122 / 189
121 冒険者VSヒュドラ
しおりを挟む
そしてヒュドラ討伐戦の当日。
オレは集まった冒険者たちを激励し、冒険者たちを引き連れて早々に森へと入った。
集まった冒険者パーティは十三。それにアヒム率いる領兵を加えて、総勢百人弱ほどの規模だ。指揮権はクエストの発注者であるオレが握っている。これだけの人数を指揮したことはないので、ちょっと緊張している。
まぁ、冒険者が相手だ。軍隊みたいに指揮はできないだろう。
冒険者パーティごとに大雑把に仕事を振ってやればいい。
『深紅の誓い』がヒュドラを見つけたのは、森の中の池だという。森にはいくつか池があるのだが、ここまでは『深紅の誓い』のメンバーが先導してくれた。
「ヒュドラ、確認しました」
「報告ご苦労。事前に打ち合わせしたとおりに攻撃を仕掛ける。しくじるなよ」
「はっ!」
ヒュドラは発見された池の畔から動いていないようだ。自分が強者だと確信しているのか、オレたちが池に来ても動きはない。
気に入らないが、逃げ回られるよりもいいか。
「先陣は『深紅の誓い』だったな。さて、オレたちも動くか」
ヒュドラとの戦闘は冒険者たちに任せて、オレたちと領兵は周りの邪魔になりそうなモンスターの排除だ。こちらは指揮はアヒムとエレオノーレに任せて、オレはヒュドラ戦の支援をする。
「じゃあ任せたぞ、アヒム、エル」
「お任せください」
「ええ、任せなさいな」
アヒムとエレオノールたちを見送り、オレは前線へと向かう。
これから始まるヒュドラ戦に興奮しているのか、冒険者たちに普段のおちゃらけた雰囲気はなく、顔は真剣そのものだ。
その最前線。『深紅の誓い』の面々は最後の装備の点検をしていた。
「調子はどうだ?」
「領主様? こんな所に来て大丈夫ですか?」
「問題ない。それよりもどうだ? 倒せそうか?」
「ヒュドラの強さは嫌というほどわかっています。ですが、今日こそ倒します」
『深紅の誓い』リーダー、ザシャは胸の前で力強く拳を作ってみせる。『深紅の誓い』は一度ヒュドラに敗走している。しかし、今はそんな情けない雰囲気はどこにもない。他のメンバーたちも張り詰めた糸のような緊張感を纏っていた。
「これはまだ伏せた情報だが、今回一番の働きを見せた冒険者パーティには、ヒュドラの頭の他にオレから特別賞がある。オレが叶えられる願いならばなんでも叶えてやるぞ?」
「なんでも?」
「なん……でも……?」
「それはつまり……」
「ああ、なんでも願いを一つだけ叶えてやろう。気張れよ」
「「「「「はい!」」」」」
『深紅の誓い』は野心的なのか、オレの言葉を聞いて更に士気が上がった気がする。これは本当に『深紅の誓い』が勲一等を取るかもしれないな。
◇
「ツヴァイマギア、ファイアボール!」
ヒュドラとの戦闘がついに始まった。開始を告げたのは、『深紅の誓い』の魔法使い、ゾフィーの二連ファイアボールだった。
ドゴンッ!!! ドゴンッ!!!
ゾフィーのファイアボールが弾け、ヒュドラがむずがるように体をよじった。
デカい。オレとコルネリアが倒したヒュドラよりも一回り以上大きい立派なヒュドラだ。
「ライトニング!」
「ショックウェーブ!」
「蔦よ昂れ!」
「我望むは真なる同胞。集え、集え、集え、汝の生はここなるぞ!」
「これでも喰らいなさいよ!」
「クーゲルシュライバー!」
「ドライマギア、シャドウボール!」
ゾフィーの魔法を皮切りに、さまざまな魔法がヒュドラを穿つ。中にはゴーレムを召喚する者まで居た。
「行くぞ!」
「「「「「「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」」」」」
大剣を持ったザシャのかけ声と共に冒険者たちがヒュドラに群がるように駆けていく。彼らに恐れはない。一直線にヒュドラに向かっていく。
「プロテス、リジェネーション、ヘイスト、クイック、ハイクイック、プロテス、リジェネーション、ヘイスト、クイック、ハイクイック……」
オレは駆けていく冒険者一人一人に強化魔法をかけていく。これで多少は死傷率が下がるだろう。
「GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
ヒュドラも完全に立ち上がり、冒険者たちを迎え撃とうと九本の大蛇のような首をくねらせる。
「だりゃあああああああああああああああああ!」
先手を取ったのはザシャだった。ヒュドラの噛み付き攻撃を華麗に避けると、ヒュドラの首に大剣を叩き込んだ。
強化魔法が威力を発揮したのか、ザシャの大剣は一撃でヒュドラの太い首を斬り飛ばした。
それと同時に、ヒュドラの斬られた首からは紫色の毒がもうもう立ち込めた。
「ポイズナ!」
「ファイアボール!」
オレが解毒の魔法を唱えると同時に、『深紅の誓い』の魔法使い、ゾフィーがヒュドラの傷口を焼こうと魔法を発動した。
「チッ!」
しかし、頭を斬り落とされたヒュドラの首はでたらめに暴れまわってファイアボールを避けてしまった。あんなに暴れられたら、当てるのは難しいだろう。
「ファイアボール!」
ゾフィーは今回唯一の火魔法使いだ。早くヒュドラの傷を焼こうとファイアボールを連発するがなかなか当たらない。
その間にもヒュドラの毒は辺りに充満し、前衛が次々と毒にかかっていく。
もしかしたら、ヒュドラは毒を撒きたくて、わざと首を斬らせたのかもしれないな。
「レッサーヒール!」
その時、ヒュドラの傷口が淡く緑色に輝き、傷口が急速にふさがる。『深紅の誓い』のヒーラーであるテアが【レッサーヒール】を唱えたのだ。
オレは集まった冒険者たちを激励し、冒険者たちを引き連れて早々に森へと入った。
集まった冒険者パーティは十三。それにアヒム率いる領兵を加えて、総勢百人弱ほどの規模だ。指揮権はクエストの発注者であるオレが握っている。これだけの人数を指揮したことはないので、ちょっと緊張している。
まぁ、冒険者が相手だ。軍隊みたいに指揮はできないだろう。
冒険者パーティごとに大雑把に仕事を振ってやればいい。
『深紅の誓い』がヒュドラを見つけたのは、森の中の池だという。森にはいくつか池があるのだが、ここまでは『深紅の誓い』のメンバーが先導してくれた。
「ヒュドラ、確認しました」
「報告ご苦労。事前に打ち合わせしたとおりに攻撃を仕掛ける。しくじるなよ」
「はっ!」
ヒュドラは発見された池の畔から動いていないようだ。自分が強者だと確信しているのか、オレたちが池に来ても動きはない。
気に入らないが、逃げ回られるよりもいいか。
「先陣は『深紅の誓い』だったな。さて、オレたちも動くか」
ヒュドラとの戦闘は冒険者たちに任せて、オレたちと領兵は周りの邪魔になりそうなモンスターの排除だ。こちらは指揮はアヒムとエレオノーレに任せて、オレはヒュドラ戦の支援をする。
「じゃあ任せたぞ、アヒム、エル」
「お任せください」
「ええ、任せなさいな」
アヒムとエレオノールたちを見送り、オレは前線へと向かう。
これから始まるヒュドラ戦に興奮しているのか、冒険者たちに普段のおちゃらけた雰囲気はなく、顔は真剣そのものだ。
その最前線。『深紅の誓い』の面々は最後の装備の点検をしていた。
「調子はどうだ?」
「領主様? こんな所に来て大丈夫ですか?」
「問題ない。それよりもどうだ? 倒せそうか?」
「ヒュドラの強さは嫌というほどわかっています。ですが、今日こそ倒します」
『深紅の誓い』リーダー、ザシャは胸の前で力強く拳を作ってみせる。『深紅の誓い』は一度ヒュドラに敗走している。しかし、今はそんな情けない雰囲気はどこにもない。他のメンバーたちも張り詰めた糸のような緊張感を纏っていた。
「これはまだ伏せた情報だが、今回一番の働きを見せた冒険者パーティには、ヒュドラの頭の他にオレから特別賞がある。オレが叶えられる願いならばなんでも叶えてやるぞ?」
「なんでも?」
「なん……でも……?」
「それはつまり……」
「ああ、なんでも願いを一つだけ叶えてやろう。気張れよ」
「「「「「はい!」」」」」
『深紅の誓い』は野心的なのか、オレの言葉を聞いて更に士気が上がった気がする。これは本当に『深紅の誓い』が勲一等を取るかもしれないな。
◇
「ツヴァイマギア、ファイアボール!」
ヒュドラとの戦闘がついに始まった。開始を告げたのは、『深紅の誓い』の魔法使い、ゾフィーの二連ファイアボールだった。
ドゴンッ!!! ドゴンッ!!!
ゾフィーのファイアボールが弾け、ヒュドラがむずがるように体をよじった。
デカい。オレとコルネリアが倒したヒュドラよりも一回り以上大きい立派なヒュドラだ。
「ライトニング!」
「ショックウェーブ!」
「蔦よ昂れ!」
「我望むは真なる同胞。集え、集え、集え、汝の生はここなるぞ!」
「これでも喰らいなさいよ!」
「クーゲルシュライバー!」
「ドライマギア、シャドウボール!」
ゾフィーの魔法を皮切りに、さまざまな魔法がヒュドラを穿つ。中にはゴーレムを召喚する者まで居た。
「行くぞ!」
「「「「「「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」」」」」
大剣を持ったザシャのかけ声と共に冒険者たちがヒュドラに群がるように駆けていく。彼らに恐れはない。一直線にヒュドラに向かっていく。
「プロテス、リジェネーション、ヘイスト、クイック、ハイクイック、プロテス、リジェネーション、ヘイスト、クイック、ハイクイック……」
オレは駆けていく冒険者一人一人に強化魔法をかけていく。これで多少は死傷率が下がるだろう。
「GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
ヒュドラも完全に立ち上がり、冒険者たちを迎え撃とうと九本の大蛇のような首をくねらせる。
「だりゃあああああああああああああああああ!」
先手を取ったのはザシャだった。ヒュドラの噛み付き攻撃を華麗に避けると、ヒュドラの首に大剣を叩き込んだ。
強化魔法が威力を発揮したのか、ザシャの大剣は一撃でヒュドラの太い首を斬り飛ばした。
それと同時に、ヒュドラの斬られた首からは紫色の毒がもうもう立ち込めた。
「ポイズナ!」
「ファイアボール!」
オレが解毒の魔法を唱えると同時に、『深紅の誓い』の魔法使い、ゾフィーがヒュドラの傷口を焼こうと魔法を発動した。
「チッ!」
しかし、頭を斬り落とされたヒュドラの首はでたらめに暴れまわってファイアボールを避けてしまった。あんなに暴れられたら、当てるのは難しいだろう。
「ファイアボール!」
ゾフィーは今回唯一の火魔法使いだ。早くヒュドラの傷を焼こうとファイアボールを連発するがなかなか当たらない。
その間にもヒュドラの毒は辺りに充満し、前衛が次々と毒にかかっていく。
もしかしたら、ヒュドラは毒を撒きたくて、わざと首を斬らせたのかもしれないな。
「レッサーヒール!」
その時、ヒュドラの傷口が淡く緑色に輝き、傷口が急速にふさがる。『深紅の誓い』のヒーラーであるテアが【レッサーヒール】を唱えたのだ。
29
あなたにおすすめの小説
ざまぁにはざまぁでお返し致します ~ラスボス王子はヒロインたちと悪役令嬢にざまぁしたいと思います~
陸奥 霧風
ファンタジー
仕事に疲れたサラリーマンがバスの事故で大人気乙女ゲーム『プリンセス ストーリー』の世界へ転生してしまった。しかも攻略不可能と噂されるラスボス的存在『アレク・ガルラ・フラスター王子』だった。
アレク王子はヒロインたちの前に立ちはだかることが出来るのか?
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
モブ高校生と愉快なカード達〜主人公は無自覚脱モブ&チート持ちだった!カードから美少女を召喚します!強いカード程1癖2癖もあり一筋縄ではない〜
KeyBow
ファンタジー
1999年世界各地に隕石が落ち、その数年後に隕石が落ちた場所がラビリンス(迷宮)となり魔物が町に湧き出した。
各国の軍隊、日本も自衛隊によりラビリンスより外に出た魔物を駆逐した。
ラビリンスの中で魔物を倒すと稀にその個体の姿が写ったカードが落ちた。
その後、そのカードに血を掛けるとその魔物が召喚され使役できる事が判明した。
彼らは通称カーヴァント。
カーヴァントを使役する者は探索者と呼ばれた。
カーヴァントには1から10までのランクがあり、1は最弱、6で強者、7や8は最大戦力で鬼神とも呼ばれる強さだ。
しかし9と10は報告された事がない伝説級だ。
また、カードのランクはそのカードにいるカーヴァントを召喚するのに必要なコストに比例する。
探索者は各自そのラビリンスが持っているカーヴァントの召喚コスト内分しか召喚出来ない。
つまり沢山のカーヴァントを召喚したくてもコスト制限があり、強力なカーヴァントはコストが高い為に少数精鋭となる。
数を選ぶか質を選ぶかになるのだ。
月日が流れ、最初にラビリンスに入った者達の子供達が高校生〜大学生に。
彼らは二世と呼ばれ、例外なく特別な力を持っていた。
そんな中、ラビリンスに入った自衛隊員の息子である斗枡も高校生になり探索者となる。
勿論二世だ。
斗枡が持っている最大の能力はカード合成。
それは例えばゴブリンを10体合成すると10体分の力になるもカードのランクとコストは共に変わらない。
彼はその程度の認識だった。
実際は合成結果は最大でランク10の強さになるのだ。
単純な話ではないが、経験を積むとそのカーヴァントはより強力になるが、特筆すべきは合成元の生き残るカーヴァントのコストがそのままになる事だ。
つまりランク1(コスト1)の最弱扱いにも関わらず、実は伝説級であるランク10の強力な実力を持つカーヴァントを作れるチートだった。
また、探索者ギルドよりアドバイザーとして姉のような女性があてがわれる。
斗枡は平凡な容姿の為に己をモブだと思うも、周りはそうは見ず、クラスの底辺だと思っていたらトップとして周りを巻き込む事になる?
女子が自然と彼の取り巻きに!
彼はモブとしてモブではない高校生として生活を始める所から物語はスタートする。
明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです
伯爵令息は後味の悪いハッピーエンドを回避したい
えながゆうき
ファンタジー
停戦中の隣国の暗殺者に殺されそうになったフェルナンド・ガジェゴス伯爵令息は、目を覚ますと同時に、前世の記憶の一部を取り戻した。
どうやらこの世界は前世で妹がやっていた恋愛ゲームの世界であり、自分がその中の攻略対象であることを思い出したフェルナンド。
だがしかし、同時にフェルナンドがヒロインとハッピーエンドを迎えると、クーデターエンドを迎えることも思い出した。
もしクーデターが起これば、停戦中の隣国が再び侵攻してくることは間違いない。そうなれば、祖国は簡単に蹂躙されてしまうだろう。
後味の悪いハッピーエンドを回避するため、フェルナンドの戦いが今始まる!
ケモ耳っ娘になったからにはホントはモフられたい~前世はSランク冒険者だったのでこっそり無双します~
都鳥
ファンタジー
~前世の記憶を持つ少女は、再び魔王討伐を目指す~
私には前世の記憶がある。
Sランクの冒険者だった前世の私は、あるダンジョンでうっかり死んでしまい、狼の耳と尾をもつ獣人として転生した。
生まれ変わっても前世のスキルをそのまま受け継いでいた私は、幼い頃からこっそり体を鍛えてきた。
15歳になった私は、前世で暮らしていたこの町で、再び冒険者となる。
そして今度こそ、前世で果たせなかった夢を叶えよう。
====================
再び冒険者となったリリアンは、前世の知識と縁で手に入れた強さを隠しながら、新しい仲間たちと共にさらに上を目指す。そして前世の仲間との再会し、仲間たちのその後を知る。
リリアンの成長と共に、次第に明らかになっていく彼女の前世と世界の謎。。
その前世ではいったい何があったのか。そして彼女は何を成し遂げようとしているのか……
ケモ耳っ娘リリアンの新しい人生を辿りながら、並行して綴られる前世の物語。そして彼女と仲間たちの成長や少しずつ解かれる世界の真実を追う。そんな物語です。
-------------------
※若干の残酷描写や性的な事を連想させる表現があります。
※この作品は「小説家になろう」「ノベルアップ+」「カクヨム」にも掲載しております。
『HJ小説大賞2020後期』一次通過
『HJ小説大賞2021後期』一次通過
『第2回 一二三書房WEB小説大賞』一次通過
『ドリコムメディア大賞』中間予選通過
『マンガBANG×エイベックス・ピクチャーズ 第一回WEB小説大賞』一次通過
『第7回キネティックノベル大賞』一次通過
異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~
夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。
雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。
女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。
異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。
調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。
そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。
※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。
※サブタイトル追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる