いたずらはため息と共に

常森 楽

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4.踏み込む

240.先輩

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離れて、彼女を見る。
「傷ついた?」
「う、ううん」
俯く彼女を見て、思わず笑う。
「傷ついたんだ?嫌だったんだ?」
「そ、そんなこと…ないよ…」
彼女の顔を覗き込むと、彼女が逃げるように背を向けた。
彼女の顔を追いかけて、回り込む。
「お詫び、したいな…お仕置きも兼ねて」
彼女が何度もパチパチと瞬きをする。
我ながら、凄い矛盾。
私がニヤリと笑うと察したようで、彼女が視線を上にやる。
「きょ、今日は…お母さんも家にいるし…」
「でも、千陽とヤったんでしょ?」
「そ、それは…抱きしめただけで…」
昨日、千陽と優里が穂の家に泊まると言っていた。
「ふーん?」
朝はヤってなくても、どうせ、夜は千陽のオナニーを手伝ってあげたんでしょ?
それに、私はあの爆弾発言・・・・を全然忘れてないからね。
私は彼女の手を取って、繁華街側に向かう。
「どこ行くの?」
「良いところ」

受付で会員証を出して、個室を選ぶ。
土曜だからあいてないかと思ったけど、あいてて安心した。
ちょうどお昼どきだからかな。
ドアを閉めて、二人掛けのローソファに彼女を押し倒す。
「え、永那ちゃん…」
胸が、ギュゥギュゥ締め付けられている。
これがなんという感情なのか、私にはわからない。
ただ、目の前の彼女を食べたくて。
ただ、愛しい人を感じたくて。
ただ、過去を過去にしたくて。
「ネットカフェなんて、私、初めて…」
押し倒されているのに、彼女は、興味深そうに部屋をキョロキョロ見る。
「今度、ゆっくり2人で来ようね」
そう言って、彼女の首に吸い付く。
「永那ちゃん…」
いつか、彼女の家でセックスできなかったときのためにと、登録した。
…学校ではできないし。
まさか活用する機会が本当に来るとは思っていなかったけど…登録しておいて良かったと心底思う。

緑色の、Vネックのシンプルなワンピース。
プレゼントしたネックレスをつけてくれているのが、嬉しい。
よく似合ってる。
ワンピースは胸元が開いていて、彼女の肌にキスするにはちょうどよかった。
舌を這わす。
胸の柔らかい感触に、少しだけ触れられる。
「永那ちゃん、ホントに、するの?」
チュゥッと彼女の肌を吸って、息を吐く。
「シたくない?」
上目遣いに彼女を見ると、彼女は少し考えてから「シたい…」と小さく呟いた。
…可愛い。
千陽とヤった後は、彼女が積極的にシたがる。
なにしろ自分は気持ちよくなれないのだから、当然と言えば当然か。
穂は、けっこうエッチだ。そこも好き。
彼女と唇を重ねる。
一瞬先輩とのキスを思い出して、かき消すように、彼女の口のなかに舌を入れた。
いつもはもっと丁寧にやってるけど、今日はそんな余裕、なかった。

舌を絡めながら、彼女の胸を揉む。
前を留めているボタンを外していく。
ブラが見えて、それに支えられる乳房の膨らみに、吸い付いた。
それだけで「んっ」と彼女の声が出る。
スカートを捲って太ももを撫でる。
「穂、あんまり声出しちゃだめだよ?」
そう言って、彼女の背に手を回すと、ホックを外しやすいように背を浮かせてくれる。
服越しでもすんなり取れて、そのスムーズな流れに、どんどん気分が高揚していく。
ブラを上げると、彼女の突起が既に固くなっていた。
すぐにそれを口に含む。
ピクッと彼女の体が反応する。
彼女が一番反応するところを甘噛みすれば、彼女の可愛い声が聞こえる。
揉むのと噛むのを繰り返す。
あいている突起は、もちろん指で抓って。

2つの突起を指で弄って、キスをする。
私の唾液を流し込んで、彼女に飲ませる。
彼女の肌がしっとりと湿る。
片手をショーツに忍ばせる。
少し茂みが生えていた。
マイクロビキニをやめたからか…残念…。
そのまま茂みを掻き分けて、割れ目に触れた。
濡れてる。
そのまま割れ目を撫でる。
濡れた手でクリトリスに触れる。
愛撫が少ないからか、いつもより熱くなってない。
でもそんなこと、優しく撫でれば、すぐに解決。
「んぁっ」
良い頃合いになって、中指の平に軽く力を込める。
「ハァッあぁっ」
「穂、静かに」
彼女が下唇を噛む。
それを見てから、彼女の胸に口を戻す。
彼女が声を出さないように、必死に上を向いている。
その首筋がエロいんだって。
血管が浮いている。

クリトリスに刺激を与える。
指先を動かすだけでいい。
それで、彼女は何度も果てる。
どうしても声が出てしまうから、おしぼりを袋から出して、彼女に咥えさせる。
眉をハの字にしたまま見つめられ、私はそれを見下ろす。
「穂の可愛い声、聞きたいんだけど…他の人には聞かせたくないからさ?」
私はペロリと唇を舐めてから、彼女の膝を立てて、スカートの中に顔を突っ込んだ。
ショーツを横にずらして、割れ目から溢れ出る彼女の愛液を舐める。
愛液は苦いかしょっぱい物だと思っていたけど、穂のはおいしい。
甘いんだ。
これを味わってる間は、何もかも忘れられる気がした。

スカートを捲し上げて、ショーツを脱がせる。
もう一度割れ目を舐める。
親指でクリトリスを左右に撫でる。
彼女の腰が浮いて、太ももで顔を挟まれる。
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