する。
そんな中で、俺は図鑑からキングさんを召喚した。
「プルァ!」
ディスペラ戦で力を使い、まだ回復しきってない小さなキングさん。
その小ぶりな姿を見て、スライムクイーンが鼻で笑う。
「プルン?」
「プルプルン?」
あなた小さいわね、弱そうだから好みじゃないわ。
そうね、ここにはもっと大きな王がいるんだもの……と言っていそうな雰囲気。
ポシャン!
「プルァ?」
「プルプァ?」
キングさんが着水した衝撃で起こされたのか、先に言っていたように大量のスライムキングがモリモリと水面に出現した。
王冠を載せた巨大なスライムがゾロゾロと並ぶ姿はまさに圧巻で、クイーンたちも「ああ、あの小さな王、終わったわね」みたいな表情だった。
「プルァ!」
楽園への侵入者を叩きのめそうと、スライムキングたちが取り囲む中……。
――ドッ‼
唐突に水柱が空を裂き、その中からとんでもない大きさのキングさんが出現した。
「――プルァァァアアアアアアアアアア‼」
「――ッ⁉」
豹変した侵入者に、周りにいたスライムキングたちの表情が凍りつく。
見ていたクイーンや他の全てのスライムたちの顔も固まっていた。
「プルゥアッハァ!」
本調子を取り戻し、いつもの猟奇的な笑顔を作ったキングさんは、体を変形させて拳を作り出すと無造作に水面に叩きつける。
ドバァンッ!
それだけで複数のスライムキングが消滅してドロップアイテムになった。
「やべっ、コレクト出さなきゃ」
ゴレオは常に召喚しているから、グリフィーと入れ替える。
そのまま浅瀬に着地するのだが、一つ懸念点があった。
「え、キングさんが戦ってる最中にドロップアイテムを集めなきゃいけないの……?」
野生のスライムキングの体の一部が、まるで水弾のようにすごい勢いで飛び散っている状況なんだけど。下手したらディスペラ戦よりもハードモードなんじゃない?
「プルァッ!」
「はい! 拾います! 水弾撃たないで!」
呆然と立ち尽くしていると、ドロップアイテムが流される前に早く拾えと本物の水弾が横髪を掠っていった。
慌てて潮流の靴に履き替えて、俺はアメンボみたいに水面を走り回りながらドロップアイテム回収に奔走することとなった。
「プルァァアアアアアアアアアアアアアア‼」
雄叫びを轟かせながら怪物大暴れなんだが、果たして無事に生き残れるのだろうか……?
湖の水をどんどん吸って巨大化していくキングさんの姿に、もう楽園のスライムたちはお手上げ状態になっていた。
「プルァッ!」
ドシーン! ザブーン!
「ピキィ~⁉」
波を起こすだけでスライムたちがドロップアイテムに。
「うおおおあああああ! ちょっと激しいですキングさん⁉」
水嵩が減ったおかげでドロップアイテムは拾いやすく、コレクトの効果で大量に浮かんでいるのだが、キングさんが動くだけで波が起こる。
この調子だとチロルの等級上昇分まで確保できそうだけど、一歩間違えるとそのまま波に呑まれてしまいかねない新感覚アトラクションだった。
「プルン!」
「ピキィ!」
戦力だったスライムキングたちが一斉に蹴散らされていく姿を見てクイーンが呼び掛け、それに従ってスライムたちが融合する。
ティアラを載せたスライムから、王冠を載せたスライムキングに変わった。
「プルン――」
「プルァアアアアアアア!」
しかし融合を果たすや否やキングさんが上からぶん殴って瞬殺。
猟奇的かつ圧倒的、そんな言葉が似合う有様だった。
「う、うわぁ」
シルバー、ゴールド、プラチナ、この三種類のスライムからは、それぞれ銀貨、金貨、白金貨がドロップする。
つまり1000、1万、100万ケテル。
「いいぞやれー! キングさん! レアドロスライムを優先してくれー!」
やや顔が引き攣っていたが、お金を見たらそんなのどうでも良くなった。
スライムたちのドロップケテルやドロップアイテムにあわせて、深淵樹海で息絶えた全ての魔物たちの死骸やドロップアイテムがこの場に流れ込んできているのだから……以前のゴーレムパーティー以来のケテル獲得量である。
ちらっとインベントリの合計金額を見ると、この短時間で8000万ケテル。
普通は驚いて喜ぶ金額なのだけど、今の俺らの目の前にはもっと高額なケテルを落としてくれそうなすごい奴がいた。
「――プラァァアアアアアアア!」
蹂躙するキングさんの前に、かなり大きな白金色のスライムが躍り出た。
かなり大きな、といっても15メートル級のキングさんからすれば、小ぶりの10メートル。
王冠を身につけたその姿は、おそらく別のキング種のスライムだろう。
白金色に輝いているところを見るに、金銀白金のスライムが融合したプラチナキングか。
「プルァ」
「プラッ!」
ガキン、とキングさんの無造作だが驚異的な一撃を受け止めるメタリックボディ。
それを目の当たりにしたキングさんの顔が、まるで「こいつ、やるな」と言わんばかりにニタリと綻ぶ。そして、キングさんは次の一撃を仕掛けた。
バシュバシュバシュバシュ!
ガギンガギンガギンガギン!
「プラァッ!」
全てを弾くプラチナキングの表情は、水弾は意味がないと言っているようだった。
「プルッ」
ならこれはどうかな、とキングさんが次に放つのは細く鋭い水弾。
バビュン!
「プラッ⁉」
細い水弾は、プラチナキングのカチコチボディをいとも容易く貫通した。
さらに体内の核をも貫いて、プラチナキングは体を保てなくなり消滅する。
す、すげぇ……。
残されたのは、大量の白金貨。
「……えっ?」
キングさんが投げ渡してくれたのをインベントリに入れて我が目を疑った。
8000万ほどだった残高が、いきなり2億へ。一体のプラチナキングだけで、1億2000万ケテルの収入だったのだ。
確かにドロップアイテムの白金貨はものすごくたくさんあったが、プラチナキング単体のドロップケテルで約1億2000万……か。
「クエックエッ!」
「嬉しいか? 嬉しいよな! プラチナキング百体くらい出てください!」
すぐ近くで怪物が暴れ散らかしていたとしても、この金額ならば笑って許せる。
大量のお金を前にコレクトと一緒に大はしゃぎだった。
「クエッ!」
「ん? 何か見つけたのか?」
湖に流れ込んで来る川の一つを指してコレクトが鳴き声を上げる。
走って向かうと、冒険者の鎧装備と思しきものがプカプカと浮かんでいた。
「これは……」
なんとなく見覚えがあるなと思ったら、一緒の依頼を受けて俺たちより一足先に深淵樹海に入っていた《最強最高群》のスマイトの装備だった。あれ、《最高最強群》だっけ……まあ、どっちでもいいか。
あまり細かく覚えていないのだが、こうして落ちているということは、深淵樹海の餌食になってしまったのだろう。
「まあ、だろうな」
残骸を見ながらそう独り言ちた。この大迷宮は、レベル100になって装備も全てユニーク等級でガッチリ揃えていたとしても、死にかける難易度である。
そこいらの冒険者が何の備えもなく踏み入るなんて、死にに行くようなもんだ。
「迂闊……だな……」
彼らの残した装備を見て、その言葉を再認識した。とりあえず彼らの装備をそっと分解しておく。
無慈悲な分解ではなく、装備と一緒に成仏してくれよって意味だ。
さて、はちゃめちゃスライムパラダイスもいよいよ終盤。
あれだけ大量にいたスライムが、一気に数を減らして寂しくなっている。
キングさんに擦り寄ろうとするクイーンもいるのだが、無慈悲にぶっ飛ばしていた。
どうやらキングさんは雌に興味がない模様、スライムに雌雄があるのかは知らない。
「プルゥアアアアアアアッハアアアアアハハアアア!」
猟奇的な雄叫びが湖に響き渡った時だった。
「――プルゥアアアアア!」
5メートルクラスのスライムキングが一体、暴れるキングさんの前に躍り出る。
普通のスライムキングにも思えるが、そいつは今まで見たどのキング種よりも立派な王冠を載せていた。
キングさんの王冠にも引けを取らない、豪華な王冠である。
豆知識だが、キング種は頭に載せている王冠が立派であればあるほど強くて偉いそうだ。
こいつがキングさんの言っていた楽園の王とやらだろうか?
「プルァッ!」
「プルァッ!」
楽園の王とキングさんが吼え合う。何が何だかまったくわからないのだが、とにかく迫力だけは凄まじかった。こんな時にジュノーがいてくれたら、何を言ってるのか説明してもらえたのに。
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