105 / 124
105 勝てる戦い
しおりを挟む
「あ奴らの動向じゃが……」
新しく買った屋敷のリビング。元々備え付けの重厚な家具と、新しくクロエたちが選んだかわいらしい家具が混在し、なんだかカオスな空間だ。
十人がけの大きなテーブルの向こうには、いつも通り深紅のローブを着た大男の姿が見える。自慢のもさもさのヒゲをリボンで縛ったオディロンだ。
いつもは気のいい表情を浮かべているオディロンだが、この日は鋭い目つきをしている。一緒にオディロンの話を聞いている姉貴やクロエたちの背筋が自然と伸びているのが分かった。
なにせ、話の内容が内容だからな。オディロンの話は、『切り裂く闇』の動向についてだ。自分たちを襲撃するかもしれない相手。命にかかわる情報かもしれない。そりゃ真剣にもなる。
「まだ自分たちの屋敷に籠っているようじゃな。近くの住人の話では、時折、喧嘩しているかのような大声の怒鳴り合いや、なにかが割れる音が聞こえるらしいぞ」
「内輪揉めしてるのか」
オディロンの話では、『切り裂く闇』の連中は、何度もダンジョンの攻略に失敗しているらしい。当然収入もないし、冒険者としてのメンツもボロボロだ。借金もあるらしいし、ひどく追い詰められていると言える。内輪揉めも無理はないかもしれない。
こういう時こそ、一致団結して問題に取り組べきなのだがな……。パーティメンバーの心がバラバラでは、本来の力を発揮するのも難しい。
それに、もう下がりようがないほど冒険者としてのメンツもボロボロだ。素直にレベル6ダンジョンの攻略を諦めて、レベル5なり、レベル4なりに行けばいいのに。奴らはまだ自分たちのプライドを折れないらしい。
「それに、あ奴らの屋敷に出入りしとる人間がおるらしくてな。いずれも情報屋とも名乗れない情報屋崩れや、冒険者崩れじゃ」
「冒険者崩れって何? 崩れちゃったの?」
ふむ。ジゼルの他にもよく分からないという顔をしたメンバーが居るな。説明した方がいいだろう。オレが口を開こうとすると、オレよりも早く声を上げた者が居た。
「冒険者という職を続けることができなかった半端者のことよ。中途半端に武力があるから厄介な連中だわ。そんな連中に声をかけてるってことは、襲撃は思ったよりも早いかもしれないわね」
イザベルの言葉に、オディロンが目を細める。襲撃の時期を読んでみせたイザベルに多少の驚きを感じたのだろう。
「なぜそう思うんじゃ?」
「だって、不埒者を繋ぎ留めておくにもお金がかかるのでしょう? 情報屋崩れだけではなく、襲撃役の冒険者崩れも雇っているのなら、近々動くはずよ」
「ふむ。儂も嬢ちゃんと同じ考えじゃ。さすがじゃのう。これが“育て屋”アベルの教えの賜物か」
「いや、イザベルは元々頭が良くて情報通でな。オレはなにも教えてねぇよ」
「ほう? 頼もしいのう」
オディロンに見つめられて、イザベルの背筋が伸びる。緊張しているのだろう。だが、その目はオディロンから逸らさない。負けん気が強いな。
「オレも襲撃が近いのは同意だ。しかし、奴らも機を窺うくらいするだろう。このまま屋敷に籠りっぱなしで襲撃してくるか?」
あまりオディロンとにらめっこさせるのもかわいそうだ。オレはオディロンに質問を投げて、その視線をこちらに誘導する。
「ふむ。それは分からぬな。あ奴らの存念次第じゃが……」
「とすると、こっちから誘うのもありか……」
「お前さん、何を考えておる?」
オディロンの問いかけに、リビングに集まっていた全員の視線がオレに集まる。姉貴にクロエ、イザベル、ジゼル、エレオノール、リディ、オディロン。皆の視線を受けて、オレは口を開いた。
「敢えてこっちで隙をさらしてやるのさ。そして、敵の襲撃タイミングをコントロールする。いつ襲ってくるか分からないから厄介なだけで、いつ襲ってくるか分かっちまえば対処はしやすい」
「それは、お前さんの言う通りじゃが……」
オディロンは、心配そうな表情で姉貴やクロエたちを見渡した。
そうだな。一番のネックはここだ。今のクロエたちに襲撃に対応できる戦闘能力があるのかどうか。相手は腐ってもレベル6ダンジョンを踏破した経験のある冒険者パーティ。まだレベル3を攻略したばかりのクロエたちには荷が重いのが正直なところだ。
「私たちの実力が足を引っ張っているわけね」
「相手はレベル6ダンジョンの踏破者……。明確な格上ですねぇ……」
「あーしは挑戦してみたいけど、勝てるか分かんない」
「んっ……」
「あたしは……人と戦うのは……」
クロエたちも相手に呑まれているのか、いつもよりもだいぶ消極的だ。相手がモンスターではなく人間だというのも大きいかもしれない。
「アベル、あまり危険なことは……」
姉貴まで心配そうにクロエたちとオレを交互に見ていた。
「無理はしねぇよ。オレは確実に勝てる勝負しかしない主義だ。今回も、必ず勝てる勝負するさ。本当だぜ?」
オレの言葉にクロエたちの顔が少しだけ明るくなった。だが、姉貴はまだ心配そうな顔をしている。安心させてやりたかったんだがなぁ……。
新しく買った屋敷のリビング。元々備え付けの重厚な家具と、新しくクロエたちが選んだかわいらしい家具が混在し、なんだかカオスな空間だ。
十人がけの大きなテーブルの向こうには、いつも通り深紅のローブを着た大男の姿が見える。自慢のもさもさのヒゲをリボンで縛ったオディロンだ。
いつもは気のいい表情を浮かべているオディロンだが、この日は鋭い目つきをしている。一緒にオディロンの話を聞いている姉貴やクロエたちの背筋が自然と伸びているのが分かった。
なにせ、話の内容が内容だからな。オディロンの話は、『切り裂く闇』の動向についてだ。自分たちを襲撃するかもしれない相手。命にかかわる情報かもしれない。そりゃ真剣にもなる。
「まだ自分たちの屋敷に籠っているようじゃな。近くの住人の話では、時折、喧嘩しているかのような大声の怒鳴り合いや、なにかが割れる音が聞こえるらしいぞ」
「内輪揉めしてるのか」
オディロンの話では、『切り裂く闇』の連中は、何度もダンジョンの攻略に失敗しているらしい。当然収入もないし、冒険者としてのメンツもボロボロだ。借金もあるらしいし、ひどく追い詰められていると言える。内輪揉めも無理はないかもしれない。
こういう時こそ、一致団結して問題に取り組べきなのだがな……。パーティメンバーの心がバラバラでは、本来の力を発揮するのも難しい。
それに、もう下がりようがないほど冒険者としてのメンツもボロボロだ。素直にレベル6ダンジョンの攻略を諦めて、レベル5なり、レベル4なりに行けばいいのに。奴らはまだ自分たちのプライドを折れないらしい。
「それに、あ奴らの屋敷に出入りしとる人間がおるらしくてな。いずれも情報屋とも名乗れない情報屋崩れや、冒険者崩れじゃ」
「冒険者崩れって何? 崩れちゃったの?」
ふむ。ジゼルの他にもよく分からないという顔をしたメンバーが居るな。説明した方がいいだろう。オレが口を開こうとすると、オレよりも早く声を上げた者が居た。
「冒険者という職を続けることができなかった半端者のことよ。中途半端に武力があるから厄介な連中だわ。そんな連中に声をかけてるってことは、襲撃は思ったよりも早いかもしれないわね」
イザベルの言葉に、オディロンが目を細める。襲撃の時期を読んでみせたイザベルに多少の驚きを感じたのだろう。
「なぜそう思うんじゃ?」
「だって、不埒者を繋ぎ留めておくにもお金がかかるのでしょう? 情報屋崩れだけではなく、襲撃役の冒険者崩れも雇っているのなら、近々動くはずよ」
「ふむ。儂も嬢ちゃんと同じ考えじゃ。さすがじゃのう。これが“育て屋”アベルの教えの賜物か」
「いや、イザベルは元々頭が良くて情報通でな。オレはなにも教えてねぇよ」
「ほう? 頼もしいのう」
オディロンに見つめられて、イザベルの背筋が伸びる。緊張しているのだろう。だが、その目はオディロンから逸らさない。負けん気が強いな。
「オレも襲撃が近いのは同意だ。しかし、奴らも機を窺うくらいするだろう。このまま屋敷に籠りっぱなしで襲撃してくるか?」
あまりオディロンとにらめっこさせるのもかわいそうだ。オレはオディロンに質問を投げて、その視線をこちらに誘導する。
「ふむ。それは分からぬな。あ奴らの存念次第じゃが……」
「とすると、こっちから誘うのもありか……」
「お前さん、何を考えておる?」
オディロンの問いかけに、リビングに集まっていた全員の視線がオレに集まる。姉貴にクロエ、イザベル、ジゼル、エレオノール、リディ、オディロン。皆の視線を受けて、オレは口を開いた。
「敢えてこっちで隙をさらしてやるのさ。そして、敵の襲撃タイミングをコントロールする。いつ襲ってくるか分からないから厄介なだけで、いつ襲ってくるか分かっちまえば対処はしやすい」
「それは、お前さんの言う通りじゃが……」
オディロンは、心配そうな表情で姉貴やクロエたちを見渡した。
そうだな。一番のネックはここだ。今のクロエたちに襲撃に対応できる戦闘能力があるのかどうか。相手は腐ってもレベル6ダンジョンを踏破した経験のある冒険者パーティ。まだレベル3を攻略したばかりのクロエたちには荷が重いのが正直なところだ。
「私たちの実力が足を引っ張っているわけね」
「相手はレベル6ダンジョンの踏破者……。明確な格上ですねぇ……」
「あーしは挑戦してみたいけど、勝てるか分かんない」
「んっ……」
「あたしは……人と戦うのは……」
クロエたちも相手に呑まれているのか、いつもよりもだいぶ消極的だ。相手がモンスターではなく人間だというのも大きいかもしれない。
「アベル、あまり危険なことは……」
姉貴まで心配そうにクロエたちとオレを交互に見ていた。
「無理はしねぇよ。オレは確実に勝てる勝負しかしない主義だ。今回も、必ず勝てる勝負するさ。本当だぜ?」
オレの言葉にクロエたちの顔が少しだけ明るくなった。だが、姉貴はまだ心配そうな顔をしている。安心させてやりたかったんだがなぁ……。
144
あなたにおすすめの小説
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ジャングリラ~悪魔に屠られ魔王転生。死の森を楽園に変える物語~
とんがり頭のカモノハシ
ファンタジー
「別の世界から勇者を召喚する卑怯な手口」に業を煮やした堕天使・ルシファーにより、異世界へ魔王として転生させられた大学生・左丹龍之介。
先代・魔王が勇者により討伐されて100年――。
龍之介が見たものは、人魔戦争に敗れた魔族が、辺境の森で厳しい生活を余儀なくされている姿だった。
魔族の生活向上を目指し、龍之介は元魔王軍の四天王、悪魔公のリリス、フェンリルのロキア、妖狐の緋魅狐、古代龍のアモンを次々に配下に収めていく。
バラバラだった魔族を再び一つにした龍之介は、転生前の知識と異世界の人間の暮らしを参考に、森の中へ楽園を作るべく奔走するのだが……
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる