15 / 29
第十五話『ただのヒョウじゃない』
しおりを挟む
「よーし、戦闘開始よ!!」
私はそう言った。
『ヒョウLv15』と私達は対峙していた。
「わくわく動物シリーズ第3段ね」
と私は言ってみた。
そう言ったら、少しは楽しくなるかな、と思った。
良かれと思って言ってみたの!
「まじめにやれ」もちろんライオンに怒られた。
「ヤギっちもうちょっと真剣にやろうね」とへびくんにもたしなめられた。
この二人私に厳しすぎないかしら?
「まぁ、普通の動物には負けねーだろ」
とライオンが言った。目の前の敵を見てそう言った。
今までのわくわく動物シリーズにはキマイラの力を発揮したら、わりと簡単に勝てちゃったから、きが緩んでいるんだと思う。そういうの私よくないと思うの!
「そうなのかなぁ?」
私は気になっていることがあった。
そう、レベルが付いていることだ。
これになにか違和感を感じていたの。
でも何かはわからない。
「ただの動物にレベルがつくのかなぁ??」
と、私は気になることを口にした。
この世界でレベルがつくというのはどういうことなのか。
ちょっと気になっていたのだ。
「どういうこと?ヤギっち!」
と、ヘビくんが聞いた。
別に普通じゃない?レベルがあることなんて?
と不思議そうな顔をしていた。
「レベルがあがると、いろいろ、上がっちゃうのよね、パラメータが」と私が説明する。
「うん、それが?」とへびくんは聞いた。
「スキルとか覚えちゃうんじゃないかしら!」
と私が言ったところで。
ヒョウが大きく息を吸っているのが見えた。
「あ、ほんとだ!ヤバイ避けて!!」
と、ヘビくんが私に向かって叫ぶ。
その時点で察したのだろう。
やっばり賢いへびくんだった。
そう、ヒョウが『炎を吐いてきた』のだ!!
「うああああぁぁぁぁぁ」
私は叫びながら走りだす。
走った。本気で走った。ヤギの全速力だった。
「あつい!!めっちゃあついんですけどぉぉぉぉぉ」
と私は叫ぶ。
直撃はなんとか避けたけど、炎って当たってなくてもめっちゃ熱いからね。あつい、あつい、あつーい!!
「なるほど、ただのヒョウじゃないってわけか」
ライオンがニヤリと好戦的な笑みを浮かべているのを見た。
ライオンも十分熱かったはずだけど、そういうようなことは一切いわなかった。さすが俺様系イケメン風ライオン。
「僕らが知ってるヒョウとは違うみたいだ。『モンスターのヒョウ』なんだね」とへびくんが解釈してそう言った。
「ま、まぎらわしいいぃぃぃ!!」私は叫ぶ。
「そうならそうってはじめから言って欲しいわね!」
「うん、もしかしたら、「天秤 - ライブラ」のレベルがあがると、そういうのもわかるようになるかも!」とへびくんがそう言った。
「そういうもんなのか?」
とライオンが聞いた。
「そういう設定はありがちだね」とへびくんは答えた。
「そうか、だったら、こいつを倒してレベル上げようぜ!」
とライオンは言った。
なんだか今日はやる気のあるライオン。
「こんどはこっちの番だな」
ライオンが戦闘態勢をとった。
私はそう言った。
『ヒョウLv15』と私達は対峙していた。
「わくわく動物シリーズ第3段ね」
と私は言ってみた。
そう言ったら、少しは楽しくなるかな、と思った。
良かれと思って言ってみたの!
「まじめにやれ」もちろんライオンに怒られた。
「ヤギっちもうちょっと真剣にやろうね」とへびくんにもたしなめられた。
この二人私に厳しすぎないかしら?
「まぁ、普通の動物には負けねーだろ」
とライオンが言った。目の前の敵を見てそう言った。
今までのわくわく動物シリーズにはキマイラの力を発揮したら、わりと簡単に勝てちゃったから、きが緩んでいるんだと思う。そういうの私よくないと思うの!
「そうなのかなぁ?」
私は気になっていることがあった。
そう、レベルが付いていることだ。
これになにか違和感を感じていたの。
でも何かはわからない。
「ただの動物にレベルがつくのかなぁ??」
と、私は気になることを口にした。
この世界でレベルがつくというのはどういうことなのか。
ちょっと気になっていたのだ。
「どういうこと?ヤギっち!」
と、ヘビくんが聞いた。
別に普通じゃない?レベルがあることなんて?
と不思議そうな顔をしていた。
「レベルがあがると、いろいろ、上がっちゃうのよね、パラメータが」と私が説明する。
「うん、それが?」とへびくんは聞いた。
「スキルとか覚えちゃうんじゃないかしら!」
と私が言ったところで。
ヒョウが大きく息を吸っているのが見えた。
「あ、ほんとだ!ヤバイ避けて!!」
と、ヘビくんが私に向かって叫ぶ。
その時点で察したのだろう。
やっばり賢いへびくんだった。
そう、ヒョウが『炎を吐いてきた』のだ!!
「うああああぁぁぁぁぁ」
私は叫びながら走りだす。
走った。本気で走った。ヤギの全速力だった。
「あつい!!めっちゃあついんですけどぉぉぉぉぉ」
と私は叫ぶ。
直撃はなんとか避けたけど、炎って当たってなくてもめっちゃ熱いからね。あつい、あつい、あつーい!!
「なるほど、ただのヒョウじゃないってわけか」
ライオンがニヤリと好戦的な笑みを浮かべているのを見た。
ライオンも十分熱かったはずだけど、そういうようなことは一切いわなかった。さすが俺様系イケメン風ライオン。
「僕らが知ってるヒョウとは違うみたいだ。『モンスターのヒョウ』なんだね」とへびくんが解釈してそう言った。
「ま、まぎらわしいいぃぃぃ!!」私は叫ぶ。
「そうならそうってはじめから言って欲しいわね!」
「うん、もしかしたら、「天秤 - ライブラ」のレベルがあがると、そういうのもわかるようになるかも!」とへびくんがそう言った。
「そういうもんなのか?」
とライオンが聞いた。
「そういう設定はありがちだね」とへびくんは答えた。
「そうか、だったら、こいつを倒してレベル上げようぜ!」
とライオンは言った。
なんだか今日はやる気のあるライオン。
「こんどはこっちの番だな」
ライオンが戦闘態勢をとった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
10
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる